こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「英語プレゼンになると、原稿を読むだけになってしまう」
「練習では話せるのに、本番になると頭が真っ白になる」
「プレゼン本編より、最後のQ&Aが怖い」
こんな悩みはありませんか?
僕自身、海外で英語を使って働き、その後は大手企業向けのビジネス英語研修にも関わってきました。
現在も、海外会議・プレゼン・質疑応答を必要とする方の英語を見ています。
- 1 そこで何度も感じてきたことがあります
- 2 こういうことは珍しくありません
- 3 まで、実践ベースでまとめます
- 4 結論|英語プレゼンは「英語を上手に話す場」ではない
- 5 プレゼンの目的は
- 6 プロジェクトを報告する
- 7 つまり
- 8 英語プレゼンで最初に決める3つ
- 9 この3つです
- 10 僕が企業研修で感じた「英語が上手でも伝わらない」問題
- 11 でもプレゼンになると
- 12 これは英語力というより「情報設計」の問題
- 13 が分かりやすい人のほうが
- 14 STEP1|まず「相手が知りたいこと」から考える
- 15 でも相手が知りたいのは違うかもしれない
- 16 でも経営層が知りたいことは
- 17 同じ内容でも、相手によって説明を変える
- 18 プレゼン前にこの3つを書いてみる
- 19 例えば
- 20 Action:
- 21 STEP2|プレゼンの「一番言いたいこと」を一文にする
- 22 「初期結果で顧客維持率の改善が見えているため、この試験導入を拡大すべきです」
- 23 これが決まっていないと
- 24 結果
- 25 「全部伝える」より「何を残すか」
- 26 STEP3|構成は「序論・本論・結論」で十分。でも中身を具体化する
- 27 これだけです
- 28 ビジネスプレゼンなら、この型も使いやすい
- 29 問題
- 30 根拠
- 31 例えば
- 32 流れが分かりやすい
- 33 本論のポイントは2〜4個程度でも十分
- 34 例えば製品提案なら
- 35 これで十分
- 36 STEP4|英語は「書き言葉」ではなく「話し言葉」で作る
- 37 すると
- 38 それをそのまま英語にすると
- 39 例えば
- 40 こちらのほうが話しやすい
- 41 英語プレゼンで難しい単語を使う必要はない
- 42 特に国際的なビジネス環境では
- 43 STEP5|聞き手を迷わせない「道しるべ」を入れる
- 44 今どこを話しているのか
- 45 冒頭
- 46 最初のポイント
- 47 強調
- 48 まとめ
- 49 この英語は簡単です
- 50 「パワーワード」より、重要なことを明確に言う
- 51 もちろん使ってもいい
- 52 のように
- 53 説得力は
- 54 STEP6|数字は「読む」のではなく「意味」を説明する
- 55 だけでは
- 56 さらに
- 57 数字
- 58 まで話す
- 59 「なぜこの数字になった?」
- 60 So what?
- 61 STEP7|スライドは「読むもの」ではなく「話を助けるもの」
- 62 聴衆:
- 63 スライドの目的は
- 64 僕なら「1枚1メッセージ」を意識する
- 65 それだけで
- 66 STEP8|プレゼン原稿を「丸暗記」しすぎない
- 67 練習では完璧
- 68 次の英文を思い出そうとして
- 69 僕なら、最終的にはキーワードで話す
- 70 これだけ見て
- 71 プレゼンでは「原稿どおり」より「意味を理解して話せる」が強い
- 72 STEP9|リハーサルは4段階でやる
- 73 1回目|英語を確認する
- 74 を確認します
- 75 2回目|意味を伝える練習
- 76 3回目|キーワードだけで話す
- 77 4回目|本番形式
- 78 まで含めます
- 79 これが特に重要です
- 80 プレゼン練習は「本編」だけでは足りない
- 81 でも
- 82 なぜか?
