- 1 「今、行くね」は英語でどう言う?
- 2 「I'm going」で伝わらなかった…!?実際の失敗エピソード
- 3 「I'm coming now.」と「I'm going now.」の違い
- 4 簡単まとめ:方向の違いがポイント
- 5 「I'm coming」が現在進行形な理由
- 6 まとめ:ネイティブの感覚を身につけよう
- 7 英語の感覚を「わかる」から「できる」へ。アウトプットで気づきが変わる
- 8 音声を聞いて練習しよう
- 9 💬 自然な会話例①:I'm coming now.
- 10 💬 自然な会話例②:I'm going now.
- 11 💡 ネイティブっぽく使うコツ
- 12 📝 おさらい
- 13 ✅ 「I'm coming」or「I'm going」クイズ(全5問)
- 14 ❌ 日本人がやりがちなNG表現パターン集
- 15 ✔ NGを避けるためのワンポイントまとめ
- 16 🚶♂️「I'm coming」と似たニュアンスの表現
- 17 🏃♀️「I'm going」と似たニュアンスの表現
- 18 ✨ 関連語彙リスト(移動・方向に関連)
- 19 📝 使い分けのコツまとめ
- 20 🧾 この記事のまとめ
「今、行くね」は英語でどう言う?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
今日は「今、行くね」という英語表現についてわかりやすく解説していきます。
この記事を読むと、ネイティブがどんな場面でどの表現を使うのかがよくわかるようになりますよ。
🔗「bring」と「take」の違いもチェックしておこう!
「go」と「come」の使い分けと同じように、「bring」と「take」も方向の感覚がカギになります。
英語の“距離感”や“視点”をしっかり理解したい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください👇
👉 簡単!「bring」と「take」の違いとその使い方(別タブで開きます)
「I’m going」で伝わらなかった…!?実際の失敗エピソード
英語を勉強していた頃、僕自身も「I’m coming」と「I’m going」の違いによく混乱していました。
ある日のこと、アメリカ人の友人に「Hey, dinner’s ready!」と2階から呼ばれたときの話です。
僕は「今行くね!」というつもりで、自信満々にこう答えました。
“I’m going!”
すると、一瞬沈黙があって、友人が笑いながら「Going? Where are you going?(行くって、どこに?)」とツッコミ。
僕は、「あ…“coming”って言うべきだったんだ!」とそのとき初めて気づいたんです。
💡 なぜ間違えた?
当時の僕は、
「出発する=go」と覚えていたので、
とっさに「I’m going」を使ってしまったんですね。
でも、この場面では、友人がいる場所に向かうので、「I’m coming!」が正解。
📘 この失敗から学んだこと
英語では、「相手のいる場所に向かう=come」
「自分の場所からどこかへ離れる=go」という感覚がとても大事なんです。
それ以来、相手に呼ばれたときは迷わず「I’m coming!」が口から出るようになりました。
こうしたちょっとした失敗を経験することで、表現の感覚がしっかり身につきます。
あなたももし同じような場面があれば、ぜひこのエピソードを思い出してくださいね!
「I’m coming now.」と「I’m going now.」の違い
一見すると似ているこの2つの表現ですが、使う場面やニュアンスに違いがあります。
✅ I’m coming now.
意味:
「今、そっちに向かってるよ」「今、行くところだよ」
使う場面:
話し相手のいる場所に向かっているときに使います。
たとえば、友達がパーティーで待っていて、「いつ来るの?」と聞かれたら、
→ 「I’m coming now.」 と答えるのが自然です。
つまり、話し相手のもとへ向かう=“来る”という感覚がポイントです。
✅ I’m going now.
