- 1 はじめに
- 2 🌀 実はこんな失敗も…!ラストオーダーでの英語ミス体験談
- 3 ラストオーダー時に使える基本の英語フレーズ
- 4 🔄 さらに使える!ラストオーダー・閉店確認フレーズ集
- 5 💬 ちょっとした一言も◎
- 6 🎯 ネイティブっぽく聞こえるコツ
- 7 🎩 カジュアル/フォーマルの使い分け
- 8 🌟 まとめ
- 9 💡「話す」ことで初めて見える、自分の課題と伸びしろ
- 10 実際の会話例
- 11 まとめ
- 12 ❓ よくある質問とその答え
- 13 🕒 ラストオーダーに間に合わなかったときの聞き方
- 14 🌟 まとめ
- 15 すでにいるお客さんへ
- 16 🗣 現在進行形を使ったラストオーダーの伝え方
- 17 🤝 さりげない気遣いを込めた表現
- 18 🌟 まとめ
- 19 閉店間際に入ってきたお客さんへ
- 20 🗣 具体的なラストオーダー・閉店案内の伝え方
- 21 📝 まとめ
- 22 📝 ラストオーダー英語表現クイズ
- 23 ⚠️ 日本人がしがちなNG表現パターンまとめ
- 24 ✅ ワンポイントまとめ
- 25 🧾 ラストオーダー・閉店確認に役立つ関連語彙集
- 26 ✅ この記事のまとめ
はじめに
こんにちは!
今回は 「ラストオーダー時の英語表現とその使い方」 についてご紹介します。
海外旅行や留学中、閉店間際にお店に入ることってありますよね?
そんな時、ラストオーダーの時間を英語でうまく聞けたら安心です。
この記事では、レストランやカフェで役立つ基本フレーズを、わかりやすく解説します。
いざという時に使えるよう、ぜひ覚えておきましょう!
※ちなみに、注文の時によく使われる 「I’ll have…」の使い方について詳しく知りたい方は、
こちらのガイドもあわせてご覧ください♪
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🌀 実はこんな失敗も…!ラストオーダーでの英語ミス体験談
海外旅行中のある夜、ロンドンのカフェに立ち寄ったときのこと。
「閉店時間はまだ大丈夫だろう」と思って席についたものの、スタッフが近づいてきて、
“We’re taking last orders now.”
と言われました。
ところが当時の私は、「take」の意味にピンと来ず、
「まだ注文してないのに、なんで注文を“取る”って言うんだろう…?」と混乱。
戸惑っているうちに、タイミングを逃してしまい、結局何も頼めず退店することに…。
そのとき初めて、「take last orders」が「ラストオーダーを受け付けている」の意味だと知りました。
✅ ここから学んだこと
・「take」=受け付ける、という意味もある
・現在進行形(we’re taking…)は“今まさにやっていること”を表す
・知らない表現でも、聞き返す勇気が大事!
あの時の悔しさがきっかけで、
今では「閉店間際フレーズ」は自信を持って使えるようになりました!
英語の失敗は成長のチャンス。
あなたも、失敗を恐れずにどんどん使ってみてくださいね!
お客側が使えるフレーズ
ラストオーダー時に使える基本の英語フレーズ
■ 閉店時間を聞きたいとき
お店が何時に閉まるかを確認したい時に使えるフレーズです。
スタッフにやさしく聞いてみましょう。
- What time do you close?
「閉店時間は何時ですか?」 - When is your closing time?
「お店の閉店時間はいつですか?」
■ ラストオーダーの時間を確認したいとき
閉店前に注文できるかどうか知りたい時に便利な表現です。
注文の前に聞いておくと安心ですね。
- What time is the last order?
「ラストオーダーは何時ですか?」 - When do you take the last order?
「ラストオーダーの時間はいつですか?」
必要なときにパッと使えるよう、繰り返し読んでおくのがおすすめです♪
🔄 さらに使える!ラストオーダー・閉店確認フレーズ集
■ 閉店時間をたずねる、他の言い方
Do you know what time the store closes?
