こんにちは、RYO英会話ジムです!
英語でよく耳にする「That’s too much.」というフレーズ。シンプルに聞こえますが、実はさまざまな場面で活躍する便利な表現なんです。
今回は、「That’s too much.」の意味の広がりと使い方を、日常会話のシーンに沿ってわかりやすく解説していきます!
「多すぎる?」ってどういうこと!?初めて聞いて混乱したエピソード
英語学習を始めた頃、ネイティブの友人に突然こう言われたんです。
“That’s too much!”
言われた瞬間、心の中は「えっ?なにが多すぎるの?」「なんか怒ってる…?」とプチパニック。
当時の私は、「too much=量が多すぎる」としか習っていなかったので、文脈を読めず、ただただ混乱。
実はそのとき、私がちょっとしたジョークを言ったあとで、友人は「笑いすぎてヤバい!(=やば、ウケる!)」というポジティブな意味で使っていたんです。
あとで意味を聞いて、「あ、そういう時にも使うんだ!」と驚いたのを覚えています。
この体験を通して学んだのは、
“That’s too much.”は単なる「多すぎる」じゃなく、感情の度合いや雰囲気でも使われるということ。
英語って、直訳じゃわからない表現がいっぱいあるんだな〜と、実感した瞬間でした。
👉 ちなみに、「so much」と「too much」の違いに迷ったことはありませんか?
似ているけれど使い方にはしっかり違いがあります!
詳しくは、こちらの記事でわかりやすく解説しています👇
🔗 「so much」と「too much」の違いをマスター!英語での正しい表現方法
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「That’s too much.」の意味とは?
直訳すると「それは多すぎる」という意味。でもこの「多すぎる」は、単に量だけでなく、金額・行動・感情にも当てはまります。
1. 値段が高すぎるとき
「え、この値段⁉ 高すぎる…」そんな時にピッタリの一言が
👉 “That’s too much.”
例:
店で商品の値札を見て、「それ、高すぎるよ!」と驚いたときに使います。
2. 行動がやりすぎなとき
誰かの言動や提案が「ちょっとやりすぎじゃない?」と感じたときにも使えます。
例:
友達が、サプライズで超高価なプレゼントをくれたときに、
👉 “Wow, that’s too much!”(わぁ、それはさすがにやりすぎだよ!)
3. 心の負担が大きすぎるとき
「もう無理…精神的にしんどい」そんな感情があふれたときにも自然に使えます。
例:
仕事や人間関係でストレスが限界に達したときに、
👉 “This is too much for me.”(私には重すぎる…)
どんな場面で使えるの?
◆ ショッピング中に
高すぎる商品を見たとき:
“That’s too much for a pair of shoes!”(その靴にしては高すぎるよ!)
◆ 仕事やプロジェクトで
業務量が多すぎてキャパオーバー:
“This workload is too much to handle alone.”(ひとりでこなすには多すぎる仕事量だ)
◆ 人間関係の中で
相手の要求が無理すぎると感じたら:
“What you’re asking is just too much.”(君のお願いはさすがに無理があるよ)
まとめ
「That’s too much.」は、量・値段・行動・感情などあらゆる“やりすぎ”を表す万能フレーズです。
どんな場面でも、自分の気持ちをやさしく、でもしっかり伝えたい時に使える表現なので、ぜひ日常の中で使ってみてくださいね!
実際の英会話シーンでの「That’s too much.」
🎬 シーン1:友達とショッピング中
A: Look at this T-shirt. It’s $150!
(このTシャツ見てよ。150ドルだって!)
B: Whoa, that’s too much for a T-shirt.
(うわ、それはTシャツにしては高すぎるわ。)
👉 ポイント: 値段に驚いたり「それにしては高いよね」と言いたい時にピッタリ!
🎬 シーン2:上司が無理な仕事をふってきた
Boss: I need you to finish this report by tomorrow morning.
(このレポート、明日の朝までに仕上げてくれる?)
You: Honestly, that’s too much in such a short time…
(正直、それは短期間ではきつすぎます…)
👉 ポイント: 丁寧に「それは無理かも」と伝えたい時に、「too much」を使うとやんわり主張できる!