意味:
「今から出発するよ」「今、行ってくるね」
使う場面:
今いる場所を離れて、どこかへ出かけるときに使います。
たとえば、自宅で「そろそろ会社に行くね」と言いたいなら、
→ 「I’m going now.」 がぴったりです。
つまり、自分のいる場所から出ていく=“行く”という動きが強調されます。
簡単まとめ:方向の違いがポイント
表現 | 意味 | 方向 | 使う場面の例 |
---|---|---|---|
I’m coming now. | 今、向かってるよ | 相手のいる場所へ近づく | 相手が待っているときなど |
I’m going now. | 今から出発するよ | 自分の場所から離れる | 家を出る、行動を始めるとき |
話し手がどこにいて、どこへ向かうのかで、どちらを使うかが変わります。
「I’m coming」が現在進行形な理由
ここでちょっとした疑問。
「I’m coming」はなぜ現在進行形なのでしょう?
実は、英語の現在進行形は「今やっている動作」だけでなく、
**“すぐに始まる予定された未来の行動”**にも使われるんです。
✅ 例:
- (電話で)「そっちに今向かってるよ」→ I’m coming now.
- (呼ばれて)「今行くよ!」→ I’m coming!
このように、すぐ行動に移すときの強い意志や予定を表すときにも現在進行形は使われます。
まとめ:ネイティブの感覚を身につけよう
- I’m coming now.:今すぐ相手のもとへ向かっていることを伝える
- I’m going now.:今からどこかへ出発・離れることを伝える
- 現在進行形の“I’m coming”は、未来の確定行動を表すこともある
英語では、こうした細かなニュアンスの違いを知っていることで、自然で伝わりやすい会話ができるようになります。
ぜひ、日常の中で意識して使ってみてくださいね!
英語の感覚を「わかる」から「できる」へ。アウトプットで気づきが変わる
「I’m coming」と「I’m going」の違いを知識として理解するだけでは、実際の会話でとっさに出てきません。
本当に大事なのは、自分の言葉で繰り返し使ってみること=アウトプットです。
RYO英会話ジムでは、受け身ではなく、自分で話しながら気づき、修正していくレッスンスタイルを大切にしています。
実際にレッスンを受けた生徒さんからは、
「自分の言いたいことが“なんとなくの英語”ではなく、ちゃんと伝えられるようになってきた」
「話すたびに、“あ、ここが弱点だったんだ”と気づけるのが面白い」
という声が届いています。
インプットだけでは見えない“使う中での気づき”が、あなたの英語を次のレベルへ引き上げてくれます。
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音声を聞いて練習しよう
妻から…
夕食の時間だよ。
わかった。今行くよ。
友人へ…
この休日に何か予定はありますか?
日本に行く予定です。
💬 自然な会話例①:I’m coming now.
【シチュエーション】
友達が電話で「まだ来ないの?」と聞いてきたとき
A: Hey, where are you? Everyone’s here already!
B: Sorry! I’m coming now. I just left my house.
(A:ねえ、今どこ?みんなもう来てるよ!
B:ごめん!**今向かってるところだよ。**ちょうど家を出たとこ。)
👉 ポイント:
「I’m coming now.」は、相手がいる場所に向かっているときに使う。
「今そっちに行ってるよ!」という自然なノリ。
💬 自然な会話例②:I’m going now.
【シチュエーション】
家を出て出勤しようとしているとき
A: Have a good day at work!
B: Thanks! I’m going now. See you tonight.
(A:いってらっしゃい!
B:ありがとう!**今出るとこ。**また今夜ね。)
👉 ポイント:
「I’m going now.」は、自分が今いる場所から離れる動きを伝えるときに使う。
別れ際の軽いあいさつにもよく登場!
💡 ネイティブっぽく使うコツ
✔ 「I’m coming」は相手に呼ばれたときに便利!
- (お母さんが2階から)”Dinner’s ready!”
→ “Okay, I’m coming!”
(ごはんできたよ! → はーい、今行くよ!)
🔹 コツ:「返事」として単体で使えるのも「I’m coming」の強み。
日本語の「今行くよ!」の感覚に近く、家族や友人とのやりとりで頻出。
✔ 「I’m going」は出発前の一言として使いやすい!
- “Alright, I’m going now. Wish me luck!”
(よし、**行ってくるね。**応援してて!)