「お店が何時に閉まるか教えていただけますか?」
→ 少し遠回しで丁寧な聞き方。カジュアルな雰囲気でも使えます。
Could you tell me your closing time, please?
「閉店時間を教えていただけますか?」
→ “Could you tell me〜” は、丁寧に何かを聞くときの定番表現です。
Are you closing soon?
「そろそろ閉店ですか?」
→ 店内に入った時や、スタッフが片づけを始めていた時に使うと自然です。
■ ラストオーダーのタイミングを確認したいとき
Is the kitchen still open?
「キッチンはまだ開いていますか?」
→ フードの注文ができるかどうか、さりげなく確認したい時に便利。
Can I still order something?
「まだ何か注文できますか?」
→ ラストオーダーぎりぎりや、間に合ってるか不安な時に使えます。
Until what time do you accept orders?
「何時まで注文を受け付けていますか?」
→ “accept orders” という丁寧な言い方で、少しフォーマルな場面にも対応できます。
Is there a cut-off time for orders?
「注文の締切時間ってありますか?」
→ ネイティブがよく使う “cut-off time(締切時間)” を使った表現で、自然な会話っぽさUP!
💬 ちょっとした一言も◎
Just checking – can I still order?
「ちょっと確認なんですが、まだ注文できますか?」
→ “Just checking” を加えると、よりやさしく・控えめな印象になります。
これらのフレーズを組み合わせて覚えておくと、どんな状況でも安心して対応できるようになりますよ!
🎯 ネイティブっぽく聞こえるコツ
① 縮約(短縮形)を使う
ネイティブは日常会話で 縮めた形(I’m, we’re, it’sなど) をよく使います。
✅ ❌ What is the last order time?
✅ ✔️ What’s the last order time?
✅ ❌ We are closing soon.
✅ ✔️ We’re closing soon.
▶ 自然でリズミカルな話し方に聞こえます!
② 「Just」「Still」「Kind of」を入れてやわらかく
ネイティブはよく、文をちょっとぼかす・やわらげるための単語を入れます。
- Just checking, can I still order?
(ちょっと確認なんですが、まだ注文できますか?) - Is the kitchen still open?
(キッチン、まだ開いてますか?) - We’re kind of wrapping up now.
(今ちょうど片付けを始めているところなんです)
▶ 話し方が押しつけがましくなく、優しく聞こえるようになります。
③ 語尾をやわらげる言い回し
- Would it be okay if…
- Is it alright if…
- Do you mind if I…
➡ どれも「してもいいですか?」と聞く丁寧で自然な表現。
いきなり命令形を使うよりも、配慮が伝わる!
🎩 カジュアル/フォーマルの使い分け
英語も日本語と同じで、お店の雰囲気や相手との関係性によって使う言葉を変えると好印象です!
✔️ カジュアルな場面(カフェ・パブなど)
シーン | フレーズ例 |
---|---|
軽く確認したいとき | Hey, are you still open?(ねえ、まだ開いてる?) |
注文できるか気になるとき | Can I still get something?(何かまだ頼める?) |
閉店を聞きたいとき | What time do you close?(閉店時間何時?) |
▶ フレンドリーでくだけた雰囲気を出せます。
✔️ フォーマルな場面(ホテルのレストラン・高級店など)
シーン | フレーズ例 |
---|---|
閉店時間を聞く | Could you please tell me your closing time? |
ラストオーダーの確認 | Would you mind letting me know the last order time? |
注文できるか確認 | I’m sorry to ask, but is it still possible to place an order? |
▶ 礼儀正しさが求められる場では、クッション表現を入れて丁寧に。
🌟 まとめ
- ネイティブっぽさを出したいなら、縮約・副詞・語尾のやわらかさを意識!
- 場面に合わせて、カジュアルかフォーマルかを使い分けると◎!
💡「話す」ことで初めて見える、自分の課題と伸びしろ
英語フレーズをどれだけ覚えても、実際の場面で口から出なければ意味がない──
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実際の会話例
何時にラストオーダーをとりますか?
