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英語で未来を語る: 「Will」対「Be Going To」の使い分け

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ&オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴:KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社(大手英会話スクールhanaso)に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

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こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は「will」と「be going to」の使い分けについて、もう混乱することはありません!両者とも未来の出来事を表現する際に使用されることを学びますが、実際にはネイティブスピーカーがどのようにこれらを使い分けているのか、具体的な違いは何なのかという点が気になるところです。この記事を通じて、その細かな違いを掘り下げ、読了時には自信を持って使い分けができるレベルにまで到達できるようにします。それでは、始めましょう。

 

 

違い

1. 即時的な決定 vs. 事前の計画

  • 「will」 は、話しているその瞬間に決定された未来の行動や出来事を示すのに使われます。つまり、話す前にはその決定や予測がなかった場合です。
    • 例: 「電話が鳴っている。私が出るよ。」(The phone is ringing. I’ll get it.)
  • 「be going to」 は、話す時点で既に考えられている、計画されている、または確実に起こると予想される未来の行動や出来事を示すのに使われます。
    • 例: 「明日は友達と映画に行くことになっている。」(I’m going to see a movie with my friends tomorrow.)

2. 予測

  • 「will」「be going to」 の両方が予測に使われることがありますが、どの程度その予測に確信があるかによって使い分けられます。
    • 「will」 は、根拠に基づかない一般的な予測に使われます。
      • 例: 「彼はきっと成功するだろう。」(He will probably succeed.)
    • 「be going to」 は、現在の証拠や兆候に基づく予測に使われます。
      • 例: 「空が暗くなってきた。雨が降りそうだ。」(It’s getting dark. It’s going to rain.)

3. 意志の強さ

  • 「will」 は、意志の強さを表現する際にも使われます。特に誰かに何かを約束する場合や、何かを強く決意している場合に使用されます。
    • 例: 「心配しないで。私が何とかするから。」(Don’t worry. I will take care of it.)

これらの基本的な違いを理解することで、「will」と「be going to」の適切な使用時を判断できるようになります。しかし、実際の会話ではこれらの区別が厳密に守られるわけではなく、コンテキストによっては互換性がある場合もあります。

 

 

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例文

be going to

もう決めたこと

いつ会社をやめるのか聞かれて…

ウィル
I’m going to leave the company next month.
来月に会社を退社する予定だよ。

 

もらった仕事のオファーはどうしたのか聞くと…

マイク
I’m going to accept the job offer.
仕事のオファーを受けるつもりだよ。

 

この場合のbe going toは、話している時点ではすでに決断していて事前の計画として使われています。例文1の場合だと、例えば数日前に退社をするか決めて、話している時点では予定としてことが進んでいることになります。例文2も同様です。

なのでこのような状況下では、代わりにwillを使うことはできません。ちなみにbe going toはgonnaと短縮されることが会話では多いです。詳しくは未来を表す万能フレーズ!”gonna”の意味と使い方をご覧ください。

状況から予測するとき

空を見て…

ウィル
I think it’s going to rain. Let’s go home early.
雨降りそう。早く家に帰ろう。

 

お酒を飲み過ぎて…

ナオミ
I think I’m going to vomit.
吐くかも。

 

成績が悪くて…

ウィル
I got a D on my exam. My parents are going to kill me.
テストでD評価だったよ。親に殺されちゃうよ。

 

この場合のbe going toは、今の状況から判断して何かを予測するときに使われます。その予測したことがすぐに起こるかもしれませんし、また近い将来起こることもあります。例文のようにI think 〜と一緒に使われることが多いです。

例文1の場合は、空を見て、雨が降る確率が高いと判断して予測しているわけです。例文2も飲み過ぎたことで気持ち悪くなり、吐くだろうと予測したわけですね。この場合は代わりにwillを使うことも可能です。なのでI think it will rain.やI think I will vomit.と言い換えることができます。

will

今決めたこと

たまたま寄ったケーキ屋さんで…

ナオミ
I think I will try one of those.
これ試しに食べてみるわ。

 

先日自分用に買ったスマホのケースを彼女が気に入っていて…

マイク
I will buy one for you too.
君にも買ってあげるよ。

 

友人との別れ際に…

ナオミ
I will see you soon.
すぐに会おうね。

 

弟が両親の財布からいくらかお金を取っていて…

マイク
I will tell my dad what you are doing.
お前がやってること親父に言うよ。

 

willは今決断したことを伝えるときに使います。これがbe going toとの大きな違いです。be going toは決めたことがすでに計画になっているときに使い、willはその場で決めたことを伝えるときに使います。そしてその決めたことが将来の予定ややることになるわけです。

そしてもう少し深堀するとこのwillは相手にオファーするとき、約束するとき、脅すときに使われます。例文1では相手に買ってあげるよとオファーしています。そして例文2ではすぐに会おうねと約束しています。最後の例文3ではお金を盗んでいたことを親に言ってやると脅しているわけですね。

 

 

ロールプレイ

シチュエーション: 週末の計画

Person A: “It looks like it’s going to rain this weekend. Should we cancel our camping trip?”
(A: 「今週末は雨が降りそうだね。キャンプを中止した方がいいかな?」)

Person B: “I don’t think we need to cancel. The forecast might change. Let’s wait until Friday.”
(B: 「中止する必要はないと思うよ。予報は変わるかもしれないし、金曜日まで待とうよ。」)

Person A: “OK, but if it’s still going to rain, I’ll organize a movie night at my place instead.”
(A: 「わかった。でも、もしまだ雨が降りそうなら、僕の家で映画の夜を開くよ。」)

Person B: “That sounds like a great plan! I’ll bring some snacks and drinks.”
(B: 「それは素晴らしい計画だね!スナックとドリンクを持っていくよ。」)

 

このやり取りでは、「be going to」を使用して、現在の情報や兆候に基づいた未来の出来事(週末の天気)について話しています。一方で、「will」は、状況が変わった場合の即時的な決定や意志の表明(映画の夜の計画やスナックを持ってくること)に使用されています。

 

 

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上がもう混乱しなくていい!willとbe going toの違いとその使い方でした。それではSee you around!

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