こんにちは、RYO英会話ジムです!
英語を話すときには、その場の状況に合った言葉選びがとても大切です。
今回ご紹介する 「accordingly」 は、まさにそんな場面で役立つ便利な単語のひとつ。
この記事では、「accordingly」の意味や使い方をわかりやすく解説し、
実際の会話でどう使えるかもご紹介していきます。
それでは早速、「accordingly」の世界を一緒にのぞいてみましょう!
やってしまった…!”accordingly”を使って上司を困惑させたエピソード
ビジネス英語を学び始めたばかりの頃、僕は「accordingly=その結果、したがって」という意味だけをなんとなく理解していて、実際に使ってみたくてうずうずしていました。
ある日、海外の上司に進捗レポートをメールで送る際に、こんな一文を書いたんです。
“We had some unexpected delays, accordingly we will miss the deadline.”
この時、自分では「だから納期遅れになります」とスマートに伝えたつもりでした。
でも、返ってきたメールにはこう書かれていました。
“Just to clarify, do you mean as a result of the delays, or are you taking action accordingly?”
上司は混乱していました。なぜなら「accordingly」は**「〜に応じて、適切に対応する」**という意味でも使われるため、「何に応じて?どんなアクションをするの?」と疑問に思われたんですね。
この経験を通じて学んだのは、「accordingly」は文脈によって意味が変わるということ。
「その結果」と訳す時には、前にセミコロン(;)や接続詞なしのカンマではなく、”and accordingly”のように明確に繋ぐと誤解を防げるんです。
それ以来、僕は英語表現を使うときには「カッコよく聞こえるか」だけでなく、相手にどう伝わるかを一番大切にするようになりました。
ちなみに、「accordingly」とあわせて覚えておきたいのが、「結果」を表す英単語の使い分けです。
「Result」「Outcome」「Consequence」など、どれも「結果」と訳されますが、ニュアンスや使い方に違いがあります。
👉その違いを知りたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください:
👉「Result」「Outcome」「Consequence」など「結果」を表す英語の使い方徹底解説
✅「accordingly」の意味と使い方をわかりやすく解説!
「accordingly」は、英語でよく使われる単語のひとつで、
「それに応じて」「したがって」という意味を持ちます。
文脈によっては、「適切に」「相応に」というニュアンスで使われることもあります。
この単語を使うことで、情報や状況に基づいた行動や判断を自然に伝えることができます。
1. 情報に基づいた行動を示すとき
「accordingly」は、得られた情報をもとに次の行動を決める場面でよく使われます。
たとえば、天気予報で雨が降ると聞いたら、「それに応じて」傘を持って出かけますよね?
そんなときに使えるのが「accordingly」です。
📘 例文:
“The weather forecast predicts snow, so we should accordingly prepare for a slower commute.”
(天気予報では雪が降ると言っているので、それに応じて通勤に時間がかかることを想定して準備しましょう。)
2. 論理的な結果や結論を伝えるとき
もう一つの使い方は、前提や状況から自然な結果・結論を導くときです。
この場合の「accordingly」は、「したがって」「それゆえに」という意味で使われます。
📘 例文:
“The project was deemed unfeasible due to budget constraints, and accordingly, it was cancelled.”
(予算の制約によりプロジェクトは実行不可能と判断され、それに応じて中止されました。)
🎯 まとめ
- accordingly = 「それに応じて」「したがって」
- 行動の指示や論理的な結論を伝えるときに使える
- 話や文章にスムーズな流れと説得力を持たせることができる便利な表現
普段の英会話やビジネスシーンでもとても役立つ表現なので、
ぜひ少しずつ使ってみてくださいね!
💬 英語力アップのカギは「インプット × アウトプット」
「accordingly」などの表現を理解することは大切ですが、実際に使えるようになるにはアウトプットが欠かせません。
どれだけたくさんの単語や文法を覚えても、実際に話す練習をしなければ、“使える英語”にはなりません。
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実際の英会話シーンでの “accordingly” の使い方
🎯シチュエーション:クライアントとのミーティング後、上司に報告中
あなた:
We discussed the budget with the client, and they agreed to reduce the scope.
So we’ll adjust our proposal accordingly.
👉 この場合の accordingly は「それに応じて」という意味で、
**「クライアントがスコープを減らした → だから、それに合わせて提案書を調整します」**という流れになります。
🎯シチュエーション:チームメンバーにメールでタスクを依頼
Hi team,
The deadline has been moved up to next Friday.
Please plan your tasks accordingly.
👉 ここでは「期限が早まった → それを考慮して計画してくださいね」という意味で使われています。
シンプルでスマートな印象になりますね!
会話で自然に使うコツ 3選!
✅ 1. 「変化」や「条件」に応じて何かを調整する場面で使う
→「〜になったから、それに合わせて◯◯する」という流れを意識すると自然に使えます。
例:
- The client requested a change, so we adjusted the timeline accordingly.
✅ 2. 書き言葉っぽい印象があるので、フォーマルな場面で特に有効
→ メールや会議、報告などかしこまったビジネスシーンにぴったり。
✅ 3. 単独で文末に置くとスッキリ伝わる
→ “accordingly” は副詞なので、「〜する accordingly」の形でサラッと入れると◎。
💡ポイントまとめ
- “accordingly” は「その結果」「それに応じて」という意味で使える
- 因果関係がハッキリしていると自然に聞こえる
- ビジネスの会話やメールで「デキる感」が出るスマート表現!
音声を聞く
以下に”accordingly”を使った例文を3つご紹介します。
クライアントの要件に基づき、私たちはプロジェクトのスケジュールを適宜調整しました。
市場の需要が大幅に減少したため、それに応じて価格戦略を見直す必要があります。
会議は明日の朝に変更されました。カレンダーをそれに応じて更新してください。
✅「accordingly」を使うときに押さえておきたいポイント
「accordingly」はとても便利な単語ですが、使うときに意識しておきたいポイントがあります。
それは…
🔸 「accordingly」が何に“応じて”いるのかを明確にすること!
つまり、聞き手や読み手が
「何を受けての行動・結果なのか?」をちゃんと理解できるように、
前の情報や状況をハッキリ伝えることが大切です。
📘 例文でチェック!
✅ OK:「It’s going to rain tomorrow. Accordingly, we should reschedule the picnic.」
(明日は雨の予報です。それに応じて、ピクニックを延期しましょう。)
❌ NG:「Accordingly, we should reschedule the picnic.」
→ 「何に応じて?」がわかりづらく、聞き手は混乱してしまいます。
🟢 まとめ
- accordingly の前に、状況や理由をしっかり伝える
- 「何に応じて」なのかがわかると、自然でわかりやすい英語になる
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