- 83 聞く。
- 84 だからQ&Aは別トレーニングとして練習したほうがいい
- 85 STEP10|Q&Aは「全部即答しなければいけない」と思わない
- 86 とりあえず話し始める
- 87 質問を受けたら、一度考えていい
- 88 Q&Aはこの4ステップでかなり整理できる
- 89 例えば
- 90 The main reason is that the initial investment can be recovered within approximately two years.
- 91 この順番です
- 92 質問が分からなかったら、聞き返していい
- 93 または
- 94 Stanfordも
- 95 分からないことは「分からない」と言っていい
- 96 例えば
- 97 これでOKです
- 98 「That’s a great question.」を毎回言わなくてもいい
- 99 シンプルに
- 100 重要なのは定型句より「質問に答えること」です
- 101 Q&Aで一番大切なのは「質問されたことに答える」
- 102 と聞かれた
- 103 これでは相手は困ります
- 104 Answer first.
- 105 英語プレゼンで緊張するのは自然
- 106 大切なのは、緊張しても進められる状態を作ること
- 107 「未知」を減らしていきます
- 108 特に最初の30秒はかなり練習していい
- 109 例えば
- 110 最後の一文も練習する
- 111 例えば
- 112 これで終了が明確です
- 113 英語プレゼンで使える基本フレーズ
- 114 プレゼン開始
- 115 構成
- 116 強調
- 117 具体例
- 118 Q&A
- 119 英語プレゼンでよくある7つの失敗
- 120 1|原稿をすべて暗記する
- 121 2|スライドを読む
- 122 3|難しい英語を使おうとする
- 123 4|情報を詰め込みすぎる
- 124 5|数字を読むだけ
- 125 6|本編だけ練習する
- 126 7|質問された瞬間に話し始める
- 127 僕が今、英語プレゼン指導で重視していること
- 128 こういうところも見ます
- 129 ↓
- 130 初級者|プレゼンを短く区切る
- 131 例えば
- 132 中級者|「説明を広げる力」を鍛える
- 133 への対応
- 134 これがかなり効きます
- 135 ビジネス・上級者|突発質問と根拠説明まで入れる
- 136 と聞かれる
- 137 あえて想定外の質問も入れる
- 138 こちらのほうが、
- 139 7日前から準備するなら、こんな流れがおすすめ
- 140 Day 2|構成を作る
- 141 Day 4|音読・発音確認
- 142 Day 6|Q&A
- 143 録画できるなら、さらにいい
- 144 話す速度。
- 145 自己評価だけでなく、他人からも一つだけフィードバックをもらう
- 146 次回は
- 147 一つずつ改善します
- 148 まとめ|英語プレゼンは「原稿を英語で読むこと」ではない
- 149 でも実際には
- 150 特に僕が伝えたいのは
- 151 で本当のコミュニケーションが始まることもあります
- 152 だから
- 153 と自分に質問してみてください
- 154 自分のメッセージを理解し、自分の英語で説明し、質問されても会話を続けられること
- 155 自分の考えを相手へ伝えるコミュニケーションの場
そこで何度も感じてきたことがあります
英語プレゼンがうまくいかない原因は、英語力だけではありません。
TOEICスコアが高い。
英文も書ける。
プレゼン原稿もしっかり準備している。
それでも
予定どおりの部分は話せるのに、
質問された瞬間に止まる。
数字の根拠を聞かれると説明できない。
スライドにない話になると急に英語が出てこない。
こういうことは珍しくありません
だから今回は、
単なる「英語プレゼンで使えるフレーズ集」ではなく、
どう構成するか
どんな英語を使うか
どう練習するか
Q&Aをどう乗り切るか
まで、実践ベースでまとめます
結論|英語プレゼンは「英語を上手に話す場」ではない
最初に、
僕が一番伝えたいことです。
プレゼンの目的は
英語力を見せることではなく、相手に何かを理解・判断・行動してもらうこと
です。
例えば
新商品を提案する。
↓
採用してもらう。
プロジェクトを報告する
↓
状況を理解してもらう。
新しい施策を提案する
↓
承認してもらう。
つまり
英語は手段です。
MITのCommunication Labでも
プレゼン準備では、
いきなりPowerPointを開くのではなく、
まず、
目的・聴衆・中心となるメッセージ
を明確にすることを勧めています。
英語プレゼンで最初に決める3つ
1|誰に話す?
