こんにちは、RYO英会話ジムです。
ビジネスの場面でよく使うフレーズのひとつが、
「この認識で合っていますか?」という表現。
会話の中で、相手と自分の理解が一致しているかを確認するのはとても大切ですよね。
でも、英語でどう言えば自然なのか迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、このフレーズを英語でどう表現するのか、わかりやすくご紹介します。
❌ 要注意!「Same thinking?」と言ってしまった失敗談
実は、私自身も昔こんな失敗をしたことがあります。
あるビジネスミーティングで、プロジェクトの進め方について意見をすり合わせたあと、
相手にこう聞いてしまったんです。
「Same thinking?」
日本語の「同じ考えですか?」の感覚で、なんとなく直訳してしまったんですが…
相手は一瞬、「ん?どういう意味?」という顔に。
あとからネイティブの同僚に聞いてみると、
「Same thinking?」はネイティブにはあまり自然に聞こえないとのこと。
実際にはこう言うのが自然なんです。
✅ Do we have the same understanding?
✅ Are we on the same page?(これもよく使われるカジュアル表現)
この経験から、「頭の中の直訳」はそのまま使うと伝わらないことがあると痛感しました。
このような小さな失敗からでも、英語表現ってどんどん磨かれていきますよね。
大事なのは「間違えても確認すること」「そして学びに変えること」。
失敗を恐れず、積極的にアウトプットしていきましょう!
このパートを入れることで、記事に親しみやリアリティが増し、
読者も「自分だけじゃないんだ」と安心しながら学べる構成になります。
💡ちなみに、“on the same page” の意味や具体的な使い方をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです!
▶ ビジネスで使える!on the same pageの意味と4つの使い方(別タブで開きます)
✅ 「この認識で合っていますか?」の英語フレーズ3選
① Is my understanding correct?
直訳すると「私の理解は正しいですか?」
丁寧に、自分の理解が正しいかどうかを確認する表現です。
ビジネスメールや会議でよく使われます。
例:Is my understanding correct that the deadline is next Friday?
(締め切りが来週の金曜日という認識で合っていますか?)
② Am I correct in thinking that 〜?
こちらも丁寧な言い回しで、
「〜と考えている私は正しいですか?」という意味になります。
少しフォーマルな印象なので、会議などでの確認にもぴったりです。
例:Am I correct in thinking that you’ll be handling the client presentation?
(あなたがクライアント向けのプレゼンを担当されるという認識で合っていますか?)
③ Do we have the same understanding?
これは相手との認識の“ズレ”がないかを確認したいときに便利です。
「私たちの理解は一致していますか?」というニュアンスになります。
例:Just to be sure, do we have the same understanding about the next steps?
(念のためですが、次のステップについての認識は一致していますか?)
どのフレーズも、ビジネスのやり取りで誤解を防ぐのに役立つ表現です。
シチュエーションに応じて、ぜひ使い分けてみてくださいね!
💬 英語フレーズ別|会話例 & 自然に使うコツ
① Is my understanding correct?
📌 コツ:丁寧に、自分の理解を確認したいときに使う。
メールや会議の場で「相手の説明を理解できているか不安なとき」にぴったりです。
🗣 会話例:
You: Is my understanding correct that we need to submit the report by Thursday?
(報告書は木曜までに提出という認識で合っていますか?)
Manager: Yes, that’s correct. Thanks for confirming.
(はい、そのとおりです。確認してくれてありがとう。)
② Am I correct in thinking that 〜?
📌 コツ:少しフォーマルで丁寧。相手の発言を要約・確認する場面に。
「〜と解釈していいんですよね?」というニュアンスで、丁寧な確認がしたいときに使います。
🗣 会話例:
You: Am I correct in thinking that we’ll be focusing on the marketing strategy in tomorrow’s meeting?
(明日の会議ではマーケティング戦略にフォーカスするという理解で合っていますか?)
Colleague: Exactly. Please prepare your part by then.
(その通り。あなたのパートもそれまでに準備しておいてください。)
③ Do we have the same understanding?
📌 コツ:対等な立場で、双方の認識のズレを防ぐときに有効。
プロジェクトの方向性を確認したい時や、ミーティングのまとめにも使いやすいです。
🗣 会話例:
You: So, you’ll handle the design and I’ll take care of the content. Do we have the same understanding?
(では、あなたがデザインを担当して、私がコンテンツを担当するということで認識は一致していますか?)
Teammate: Yes, that’s what we agreed on.
(はい、その認識で合っています。)
🔍 まとめ|どう使い分ければいい?
