こんにちは、RYO英会話ジムです。
「確認しました。問題ありません。」は英語で?
✅ I have checked it, and there are no issues.
✅ All good on my end.
どちらもビジネスシーンでよく使われる、確認完了&OKの定番フレーズです。
- しっかり確認したことを伝えたいなら → I have checked it, and there are no issues.
- チャットやカジュアルな場面では → All good on my end.
まずはこの2つを覚えておけば安心です。
でも実は、場面によってはもっと適切な言い回しがあったり、うっかり使うと誤解やトラブルにつながることも…。
この記事では、ビジネス英語での「確認OK」を伝えるフレーズとその使い分けを、失敗談やシーン別の実例とともにご紹介します。
👉 次は、実際に「やってしまった…」という失敗エピソードから見ていきましょう。
やってしまった…!「問題ありません」と言ったのにトラブルに繋がった失敗談
実は私自身、過去に「確認しました。問題ありません。」を軽く使ってしまって失敗した経験があります。
ある日、海外の取引先から送られてきた契約書を確認するよう依頼されました。
その時、私はざっと目を通しただけで、深く内容を確認せずに“All good on my end!”と返信してしまったんです。
ところが後日、契約書の中に重要な条件変更が含まれていたことが発覚。
相手側は、「確認済み」という返事をもらっていたので、そのまま手続きを進めてしまい、社内で大きなトラブルになってしまいました。
この経験から学んだのは、
「確認しました」=責任を持つこと
そして、本当に問題ないか、しっかり確認するまでは軽々しくOKを出さないことの大切さでした。
特に英語では、短くカジュアルに「No problem!」「All good!」と言いやすいですが、その一言の裏に信頼と責任があることを、私自身、身をもって学びました。
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【ビジネスシーンで使える!「確認しました。問題ありません。」の英語表現まとめ】
ビジネスのやり取りでは、プロジェクトの進捗確認やメールのやり取り、報告書のチェックなど、相手に「確認済みで問題なし」と伝える場面がよくあります。
そんな時、明確でポジティブな印象を与えられる英語表現をいくつかご紹介します。状況に応じて使い分けることで、よりスムーズなコミュニケーションができます。
✅ よく使われるフレーズ一覧
英語表現 | 和訳 | 解説 |
---|---|---|
I have checked it, and there are no issues. | 確認しましたが、問題はありません。 | フォーマルな場面で使いやすい表現。しっかり確認したことを伝えたい時におすすめ。 |
I’ve reviewed it, and everything appears to be in order. | 見直しましたが、全て順調です。 | ややカジュアルな場面でも使える柔らかい表現。「全て順調ですよ」というポジティブな印象を与えます。 |
All good on my end. | 私の方では全て問題ありません。 | メールやチャットなどのカジュアルなやり取りでよく使われます。簡潔でフレンドリー。 |
Everything checks out. | 全て確認済みです。 | 何かを点検・検証した後に使うフレーズ。「全て問題なく整っている」というニュアンス。 |
No problems found. | 問題は見つかりませんでした。 | とてもシンプルで直接的な表現。調査・確認の結果、何も問題がなかった時に。 |
Confirmed, and it looks fine. | 確認しました、問題なさそうです。 | 少し柔らかめで、「見た感じ大丈夫そう」というニュアンスを含みます。 |
I’ve looked into it, and there’s nothing to worry about. | 調べましたが、心配することはありません。 | 相手の不安を取り除く意図がある時に効果的なフレーズ。 |
Checked and all clear. | 確認して、問題なしです。 | 短く、カジュアルに伝えたい時に便利。「all clear」は「全てクリア」「問題なし」という意味。 |
🎯 まとめ
これらの表現を状況に応じて使い分けることで、相手に安心感を与え、スムーズなコミュニケーションができます。特にビジネスでは、シンプルで前向きな言い回しを心がけることが信頼につながります。
音声を聞く
“I have checked it, and there are no issues.”
“I’ve reviewed it, and everything appears to be in order.”
“All good on my end.”
“Everything checks out.”
“No problems found.”
“Confirmed, and it looks fine.”
“I’ve looked into it, and there’s nothing to worry about.”
“Checked and all clear.”