2|何を一番伝えたい?
3|プレゼン後、相手にどうしてほしい?
この3つです
英語を書くのは、
そのあとで大丈夫です。
僕が企業研修で感じた「英語が上手でも伝わらない」問題
企業向け英語研修では、
かなり英語力の高い方にも会ってきました。
語彙もある
文法も正確。
発音も悪くない。
でもプレゼンになると
背景説明が長く、
なかなか結論が出てこない。
または
専門情報をたくさん入れすぎて、
「結局、何が言いたいんだろう?」
となる。
これは英語力というより「情報設計」の問題
逆に、
英語自体はシンプルでも、
結論
↓
理由。
↓
データ。
↓
次のアクション。
が分かりやすい人のほうが
プレゼンとしては理解しやすい。
ここは英語プレゼンでかなり重要です
STEP1|まず「相手が知りたいこと」から考える
プレゼンを準備するとき、
つい、
「自分が何を話したいか」
から考えます。
でも相手が知りたいのは違うかもしれない
例えば、
あなたが新しいシステムを導入したい。
自分が話したいこと
機能。
技術。
開発背景。
細かな仕様。
でも経営層が知りたいことは
いくらかかる?
どれくらい効果がある?
リスクは?
いつ導入できる?
かもしれません
同じ内容でも、相手によって説明を変える
MITやHarvardのプレゼンガイドでも、
聴衆の知識・関心・目的に合わせて、
背景情報や専門性のレベルを調整することが重視されています。
プレゼン前にこの3つを書いてみる
Audience
誰が聞く?
Need
その人は何を知りたい?
Action
聞いたあと、何をしてほしい?
例えば
Audience:
海外本社のマネージャー。
Need:
日本市場の現在の問題と今後の対応。
Action:
追加予算を承認してほしい。
ここまで明確なら
話す内容を選びやすくなります。
STEP2|プレゼンの「一番言いたいこと」を一文にする
次に、
プレゼン全部を、
一文で説明してみます。
例えば
We should expand the pilot program because the initial results show a clear improvement in customer retention.
「初期結果で顧客維持率の改善が見えているため、この試験導入を拡大すべきです」
これが、
プレゼンの中心メッセージです。
これが決まっていないと
スライドを作っている途中で、
情報がどんどん増えます。
データも入れる
背景も入れる。
細かな説明も入れる。
結果
情報量は多いのに、
中心メッセージが薄くなる。
MIT Communication Labでも
聴衆に一つだけ覚えて帰ってもらうなら何か、
という形で、
中心メッセージを明確にすることを勧めています。
「全部伝える」より「何を残すか」
プレゼンでは、
こちらのほうが大切です。
STEP3|構成は「序論・本論・結論」で十分。でも中身を具体化する
基本構造は、
シンプルです。
1|Opening
何について話す?
なぜ重要?
2|Body
何を根拠に言える?
3|Closing
結局何をしてほしい?
これだけです
Harvardも、
明確な構造は話の流れを作り、
聴衆とのコミュニケーションを助けるとしています。
ビジネスプレゼンなら、この型も使いやすい
現状
What is happening?
問題
Why does it matter?
提案
What should we do?
根拠
Why is this the right approach?
次のアクション
What happens next?
例えば
Our customer response time has increased by 20% over the last three months.
↓
The main issue is a shortage of support staff during peak hours.
↓
We propose adding a dedicated evening team.
↓
Based on our trial, this could reduce response time significantly.
↓
Today, we’d like approval to expand the trial for another three months.