11時にラストオーダーをとります。
それでは、お店でよくある2つのシーンを想定して、使える英語の会話例を見ていきましょう。
🏠 お店に入ったときの会話
まずは、お店に入ったときに閉店時間を確認するシーンです。
💬 会話例①
A: Excuse me, what time do you close?
(すみません、閉店時間は何時ですか?)
B: We close at 10 PM.
(午後10時に閉店します。)
💬 会話例②
A: Hi, when is your closing time?
(こんにちは、閉店時間は何時ですか?)
B: Our closing time is 10 PM.
(午後10時が閉店時間です。)
🍽 ラストオーダーをお願いするときの会話
続いては、ラストオーダーの時間を確認して注文する場面です。
💬 会話例①
A: Excuse me, what time is the last order?
(すみません、ラストオーダーは何時ですか?)
B: The last order is at 9:30 PM.
(午後9時30分がラストオーダーです。)
💬 会話例②
A: Hi, when do you take the last order?
(こんにちは、ラストオーダーは何時ですか?)
B: We take the last order at 9:30 PM.
(午後9時30分がラストオーダーです。)
💬 会話例③
A: Excuse me, can I still place an order?
(すみません、まだ注文できますか?)
B: Yes, you can. The last order is at 9:30 PM.
(はい、できます。ラストオーダーは午後9時30分です。)
まとめ
これらの会話フレーズを知っておくと、閉店間際のお店でも安心して注文ができます。
ぜひ何度か声に出して練習してみてくださいね。ちょっとした一言でも、英語で伝えられると自信につながりますよ!
❓ よくある質問とその答え
~ラストオーダーに関する会話フレーズ集~
🔸 Q1. ラストオーダーは閉店の何分前ですか?
💬 英文
How many minutes before closing is the last order?
🇯🇵 日本語訳
「ラストオーダーは閉店の何分前ですか?」
📝 解説
ラストオーダーの具体的なタイミングを知りたいときに便利な質問です。
🔸 Q2. ラストオーダーの具体的な時間はありますか?
💬 英文
Is there a specific time for the last order?
🇯🇵 日本語訳
「ラストオーダーの具体的な時間はありますか?」
📝 解説
時間が固定で決まっているかどうかを丁寧に確認できます。
🔸 Q3. 閉店前のラストオーダーの時間を教えてもらえますか?
💬 英文
Could you please tell me when the last order is before closing?
🇯🇵 日本語訳
「閉店前のラストオーダーの時間を教えていただけますか?」
📝 解説
丁寧で礼儀正しい印象を与えたい時にぴったりのフレーズです。
🕒 ラストオーダーに間に合わなかったときの聞き方
🔸 Q4. 注文するのに遅すぎましたか?
💬 英文
I’m sorry, am I too late to place an order?
🇯🇵 日本語訳
「すみません、注文するのに遅すぎましたか?」
📝 解説
謝罪しながら確認することで、配慮のある印象を与えることができます。
🔸 Q5. キッチンが閉まっていても、飲み物は注文できますか?
💬 英文
If the kitchen is closed, can I still get a drink?
🇯🇵 日本語訳
「キッチンが閉まっている場合でも、飲み物は注文できますか?」
📝 解説
フードが無理でもドリンクだけOKか確認したい時に使えるフレーズです。
🔸 Q6. まだ注文できるものはありますか?
💬 英文
Is there anything still available to order?
🇯🇵 日本語訳
「まだ注文できるものはありますか?」
📝 解説
ラストオーダーを過ぎても、何か食べられるか丁寧に聞きたい時におすすめ。
🌟 まとめ
こうしたフレーズを覚えておくと、
✔ 丁寧に状況を確認できる
✔ 相手への配慮も伝わる
✔ 英語でのやり取りに自信が持てる
海外のレストランやカフェでのちょっとしたやり取りも、スムーズで好印象な対応につながりますよ!
お店側が使えるフレーズ
すでにいるお客さんへ
すみません、ラストオーダーになります。他に何かご注文はありますか?
