こんにちは!RYO英会話ジムのリョウです。
今回は 「make it + 形容詞 / 名詞」 という英語表現について、意味と使い方 をわかりやすくご紹介します。この表現をマスターすると、より自然でこなれた英語 が話せるようになりますよ。
この記事を通じて、あなたの英語表現力がさらにレベルアップするお手伝いができたら嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
🔥 学習者あるある!「make it」表現での失敗エピソード
英語学習では、誰でも一度は「あれ?意味が伝わらなかった…」という経験があるものです。実は、私自身もこの「make it」表現を使ってちょっとした失敗をしたことがあります。
あるビジネスミーティングでのこと。
進行中のプロジェクトについて、「今回こそ成功させましょう!」と言いたくて、私は英語でこう言いました。
Let’s make it big this time!
ところが、相手の表情が「???」となり、話が一瞬止まってしまったんです。
後でネイティブの同僚に確認したところ、「make it big」は「大成功する」「有名になる」というニュアンスが強く、ビジネスの進行中のプロジェクトに対しては少し場違いだったとのこと。
本当はシンプルに
👉 Let’s make it a success!(成功させましょう!)
と言えばよかったんです。
✅ 失敗から学んだこと
この経験を通じて気づいたのは、「make it」表現はどれも似ているようで、微妙なニュアンスや使う場面が違う ということ。
失敗したからこそ、「この表現はどんな場面で・どんなニュアンスで使うべきか」を意識するようになり、今ではビジネスの現場で自然に使い分けられるようになりました。
失敗は成長のチャンス。
間違えることを恐れずに、実際に使って、その都度学びながら、表現の引き出しを増やしていきましょう!
「make it + 形容詞 / 名詞」の意味は?
「make it + 形容詞 / 名詞」は、英語でよく使われる便利な表現です。文法的には 「make + 目的語 + 補語」 という形で、「〜を…にする」「〜を…な状態に変える」 という意味になります。
簡単に言うと、何かを別の状態や役割に変えるとき に使う表現です。
🔸 形容詞を使う場合
「make it + 形容詞」 は、何かを特定の状態にする という意味になります。
例文
- make it clear(それを明確にする)
- make it possible(それを可能にする)
→ この場合、「それ」が「明確」や「可能」という状態になることを表しています。
🔸 名詞を使う場合
「make it + 名詞」 は、何かを特定のもの・役割にする というニュアンスになります。
例文
- make it a success(それを成功にする)
- make it a priority(それを優先事項にする)
→ この場合は、「それ」を具体的な結果やカテゴリーに置き換えるイメージです。
✅ まとめ
形式 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
make it + 形容詞 | 〜を〇〇な状態にする | make it clear(明確にする) |
make it + 名詞 | 〜を〇〇にする / 〜を〇〇として扱う | make it a success(成功させる) |
【ビジネスシーンでの「make it + 形容詞 / 名詞」の使い方】
「make it + 形容詞 / 名詞」は、ビジネスの現場でもとてもよく使われます。ここでは、具体的なシーン別に使い方をご紹介します。
🔸 1. 目標達成の指示
プロジェクトや任務を成功させたいとき に使う表現です。
- make it successful(成功させる)
- make it perfect(完璧にする)
👉 目標や品質基準を達成するよう促すとき に便利なフレーズです。
🔸 2. 意思表示・要求
自分の意志をはっきり伝えたいとき や、相手に明確な行動を求めたいとき に使います。
- make it clear(はっきりさせる)
- make it known(知らせる・周知する)
👉 誤解を防ぎたい場面 で特に効果的です。
🔸 3. 変化・改善の促進
より良い方向へ改善したいとき に使われます。
- make it better(よくする)
- make it more efficient(もっと効率的にする)
👉 業務改善や仕組みづくり でよく登場する表現です。
🔸 4. 柔軟な対応の要請
変化する状況に合わせて対応してほしいとき に使います。
- make it adaptable(適応させる)
- make it flexible(柔軟にする)
👉 チームメンバーや取引先に柔軟な対応を求める際 に便利。
🔸 5. 期限や約束の確認
時間や約束ごとを守るよう求めるとき に使います。
- make it on time(時間通りにする)
- make it a promise(約束とする)
👉 納期や約束の確認、責任を明確にしたいとき にピッタリ。
✅ まとめ
「make it + 形容詞 / 名詞」は、指示・意思表示・改善要求・柔軟対応・期限確認 など、あらゆるビジネスシーンで活躍する表現 です。
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例文
発言した内容を正すとき