流れが分かりやすい
使っている英語自体は、
それほど難しくありません。
本論のポイントは2〜4個程度でも十分
プレゼンだからといって、
10個のポイントを入れる必要はありません。
MIT Communication Labでは
中心メッセージを支える結果・論点を、
2〜4個程度の主要ポイントへまとめる方法を紹介しています。
例えば製品提案なら
1|Current problem
今の問題。
2|Our solution
提案。
3|Evidence
データ・事例。
4|Next step
次のアクション。
これで十分
「情報量が多い=良いプレゼン」
ではありません。
STEP4|英語は「書き言葉」ではなく「話し言葉」で作る
英語プレゼンで、
よくある失敗があります。
日本語で原稿を書く
↓
英語へ翻訳する。
すると
一文がものすごく長くなる
例えば
日本語では、
一文の中へ背景・理由・条件をたくさん入れられます。
それをそのまま英語にすると
話す本人も苦しい。
聞く側も苦しい。
だから
僕なら、
一文を短くします。
例えば
長い英語:
Considering the current market situation and the challenges we have experienced over the past six months, we believe that introducing this new system could potentially help us improve efficiency.
分ける
The market has changed significantly over the past six months.
We are now facing several operational challenges.
That’s why we are proposing a new system.
We believe it can improve efficiency.
こちらのほうが話しやすい
そして、
聞く側も追いやすい。
英語プレゼンで難しい単語を使う必要はない
プレゼンになると、
急に、
難しいビジネス英語を使おうとする人がいます。
でも
use
でいいところを、
無理に難しい表現へ変える必要はありません。
特に国際的なビジネス環境では
聞き手も、
英語を第二言語として使っていることがあります。
重要なのは
「かっこいい英語」
ではなく、
一度で意味が取れる英語
です。
STEP5|聞き手を迷わせない「道しるべ」を入れる
プレゼンでは、
signposting expressionsが便利です。
なぜなら
聴衆は、
原稿を見ていないからです。
今どこを話しているのか
言葉で示します。
冒頭
Today, I’d like to talk about three things.
目的
The purpose of today’s presentation is to…
最初のポイント
Let’s start with…
次へ
Now, let’s move on to…
強調
The key point here is…
具体例
Let me give you an example.
まとめ
So, to summarize…
結論
What I’d like you to remember is…
この英語は簡単です
でも、
プレゼンではかなり役立ちます。
「パワーワード」より、重要なことを明確に言う
元の記事では、
remarkable、
groundbreaking、
significant、
のような
「パワーワード」
を紹介していました。
もちろん使ってもいい
ただ、
僕ならそれより、
The most important point is…
What this means is…
The key takeaway is…
のように
何が重要なのかを、
明示することを優先します。
強い形容詞を使ったから
説得力が出るわけではありません。
説得力は
データ。
理由。
具体例。
から作ります
STEP6|数字は「読む」のではなく「意味」を説明する
これは、
ビジネスプレゼンで特に重要です。
例えばグラフを見せて
Sales increased from 20 million yen to 30 million yen.
だけでは
数字を読んだだけです。
もう一歩
That’s a 50% increase in just six months.
さらに
The main driver was growth in our online channel.
さらに
This suggests that we should invest more heavily in digital sales next year.
数字
↓
意味。
↓
示唆。
まで話す
企業研修や現在の指導でも
数字そのものは言えるけれど、
「なぜこの数字になった?」
「この数字から何が言える?」
と聞かれた瞬間に難しくなるケースがあります
だから
数字を使うなら、
必ず自分に聞きます。
So what?
この数字が、
何を意味するのか。
STEP7|スライドは「読むもの」ではなく「話を助けるもの」
スライドに、
話す原稿を全部書く。
すると
発表者:
読む。
聴衆:
読む。
同じことをしています
スライドの目的は
話している内容を理解しやすくすること
です。
Harvardのプレゼン資料でも
スライド上の過剰な文章と口頭説明を同時に処理させると、
聴衆の認知的負荷を高める可能性があるとして、
audience-centeredなスライド設計を勧めています。
僕なら「1枚1メッセージ」を意識する
例えばタイトルを、
Sales Results
だけにするより、
Online sales drove most of our growth
とする。
それだけで
そのスライドで何を伝えたいか、
分かります。
MITのバーチャルプレゼンガイドでも
各スライドで一つ新しいポイントを提示し、
タイトルでそのポイントを示す方法を紹介しています。
STEP8|プレゼン原稿を「丸暗記」しすぎない
これは、
英語プレゼンで非常によくあります。
原稿を書く
↓
全部暗記。
練習では完璧
でも本番。
一文飛ぶ
「あれ?」
となる。
次の英文を思い出そうとして
頭が真っ白になる
なぜなら
「内容」を話しているのではなく、
文章の順番を再生している
からです。
僕なら、最終的にはキーワードで話す
例えば、
原稿:
The first reason we recommend this approach is that it will significantly reduce operating costs over the long term.