🎬 シーン3:友達がサプライズで豪華なプレゼント
Friend: I got you this watch for your birthday!
(誕生日にこの腕時計をプレゼントするよ!)
You: Oh wow… that’s too much! I can’t accept this!
(えっ、ちょっと…豪華すぎるよ!受け取れないよ!)
👉 ポイント: 感動や恐縮した気持ちも「That’s too much!」で表現できます。
会話で自然に使うコツ3選
✅ 1. 相手の言動や状況に対して“驚いた”ときに使う
感情を込めて、「Wow」や「Oh my gosh」と一緒に使うと、より自然に聞こえます。
✨ 例: “Wow, that’s too much!”(うわ、それはさすがにやりすぎ!)
✅ 2. トーンと表情が超重要!
「文面」だけだとキツく聞こえることもあるので、やさしい表情や声のトーンで伝えると◎。
相手に誤解されず、ナチュラルに伝わります。
✅ 3. 直訳しない感覚を身につける
「多すぎる」ではなく、“ちょっとやりすぎ”とか“感情的にきつい”というニュアンスで捉えると、場面ごとの意味がグッとつかみやすくなります。
こんなふうに、実際のやり取りの中で「そのまま使える例」を覚えておくと、会話の流れでサッと使えるようになりますよ!
「可笑しすぎる!」「面白すぎ!」という時の“That’s too much.”
「That’s too much.」は、単に「多すぎる」という意味だけでなく、
何かが“可笑しすぎて”笑いが止まらない時にもよく使われるんです。
この使い方は、特に友達や家族とのラフな会話、SNSや日常トークなどで登場します。
💡 どんな意味合い?
この場合の「too much」は、
「普通の面白さを超えて、爆笑レベル!」という“強調”のニュアンスを持っています。
つまり、
❌「多すぎて困っている」
ではなく、
✅「面白すぎてヤバい(笑)」
というポジティブで感情的なリアクションとして使われます。
✅ 例文でチェック!
英文:
“Did you see his reaction to the joke? That’s too much!”
日本語訳:
「彼のあのジョークへの反応見た?笑いすぎてヤバかったよ!」
👉 この場合の“That’s too much”は、
「彼の反応、普通じゃないくらい面白かったよ!」という意味。
🔑 会話で自然に使うコツ
- 笑いながら、軽いノリで言うとより自然!
- 「You’re too much!」というバリエーションもあり、
→ 「あなた面白すぎ!(=いい意味でやばい)」という時に使われます。
🎯 まとめ
「That’s too much.」は、状況次第で笑い・驚き・感情の強さを表す万能表現。
特にこの「面白すぎる」という使い方を知っておくと、
ネイティブの感覚にグッと近づけますよ!
音声を聞く
コメディー番組を見ていて…
可笑すぎる!
今日だけ残業をどうしても終電までしてほしいと言われて…
それは難しいですね。
彼氏が三叉をしていることを知ってしまい….
耐えられない。
実践的な練習問題
シチュエーション:友人がとても高級なレストランを提案してきました。予算を考えて、どうやって「That’s too much.」を使ってやんわり断るか考えてみましょう。
友人への返答:
“Hey, I really appreciate the suggestion, and that place sounds amazing. However, I’ve been trying to keep to a budget lately, and it seems like that restaurant might be a bit out of my price range.
That’s too much for me right now. Could we possibly find a more affordable option? I’ve heard good things about [別のレストラン名] as an alternative. What do you think?”
