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「in abroad」は間違い?正しい「abroad」の使い方。”Overseas” と “Foreign” の違いも理解しよう!

こんにちはRYO英会話ジムです。皆さんは「in abroad」と「abroad」の違いについて考えたことがありますか?これらの表現は英語学習者にとって混同しやすい単語です。今日はこれらの言葉の違いと使い方について、分かりやすく解説していきましょう。それではまいりましょう。

 

 

意味

まず、基本的な点として、「in abroad」は文法的に誤った表現で、正しくは「abroad」のみを使用します。「Abroad」は「外国に」や「海外に」という意味で、場所を指定する前置詞「in」は不要です。

  1. 外国で、海外で: 自国ではない他の国であることを指します。例えば、「living abroad」は「海外に住んでいる」という意味になります。
  2. 広範囲に、あちこちに: 何かが広く分布しているか、広範囲にわたっている様子を表します。この用法は比較的少なく、主に文学的な文脈や特定の表現で見られます。

一般的には、特にビジネスや旅行の文脈で使われる際には、第1の意味で「海外で」「外国で」という意味合いで使われることが多いです。

 

 

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品詞

「abroad」の品詞は副詞です。この単語は、主に「外国で」「海外で」という意味で使われ、動詞や形容詞、他の副詞を修飾するのに使用されます。たとえば、「He lives abroad」(彼は海外に住んでいる)や「She traveled abroad last year」(彼女は去年、海外に旅行した)のように、動詞を修飾して、行動の場所が自国外であることを示します。

 

 

発音についてポイント

「abroad」のカタカナ読みは「アブロード」です。学習者は「アブロウド」と発音してしまうことがありますが、これ間違いです。正しくは「アブロード」と「ウ」の音はなく「ロ」を伸ばす形です。以下発音を聞いて練習してみましょう。

 

「abroad」の発音は、アメリカ英語では /əˈbrɔːd/ 、イギリス英語では /əˈbrɔːd/ です。この単語は二つの音節から成り、最初の音節「a-」は、短い「ə」(シュワ音)で始まります。二つ目の音節「-broad」は、「br」で始まり、「ɔː」(長いオー音)が続き、「d」で終わります。

この発音記号を見てもピンと来ない場合は、オンラインの発音辞典や学習アプリを利用して、実際の音声を聞いてみると良いでしょう。実際に聞いてみることで、正確な発音を身につけやすくなります。

 

 

In abroadとの違い

つまり「海外で」はin abroadではなくabroadのみが正解です。なぜならabroadは品詞でいうと副詞に分類され、前置詞inの意味がすでにabroadにすでに含まれているからです。

abroadを他の英語で置き換えるとin a foreign countryとなります。馴染みのある表現で考えるとわかりやすいと思いますが、go homeはgo to homeとは言いませんね。なぜならhomeは「家へ」という意味ですでに前置詞の意味も含まれているからです。

Abroadにはtoはいらない?

Abroad”は副詞で、主に「外国で」「海外で」という意味を持ちます。このため、”abroad”の直前に前置詞 “to” を置く必要は通常ありません。 “Abroad”を使った文では、”to”を使わずに直接 “abroad” を用います。

例えば、「海外に住む」は “live abroad” となり、「海外に行く」は “go abroad” と表現します。 しかし、”abroad” の前に “to” が来る場合もあります。それは、”abroad” が名詞として使われる特定の表現や構造の中でのみです。ただし、これは非常にまれで、”abroad” の典型的な使い方ではありません。一般的な文脈では、”abroad” の前に “to” は不要です。

例文

  • 正: I want to study abroad.
  • 誤: I want to study to abroad. (この文は不正確です)

“Abroad” の使用に “to” は必要ないというルールを覚えておくと、英語で自然に聞こえる文を作るのに役立ちます。

 

 

よく使う言い回し

「abroad」を使用する際のいくつかの一般的な言い回しとその意味を紹介します。これらの表現は、日常会話やビジネスシーン、教育や旅行の文脈でよく使われます。

1. Go Abroad

  • 意味: 海外に行く
  • 例文: Many students choose to go abroad for their studies.

2. Study Abroad

  • 意味: 海外留学する
  • 例文: She decided to study abroad to learn a new language and culture.

3. Work Abroad

  • 意味: 海外で働く
  • 例文: He’s looking for opportunities to work abroad and gain international experience.

4. Live Abroad

  • 意味: 海外に住む
  • 例文: After retiring, they plan to live abroad for a few years.

5. Travel Abroad

  • 意味: 海外旅行する
  • 例文: They saved money for years to travel abroad.

6. Move Abroad

  • 意味: 海外に移住する
  • 例文: The company offered her a position that required her to move abroad.

7. Send Abroad

  • 意味: 海外に送る(人を海外に派遣する、または物を海外に送る場合に使う)
  • 例文: The organization sends volunteers abroad to help with various projects.

 

 

例文

海外旅行へ頻繁に行く友人へ…

ウィル
Do you like to live abroad?
海外で住んでみたい?