最終メモ
Reason 1
↓
cost reduction
↓
long term
これだけ見て
自分の英語で説明する。
本番で多少表現が変わってもいい
意味が同じなら、
問題ありません。
プレゼンでは「原稿どおり」より「意味を理解して話せる」が強い
これが、
Q&Aにもつながります。
STEP9|リハーサルは4段階でやる
ただ原稿を10回読むだけではなく、
段階を変えます。
1回目|英語を確認する
原稿あり。
文法
発音。
言いにくい箇所。
を確認します
2回目|意味を伝える練習
原稿を見ながらでもいい。
でも
「読む」
ではなく、
相手へ説明する。
3回目|キーワードだけで話す
スライド+簡単なメモ。
原稿から離れます
4回目|本番形式
時間を測る。
立つ
スライド操作。
視線。
まで含めます
可能なら
同僚や講師に、
途中で質問してもらいます。
これが特に重要です
プレゼン練習は「本編」だけでは足りない
僕がビジネス英語の指導で、
特によく見る壁があります。
プレゼン本編
かなり上手。
でも
終了。
Any questions?
ここから急に難しくなる。
なぜか?
本編は準備できます。
Q&Aは
何を聞かれるか分からない。
聞く。
理解する。
考える。
英語を組み立てる。
をその場でやる必要があります
だからQ&Aは別トレーニングとして練習したほうがいい
ここは、
本当に重要です。
STEP10|Q&Aは「全部即答しなければいけない」と思わない
質問された。
沈黙が怖い
だから、
聞き終わった瞬間、
とりあえず話し始める
すると、
答えながら考えるので、
話が長くなる。
結論も見えなくなる
質問を受けたら、一度考えていい
MIT Communication Labでも、
Q&Aではまず質問を正しく理解し、
一度考えてから回答し、
長く目的なく話すより簡潔に答える方法を勧めています。
Q&Aはこの4ステップでかなり整理できる
1|質問を理解する
2|必要なら確認する
3|結論から答える
4|理由・データを足す
例えば
質問:
Do you think this plan is financially sustainable?
回答
Yes, we do.
結論。
The main reason is that the initial investment can be recovered within approximately two years.
理由。
Based on our current projections, operating costs should also decrease after the first year.
根拠。
この順番です
質問が分からなかったら、聞き返していい
分からない質問へ、
分かったふりをして答えるほうが危険です。
使える表現
Could you clarify what you mean by that?
または
Just to make sure I understand your question, are you asking about the cost or the timeline?
質問の範囲を確認できます
Stanfordも
Q&Aでは質問を言い直すことに、
質問者との認識確認や、
回答を考える時間を作る利点があるとしています。
分からないことは「分からない」と言っていい
英語プレゼンで怖いのが、
答えを知らない質問です。
でも
知らないことを、
その場で作ってはいけません。
例えば
I don’t have that figure with me right now, but I can confirm it and get back to you.
または
I’m not completely sure about that, so I’d rather check the details before giving you an answer.
これでOKです
Stanfordも、
答えを知らない場合に推測で取り繕うより、
知らないことを認め、
確認後にフォローする方法を勧めています。
「That’s a great question.」を毎回言わなくてもいい
Q&Aフレーズとして、
よく紹介されます。
もちろん自然な場面もあります
でも、
質問のたびに、
That’s a great question.
と言う必要はありません。
シンプルに
Thanks for the question.