さらに気遣ってこんな言葉もかけられるとよいですね。
🗣 現在進行形を使ったラストオーダーの伝え方
ラストオーダーのタイミングでは、現在進行形を使うことで、
「まさに今、その対応をしている」というニュアンスを丁寧に伝えることができます。
💬 例文①:現在進行形で状況を伝える
“Excuse me, we are taking last orders now. May I help you with your final choices?”
(失礼しますが、ただいまラストオーダーを承っております。最後のご注文をお手伝いしましょうか?)
✅ ポイント解説
- “we are taking last orders now” は、「今ちょうどラストオーダーを受け付けているところです」という進行中の状態を表します。
- “Excuse me,” を文頭に置くことで、丁寧で自然な接客のトーンになります。
- “May I help you…?” で、控えめにお客様をサポートする姿勢を伝えています。
🤝 さりげない気遣いを込めた表現
忙しい時間帯でも、お客様のペースを大切にしながらラストオーダーを伝えると、
より好印象な接客につながります。
💬 例文②:やさしくラストオーダーを知らせる
“Excuse me, just to let you know, this is the last order. Please take your time, but I thought you might want to order something final.”
(失礼しますが、お知らせとしてお伝えしますと、これがラストオーダーになります。どうぞごゆっくりしてくださいね。でも最後に何かご注文されたいかもしれないと思ってお声がけしました。)
✅ ポイント解説
- “just to let you know” は、さりげなく・気配りのある伝え方として使えます。
- “Please take your time” で、急がせずにお客様のペースを尊重しています。
- “I thought you might want to…” は、「○○かもしれないと思って…」という、自然で思いやりのある言い回しです。
🌟 まとめ
これらの表現を使うことで、
✅ 丁寧さ
✅ 気配り
✅ プロらしい自然な英語
を同時に伝えることができます。
特にサービス業では、言葉ひとつで印象が変わるので、こうした柔らかいフレーズはとても大切です。
少しずつでも口に出して練習してみると、自然に使えるようになりますよ!
閉店間際に入ってきたお客さんへ
1時間後に閉店となりますが、よろしかったでしょうか。
🗣 具体的なラストオーダー・閉店案内の伝え方
閉店間際、お客様に丁寧に状況を伝えるには、
言葉の選び方がとても大切です。
以下の3つのタイプ別に、使いやすい表現をご紹介します。
① 現在進行形+「we」でやわらかく状況を説明
💬 英文
“I’m sorry for any inconvenience, but we’re closing soon. Would it be alright if we finalize your order quickly?”
🇯🇵 訳
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが、私たちはもうすぐ閉店します。ご注文を早めに確定させていただいてもよろしいでしょうか?」
✅ ポイント
- “we’re closing soon”(現在進行形)で、今まさに閉店に向かっている様子を伝えています。
- 主語を “we” にすることで、スタッフ全体としての丁寧な行動を印象づけます。
- “Would it be alright if…” で、控えめにお願いしています。
② 仮定法「would」を使った丁寧な依頼
💬 英文
“Would it be okay for you if we start preparing for closing? We’d like to ensure everything is smooth for your visit.”
🇯🇵 訳
「閉店の準備を始めてもよろしいでしょうか? お客様のご滞在がスムーズに進むようにしたいと考えております。」
✅ ポイント
- “Would it be okay for you if…” は、お客様の了承を丁寧に確認する表現です。
- 仮定法 “would” を使うことで、丁寧さと柔らかさが生まれます。
- お客様の快適さを第一に考えている姿勢を見せています。
③ カジュアルな言い方で親しみやすく伝える
💬 英文
“We’re about to close in a few minutes. Is that okay if we hurry up a bit?”
🇯🇵 訳
「あと数分で閉店するところです。 少し急いでいただいても大丈夫でしょうか?」
✅ ポイント
- “We’re about to close” は「まもなく閉店します」という自然なカジュアル表現。
- “Is that okay if…” で、親しみやすく確認。
- フレンドリーなトーンが合う、カジュアルなカフェやバーなどにぴったりです。
📝 まとめ
このように、ラストオーダーや閉店をお知らせするときは、
✅ お店の雰囲気
✅ お客様との関係性
✅ その場の空気感
に合わせて、使う表現を柔軟に変えることが大切です。
丁寧だけど堅すぎない、思いやりのある英語表現は、
お客様との関係をより良くするポイントになりますよ。
📝 ラストオーダー英語表現クイズ
❓クイズ①
あなたはカフェに入りました。ラストオーダーの時間を聞きたいとき、どのフレーズが自然でしょう?
