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safe・teach・bored…ESL講師が実際に見た日本人の英語ミス7選

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Ivan
フィリピンのパンパンガ出身。IELTSを受験し8.5点をマーク。韓国系語学学校で1年間勤務。その後、hanasoオンライン英会話で講師、トレーナー、人事マネジャーとして5年間の経験を得たあと、マカティのPJLink英会話にてヘッドコーチ及びトレーナーとして2年間勤務。 現在はRYO英会話教室の運営とフィリピン現地駐在員の方へプライベートレッスンを提供中。

こんにちは、RYO英会話ジムです。

英語を話していると、

「単語自体は知っているのに、なぜか不自然な英語になってしまう」

ことがあります。

これは英語初心者だけの問題ではありません。

例えば、

Japan is very safety.

と言ってしまったり、

I was boring yesterday.

と言ってしまったり。

どちらも使っている単語自体は難しくありません。

でも、

名詞・動詞・形容詞などの品詞や、日本語と英語の意味の分け方が違うために間違いやすい

んですね。

この記事では、以前フィリピン人の妻アイヴァンが英語講師として感じていた

「日本人英語学習者がよく間違える英単語」

をもとに、現在の視点で分かりやすく整理します。

特に、

  • safe / safety
  • choose / chose / choice
  • perfect / perfectly
  • teach / tell
  • bored / boringなどの-ed / -ing形容詞
  • interesting / funny
  • Germany / Germanなど国名と形容詞

は、会話でもかなり使うので、ここで一度整理しておくと便利です。

日本人が英単語を間違えやすい理由

日本人がこうした単語を間違えるのは、

単純に「英語力が低いから」ではありません。

大きな理由の一つが、

日本語では一つの言葉で表せるものを、英語では文法や意味によって複数の単語に分けることがある

からです。

例えば、日本語の「教える」は、

  • 情報を教える
  • 英語を教える
  • やり方を教える

のように広く使えます。

でも英語では、

tellとteach

を使い分けます。

また、

「おもしろい」

という日本語も、

英語では、

  • interesting
  • funny

など、何が「おもしろい」のかによって単語が変わります。

僕自身も英語を学んできて感じますが、

単語の日本語訳を一つだけ覚えるより、「どんな場面で使う単語なのか」をセットで覚える

方が、実際の会話ではかなり使いやすくなります。

safeとsafetyの違い|「日本は安全です」はどっち?

まず、日本人英語学習者が間違えやすいのが、

safeとsafety

です。

例えば、

× Japan is very safety.

とは通常言いません。

正しくは、

Japan is very safe.
日本はとても安全です。

です。

理由は、

  • safe:形容詞「安全な」
  • safety:名詞「安全・安全性」

だからです。

be動詞の後ろで、

「〜は安全です」

と言いたいなら、形容詞のsafeを使います。

例えば、

This park is safe for children.
この公園は子どもにとって安全です。

Is this water safe to drink?
この水は飲んでも安全ですか?

となります。

一方、safetyは名詞なので、

I always think about my children’s safety.
私はいつも子どもたちの安全を考えています。

Safety is our top priority.
安全が最優先です。

のように使います。

つまり、

「安全な」ならsafe、「安全そのもの」ならsafety

と考えると分かりやすいです。

choose・chose・choiceの違い|動詞と名詞を混同しない

次に間違いやすいのが、

choose / chose / choice

です。

例えば、

× I choice the blue bag.

とは言いません。

正しくは、

I choose the blue bag.
青いバッグを選びます。

または過去なら、

I chose the blue bag.
青いバッグを選びました。

です。

整理すると、

  • choose:動詞「選ぶ」現在形
  • chose:chooseの過去形「選んだ」
  • choice:名詞「選択・選んだもの」

となります。

例えば、

You should choose carefully.
慎重に選んだ方がいいです。

I chose this school because of its reputation.
評判が良かったので、この学校を選びました。

That was a good choice.
それはいい選択でした。

です。

日本語では、

「チョイスする」

という言い方もしますが、英語のchoiceは基本的に名詞です。

日本語のカタカナ英語に引っ張られないように注意したいところです。

perfectとperfectlyの違い|形容詞と副詞を見分ける

perfectとperfectlyも混同しやすい組み合わせです。

例えば、

× This is a perfectly dish.