でもいい。
あるいは
そのまま答えてもいい。
重要なのは定型句より「質問に答えること」です
Q&Aで一番大切なのは「質問されたことに答える」
意外と難しいです。
例えば
Why did sales decrease in Q2?
と聞かれた
なのに、
市場全体の話を2分。
最後まで
なぜ下がったのか分からない。
これでは相手は困ります
まず、
The main reason was a temporary supply shortage.
と答える
そのあと、
説明します。
Answer first.
これは、
ビジネス英語でかなり意識したいポイントです。
英語プレゼンで緊張するのは自然
僕自身も、
英語で人前に立つとき、
まったく緊張しないわけではありません。
そして
「緊張を完全になくしてからプレゼンしよう」
と考えなくてもいいです。
大切なのは、緊張しても進められる状態を作ること
そのために、
冒頭をかなり練習する
数字を確認する。
Q&Aを想定する。
機材を確認する。
「未知」を減らしていきます
プレゼンの準備では
明確な構成、
聴衆への理解、
テーマへの十分な知識、
練習が重要だとHarvardも整理しています。
特に最初の30秒はかなり練習していい
プレゼン開始直後が、
一番緊張する人も多いです。
だから
最初の数文は、
かなり慣れるまで練習します。
例えば
Good morning, everyone.
Today, I’d like to share the results of our three-month pilot program.
I’ll focus on three areas: customer response, operating costs, and our recommendation for the next phase.
ここまでスムーズに入れる
すると、
プレゼンの流れに乗りやすくなります。
最後の一文も練習する
終わり方が曖昧だと、
「以上です……」
となりがちです。
例えば
To summarize, the pilot has shown promising results, and we recommend expanding it for another three months.
Thank you for your attention. I’d be happy to take any questions.
これで終了が明確です
英語プレゼンで使える基本フレーズ
ここでは、
本当に使いやすいものだけまとめます。
プレゼン開始
Good morning, everyone.
Thank you for joining me today.
目的
Today, I’d like to talk about…
The purpose of today’s presentation is to…
構成
I’ll cover three main points.
First…, second…, and finally…
話題を移す
Let’s move on to…
Now, let’s look at…
強調
The key point is…
What I’d like to emphasize here is…
グラフ・数字
As you can see on this slide,…
This represents an increase of…
The main reason for this change is…
具体例
Let me give you an example.
For instance,…
まとめ
To summarize,…
The key takeaway is…
Q&A
I’d be happy to take any questions.
Could you clarify what you mean by…?
Just to confirm, are you asking about…?
The short answer is yes.
The main reason is…
I don’t have that information with me right now, but I can follow up after the meeting.
英語プレゼンでよくある7つの失敗
1|原稿をすべて暗記する
一文飛ぶと、
復帰できなくなる。
改善
内容とキーワードで覚える。
2|スライドを読む
聴衆も同じ文字を読んでいます。
改善
スライドは補助。
説明は自分の言葉で。
3|難しい英語を使おうとする
自分が言いにくく、
相手にも伝わりにくくなる。
改善
短く明確に。
4|情報を詰め込みすぎる
全部重要に見えて、
何が重要か分からなくなる。
改善
中心メッセージを決める。
5|数字を読むだけ
相手が、
数字の意味を自分で考えなければならない。
改善
数字→意味→示唆。
6|本編だけ練習する
Q&Aで急に止まる。
改善
想定質問・突発質問まで練習。
7|質問された瞬間に話し始める
回答がまとまらなくなる。
改善
理解→考える→結論→理由。
僕が今、英語プレゼン指導で重視していること
僕が特に見るのは、
「英語が正しいか」
だけではありません。
例えば
結論は見える?
理由はある?
具体例はある?
数字の意味を説明できる?
質問へ直接答えている?
こういうところも見ます
なぜなら、
英語が正しいことと、仕事が進む英語であることは同じではない
からです。
ビジネスでは
相手が理解する。
↓
判断できる。
↓
次のアクションが決まる。
ここまで必要です
初級者|プレゼンを短く区切る
英語プレゼン初心者なら、
長い文章を覚えない。
一つのスライドで
2〜3文。
例えば
Sales increased last quarter.