フレーズ | 特徴 | 使用シーン |
---|---|---|
Is my understanding correct? | 自分の理解が正しいか確認 | メール、会議、進捗報告など |
Am I correct in thinking that〜? | フォーマルで丁寧な確認 | クライアント対応、プレゼン準備時 |
Do we have the same understanding? | 相手との認識のズレを防ぐ | チーム内の会話、指示の確認時 |
どの表現も、ビジネスのやり取りをスムーズに、トラブルなく進めるために欠かせないフレーズです。
少しずつ使って慣れていきましょう!
音声を聞いて練習しよう
来月から新プロジェクトを進めるという私の理解は正しいですか?
締切が次の金曜日に延長されたと理解しているのですが、私の理解は正しいですか?
クライアントが追加機能を要求しているという私たちの理解は一致していますか?
💬 英語力を伸ばすカギは「間違いを恐れず、発話すること」
今回ご紹介したような表現も、知識として覚えるだけではなく、実際に声に出して練習することが大切です。
でも、いざ話そうとすると「これで合ってるのかな?」「間違えたら恥ずかしい…」と感じる方も多いのではないでしょうか?
RYO英会話ジムでは、そんな不安を解消するために、発話量を最大化しながら、講師がリアルタイムで内容を見える化・添削するレッスンを行っています。
ある生徒さんは、レッスンを重ねる中で
「正しく話すより、まず“言ってみる”ことが上達の近道だと実感しました」
とおっしゃっていました。
別の生徒さんからは、
「自分では気づかなかった口ぐせや言い回しのクセを指摘してもらい、話すことに自信がついた」
という声もいただいています。
英語は間違えてこそ伸びる言語。
だからこそ、安心して間違えられる環境で、アウトプットすることが何より大切なんです。
📌「もっと話せるようになりたい」「正しい英語を自然に使いたい」そんな方へ
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✅ 練習用クイズ
【クイズ①】
次の状況で使える最も自然な英語フレーズを選んでください。
あなたは、上司からの説明を理解できたか不安です。自分の理解が正しいか丁寧に確認したいとき、なんと言えばいい?
A. Do you understand me?
B. Am I correct in thinking that you agree?
C. Is my understanding correct?
👉 この表現は「私の理解は正しいですか?」という意味で、相手の説明を聞いたあと、自分の理解が合っているか確認するのにぴったりの丁寧な表現です。
Aは少し上から目線、Bは「あなたが賛成だと思っている私は正しい?」という意味で、少し文脈がずれています。
【クイズ②】
空欄に入る最も自然な表現を選んでください。
You: __________ we’re supposed to send the final report by noon tomorrow?
(明日正午までに最終レポートを提出するという認識で合っていますか?)
A. Do we understand the same?
B. Am I correct in thinking that
C. Is your understanding that
👉「〜と考えている私は正しいですか?」という丁寧な確認表現です。
Cは文法的にやや不自然で、Aも口語的には意味が伝わりにくいので、ビジネスではBが最適です。
【クイズ③】
あなたと同僚がタスクの分担について話し合いをしました。会話の最後に、認識が一致しているか確認したいときの自然なフレーズはどれ?
A. Do we have the same understanding?
B. Are you clear?
C. Did you get that?
👉「認識は一致していますか?」という丁寧かつ対等な立場での確認表現です。
BやCは少し上から目線になってしまうため、ビジネスの場ではAがベストです。
このように、クイズ形式で練習することで、実際のビジネスシーンでも自信を持って使えるようになります!
🤝 「理解を確認する」その他の言い回し
相手との認識にズレがあると、後々のミスやトラブルの原因になってしまうことも。
だからこそ、「この認識で合っていますか?」という確認フレーズは、日常会話でもビジネスシーンでもとても大切です。
ここでは、場面や相手との距離感に応じて使い分けたい「理解確認フレーズ」3選をご紹介します!
✅ ① Could you confirm if my understanding is correct?
🟦 丁寧&フォーマル|大切な情報確認に◎
特にビジネスメールや会議前の確認で使いやすい定番表現です。
例文:
Could you confirm if my understanding of the project’s deadline is correct? I believe it’s due next Friday.
(プロジェクトの締め切りについて私の理解が正しいか確認していただけますか?来週の金曜日が締切だと思っています。)
💡ポイント:
「相手の時間を少し使ってでも確認したい」ような、重要な内容に最適です。
✅ ② I just want to make sure that〜
🟦 柔らかくカジュアル|日常・仕事の両方で◎
確認したい内容の“前置き”として自然に使える便利表現です。
例文:
I just want to make sure that we’re meeting at the coffee shop on Main Street, not the one by the library.
(メインストリートのカフェで会うんですよね?図書館の近くのではなくて。)
💡ポイント:
「ちょっと確認したいんだけど…」というやさしいトーンが伝わります。
相手に圧をかけず、会話をスムーズに!
✅ ③ Are we on the same page?