 

 

英語を流暢に話す同僚へ…

マイク
Have you worked abroad?
海外で働いたことあるの?

 

 

お客さんからロバートと話したいと言われて…

ウィル
Sorry, he is currently abroad on business.
申し訳ありません、現在彼は海外出張中です。

 

 

いかがでしたでしょうか。学習者の方はin abroadと連発していますので、この辺りを理解しながら正しく使っていきましょう。よく使われる形ですが、例文でもご紹介しているようにgoやwork、travelそしてstudyを組み合わせて使われることが多いです。またbe動詞と一緒に「海外にいる」ことを表現することもできます。結構使い回しがきく単語なのです。

名詞としても使える?

またabroadは名詞として使うこともできます。その場合「海外」という意味になります。

アイヴァン
he came from abroad.
彼は海外から来たのよ。

 

 

「abroad」は、基本的には副詞として使われることが多く、直接名詞としての用法は一般的ではありません。しかし、「abroad」を含む表現や文脈によっては、名詞のように扱われることがあります。その際は通常、「abroad」自体を名詞化するのではなく、ある特定の状況や概念を指すフレーズの一部として機能します。ここでは、そのような用法に近い例をいくつか紹介します。

1. A Year Abroad

  • 使い方: 名詞句として、海外で過ごす特定の期間を指します。
  • 例文: She spent a year abroad as part of her university course.

2. Study Abroad Programs

  • 使い方: 「海外留学プログラム」という名詞フレーズで、「abroad」は「留学」という名詞を修飾しています。
  • 例文: The university offers several study abroad programs for engineering students.

3. Life Abroad

  • 使い方: 海外での生活を指す名詞フレーズです。
  • 例文: His book about life abroad gives insight into the challenges and rewards of living in a foreign country.

4. Experiences Abroad

  • 使い方: 海外での経験や体験を指す名詞フレーズです。
  • 例文: Her experiences abroad have greatly influenced her perspective on global issues.

これらの例では、「abroad」は特定の名詞(year, programs, life, experiences)と組み合わせることで、海外での特定の状況や経験を指すフレーズの一部として機能しています。ただし、これらの用法では「abroad」自体が独立した名詞として機能しているわけではなく、常に他の名詞と結びついてその意味を形成しています。

 

 

似たような表現

1. Overseas「海外で」

例文: “He found a job overseas.”

和訳: 彼は海外で仕事を見つけた。

解説: 「Overseas」は、自国ではない他国、特に海を隔てた国での活動や状況を指す際に用いられます。「He found a job overseas.」という文は、彼が国外で就職機会を得たことを示しており、多くの場合、新たな文化や環境への適応を伴うことを暗示します。この表現は、国際的なキャリア機会や海外経験の価値を強調する文脈でよく使われます。

2. Internationally「国際的に」

例文: “This company operates internationally.”

和訳: この会社は国際的に運営されている。

解説: 「Internationally」は、複数の国にわたる活動や影響を表すために使用されます。この単語は、ビジネス、法律、教育など、様々な分野での国際的な範囲や関与を示す際に役立ちます。「This company operates internationally.」という文は、その会社が複数の国で事業を展開しており、グローバルな視野で運営されていることを意味します。国際的な運営は、異文化間のコミュニケーションや、多様な市場への適応能力を要求されることがあります。

3. Globally「全世界的に」

例文: “The product is sold globally.”

和訳: その製品は世界中で販売されている。

解説: 「Globally」は、地球全体または世界中での活動や存在を示すために使われます。この表現は、特定の製品、サービス、概念が国際的な境界を超えて広がっていることを強調する際に便利です。「The product is sold globally.」という文では、製品が世界的な市場で受け入れられ、多国籍の消費者によって購入されていることを示しています。グローバルな販売戦略は、広範囲にわたる市場調査や、地域ごとの消費者ニーズへの対応を必要とします。

 

 

AbroadとOverseasとの違いは?

Google Ngram

「Overseas」と「abroad」はどちらも「海外で」や「外国に」という意味で使われますが、使い分けには微妙な違いがあります。

Geographical Implication(地理的な意味合い)

  • 「Overseas」は文字通り「海を越えて」という意味があり、特に海を隔てた外国を指します。例えば、日本からアメリカへ行く場合、「overseas」が適しています。
  • 「Abroad」はより広い意味で「自国以外のどこか外国」というニュアンスです。海を越えなくても使えます。例えば、フランスからドイツへ行く場合は「abroad」が適しています。

Formality(フォーマリティ)

  • 「Overseas」はややカジュアルな文脈や日常会話でよく使われます。
  • 「Abroad」はよりフォーマルな文脈にも適しており、ビジネスや公式の文書で頻繁に使用されます。

Contextual Use(文脈における使用)

  • 「Overseas」は特に「海外への移動」や「海外での活動」を強調する際に使われることが多いです。
  • 「Abroad」は一般的に「国外での経験」や「外国での生活」を表すのに使用されます。

例文

  • Overseas: “He is planning to move overseas next year.” (彼は来年、海外に移住する計画です)
  • Abroad: “She studied abroad in Germany.” (彼女はドイツで留学しました)

これらの違いを理解することで、より正確で自然な英語表現が可能になります。

 

 

AbroadとForeignとの違いは?