The main reason was growth in online orders.
I’ll explain the details on the next slide.
これでいい
中級者|「説明を広げる力」を鍛える
中級者なら、
原稿はある程度話せます。
次に必要なのが
Why?
How?
Can you give us an example?
への対応
例えば、
自分のプレゼンへ、
自分で質問を5つ作ります。
そして
原稿なしで答える。
これがかなり効きます
ビジネス・上級者|突発質問と根拠説明まで入れる
実際の仕事では、
想定どおり進まないことがあります。
「その数字の根拠は?」
「他の選択肢は?」
「リスクは?」
「なぜ今やる必要がある?」
と聞かれる
そこで、
言葉が止まる。
だから
プレゼン練習の最後は、
模擬Q&A。
あえて想定外の質問も入れる
プレゼン本編を、
100点まで磨くだけでなく、
80〜90点まで準備
+
Q&Aを練習。
こちらのほうが、
実務では強いことがあります
7日前から準備するなら、こんな流れがおすすめ
Day 1|目的と聴衆を決める
誰に?
何を?
なぜ?
Day 2|構成を作る
中心メッセージ。
主要ポイント。
Day 3|英語を作る
短く。
話し言葉で。
Day 4|音読・発音確認
言いにくい箇所を修正。
Day 5|原稿なしでリハーサル
キーワードだけ。
Day 6|Q&A
想定質問10個。
Day 7|本番形式
時間。
スライド。
Q&A。
録画できるなら、さらにいい
自分のプレゼンを見るのは、
最初は少し恥ずかしいです。
でも
録画すると、
意外なことが見えます。
話す速度。
視線。
姿勢。
声量。
「えー」「um」の多さ。
そして
何より、
「思っていたより悪くない」
と気づくこともあります
自己評価だけでなく、他人からも一つだけフィードバックをもらう
一気に10個直そうとしない。
例えば
今日は、
「結論をもっと早く」
次回は
「数字の説明」
その次は
「Q&Aを短く」
一つずつ改善します
まとめ|英語プレゼンは「原稿を英語で読むこと」ではない
英語プレゼンが苦手だと、
「もっと英語力を上げないと」
と考えがちです。
もちろん
英語力は必要です。
でも実際には
英語以外にも、
かなり大切なことがあります。
1|聴衆を知る
相手は何を知りたい?
2|中心メッセージを決める
一つだけ覚えてもらうなら?
3|構成をシンプルにする
結論・理由・根拠・次の行動。
4|話し言葉の英語にする
短く。
分かりやすく。
5|原稿から離れる
内容で話す。
6|本番形式で練習する
時間・スライド・視線まで。
7|Q&Aを別で練習する
理解→結論→理由。
特に僕が伝えたいのは
プレゼン本編が終わったところで、英語プレゼンは終わっていない
ということです。
実際の仕事では
その後の、
質問。
反論。
確認。
数字の根拠。
で本当のコミュニケーションが始まることもあります
僕自身
企業研修や現在の指導を通じて、
準備した英語は上手に話せても、
予想外の質問になると急に難しくなるケースを何度も見てきました。
だから
原稿をさらに10回読むより、
最後の練習では、
スライドを閉じて、
「なぜ?」
「具体的には?」
「その数字の根拠は?」
「他の方法ではダメですか?」
と自分に質問してみてください
そこで詰まったところが、
次に練習すべき英語です。
英語プレゼンで目指したいのは
完璧な原稿を再生することではありません。
自分のメッセージを理解し、自分の英語で説明し、質問されても会話を続けられること
です。
そこまで準備できると
英語プレゼンは、
「間違えずに話さなければいけない怖い時間」
から、
自分の考えを相手へ伝えるコミュニケーションの場
へ変わっていきます。







