とは言いません。

正しくは、

This is a perfect dish.
これは完璧な料理です。

です。

理由は、

  • perfect:形容詞「完璧な」
  • perfectly:副詞「完璧に」

だからです。

perfectは名詞を説明できます。

He is the perfect person for the job.
彼はその仕事にぴったりの人です。

This is the perfect place for us.
ここは僕たちにぴったりの場所です。

一方、perfectlyは動詞や形容詞などを説明します。

This steak is perfectly cooked.
このステーキは完璧な焼き加減です。

I understand perfectly.
完全に理解しています。

という形です。

teachとtellの違い|日本語の「教える」は英語では2つに分かれる

これはかなり日本人が間違えやすい表現です。

例えば、電話番号を聞くときに、

× Can you teach me your phone number?

と言ってしまうことがあります。

自然なのは、

Can you tell me your phone number?
電話番号を教えてもらえますか?

です。

日本語では、

「電話番号を教える」

「英語を教える」

のどちらにも「教える」を使います。

でも英語では意味が違います。

大きく分けると、

  • tell:情報を伝える
  • teach:知識・技能・やり方を教える

です。

例えば、

Tell me your name.
名前を教えて。

Can you tell me the address?
住所を教えてもらえますか?

のように、情報を伝えるだけならtellを使います。

一方、

She teaches English.
彼女は英語を教えています。

Can you teach me how to make sushi?
寿司の作り方を教えてくれますか?

のように、

相手が何かをできるようになるために教える

ならteachが自然です。

boredとboringの違い|「私は退屈です」で間違えやすい

これも英会話で非常によくある間違いです。

例えば、

× Yesterday, I was boring.

と言うと、

「昨日の私は、他人を退屈させるような人だった」

という意味に近くなります。

「昨日は退屈だった」

と言いたいなら、

Yesterday, I was bored.

です。

-edと-ingの形容詞は、次のように考えると分かりやすいです。

  • -ed:その感情を感じている側
  • -ing:その感情を起こさせる側・特徴

例えば、

I am bored.
私は退屈しています。

This movie is boring.
この映画は退屈です。

です。

同じパターンはたくさんあります。

  • interested / interesting
  • confused / confusing
  • annoyed / annoying
  • amazed / amazing
  • surprised / surprising
  • tired / tiring
  • excited / exciting

例えば、

The students are confused.
生徒たちは混乱しています。

The instructions are confusing.
その説明は分かりにくくて混乱します。

I’m interested in Japanese history.
私は日本史に興味があります。

Japanese history is interesting.
日本史は興味深いです。

となります。

ちなみに、

人に-ingを使ってはいけない

というルールではありません。

例えば、

He is boring.

なら、

「彼は一緒にいると退屈な人だ」

という意味になります。

つまり、

人か物かではなく、「感じている側」なのか「その感情を起こす側」なのか

で考えるのがポイントです。

interestingとfunnyの違い|日本語の「おもしろい」に注意

日本語の「おもしろい」は、とても便利な言葉です。

でも英語では、

interestingとfunny

を同じようには使えません。

例えば、

「東京ディズニーランドはおもしろい」

と言いたいからといって、

Tokyo Disneyland is funny.

とすると、意味が少し変わります。

funnyは基本的に、

「笑える・おかしい」

という意味です。

例えば、

That movie was really funny.
あの映画、すごく笑えた。

He’s a funny guy.
彼はおもしろい人です。

のように使います。

一方、interestingは、

「興味深い・関心を引く」

という意味です。

That book is really interesting.
その本はとても興味深いです。

I had an interesting conversation with him.
彼と興味深い話をしました。

となります。

ちなみにfunnyには、

「変な・おかしい」

という意味もあります。

例えば、

Something smells funny.