🔹 コツ:「これから出かけるよ」と気持ちを切り替える場面で使うと自然。
日常のちょっとした出発にもぴったり!
📝 おさらい
表現 | よく使う場面 | 和訳イメージ |
---|---|---|
I’m coming (now). | 相手のもとに向かうとき/呼ばれたとき | 今そっちに行くよ!/今向かってる |
I’m going (now). | どこかへ出発するとき/今いる場所から離れるとき | じゃあ行くね/今出発するよ |
これらの表現は、日常英会話でかなり頻繁に使われるフレーズです。
シンプルだけど、正しいタイミングで使うことでグッとネイティブ感が出ますよ!
✅ 「I’m coming」or「I’m going」クイズ(全5問)
それぞれの文脈に合う自然な表現を選んでください。
「I’m coming now.」または「I’m going now.」のどちらかを入れてみましょう。
Q1
友達と待ち合わせをしていて、今ちょうど家を出たところ。
📱「もうすぐ着くよ!」と英語で伝えたい。
✅ I’m coming now.
解説: 相手のいる場所に向かっている状況なので「coming」が自然です。待ち合わせ場所に近づいているニュアンスが伝わります。
Q2
朝、自宅で家族に挨拶するとき。「今から会社に行くね」と言いたい。
✅ I’m going now.
解説: 今いる場所(自宅)を離れて出発するタイミングなので「going」が正解です。
Q3
同僚から「今すぐミーティングルームに来て!」とメッセージが。すぐに向かうと返信するなら?
✅ I’m coming now.
解説: 相手のいる場所(ミーティングルーム)に向かうので「coming」。特に呼ばれたときの返答としてよく使われます。
Q4
あなたがカフェにいて、友達が「今どこにいるの?」と電話してきた。これからその場を離れて学校に向かうと伝えるなら?
✅ I’m going now.
解説: 今の場所(カフェ)を離れてどこかへ行くなら「going」。この場合は新しい目的地への出発なので「going」が適切です。
Q5
お母さんに「ごはんできたわよ〜!」と呼ばれたとき、部屋から階下へ向かうときの一言は?
✅ I’m coming!
解説: 呼ばれて、その場所に向かうときは「coming」がぴったり。とても自然な返答です。
❌ 日本人がやりがちなNG表現パターン集
❌ 1. 相手に呼ばれて「I’m going!」と言ってしまう
シーン例:
母に「ご飯できたよ!」と呼ばれて「I’m going!」と答える。
なぜNG?
「going」は今いる場所から離れてどこかに行くイメージなので、
相手に近づく場面では不自然になります。
✅ 正しくは → “I’m coming!”
自然な例:
“Dinner’s ready!”
→ “Okay, I’m coming!”
❌ 2. 一緒に行動する相手に対して「go with me」を使う
シーン例:
「一緒に行こうよ」と言いたくて “Go with me.” と言ってしまう。
なぜNG?
“Go with me.” は命令形になり、やや上から目線に聞こえることも。
また、会話のトーンとしては少し不自然。
✅ 自然な言い方:
- “Let’s go together!”(一緒に行こう!)
- “Wanna come with me?”(一緒に来る?)
❌ 3. 「I’m coming to go there.」のように両方使ってしまう
シーン例:
「そこに行くところだよ」と言いたくて
“I’m coming to go there.” と言ってしまう。
なぜNG?
“come” と “go” の方向性がバラバラで、文の意味が混乱します。
✅ 文脈に合ったどちらか一方でOK:
- 相手のいる場所へ向かっている → “I’m coming.”
- 単にどこかへ行くところ → “I’m going.”
❌ 4. 「I’m coming to home.」のように言ってしまう
シーン例:
「家に向かっているよ」と言いたいとき
なぜNG?
“home” は副詞として使えるので、前置詞 “to” は不要。
✅ 正しい言い方:
- “I’m coming home.”
- “I’m going home.”
※ “come” か “go” は、「誰の視点で話しているか」によって使い分けます。
❌ 5. 「今、来るとこです」を “I will come now.” と言ってしまう
なぜNG?
