こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
英語の会議で、
相手の言っている単語は、
だいたい聞き取れた。
でも、
会議が終わってみると、
「結局、相手は何を求めていたんだろう?」
となったことはありませんか?
あるいは、
相手が話している間、
「次、英語で何て返そう?」
と考えることに集中しすぎて、
肝心の後半を聞き逃してしまう。
これも、
ビジネス英語ではよく起こります。
僕自身、
海外生活や英語を使う仕事、
企業向けの英語研修などを経験してきて、
強く感じることがあります。
仕事で必要なリスニング力は、「英語の音を聞き取る力」だけではありません。
相手が、
何を言っているのか。
なぜそれを言っているのか。
何を求めているのか。
どこに懸念があるのか。
そして、
自分の理解が正しいのか。
ここまで確認しながら、
会話を前へ進める必要があります。
このとき重要になるのが、
アクティブリスニング(active listening)
です。
今回は、
単なる「英語の聞き取り練習」ではなく、
会議・商談・1on1・プレゼン後のQ&A・チーム内のコミュニケーションなどで使える、
ビジネス英語としてのアクティブリスニング
を具体的に紹介します。
- 1 アクティブリスニングとは?|「黙って聞く」だけではない
- 2 ビジネス英語では、なぜアクティブリスニングが重要なのか?
- 3 「聞いているように見える」だけでは足りない
- 4 英語学習者が陥りやすい「聞いているつもり」の3パターン
- 5 2|次に自分が言う英語を考え始める
- 6 3|分かっていないのに分かったふりをする
- 7 ビジネス英語では「全部聞き取る」より「重要な意味を確認する」
- 8 アクティブリスニングを高める10の方法
- 9 1|すべての単語ではなく「何を伝えたいのか」を聞く
- 10 例えば
- 11 2|相手が話している間に「答え」を作りすぎない
- 12 数秒の間は問題ない
- 13 先に答えを作らない
- 14 3|相手の言ったことを自分の言葉で言い換える
- 15 これだけで誤解を減らせる
- 16 「聞き取れたこと」を証明するためではない
- 17 4|分からないところは「具体的に」聞き返す
- 18 聞き返しは「失敗」ではない
- 19 5|「何を言ったか」だけでなく「なぜ言ったか」を考える
- 20 そこで質問する
- 21 ビジネスでは「言葉の表面」だけで判断しない
- 22 ただし勝手に決めつけない
- 23 6|すぐに反論せず、まず相手の立場を確認する
- 24 でも即反論すると
- 25 理解することと賛成することは別
- 26 例えば
- 27 7|感情や非言語情報は「ヒント」として使う
- 28 ただし「表情=感情」と決めつけない
- 29 非言語情報は「推測の材料」
- 30 8|解決策を出す前に「何を求めているか」を確認する
- 31 でも相手は何を求めていた?