日本語訳:
「ねえ、提案してくれて本当にありがとう。そのレストラン、すごく素敵そうだね。でも最近は予算を気にしてて、そのお店はちょっと高すぎるかもしれないんだ。
今の自分にはちょっと厳しいかな。もう少し手頃なお店を探してみるのはどうかな?代わりに[別のレストラン名]も評判いいって聞いたことあるんだけど、どう思う?」
解答例のポイント解説
この返答の中には、相手との関係を大切にしつつ、自分の立場を丁寧に伝える工夫が詰まっています。
- 感謝の気持ちを伝えている:
提案してくれたことに「ありがとう」と伝えることで、まず相手の気持ちを尊重しています。 - 理由をしっかり説明:
「最近は予算を気にしている」と自分の状況を説明することで、断る理由がしっかり伝わります。 - 「That’s too much.」の自然な使い方:
“That’s too much for me right now.” という形で、自分にとって負担が大きいという意味をやわらかく伝えています。 - 代わりの提案をしている:
ただ断るだけでなく、「こんなお店はどう?」と代案を出すことで、話を前向きに進めています。 - 相手の意見を大切にしている:
“What do you think?” と聞くことで、一方的な断りではなく、会話を続ける姿勢を見せています。
このような表現を使えるようになると、英語でも相手を気遣いながら自分の意見をしっかり伝えることができるようになります。
ぜひ練習して、自然に口から出せるようにしてみてくださいね!
「That’s too much.」の代わりに使える!ネイティブっぽい似た表現
「That’s too much.」はとても便利な表現ですが、実はネイティブはもっと自然な言い回しで伝えることも多いんです。
ここでは、よく使われる似た意味のフレーズをいくつかご紹介します。
💬 “It’s a bit steep.”
意味: 値段が思ったより高いときに使う、やんわりとした表現。
“steep” は「急な坂」という意味ですが、価格が「急に跳ね上がってる=高すぎる」というニュアンスでも使われます。
例文:
“They’re asking $300 for that bag? It’s a bit steep, isn’t it?”
(そのバッグに300ドルも請求してるの?ちょっと高すぎない?)
👉 「That’s too much.」よりも柔らかく、会話でよく使われる自然な言い回しです。
💬 “That’s a bit much, don’t you think?”
意味: 何かがやりすぎ・言いすぎだと感じた時に、「ちょっと行き過ぎじゃない?」と相手に共感を求める表現。
例文:
“He wants us to work 12 hours a day. That’s a bit much, don’t you think?”
(彼、私たちに1日12時間働けって言ってるんだよ。ちょっと多すぎない?)
👉 相手の同意をやんわり求める時に便利。一方的に否定しないので印象もソフトです。
💬 “That’s over the top.”
意味: 「やりすぎ!」「大げさすぎる!」という時に使う表現。行動・反応・演出などが過剰であることを指します。
例文:
“Did you see his reaction? That was completely over the top.”
(彼の反応見た?完全にやりすぎだったよ。)
👉 演技・態度・リアクションなど「ちょっと盛りすぎじゃない?」と思った時にピッタリ。
関連する語彙もチェック!
💰 Expensive(高価な)
“This watch is too expensive for me.”
(この時計、私には高すぎる。)
🔁 Excessive(過剰な)
“Drinking five cups of coffee a day is excessive.”
(1日にコーヒーを5杯も飲むのはさすがに飲みすぎ。)
💥 Overwhelming(圧倒的な、耐えられないほどの)
“The amount of homework is overwhelming.”
(宿題の量が多すぎて無理…。)
✨まとめ
- 「That’s too much.」は便利だけど、
“It’s a bit steep.” や “That’s a bit much.” のようなやんわりした表現も日常英会話ではよく使われます。 - 場面に合わせて表現を選ぶことで、より自然な英語に近づける!
- 「過剰さ」を表す語彙もあわせて覚えておくと、表現の幅が広がりますよ!
✅ まとめ:シンプルだけど奥が深い「That’s too much.」
「That’s too much.」は、
ただの「多すぎる」ではなく、値段・行動・感情・反応など、さまざまな場面で使える多機能フレーズです。
- 💬 高すぎる値段 → “That’s too much!”
- 🙅♀️ 行き過ぎた提案 → “That’s a bit much, don’t you think?”
- 😂 面白すぎるリアクション → “That’s too much!”(笑いながら)
また、ネイティブは同じような意味で
“It’s a bit steep.” や “That’s over the top.” など、もっと自然で柔らかい表現もよく使います。
大切なのは、直訳にとらわれず、文脈と感情を意識すること。
実際の会話例や失敗談を参考にしながら、少しずつ慣れていきましょう!
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