こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は意外と皆知らない”study”と”learn”の違いとその使い方についてお話します。studyもlearnも同じ意味で辞書には掲載されていますが、実はしっかりとした使い分けがあります。(今回の記事では「学ぶ」という動詞の意味にフォーカスしています)この記事を読めば、より自然な文で話すことができます。それではまいりましょう。
目次
Youtubeで聞く
知識を身につける作業にはstudyを使う
友人から大学での専攻を聞かれて…
大学では経済を勉強しましたよ。
同僚が休み時間に本を読んでいて…
何読んでるの?
日本語の勉強をしてるんだ。
studyは「勉強する」や「学ぶ」という意味ですが、どんなときに使うかと言うと、シンプルに知識を身につける作業に対してstudyを使います。なのでまだその知識を身につけていないということになりますね。具体的には、何かを暗記するために、本や記事を読んだり、動画を見たり、また学校のレッスンに出席したりする場合です。つまり、まだその知識やスキルを身につけていない段階ではstudyを使うということになります。だから、1つ目の例文では、学校で授業を受けるのは、テストや試験のための知識を暗記する段階なのでstudyです。また、日本語の学習本を読むのは、平仮名や漢字、フレーズなどを暗記する、つまり知識を身につける段階なのでstudyになるんですね。
身につけたスキルや知識にはlearnを使う
英語を話す友人に….
英語が上手ですね。
イタリア料理を上手に作る友人が…
お母さんからイタリア料理を学んだよ。
一方でlearnも「学ぶ」という意味がありますが、「(スキルや知識を)身につける」と理解したほうが正しく使い分けることができるかと思います。一つ目の例文に関しては、3年間英語を学んだことで、スキルとして英語が身についたということです。つまり知識を身につける段階にはstudyで、知識を身につけた状態にはlearnを使うということになります。他の言い方で言えば、完全に暗記した結果、自分のものにできている状態のことをlearnと言います。まだよく理解できない場合は、以下例文を見てみましょう。
大学時代にあまり興味のなかった学部に入った友人が…
勉強したけど、(知識は)何も身につかなかったな。
この例文が意味することは、学校の授業に出席して教授の話は聞いていたけど、結果的にその知識は最終的には身につかなかったということです。理由はおそらく授業をただ受けていただけか、興味がなかったからだと思います。
運動神経を使うスキルにはstudyの段階であってもlearnを使う
ただし例外もあります。知識を身につける段階ではなく、実践的なスキル(運動神経を使うもの)には、習得する前段階でもlearnを使います。
最近どうしてるのか聞かれて…
このように実践でしか培えない運転や野球、英会話、料理などのスキルに関しては、そのスキル(運動神経)を身につける段階であってもlearnを使います。ただし、本や動画などで野球や料理を研究する場合は、もちろんstudyを使います。なぜなら実践でのスキルではなく知識の暗記が対象となるからですね。
まとめ
studyは知識をつける前段階に、そしてlearnは知識やスキルを身につけた状態に使いますね。さらに実践でしか身につかないスキルに関しては、習得する前段階であってもlearnを使うでした。インプットできたら次はレッスンや実践でlearningしてみてくださいね。
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合わせて実践レベルに沿った実践コースにて様々なスキルを強化することが可能です。だから英語での会議や外国人の前でも堂々と自信を持って話せるようになっていきます。プラスで音読トレーニングもレッスン外でやることでより効果的に上達します。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上がネイティブは使い分けている!”study”と”learn”の違いとその使い方でした。それではSee you around!
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