- 32 分からなければ聞く
- 33 「聞く」ことと「問題を解決する」ことは同じではない
- 34 9|会議の最後に「決まったこと」を要約する
- 35 これを防ぐ
- 36 特に確認したいのは
- 37 聞いた内容を「次の行動」へ変える
- 38 10|アクティブリスニングも「実践→振り返り」で鍛える
- 39 アクティブリスニングは「双方向」で練習する
- 40 例えば
- 41 これだけでもかなり良い練習
- 42 英語レッスンで「自分が話す量」だけを追わない
- 43 特に中級以上は「聞いた内容を使って返す」
- 44 相手の発言から次の質問を作る
- 45 僕が企業研修や英語指導で感じること
- 46 もちろん必要
- 47 相手を聞いてから英語を作る力が必要
- 48 「英語が話せる」と「英語でコミュニケーションできる」は少し違う
- 49 これでは仕事では困る
- 50 ビジネス英語で使えるアクティブリスニング表現
- 51 初級者は「聞き返せること」を最初の目標にする
- 52 分からないときに質問できる
- 53 中級者は「要約+質問」
- 54 「聞いた内容」を使う
- 55 ビジネスレベルなら「意図+感情+次の行動」まで見る
- 56 ここまで聞く
- 57 1日10分なら、こんな練習がおすすめ
- 58 特におすすめなのは「相手の言葉を一つ拾う」
- 59 これだけでも「ちゃんと聞いている会話」になる
- 60 アクティブリスニングで避けたい5つのこと
- 61 「聞く力」は、英語力が上がってから身につけるものではない
- 62 英語力と一緒に、少しずつ育てればいい
- 63 まとめ|アクティブリスニングは「英語を聞く力」ではなく「相手を理解して返す力」
- 64 僕が今感じる「本当にコミュニケーションが上手い人」
- 65 このキャッチボールができる人は強い
- 66 だから、スピーキング練習をするときも
アクティブリスニングとは?|「黙って聞く」だけではない
アクティブリスニングとは、
簡単に言えば、
相手の話へ意識的に注意を向け、理解を確認しながら応答する聞き方
です。
ただ黙っている。
うなずく。
目を見る。
これだけではありません。
Harvard Business Reviewでも、アクティブリスニングには、話の内容だけでなく、声のトーンやボディランゲージへの注意、自分自身の感情的な反応を認識することなど、複数のスキルが含まれると説明されています。
「聞こえた」と「理解した」は違う
例えば、
海外の同僚が、
We can probably launch next month, but I’m still a little concerned about the testing schedule.
と言ったとします。
英語自体は、
聞き取れた。
でも重要なのは、その先
この人は、
「来月ローンチできます」
と言いたいのでしょうか?
それとも、
「テストスケジュールに問題があるので、このままでは危ない」
と伝えたいのでしょうか?
そこで確認する
例えば、
So, the launch itself is still possible, but the main concern is the testing schedule. Is that right?
と確認する。
これがアクティブリスニング
英語を聞いた。
↓
意味を理解する。
↓
重要なポイントを整理する。
↓
自分の理解を相手へ返す。
↓
必要ならさらに質問する。
ここまで含めて、
仕事で使える「聞く力」になります。
ビジネス英語では、なぜアクティブリスニングが重要なのか?
仕事では、
自分が話すことばかり注目されがちです。
プレゼン。
説明力。
英語の流暢さ。
語彙力。
もちろん、
どれも重要です。
ただ、
実際の仕事は、
一人で話して終わることのほうが少ないですよね。
会議なら
説明する。
↓
質問される。
↓
相手の意見を聞く。
↓
確認する。
↓
反論する。
↓
調整する。
商談なら
商品の説明をする。
だけではなく、
相手の課題を聞く。
条件を確認する。
懸念を把握する。
必要な情報を質問する。
という流れがあります。
マネージャーなら、さらに「聞く」が重要になる
部下の相談。
1on1。
フィードバック。
問題報告。
他部署との調整。
こうした場面では、
自分が流暢に話せることより、
相手が本当に言いたいことを正しく理解できること
のほうが重要になることもあります。
「聞いているように見える」だけでは足りない
職場のリスニング研究でも、
単に注意深く見えることだけでは、
相手が「聞いてもらえた」と感じるとは限りません。
2021年の職場でのリスニングに関する研究では、相手が「自分の状況に適した反応をしてくれた」と感じることが重要であり、表面的に聞いているだけだったり、その後の対応が伴わなかったりすると、「聞いてもらえなかった」と感じるケースも報告されています。
つまり
「なるほど」
「そうですね」
と、
うなずくだけでは不十分。
相手が求めているものに応じて
確認する。
質問する。
整理する。
行動する。
必要なら後でフォローする。
ここまで含めて、
リスニングなんです。
英語学習者が陥りやすい「聞いているつもり」の3パターン
英語を第二言語として使っていると、
さらに難しくなります。
1|単語を聞き取ることに集中しすぎる
相手:
長い説明。
頭の中
「今の単語何だ?」
「あれ、過去形?」
「今なんて言った?」
その間に
次の情報が、
どんどん入ってくる。
結果
単語はいくつか聞こえたけど、
全体の意味が分からない。
2|次に自分が言う英語を考え始める
これは、
かなりありがちです。
相手がまだ話している
でも、
頭の中では、
「I think…」
「いや、From my perspective…」
「どう反論しよう?」
と、
もう自分の回答を作っている。
当然
相手の後半を聞いていません。
3|分かっていないのに分かったふりをする
相手:
長く説明。
自分
“Yeah.”