🟦 フレンドリー&実用的|チーム内の認識合わせに◎
会話の流れの中で、“念のための確認”として使いやすい表現です。
例文:
Before we continue, can we just confirm that we’re on the same page about the marketing strategy?
(続ける前に、マーケティング戦略について同じ認識か確認してもいいですか?)
💡ポイント:
「on the same page(同じページにいる)」=認識が一致しているという比喩的表現。
会議・打ち合わせ・共同作業でとてもよく使われます!
🔤 関連語彙も一緒に覚えよう!
単語 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
clarify | 明確にする | Could you clarify the details of the contract? |
confirm | 確認する | Please confirm the meeting time. |
understanding | 理解 | We have a mutual understanding of the project goals. |
❗よくある間違い:「Same thinking?」は要注意!
例えば、「Same thinking?」と言ってしまいそうになりますが、これはネイティブには不自然に聞こえます。
代わりに使える自然な表現は以下の通り:
- Do we have the same understanding?
- Are we on the same page?
💬 失敗から学ぼう!
「なんとなく直訳」は危険。表現の“使われ方”を知ることで、英語の精度がグッと上がります!
このように、場面やニュアンスに応じて表現を使い分けられると、あなたの英語はぐっとナチュラルに。
学びを日々の会話に活かしていきましょう!
🚫 よくあるNG表現とその理由
英語で「この認識で合っていますか?」と聞きたいとき、
直訳や和製英語的な表現を使ってしまうと、相手に通じなかったり、不自然に聞こえたりすることがあります。
以下は、日本人がつい言ってしまいがちなNG表現パターンです。
❌ NG①:Same thinking?
📌 なぜダメ?
直訳感が強く、ネイティブには意味があいまいに伝わる表現です。
「私たちは同じ考えですか?」という意図は伝わるかもしれませんが、ビジネスでは不適切でカジュアルすぎる印象。
✅ 正しくは:
- Do we have the same understanding?
- Are we on the same page?
❌ NG②:Is it same as me?
📌 なぜダメ?
文法的に誤りがあります。”same”は通常、“the same as…” という形で使います。
また、「it」と「me」の関係が曖昧で、何を聞きたいのか相手に伝わりにくいです。
✅ 正しくは:
- Is my understanding the same as yours?
- Do we understand it the same way?
❌ NG③:Is my thinking correct?
📌 なぜダメ?
“thinking”はプロセスや考え方そのものを指すことが多く、
「理解が正しいか」を確認したい場面ではやや抽象的になり、違和感があります。
✅ 正しくは:
- Is my understanding correct?
(「理解」というニュアンスにぴったり)
❌ NG④:Can I check if I understand?
📌 なぜダメ?
意味は伝わりますが、かなりカジュアルで曖昧な印象になります。
ビジネスシーンでは、もっと明確かつ丁寧な言い方が求められます。
✅ 正しくは:
- Could you confirm if my understanding is correct?
- I just want to make sure that…
✅ まとめ|自然に伝わるために
NG表現 | 問題点 | ベターな表現 |
---|---|---|
Same thinking? | 意味が曖昧・不自然 | Do we have the same understanding? |
Is it same as me? | 文法ミス | Is my understanding the same as yours? |
Is my thinking correct? | 抽象的 | Is my understanding correct? |
Can I check if I understand? | カジュアルすぎる | Could you confirm if my understanding is correct? |
「直訳っぽい表現」や「自信のない自己流英語」では伝わりにくいことが多いですが、
正しい言い回しを知っていれば、コミュニケーションはぐっとスムーズになります。
ちょっとの違いが、大きな印象の差になるので、ぜひこの機会に正しい表現を身につけておきましょう!
📝 まとめ|「この認識で合っていますか?」の伝え方
英語で「この認識で合っていますか?」と確認するには、
相手との認識のズレを防ぐ表現を使うことが大切です。
🔑 主なフレーズ3つ
- Is my understanding correct?
→ 自分の理解が正しいかを丁寧に確認 - Am I correct in thinking that〜?
→ 「〜と考える私は正しいですか?」という丁寧な言い回し - Do we have the same understanding?
→ 双方の認識が一致しているかを確認
💡 その他の便利表現
- Could you confirm if my understanding is correct?(フォーマル)
- I just want to make sure that〜(カジュアル)
- Are we on the same page?(チーム内でよく使う)
🚫 よくあるNG例
- Same thinking?
- Is it same as me?
- Is my thinking correct?
👉 どれも不自然or文法ミスになりやすいので注意!
結論:
ちょっとした確認でも、伝え方次第で信頼感や印象が大きく変わります。
状況に応じた表現を身につけて、英語コミュニケーションをもっとスムーズにしていきましょう!
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