未来形 “will” は意志や予測には使えても、今まさに起きている行動を表すには不自然。
✅ 自然な表現は現在進行形:
→ “I’m coming now.”
英語では、すぐ始まる確定的な行動=現在進行形が使われるのがポイントです!
✔ NGを避けるためのワンポイントまとめ
よくあるミス | 自然な言い換え |
---|---|
I’m going!(呼ばれたとき) | I’m coming! |
Go with me. | Let’s go together./Come with me. |
I’m coming to go there. | I’m going there. または I’m coming. |
I’m coming to home. | I’m coming home. |
I will come now. | I’m coming now. |
これらの間違いは、英語の「方向感覚」や「視点の違い」を理解すればスムーズに直せます。
間違えを恐れず、会話の中でどんどん使って身につけていきましょう!
🚶♂️「I’m coming」と似たニュアンスの表現
表現 | ニュアンス | 使用シーンの例 |
---|---|---|
I’m on my way. | 今向かってるところだよ | 友達との待ち合わせ、呼ばれたとき |
I’ll be right there. | すぐにそっちに行くよ | 呼ばれたとき、軽い返答として◎ |
Be right there! | 今行くね!(カジュアル) | 家族や友人との会話 |
Coming! | 行くよ!(省略形) | とっさの一言で返す時、特に呼ばれたとき |
I’m heading over now. | 今、そっちに向かってるよ(やや丁寧) | ビジネスややフォーマルな場面にも使える |
🏃♀️「I’m going」と似たニュアンスの表現
表現 | ニュアンス | 使用シーンの例 |
---|---|---|
I’m leaving now. | 今出るところ/今出発する | 家や職場などを出るとき |
I’m heading out. | 出かけるところだよ | くだけたカジュアル表現 |
I’m off! | 行ってきます!(会話的) | 家族や友人への軽いあいさつ |
I’m setting off now. | これから出発します(ややフォーマル) | ビジネスや旅行などで出発を伝えるとき |
Time to go! | もう行く時間だね | 誰かに「そろそろ行こう」と促すとき |
✨ 関連語彙リスト(移動・方向に関連)
単語/フレーズ | 意味 | ポイント |
---|---|---|
come | 来る | 話し手や聞き手のいる場所に向かう動き |
go | 行く | 話し手のいる場所から離れる動き |
leave | 出発する、去る | 何かを離れる行為にフォーカス |
arrive | 到着する | 目的地に着いた時に使う |
head (to/for) | 向かう | 軽くフォーマルにもカジュアルにも使える便利語 |
show up | 現れる、姿を見せる | 少し遅れて登場したときなどに使われることが多い |
drop by/stop by | 立ち寄る | カジュアルに「ちょっと寄る」 |
📝 使い分けのコツまとめ
- come系:相手や目的地に近づく動き、「そっちに行く」
- go系:自分の現在地から離れる動き、「どこかへ向かう」
- leave/head/set off:出発そのものにフォーカス
- show up/arrive:到着にフォーカス
これらの表現を理解しておくと、「I’m coming」や「I’m going」だけでなく、より自然で豊かな英会話ができるようになりますよ!
🧾 この記事のまとめ
「I’m coming」と「I’m going」は、どちらも「行く」と訳せますが、使う場面や方向の感覚に大きな違いがあります。
- I’m coming:話し手や聞き手のいる場所に向かうときに使う(例:呼ばれたとき)
- I’m going:今いる場所からどこかへ出発するときに使う(例:出勤時)
さらに、「go」「come」の使い分けで日本人がよくやってしまうNG表現や、実際の失敗エピソードも紹介しました。
クイズや会話例を通して、「方向感覚」に基づいた自然な使い方を身につけ、日常英会話で自信をもって使えるようになりましょう!
はじめまして、
ほんと初級クラス者なんですけど。
今後の人生話せたらなって思ってます。
はじめまして、Hiroshiさん。
コメントいただきありがとうございます。
別途メールで返信させていただきます。
それでは、よろしくお願います。
RYO