Abroad

  • 品詞: 副詞
  • 意味: 「海外で」「外国で」。特定の国を指さず、自国以外のどこかを一般的に指します。
  • 用法: “Abroad” は動詞と一緒に使われ、人が自国以外の場所に行く、住む、勉強する、働くなどの行為を指します。
  • : “She is studying abroad.” (彼女は海外で勉強している。)

Foreign

  • 品詞: 形容詞
  • 意味: 「外国の」「異国の」。自国以外の国に関連するものや、自国とは異なる特性を持つものを指します。
  • 用法: “Foreign” は名詞を修飾し、外国の人、文化、政府、商品などを指すのに使われます。
  • : “He enjoys learning about foreign cultures.” (彼は外国の文化を学ぶのが好きだ。)

まとめ

  • 使用シーン: “Abroad” は、人や行動が自国外で発生する場合に使われます。一方で “foreign” は、物事や概念が自国ではない他の国に起因するか、関連していることを表すのに用いられます。
  • 相互関係: “Abroad” が使われる文脈では、しばしば “foreign” の対象が登場します。例えば、海外で勉強する(studying abroad)人は、外国の文化(foreign cultures)や言語(foreign languages)に触れることになります。

これらの違いを理解することで、より正確に英語を使い分けることができます。

 

 

関連する語彙とその例文

Expat (expatriate)「在外国人」

例文: “She is an expat living in Japan.”
和訳: 彼女は日本に住む在外国人です。

解説: 「Expat」または「expatriate」は、通常、仕事や他の理由で自国以外の国に一時的または長期的に住む人を指します。この用語は、その人が自分の意志で外国に住んでいることを示唆し、しばしばプロフェッショナルや企業の従業員に使われます。この例文では、日本に住む女性が自分の国籍国以外で生活している状況を表しています。

Immigrant「移民」

例文: “Many immigrants seek a better life abroad.”
和訳: 多くの移民が海外でより良い生活を求める。

解説: 「Immigrant」は、経済的、社会的、政治的な理由などで、生まれた国を離れて他の国に恒久的に移住する人々を指します。この用語は、新しい国での永住を目指す人々に対して使われ、彼らがより良い生活条件、機会、または安全を求めて移動することを示します。この例文では、改善された生活条件を求めて自国を離れる人々の一般的な動機を表しています。

Cultural Exchange「文化交流」

例文: “Studying abroad can be a great cultural exchange experience.”
和訳: 海外留学は素晴らしい文化交流の経験になる。

解説: 「Cultural exchange」は、異なる文化背景を持つ人々が互いの文化を学び、理解し、尊重するプロセスを指します。この用語は、言語学習、留学プログラム、国際会議など、文化間の相互作用を促進するさまざまな状況に適用されます。この例文では、海外留学が異文化理解と相互尊重を深める有効な手段であることを示しています。留学は、異なる文化的背景を持つ人々との直接的な接触を通じて、新しい視点を学び、世界観を広げる機会を提供します。

 

 

押さえておきたいポイント

  • 「Abroad」は単独で「海外に」という意味を持ちます。前置詞「in」は不要です。
  • 「Abroad」を使った表現は、海外での経験や活動を説明する際に頻繁に使用されます。
  • 似た意味の表現には「overseas」や「internationally」がありますが、文脈によって微妙なニュアンスが異なります。

Abroad

  • 意味: 一般的に自国外で、特定の国を指さずに海外での活動や状況を表します。
  • 使用例: 旅行、留学、仕事など、自国外での経験や活動を幅広く指す際に使用します。

Foreign

  • 意味: 「外国の」や「外来の」と訳され、自国ではない他の国に関連するものや、自国とは異なる特性を持つものを指します。
  • 使用例: 外国の文化、外国の製品など、自国とは異なるものを示す際に用います。

Overseas

  • 意味: 文字通り「海を越えて」という意味で、海外、特に海を隔てた国々について言及する際に使われます。
  • 使用例: 海を越えた地域での活動や存在を指す場合に用いられ、特にアメリカ英語での使用が一般的です。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。「in abroad」と「abroad」の違いを理解し、正しく使い分けることは英語学習において重要です。この記事が皆さんの英語学習の一助となれば幸いです。海外に関する表現は多岐にわたりますので、ぜひこれを機に更に学びを深めていただければと思います。以上が”in abroad”「海外で」は間違ってる?abroadの意味と正しい使い方でした。それではSee you around!

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株式会社KLabにて翻訳兼通訳者として勤務。株式会社Unhoop(大手英会話スクールhanaso)に転職してスタディサプリの有名講師関正生さん監修元、自社メソッドを共同開発し数々のヒット教材を送り出す。またその後講師やカンセリングにも従事。株式会社Alueへ転職後、三菱UFJやUNIQLOなど名だたる大手日系企業対象に短期集中ビジネス英語研修を提供し数百名以上の「英語が話せる日本人」を輩出
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