なら、

「何か変なにおいがする」

という意味です。

なので、

interesting=興味を引く、funny=笑える/変な

と整理すると分かりやすいです。

GermanyとGermanの違い|国名と「人・言語・形容詞」を分ける

国名でも、日本人がよく間違えるパターンがあります。

例えば、

× I want to go to German next year.

とは言いません。

正しくは、

I want to go to Germany next year.
来年ドイツへ行きたいです。

です。

Germanyは「ドイツという国」の名前です。

一方、

German

は、

  • ドイツ人
  • ドイツ語
  • ドイツの〜

などに使います。

例えば、

He is German.
彼はドイツ人です。

I speak German.
私はドイツ語を話します。

German food is popular here.
ここではドイツ料理が人気です。

となります。

同じような例として、

  • France → French
  • Spain → Spanish
  • China → Chinese
  • Japan → Japanese

などがあります。

国名と、国籍・言語・形容詞が同じ形になる場合もあれば、変化する場合もあるので、

「国名+人・言語・形容詞」をセットで覚える

のがおすすめです。

日本人がこうした英語ミスを減らすには?

今回紹介したミスには、共通点があります。

それは、

日本語の意味だけを頼りに英単語を選んでいる

ことです。

例えば、

安全 → safety

教える → teach

おもしろい → funny

と、

日本語と英語を1対1で覚えてしまうと、会話で間違いやすくなります。

僕が英語を学ぶなら、

単語だけではなく、

短いフレーズや文の形で覚えます。

例えば、

  • It’s safe.
  • make a choice
  • choose a school
  • tell me your name
  • teach me how to ~
  • I’m bored.
  • It’s boring.
  • That’s interesting.

のように覚えます。

こうしておくと、

会話するときに毎回、

「これは名詞?形容詞?」

と頭の中で考えなくても、まとまりで出しやすくなります。

「間違えない」より、実際に使って直す方が英語は伸びる

今回のような間違いを見ると、

「もっと文法を勉強してから話そう」

と思う人もいるかもしれません。

でも僕自身は、

間違えない状態になってから話す必要はない

と思っています。

僕自身も英語を使い始めた頃は、文法や単語の選び方をたくさん間違えました。

でも、

実際に話す。

「あれ、今の英語おかしかったな」と気づく。

正しい表現を確認する。

声に出す。

次の会話でもう一度使う。

この繰り返しで、

「知識として分かる英語」が「会話で使える英語」に変わっていきます。

だから今回の記事も、

「全部暗記しないと」

と考えなくて大丈夫です。

まず自分が間違えそうなものを1〜2個選んで、実際の会話で使ってみてください。

まとめ|日本語訳ではなく「英語の使われ方」で覚えよう

今回は、日本人英語学習者が間違えやすい英単語を紹介しました。

  • safe / safety:形容詞と名詞
  • choose / chose / choice:現在形・過去形・名詞
  • perfect / perfectly:形容詞と副詞
  • tell / teach:情報を伝えるか、知識・技能を教えるか
  • bored / boring:感情を感じる側か、起こさせる側か
  • interesting / funny:興味深いか、笑える・変なのか
  • Germany / German:国名か、国籍・言語・形容詞か

一つひとつを見ると、それほど難しい単語ではありません。

それでも間違いやすいのは、

日本語と英語では、言葉の分け方が違うから

です。

だから英単語を覚えるときは、

「safe=安全」

のように日本語だけで覚えるより、

It’s safe.

tell me your name

I’m bored.

のように、

実際に使う形のまま覚える

ことをおすすめします。

僕自身も、英語を長く使ってきて感じるのは、

「正しい英語を知ること」より、「間違えて、直して、もう一度使うこと」の方が、話せる英語につながりやすい

ということです。

今回紹介した表現も、まずは1つ選んで、自分の文章を作って声に出してみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

日本人が間違えやすい英語は、実際には「英語が苦手だから」というより、日本語との仕組みの違いから生まれるものがたくさんあります。

その違いを一つずつ知っていけば、会話でのミスも少しずつ減っていきます。

それでは、See you around!

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