A. What time do you order?
B. When do you take the last order?
C. How long is the last open?
D. Are you last ordering?
解説:
「ラストオーダーは何時ですか?」と丁寧に聞きたいときに自然な表現です。”take the last order” は「ラストオーダーを受け付ける」という意味です。
Aは意味が不明確、CやDは文法的に不自然です。
❓クイズ②
「ラストオーダーは午後9時半です」と店員が言いたい時の自然な表現は?
A. The order finishes at 9:30 PM.
B. We stop ordering at 9:30 PM.
C. The last order is at 9:30 PM.
D. The kitchen closes 9:30 PM.
解説:
この表現が最も一般的で自然です。
AやBも意味は通じますが、少し不自然。Dは “closes at 9:30 PM” でないと文法的に正しくありません。
❓クイズ③
次の文のうち、「まだ注文できますか?」という意味に最も近いものはどれ?
A. Do you still accept drinks?
B. Can I still order something?
C. Are you finished ordering?
D. Is it still kitchen?
解説:
これは「まだ何か注文できますか?」というシンプルで使いやすいフレーズです。
Aも近いですがドリンク限定。CとDは意味が通じにくく、不自然です。
❓クイズ④
スタッフが「ただいまラストオーダーを承っております」と丁寧に言いたいときの表現は?
A. We are taking last orders now.
B. We have the last order now.
C. You are ordering last now.
D. Orders are last now.
解説:
現在進行形 “are taking” を使うことで、「今まさに受け付けています」というニュアンスが丁寧に伝わります。
B〜Dはいずれも文法的に不自然です。
❓クイズ⑤
「閉店の準備を始めてもよろしいですか?」を丁寧に聞く英語表現は?
A. Is it okay to close now?
B. Do you leave soon?
C. Would it be okay for you if we start preparing for closing?
D. Will we close for you now?
解説:
丁寧に確認したい場面では、仮定法の “Would it be okay if…” を使うととても自然で礼儀正しい印象になります。
Aはやや直接的すぎ、BやDは意味があいまいです。
⚠️ 日本人がしがちなNG表現パターンまとめ
~ラストオーダー関連のよくある英語ミス~
❌ 1. 「last order」を「最後の注文」と直訳しすぎる
NG例:
- ✕ Can I have the last order?
- ✕ Is it okay to give me last order?
→ この言い方だと、「最後の料理」を自分が欲しいみたいな意味に取られます。
✅ 正しい表現:
- ✔️ When is the last order?
- ✔️ Can I still order something?
❌ 2. 「order」を動詞にできず、変な名詞使いをする
NG例:
- ✕ What time is the order finish?
- ✕ You do last order now?
→ 英語では「注文する=order(動詞)」を正しく使う必要があります。
✅ 正しい表現:
- ✔️ What time do you take the last order?
- ✔️ Are you still taking orders?
❌ 3. 「閉店時間」を聞くときに主語・動詞がない
NG例:
- ✕ Closing time?
- ✕ What time close?
→ 主語がないと伝わりにくく、不自然な印象に。
✅ 正しい表現:
- ✔️ What time do you close?
- ✔️ When is your closing time?
❌ 4. 「Take」の意味がピンと来ず、混乱する
NG例:
- ✕ Why take order now? I didn’t order yet…
→ 「take orders」=注文を受け付ける、という表現を知らずに戸惑うパターン。
✅ 正しい理解:
- We’re taking last orders now.
→ 「今、ラストオーダーを受け付けています」
❌ 5. 「Can I order?」だけで聞いてしまう
NG例:
- ✕ Can I order?(悪くはないが、場面によっては失礼 or あいまい)
→ ラストオーダーかどうかを知りたいときには少し不親切な表現です。
✅ より自然な表現:
- ✔️ Can I still order something?
