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こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は「食べてみる?」の英語表現についてお話します。この記事を読めば、英語感覚がさらに高まりさらに自然な表現ができるようになります。
まずは会話を聞いてみよう
それでは、まずはマイクとリョウの会話を見てみましょう。
レストランにて…
なにそれ?どんな味なの?
Do you want to try 〜?
ということで、会話でもご紹介させていただいた通り、「〜を食べてみる?」は”Do you want to try 〜?”と表現します。「食べる」という日本語が入っているので、”eat”を使いそうですが必要ありません!”try”だけで表現できてしまうのです。”try”自体に「食べてみる」という意味はなく、意訳になります。
“try”の後ろには目的語として、名詞または代名詞をおきます。すでに相手との間で、対象が明確であるなら代名詞の”it”や”this”などを使いましょう。冒頭の会話では、カジュアルに”want to”の代わりに”wanna”でご紹介しています。また、丁寧に表現したい場合は、”will”の仮定法過去形を使います。なので”would you like to try 〜?「〜を食べてみますか?」となります。
カッコよく”I’ll give it a try.”
返事は、カッコよく行きたいですね。僕だけですかね(笑)。個人的には、”Sure.”「うん、もちろん」というシンプルな返事をよくするのですが、カッコよく返すなら、”Sure, I’ll give it a try.”と言ってみましょう。ネイティブの発音は、「ギビラトライ」のようになります。カッコいいですが”try”と意味は同じですからね。なので、”Sure, I’ll try.”や”Let me try”と言っても全然OKです。ちなみに、”give it a try”の代名詞”it”は”Wasabi ice cream”のことです。
“try to 〜?”や”try -ing”を使うのは自然?
結論からいいますと、どちらを使っても不自然です。”try -ing”と使って、”Do you wanna try eating the sushi?”「寿司を試しに食べてみる?」と聞いても、まったく通じますが、 “try”で「試しに食べてみる」と表現できてしまうため、少々不自然な英語になってしまいます。また”try to 〜”の場合はもっと不自然な表現になります。なぜなら、“try to 〜”は「困難」が伴うときに使います。詳しくは下部カードにてご覧ください。
なので次のマイクとリョウみたいな会話になってしまいます。
レストランにて…
このようにその寿司を食べることに困難さが伴うので、マイクはもしかしたらかたいのかもしれないと想像したのです。
ついでに覚えておこうフレーズ3選
それでは最後になりますが、ついでに覚えておきたいフレーズが3つありますので、一緒にご紹介しておきます。カジュアルな形、”Do you want 〜?や”Do you want to 〜?”で紹介していますが丁寧に言いたい場合は”Would you like 〜?”や”Would you like to 〜?”を使いましょう。
Do you want a bite?「一口食べてみる?」
“bite”は動詞で「噛む」ですが、ここでは名詞で「ひとかじり」です。美味しいものだと、つい友人や同僚にも食べてほしくなるものです。そういうときにサラっと”Do you want a bit?”と言えるとカッコいいですね。ただひとかじりで全部たべられちゃったりして(笑)
Do you want a sip?「一口飲んでみる?」
こちらは飲み物(ドリンクやスープなど)に使えるフレーズです。”sip”は名詞で「ひとすすり」という意味です。
“Do you wanna get some?”「ちょっと欲しい?」
そして最後はこちら。最強の動詞”get”「える」を使っても表現できます。ちなみに、この場合の”some”は「いくつかの」という形容詞ではなく、代名詞の「多少」という意味です。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。ちょっと長くなりましたが以上が「〜食べてみる?」と聞きたいときに使える英語表現でした。それではSee you around!
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