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📌 英語表現は「知る」だけでは足りない!アウトプットがカギ
ここまで、ビジネス英語での「確認しました。問題ありません。」の表現をいくつかご紹介してきましたが、実は「知っている」だけでは、実践ではうまく使えないことが多いのが英語学習の落とし穴です。
特にビジネス英語では、その場でパッと言えるかどうかが信頼につながります。
私たちRYO英会話ジムでは、こうしたビジネスシーンで実際によく使われる英語表現を、「間違えながら練習し、正しい言い回しを身につける」ことを徹底サポートしています。
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【ビジネスメールでの使い方例】
① フォーマルな場面で
Subject: Review Completed
Dear [相手の名前],
I have checked the document, and there are no issues. Please proceed as planned.
Best regards,
[あなたの名前]
(和訳)
資料を確認しましたが、問題ありません。予定通り進めてください。
② 少しカジュアルなやり取りで
Subject: Quick Confirmation
Hi [相手の名前],
I’ve reviewed the files, and everything appears to be in order. Let me know if you need anything else.
Best,
[あなたの名前]
(和訳)
ファイルを確認しましたが、特に問題はなさそうです。他に必要なことがあれば教えてください。
③ チャットやSlackでのライトなやり取り
All good on my end! 👍
(和訳)
こちらは問題ありません!
④ 報告や確認の締めとして
Everything checks out. You can move forward.
(和訳)
全て確認済みです。進めてください。
⑤ 相手を安心させたい時
I’ve looked into it, and there’s nothing to worry about.
(和訳)
確認しましたが、心配いりません。
⑥ 最後のひと言で添える場合
Checked and all clear. Thanks for your patience.
(和訳)
確認しましたが問題ありません。お待たせしました。
🔥 ワンポイントアドバイス
フォーマルさを調整したい場合は、最後に一言添えると印象がさらに良くなります。 例:
- Let me know if you have any questions.(ご不明点があればお知らせください)
- Please feel free to reach out anytime.(いつでもご連絡ください)
ロールプレイ
プロジェクトの最終レビュー会議
英文
Alex: “Good morning everyone. As you know, we’re here to go through the final review of our project. I’ve taken the liberty to check all the documentation and the final product over the last couple of days.”
Jordan: “That sounds great, Alex. Did you come across any major issues that we need to address before the final submission?”
Alex: “I’ve reviewed it, and everything appears to be in order. All the documentation aligns with our objectives, and the final product meets our quality standards.”
Mia: “That’s a relief to hear. So, are we ready to proceed with the submission then?”
Alex: “Yes, I believe we are all set. Unless anyone has any last-minute concerns, I think we can consider this project complete.”
和訳
アレックス: 「おはようございます。皆さんもご存知の通り、今日はプロジェクトの最終レビュー会議のために集まりました。過去数日間で、全ての文書と最終製品をチェックする自由を頂きました。」
ジョーダン: 「素晴らしいですね、アレックス。最終提出前に対処する必要がある大きな問題は何かありましたか?」
アレックス: 「見直しましたが、全て順調です。全ての文書が私たちの目標と一致しており、最終製品も私たちの品質基準を満たしています。」
ミア: 「それを聞いて安心しました。それでは、提出に進む準備はできていますか?」
アレックス: 「はい、私たちは全て準備が整っていると思います。最後の瞬間に懸念がなければ、このプロジェクトを完了とみなしても良いと思います。」
音声
練習クイズ
✅ クイズ①
あなたはチームリーダー。メンバーから提出された資料を確認し、特に問題がなかったことを伝えたいとき、もっとも自然な表現はどれ?
A. I’ve looked into it, and there’s nothing to worry about.
B. I have checked it, and there are no issues.
C. No worries at all.
→ しっかり確認したことを明確に伝えるフォーマルな表現。 Aは相手の不安をやわらげる時向き。Cはカジュアルすぎてビジネス文脈ではやや不十分です。
✅ クイズ②
同僚からSlackで「この内容で問題ないか確認してくれる?」と聞かれました。あなたが軽くチェックし、特に問題がなかったと伝えるには?
A. All good on my end.
B. Please check again.
C. Everything is wrong.
→ チャットなどでよく使われる自然な確認完了フレーズ。 軽く確認して問題ないときにピッタリです。Bは確認依頼、Cは問題があるときの表現。
✅ クイズ③
部下から提出された報告書をざっとチェックして、「大丈夫そうです」と少し柔らかく伝えたい。適切な英語は?
A. Confirmed, and it looks fine.
B. I don’t know.
C. Looks bad.
→ 「確認した上で、大丈夫そうです」という丁寧で柔らかい表現。 相手を安心させつつ、100%断定しないニュアンスも含まれます。
❌ よくあるNG表現パターンとその理由
① 「No problem.」を連発してしまう
NG例:
No problem.
→ 相手の依頼に「いいよ、大丈夫だよ」と軽く返すニュアンス。
なぜNG?
