こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
日常英会話では、一見似ている表現でも、微妙なニュアンスの違いが大きな意味の差を生むことがあります。
その一例が 「find」と「find out」 の使い分けです。
どちらも「見つける」「発見する」と訳されますが、使われるシーンにははっきりとした違いがあります。
今回はこの2つの表現の違いをわかりやすく解説し、日常会話で自信を持って使い分けられるようになるポイントをお届けします!
それでは、さっそく見ていきましょう。
🔍「find」の意味と使い方
「find」は、何かを直接「見つける」「発見する」ときに使います。
これは、物理的な物だけでなく、感情や考え方などにも使えます。
例:
- I found my keys under the sofa.
(ソファの下で鍵を見つけた) - She found happiness in helping others.
(彼女は人を助けることで幸せを見つけた)
🧠「find out」の意味と使い方
「find out」は、新しい情報や事実を知る・発見するときに使います。
つまり、「調べてわかる」「知ってびっくりする」ようなニュアンスです。
例:
- I found out that the meeting was canceled.
(会議がキャンセルされたことを知った) - How did you find out about this place?
(どうやってこの場所を知ったの?)
✅まとめ
表現 | 意味 | 主な使い方の違い |
---|---|---|
find | 見つける・発見する | 物や感情など、直接「見つける」ことに使う |
find out | 知る・判明する | 情報や事実を「調べて知る」「新しく気づく」ときに使う |
この違いを意識するだけで、会話がより自然で伝わりやすくなりますよ!
💬「使い分け」のコツは、実際に使ってみること!
「find」と「find out」の違い、なんとなくわかってきたけど、
実際の会話の中で自然に使い分けられるかというと…なかなか難しいですよね。
ここで大切なのが、インプットだけで終わらせず、アウトプットで“体にしみこませる”こと。
頭で理解しても、実際に口に出して練習しないと、英会話ではすぐに使えるようになりません。
🧑🏫 英語は「話してナンボ」!アウトプット量で差がつく【RYO英会話ジム】
RYO英会話ジムでは、業界トップクラスのアウトプット量にこだわっています。
わかったつもりで終わらせず、実際に使う→フィードバック→修正→また使うというサイクルで、
自然と「使える英語」が身についていきます。
さらに、レッスンでは発言内容を見える化&丁寧に添削してくれるので、
文法や表現のクセも着実に改善!
🎁 まずは、気軽に試してみませんか?
「英語を話せるようになりたいけど、何から始めていいかわからない」
「自分の英語、通じてるのか不安…」
そんなあなたに、まずは無料体験レッスンをおすすめしています。
実際に話してみることで、きっと英語の楽しさと手応えを感じられるはずです😊
例文集
find
同僚とランチをしていて…
昨日素敵な日本食レストラン見つけたんだ。今度そこへ行こうよ。
夫がうろうろしていて…
-
- 英文: “I find the book very interesting.”
- 日本語訳: 「その本をとても興味深いと思う。」
find out
友人が電話で…
ホテルの近くにあるレストランがまだ開いているか聞くと…
わかりません。調べますね。
-
- 英文: “We need to find out the truth.”
- 日本語訳: 「私たちは真実を見つけ出す必要がある。」
- 混合使用:
- 英文: “I finally found my glasses after searching for an hour, but I need to find out why I keep losing them.”
- 日本語訳: 「1時間探した後、ついに眼鏡を見つけたけど、なぜそれをしょっちゅう無くすのかを調べる必要がある。」
🧠「find out」は“情報”を見つけるときに使う
一方で、「find out」は目に見えない“情報”を見つけるときに使われる表現です。
「見つける」や「調べる」という意味ですが、物理的な物ではなく、事実や理由などの情報に対して使われます。
たとえば、次のような例文があります。
- I found out that he was cheating on me.
(彼が浮気していたことを知った) - I found out if the restaurant was open.
(そのレストランが開いているか調べた)
どちらも、「物」を見つけたわけではなく、“情報”を知った・判明したという文ですね。
✅「find out」のよくある使い方
1. 「find out that + 文」
「〜ということを知る」という形で、最もよく使われます。
例:
- I found out that she moved to Tokyo.
(彼女が東京に引っ越したことを知った)
2. 「find out + wh節(疑問詞)」
「なぜ・どうやって・何を」などを使って、詳細を調べるときによく使われます。
例:
- Can you find out why he stopped the project?
(彼がなぜそのプロジェクトをやめたのか、調べてくれる?)
この「wh節」には、why(なぜ)・how(どうやって)・what(何を)などが使えます。
💡【補足】「find out」の目的語の位置に注意!
代名詞(itやhimなど)が目的語になる場合は、必ず「find it out」のように、代名詞を真ん中に入れます。
❌ find out it
✅ find it out
一方で、名詞が目的語なら、どちらの位置でもOKです。
例:
- find out her email address
- find her email address out
→ どちらも自然です!
「find out」は“情報を得る”ときの万能表現なので、使える場面がたくさんあります。
ぜひ、実際の会話の中でも積極的に使ってみてくださいね!
🔄「find」や「find out」に似た英単語もチェック!
英語には「見つける」「知る」といった意味を持つ似た表現がいくつかあります。
ここでは、特によく使われる3つの単語を紹介します!
🧪 Discover:新しいことを“発見する”
英文:
“Scientists discovered a new planet in our solar system.”
日本語訳:
「科学者たちは私たちの太陽系内に新しい惑星を発見した。」
解説:
「discover」は、今まで知られていなかった新しい情報や事実を見つけるときに使います。
偶然に見つけることもあれば、研究や調査を通じて発見することもあります。
科学的な発見や、歴史的な発見などによく使われます。
🕵️♂️ Uncover:隠されていたものを“明らかにする”
英文:
“The investigation uncovered evidence of corruption.”
日本語訳:
「その調査は腐敗の証拠を暴き出した。」
解説:
「uncover」は、意図的に隠されていた情報や真実を明るみに出すときに使われます。
ニュースや調査報道、警察の捜査などでよく登場します。
「隠れていたカーテンをめくる」ようなイメージですね。
📘 Learn:新しいことを“学ぶ・習得する”
英文:
“I learned how to code in Python.”
日本語訳:
「私はPythonでコーディングする方法を学んだ。」
解説:
「learn」は、新しい知識やスキルを学んで身につけるときに使います。
「find out」と少し似ていますが、より広く“学習”全体を表す言葉です。
学校の勉強や自己学習、スキルアップの場面でよく使われます。
✅ まとめ:違いをざっくり整理!
表現 | 主な意味 | よく使われる場面 |
---|---|---|
discover | 新しい事実を発見する | 科学や歴史の発見など |
uncover | 隠されていたことを明かす | 調査やスキャンダル |
learn | 学ぶ・習得する | 勉強・スキル習得 |
これらの表現は、状況に応じて使い分けることで、英語がもっと自然で伝わりやすくなりますよ!
✅ 「find」と「find out」の使い分けポイントまとめ
「find」と「find out」を正しく使い分けるコツは、
“ただ見つける”のか、それとも“調べてわかる”のか、この違いを意識することです。
🔹 find:直接的に“見つける”
→ 目の前の物や感情などを、偶然・自然に発見するイメージ
🔹 find out:調査や学習を通じて“知る・判明する”
→ 情報や事実を、積極的に調べたり聞いたりして知るプロセスに使います。
✏️ ひとことで言うと…
「find」は“見つける”、
「find out」は“調べてわかる”!
この違いを押さえておけば、会話でも文章でも自然で的確な表現ができるようになりますよ😊
find outに関連する記事
コメントを残す