“Right.”
“Okay.”
でも実際は
半分くらいしか分かっていない。
そのまま会議が進む
そして最後に、
「自分、何をやるんだっけ?」
となる。
ビジネス英語では「全部聞き取る」より「重要な意味を確認する」
ここは、
かなり重要です。
もちろん、
リスニング力そのものを上げることは必要です。
ただ、
実際の仕事では、
一回ですべて聞き取れないこともあります。
だから確認できる人のほうが強い
聞き取れなかった。
↓
確認。
理解が曖昧。
↓
要約。
意図が分からない。
↓
質問。
これも立派な英語力
むしろ、
仕事では非常に実用的な能力です。
アクティブリスニングを高める10の方法
ここから、
僕なら実際のビジネス英語でどう練習するか、
具体的に紹介します。
1|すべての単語ではなく「何を伝えたいのか」を聞く
英語学習者は、
どうしても、
聞き取れなかった単語へ意識が向きます。
例えば
会議中、
一語分からなかった。
すると
その単語を、
頭の中で検索し続ける。
でもその間にも話は進む
だから、
一つ分からなかったら、
いったん置いておきます。
代わりに
相手は、
何について話している?
問題?
原因?
提案?
懸念?
依頼?
このレベルで聞きます。
例えば
全部聞き取れなくても、
「納期について問題がある」
まで分かった。
なら
Are you concerned about the delivery date?
と確認できます。
完璧なリスニングを待たない
重要なのは、
会話を止めずに意味へ近づくこと
です。
2|相手が話している間に「答え」を作りすぎない
僕が英語学習者を見ていて、
かなり大事だと思うのが、
ここです。
英会話になると
「次、何て言おう?」
に意識が行きます。
でも本来
相手の話が終わってから、
考えてもいい。
数秒の間は問題ない
例えば、
相手が話し終わったあとに、
Let me think about that for a second.
と言う。
そこで考える
これなら、
相手の話を最後まで聞けます。
先に答えを作らない
聞く。
↓
理解する。
↓
考える。
↓
話す。
この順番を守る
これだけでも、
かなり変わります。
3|相手の言ったことを自分の言葉で言い換える
これは、
ビジネス英語でかなり使えるスキルです。
例えば
相手:
We’re not against the proposal itself. We’re just not sure whether we have enough resources to implement it this quarter.
そこで
So, the idea itself is fine, but the concern is whether we have enough resources this quarter. Is that right?
相手
“Exactly.”
これだけで誤解を減らせる
英語では、
paraphrasing
や、
reflecting back
などと呼ばれる方法です。
ポイントは、一字一句繰り返さないこと
相手:
20秒話す。
自分
20秒そのまま復唱。
ではなく、
一番重要な意味だけ
So, your main concern is the deadline.
と返す。
「聞き取れたこと」を証明するためではない
目的は、
理解が合っているか確認すること
です。
4|分からないところは「具体的に」聞き返す
何でも、
“Sorry?”
で済ませない。
例えば
全体ではなく、
一部分だけ分からなかった。
なら
What do you mean by “limited resources”?
と聞く。
数字が分からなかった
Did you say fifteen percent or fifty percent?
理由を確認したい
When you say the schedule is difficult, is that because of the testing phase?