部下へ…
1時に会議をしましょうか?あ、2時にしましょう。昼食時に他の会議があるので。
第一に、自分自身や他者が述べた発言を修正する際に用いられる表現です。この文脈では、「it」の直後には通常、名詞が配置されます。
特定のやり方でやってほしいとき
本日締め切りだがまだ取り掛かっている部下へ…
今日中にこのレポートを終わらせんといかんで。できるだけ早くしてな。
次に、特定の方法や手順を指示する場合には、命令形で頻繁に使用されることがあります。この文脈では、形容詞を伴う表現が一般的に採用されます。
レストランで注文するとき
バーのカウンターへ座り…
ダブルにしてくれ。今日はとても忙しい日だったんだ。
そして最後、3つ目はレストランで注文するときに同じ飲み物や食べ物であってもシングルやダブル、また定食、盛り合わせなどありますよね。そういったときにこのフレーズがよく使われます。ちなみに定食は”set meal”なので”make it a set meal”のように言えますね。
【ビジネス・日常でよく使う「make it」フレーズ集】
🔸 1. Make it clear(はっきりさせる)
英語例文:Please make it clear that we need the report by Monday.
和訳:月曜日までにレポートが必要であることを明確にしてください。
🔸 2. Make it possible(可能にする)
英語例文:Technology has made it possible to work from anywhere.
和訳:テクノロジーによって、どこからでも働くことが可能になりました。
🔸 3. Make it a success(成功させる)
英語例文:Everyone contributed to make it a success.
和訳:全員が貢献して、それを成功させました。
🔸 4. Make it a priority(優先事項にする)
英語例文:We need to make it a priority to improve customer satisfaction.
和訳:顧客満足度を向上させることを優先事項にする必要があります。
🔸 5. Make it easy(簡単にする)
英語例文:This tool makes it easy to edit videos.
和訳:このツールによって、ビデオ編集が簡単になります。
🔸 6. Make it better(より良くする)
英語例文:We should make it better by adding more features.
和訳:より多くの機能を追加して、それをより良くするべきです。
🔸 7. Make it big(大成功する)
英語例文:He moved to Hollywood to make it big as an actor.
和訳:彼は俳優として大成するためにハリウッドへ移りました。
🔸 8. Make it official(正式にする)
英語例文:They decided to make it official and announced their engagement.
和訳:彼らは婚約を正式にし、それを発表しました。
🔸 9. Make it count(価値あるものにする)
意味:それを無駄にしない、大切にする
英語例文:You only get one chance, so make it count.
和訳:チャンスは一度きりだから、大事にしよう。
🔸 10. Make it up to someone(償う、埋め合わせをする)
英語例文:I know I missed your birthday, so I’ll make it up to you.
和訳:あなたの誕生日を忘れてしまったので、埋め合わせをします。
🔸 11. Make it through(乗り切る、切り抜ける)
英語例文:It was a tough year, but we made it through together.
和訳:大変な一年だったけど、一緒に乗り越えました。
🔸 12. Make it work(うまくいかせる)
英語例文:Despite the challenges, we need to make it work for the sake of the team.
和訳:困難はあっても、チームのために何とかうまくやらないといけません。
✅ まとめ
これらのフレーズは、日常会話でもビジネスシーンでも頻出です。特に「make it clear」「make it a priority」「make it work」などは、会議・メール・上司や同僚とのやり取りで即使える表現なので、ぜひ覚えておきましょう!
🌟 まとめ
今回は、「make it + 形容詞 / 名詞」の意味と使い方、さらにビジネスシーンや日常会話でよく使われるフレーズを紹介しました。
✅ 「〜を〇〇な状態にする」「〜を〇〇に変える」 というのが基本の意味
✅ ビジネスでも日常でも超便利な表現
✅ 失敗しながら使いこなせるようになるのが一番の近道!
英語は、知っているだけでは話せません。実際に声に出して、間違えながら学んでいくことが上達への近道です。
ぜひ、今回ご紹介したフレーズを実際の会話やメールでどんどん使ってみてください!
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