→ 「確認した」「問題がなかった」という事実の報告としては不十分。
相手によっては「ちゃんと確認したのか?」と受け取られることも。
✅ 正しくは:
I have checked it, and there are no issues.
② カジュアルすぎる返答をフォーマルな場面で使ってしまう
NG例:
All good!
→ チャットではOKでも、上司やクライアントに送るメールだと失礼になる可能性あり。
なぜNG?
→ 場面に合わない口調は、プロ意識が低い印象を与えてしまう。
✅ 正しくは(フォーマルな場面):
I’ve reviewed the report, and everything appears to be in order.
③ 時制の間違い:「I check it」や「I checked it」
NG例:
I check it.(現在形)
I checked it.(過去形)
なぜNG?
→ 「今この瞬間に確認中です」や「過去に確認したけど今は分からない」という印象になってしまう。
ビジネスでは「確認した上で、今も問題なし」というニュアンスが求められる。
✅ 正しくは:
I have checked it.(現在完了)
→ 今までに確認して、今もその結果が有効。
④ 主語と名詞の単複一致ミス
NG例:
There is no issues. ❌(×単数)
なぜNG?
→ “issues” は複数形なのに、”There is” を使ってしまっている。
✅ 正しくは:
There are no issues.
⑤ 「It’s OK」や「It’s fine」だけで済ませる
NG例:
It’s OK.
It’s fine.
なぜNG?
→ どちらも曖昧で、「ちゃんと確認したかどうか」が伝わらない。
特に上司やクライアントには不安を与える言い方になりやすい。
✅ 正しくは:
I’ve looked into it, and there’s nothing to worry about.
🎯 まとめ:気をつけたいポイント
よくあるミス | 理由 | 修正ポイント |
---|---|---|
No problem. だけで終わる | 確認内容が伝わらない | 内容を明確に伝える表現へ |
All good! をビジネスメールで使用 | カジュアルすぎて失礼になる | フォーマルな言い回しに切り替え |
I check / I checked の時制ミス | 確認のタイミングが不明確 | 現在完了形 (have checked) を使用 |
There is no issues. | 文法的に誤り | 複数形には “There are” を使う |
It’s OK / fine の乱用 | 曖昧な印象を与える | 問題ない理由を明確に伝える表現へ |
覚えておこう!「確認」にまつわる英単語8選
「確認しました。問題ありません。」というフレーズを正しく使うためには、「確認」に関連する英単語の意味やニュアンスを理解しておくことが大切です。
ここでは、ビジネス英語でよく使われる8つの関連単語をご紹介します。
英単語 | 意味 | ビジネスでの使われ方 |
---|---|---|
Confirm | 確認する | 情報や予定が正しいかを正式に確かめる例:Confirm the meeting schedule(会議の予定を確認する) |
Verify | 検証する | 証拠を用いて正確性を確認する例:Verify the data(データを検証する) |
Check | チェックする | ざっと確認・点検する例:Check the email content(メール内容をチェックする) |
Validate | 妥当性を確認する | 内容が正しく適切か確認する例:Validate the process(プロセスの妥当性を確認する) |
Review | 見直す・復習する | すでに行った作業を再評価する例:Review the report(レポートを見直す) |
Inspect | 検査する | 物理的なものや状況を詳しく調べる例:Inspect the equipment(設備を検査する) |
Audit | 監査する | 公式な検査・監査を行う例:Audit the financial statements(財務諸表を監査する) |
Examine | 調べる | 詳細に調査・分析する例:Examine the issue carefully(問題を詳しく調べる) |
🎯 ポイント
これらの単語はすべて「確認」に関連していますが、ニュアンスや使う場面が異なります。
たとえば、
- Check / Confirm → 日常的な確認
- Verify / Validate / Review → もう少ししっかりとした確認
- Inspect / Audit / Examine → 専門的・公式な検証や監査
状況に応じて正しく使い分けることで、相手に与える印象がよりプロフェッショナルになります。
✅ この記事のまとめ
ビジネスシーンでは、「確認しました。問題ありません。」というフレーズを正しく、相手に安心感を与える形で伝えることがとても大切です。
今回ご紹介した英語表現を状況に応じて使い分ければ、スムーズなやり取りと信頼関係の構築につながります。
また、「確認しました」と伝える時は、本当に確認できているかを常に意識し、軽い気持ちでOKを出さないことも大事なポイント。
この記事で学んだフレーズや失敗談を参考に、自信を持って、丁寧なビジネス英語コミュニケーションを実践していきましょう!