聞き返しは「失敗」ではない
むしろ、
間違った理解のまま進めるほうが、
仕事では危険です。
特に
数字。
期限。
担当。
条件。
優先順位。
は、
曖昧なままにしないほうがいいです。
5|「何を言ったか」だけでなく「なぜ言ったか」を考える
アクティブリスニングでは、
内容だけでなく、
発言の目的
を見ることも大切です。
例えば
相手:
I’m a little worried about the timeline.
これは単なる感想?
それとも、
「スケジュールを変更したい」
という提案でしょうか?
そこで質問する
Would you like us to review the schedule?
すると
発言の裏にある目的を確認できます。
ビジネスでは「言葉の表面」だけで判断しない
例えば、
“We may need to think about this again.”
という表現。
文法的には
「もう一度考える必要があるかもしれない」
でも状況によっては
かなり強い懸念だったり、
実質的な反対だったりすることもあります。
ただし勝手に決めつけない
「きっと反対だ」
ではなく、
確認する
Are you saying you have some concerns about the current proposal?
これが安全です。
6|すぐに反論せず、まず相手の立場を確認する
特に、
ディスカッション。
交渉。
会議。
では重要です。
相手
自分と違う意見を言う。
すると
頭の中では、
「いや、それは違う」
となります。
でも即反論すると
相手が何を根拠にそう考えているのか、
聞けないまま終わることがあります。
だから一度
I see your point. What makes you think that option would work better?
と聞く。
理解することと賛成することは別
これは、
僕がコミュニケーション指導でも大切にしているポイントです。
相手の立場を理解する
=
同意する。
ではありません。
まず理解する
そのあと、
自分の意見を言う。
例えば
I understand your concern about the cost. At the same time, I think we also need to consider the long-term impact.
これなら、
相手の話を受け止めたうえで、
自分の意見を出せます。
7|感情や非言語情報は「ヒント」として使う
元の記事では、
表情。
アイコンタクト。
姿勢。
などを見ることを、
かなり強くすすめていました。
もちろん参考にはなる
例えば、
声のトーンが変わった。
急に言葉が少なくなった。
少し迷っているように聞こえる。
ただし「表情=感情」と決めつけない
文化。
性格。
関係性。
オンライン会議。
などでも、
見え方はかなり変わります。
アイコンタクトも同じ
ずっと相手の目を見ることが、
すべての文化や人にとって、
心地よいわけではありません。
非言語情報は「推測の材料」
例えば、
少し不安そうに感じた。
そこで
“You’re nervous.”
と決めつけるより、
質問
Do you have any concerns about this plan?
のほうが安全です。
8|解決策を出す前に「何を求めているか」を確認する
これは、
管理職。
コーチング。
1on1。
相談。
で特に重要です。
部下
問題を話す。
上司
「じゃあこうすればいいよ」
と、
すぐ解決策を出す。
でも相手は何を求めていた?
アドバイス?
考えを整理したい?
ただ状況を共有したい?
助けが必要?
判断してほしい?
分からなければ聞く
例えば、
Would you like my advice, or would you prefer to talk it through first?
または
How can I help?
「聞く」ことと「問題を解決する」ことは同じではない
2024年のHarvard Business Reviewでも、難しい意思決定について相談されたとき、すぐ問題解決へ入るのではなく、まず相手の思考を引き出すためにアクティブリスニングを使う考え方が紹介されています。
9|会議の最後に「決まったこと」を要約する
これは、
ビジネス英語ではかなりおすすめです。
会議中
みんな理解しているように見える。
でも終了後
Aさん:
「来週までだと思っていた」
Bさん:
「今日中だと思っていた」
Cさん:
「自分が担当だと思っていない」
これを防ぐ
会議の最後に、
確認します。
例えば
Just to summarize, I’ll send the revised proposal by Wednesday, and Sarah will check the budget. Then we’ll discuss it again on Friday. Is that correct?
特に確認したいのは
誰が?
何を?
いつまでに?
次は何をする?