- ✔️ Is the kitchen still open?
❌ 6. フォーマルな場面でカジュアル表現を使ってしまう
NG例:
- ✕ Hey, can I get something now?(高級レストランではNG)
✅ フォーマルな聞き方:
- ✔️ Would you mind letting me know the last order time?
- ✔️ Could you please tell me your closing time?
✅ ワンポイントまとめ
シチュエーション | よくあるミス | おすすめフレーズ |
---|---|---|
ラストオーダーを聞きたい | ✕ Last order time? | ✔️ When do you take the last order? |
閉店時間を聞きたい | ✕ What time close? | ✔️ What time do you close? |
注文できるか確認したい | ✕ Can I order? | ✔️ Can I still place an order? |
スタッフが案内したい時 | ✕ Now last order. | ✔️ We’re taking last orders now. |
🔍 ちょっとしたミスでも、意味が通じにくくなったり、ぶっきらぼうに聞こえたりします。
一度覚えてしまえば簡単なので、よくある間違いを避けることで、「伝わる・好印象な英語」になりますよ!
🧾 ラストオーダー・閉店確認に役立つ関連語彙集
英単語・表現 | 意味 | ひとことメモ |
---|---|---|
last order | ラストオーダー | 最後に注文できるタイミング |
take orders | 注文を受け付ける | 「take」はここで「受ける」の意味 |
closing time | 閉店時間 | フォーマルにもカジュアルにも使える |
cut-off time | 締切時間 | ネイティブがよく使う自然な表現 |
still open | まだ開いている | Are you still open? = よくある質問 |
place an order | 注文する | フォーマルな言い方。「place」は「出す」意味で使われる |
kitchen is closed | キッチンは閉まっている | 食事系がもう注文できないときによく使われる |
accept orders | 注文を受け入れる | ややフォーマルな響き |
wrap up | 片付ける・締めに入る | We’re kind of wrapping up now. などやさしく伝えたいときに便利 |
finalize | 最終決定する | Finalize your order = 最後の注文を確定させる |
hurry up | 急ぐ | 閉店前に少し急いでほしいときなど |
no hurry | 急がなくて大丈夫 | お客さんへの気遣いに◎ |
excuse me | すみません(声をかける時) | 丁寧に会話を始めるフレーズ |
just checking | ちょっと確認なんですが | 控えめに質問したいときの枕ことば |
would it be okay if ~ | ~してもよろしいでしょうか? | 丁寧な依頼表現 |
🔤 例:使い方イメージ
- What time is the last order?
→ ラストオーダーは何時ですか? - We’re taking last orders now.
→ ただいまラストオーダーを受け付けております。 - Can I still place an order?
→ まだ注文できますか? - The kitchen is already closed, but drinks are still available.
→ キッチンはすでに閉まっていますが、ドリンクはまだご注文いただけます。
この語彙リストを何度か声に出して読んでおくと、実際の場面でサッと口から出るようになりますよ!
✅ この記事のまとめ
海外でレストランやカフェを利用する時、閉店間際でも安心して注文できる英語フレーズを知っておくととても便利です。
この記事では、
- 閉店時間やラストオーダーを聞く基本フレーズ
- 実際の会話例
- ネイティブっぽく聞こえるコツ
- カジュアルとフォーマルの使い分け
- 失敗から学ぶエピソードと実践の大切さ
などを紹介しました。
どんなに英語を理解していても、実際に口に出してみないと本当の意味で「使える英語」にはなりません。
だからこそ、間違えてもいいからアウトプットすることが大事なんです!
ちょっとした表現の差で、相手に与える印象も大きく変わります。
ぜひ、今回紹介したフレーズを実際の場面で使ってみてくださいね!
そして「もっと話せるようになりたい!」と思った方は、ぜひ RYO英会話ジムの無料体験レッスン に参加してみてください♪
あなたの英語力が、実践でどんどん開花していきますように!
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