この4つ
英語の会議では、
非常に重要です。
聞いた内容を「次の行動」へ変える
ここまでできると、
単なるリスニングではなく、
仕事を進めるスキルになります。
10|アクティブリスニングも「実践→振り返り」で鍛える
最後は、
練習です。
ポッドキャストを聞くことも役立つ
でも、
それだけでは、
アクティブリスニングそのものは鍛えにくい。
なぜなら
Podcastは、
こちらの質問に答えてくれないからです。
アクティブリスニングは「双方向」で練習する
例えば、
オンライン英会話。
相手が1分話す
↓
自分が、
一文で要約。
そして質問する
↓
相手の回答を聞く。
最後に
もう一度、
自分の理解をまとめる。
例えば
相手:
最近仕事が忙しい話。
自分
So, you’ve been especially busy because your team is short-staffed.
さらに
How long do you think this situation will continue?
これだけでもかなり良い練習
「聞く」
↓
「理解」
↓
「要約」
↓
「質問」
の流れを作れます。
英語レッスンで「自分が話す量」だけを追わない
これは、
意外と重要です。
発話量を増やすことは大切
RYO英会話ジムでも、
アウトプット量は大切にしています。
でもコミュニケーションでは
相手を聞かずに、
自分だけ長く話せばいいわけではありません。
特に中級以上は「聞いた内容を使って返す」
例えば、
相手:
“I went to Kyoto last weekend.”
初級
“Nice.”
一歩進める
Oh, Kyoto! What did you do there?
さらに
相手:
“I visited some temples, but it was really crowded.”
自分
Was it crowded because of the holiday season?
相手の発言から次の質問を作る
これが、
自然な会話です。
僕が企業研修や英語指導で感じること
英語学習では、
「自分が何を言うか」
にかなり意識が向きます。
プレゼン
自分が説明する。
ディスカッション
自分の意見を言う。
会議
自分が発言する。
もちろん必要
でも、
実際の仕事では、
相手が何を言ったかによって、
自分の返答が変わります。
つまり
事前に作った英文だけでは、
対応できない。
相手を聞いてから英語を作る力が必要
これは、
特に、
質疑応答。
交渉。
マネジメント。
ディスカッション。
では大きな差になります。
「英語が話せる」と「英語でコミュニケーションできる」は少し違う
例えば、
自分の意見を、
2分間スラスラ話せる。
でも
相手の反論を理解できない。
または
質問に答えず、
準備した話を続ける。
これでは仕事では困る
だから、
中級以上になればなるほど、
SpeakingだけではなくListening+Interaction
を鍛えたいところです。
ビジネス英語で使えるアクティブリスニング表現
実際に使いやすい表現も、
いくつか持っておくと便利です。
理解を確認する
So, if I understand correctly, …
Are you saying that …?
Just to make sure I understand, …
要約する
So, the main issue is …
It sounds like your main concern is …
So basically, …
詳しく聞く
Could you tell me a little more about that?
What do you mean by …?
What makes you say that?
意図を確認する
Would you like us to …?
Are you suggesting that we …?
What would you like us to do next?
相手の立場を受け止める
I see your point.
That makes sense.
I understand your concern.
すぐ回答できないとき
Let me think about that for a moment.
That’s a good question.
Let me make sure I understood your point first.
会議をまとめる
Just to summarize, …
So the next steps are …
Let me confirm who’s responsible for each task.
初級者は「聞き返せること」を最初の目標にする
アクティブリスニングというと、
少し難しく聞こえるかもしれません。
初級者なら、まず3つだけでいい
1
Could you say that again?
2
What do you mean?
3
Do you mean …?
分からないときに質問できる
これだけでも、
コミュニケーション力は変わります。
中級者は「要約+質問」
例えば、
相手が30秒話した。
一度まとめる
So, the biggest problem right now is the schedule.
そして
What do you think is causing the delay?
「聞いた内容」を使う
ここまでできれば、
かなり実践的です。
ビジネスレベルなら「意図+感情+次の行動」まで見る
例えば、
海外チームから、
問題報告が来た。
情報だけではなく
何を心配している?
こちらに何を求めている?
意思決定が必要?
追加情報が必要?
誰が次に動く?
ここまで聞く
これが、
仕事でのアクティブリスニングです。
1日10分なら、こんな練習がおすすめ
アクティブリスニングだけのために、
毎日1時間使う必要はありません。
3分|短い英語を聞く
動画。
Podcast。
レッスン。
2分|一文で要約する
The main point is …
2分|質問を2つ作る
もし本人が目の前にいたら、
何を聞く?
3分|英語レッスンで実践する
要約。
確認。
質問。
特におすすめなのは「相手の言葉を一つ拾う」
例えば、
相手が、
“stressful”
と言った。
次の質問で
What made it stressful?
と、
その言葉を使う。
これだけでも「ちゃんと聞いている会話」になる
自分が用意した質問リストを、
上から順に聞くより、
ずっと自然です。
アクティブリスニングで避けたい5つのこと
最後に、
ありがちな失敗も整理します。
1|全部理解したふりをする
分からなければ、
確認します。
2|相手が話している途中で答えを作る
最後まで聞きます。
3|すぐ自分の話へ持っていく
相手:
「最近仕事が大変で……」
自分
「僕も先週さ……」
ではなく、
まず
What’s been the most difficult part?
と聞く。
4|相手の感情を勝手に決める
“You’re angry.”
ではなく、
Are you frustrated with the situation?
と確認する。
5|聞いて終わる
仕事なら、
必要に応じて、
次の行動へつなげます。
「聞く力」は、英語力が上がってから身につけるものではない
これは、
かなり重要です。
初級者でもできる
分からない。
↓
聞き返す。
中級者
理解した。
↓
要約する。
上級者
相手の意図。
懸念。
感情。
次の行動。
まで確認する。
英語力と一緒に、少しずつ育てればいい
むしろ、
早い段階から意識したほうが、
「自分の英語を話すだけ」
ではなく、
相手と英語でコミュニケーションする力
が育っていきます。
まとめ|アクティブリスニングは「英語を聞く力」ではなく「相手を理解して返す力」
最後に、
今回のポイントをまとめます。
1|単語ではなく意味を聞く
全部の英語を完璧に聞き取ろうとしません。
2|相手が話している間に答えを作りすぎない
聞くことへ集中します。
3|要約して理解を確認する
So, you mean …
を使います。
4|分からない部分を具体的に聞く
曖昧なまま進めません。
5|相手の発言の目的を見る
何を求めている?
まで考えます。
6|反論する前に相手の立場を理解する
理解と同意は別です。
7|非言語情報はヒントとして使う
決めつけません。
8|解決する前に相手のニーズを確認する
アドバイスが必要とは限りません。
9|最後に行動を要約する
誰が、
何を、
いつまでにやるか。
10|双方向の会話で練習する
要約。
質問。
確認。
を繰り返します。
僕が今感じる「本当にコミュニケーションが上手い人」
英語を長く使ってきて、
僕が今感じるのは、
コミュニケーションが上手い人は、
必ずしも、
一番たくさん話す人ではない、
ということです。
相手の話を聞く
理解する。
必要なら確認する。
質問する。
そして、
相手の話を踏まえて、
自分の意見を伝える。
このキャッチボールができる人は強い
これは、
日常英会話でも、
ビジネス英語でも同じです。
特に仕事では
「英語が流暢」
だけではなく、
「この人とは話が通じる」
と思ってもらえることが、
非常に重要です。
だから、スピーキング練習をするときも
今日は、
何回話せた?
だけではなく、
「相手の話を何回拾えた?」
「確認質問をできた?」
「相手の発言から次の質問を作れた?」
「最後に理解を確認できた?」
ここも見てみてください。
英語を話す力だけでなく、
英語で相手を理解する力
まで育ってくると、
会話の質はかなり変わっていきます。




































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