こんにちは、RYO英会話ジムです。
「beat around the bush」の意味は?
👉 本題に入らず、遠回しに話すことです。
✔ 例文
- Stop beating around the bush. Just tell me the truth.
(遠回しにするのはやめて、本当のことを言って。)
アメリカ英語では beat around the bush、イギリス英語では beat about the bush と言います。
今回はこの表現の意味・使い方・似た表現を、わかりやすく解説します!
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「tell me about it」も、日常会話でよく使う表現の一つです。実は直訳すると意味が変わってしまうことがあるので注意!自然な使い方や会話例はこちらで詳しく解説しています。
👉 「tell me about it」の意味と使い方はこちら
- 1 僕の失敗談:「beat around the bush」で完全に思考停止した話
- 2 克服のコツ(Tips)
- 3 「beat around the bush」の意味
- 4 文法的なポイント
- 5 よくある使い方・例文
- 6 会話での典型パターン
- 7 イギリス英語との違い
- 8 よくある間違い
- 9 似た表現
- 10 シーン1:友達に恋愛の本音を聞きたいとき
- 11 シーン2:ビジネス会議で無駄な前置きをカット
- 12 シーン3:ちょっと怒り気味に真実を迫るとき
- 13 シーン4:プロジェクトのフィードバックで慎重になるとき
- 14 自然に使うコツ
- 15 アウトプットで“使える英語”に変わる!RYO英会話ジムの特徴
- 16 よくあるNG表現パターン
- 17 +αでよくある間違い
- 18 似た英語表現と関連語彙
- 19 自然に使うコツまとめ
- 20 音声を聞いて練習しよう
- 21 会話例
- 22 「はっきり言う」の英語
- 23 練習クイズ:beat around the bush & 関連表現
- 24 よくある質問(FAQ)
- 24.1 Q. 「beat around the bush」とはどういう意味ですか?
- 24.2 Q. 「beat around the bush」はどんな場面で使いますか?
- 24.3 Q. 「beat around the bush」の正しい使い方は?
- 24.4 Q. 「beat around the bush」はイギリス英語とアメリカ英語で違いがありますか?
- 24.5 Q. 「beat around the bush」と似た英語表現はありますか?
- 24.6 Q. 「beat around the bush」を使った例文を教えてください。
- 24.7 Q. 「beat around the bush」の時制はどうなりますか?
- 24.8 Q. 日本人がよくする「beat around the bush」の間違いは?
- 24.9 Q. 「beat around the bush」を直訳してしまうとどうなりますか?
- 24.10 Q. もっと自然に英語を話せるようになるにはどうしたらいいですか?
- 25 まとめ
僕の失敗談:「beat around the bush」で完全に思考停止した話
正直に言います。初めてこの表現に出会ったとき、完全に固まりました。
なぜなら…
- bushって何?(茂み?森?)
- 「茂みの周りを叩く」? え、どういうこと?
- 直訳しても意味わからん…
その瞬間、僕の頭の中は「???」でいっぱいになり、会話が止まったんです。相手は「Stop beating around the bush!」って言ってきたのに、僕は心の中で「どこの茂み?何を叩く?」状態(笑)。結局、話の流れもつかめず、恥ずかしい思いをしました。
なぜこの失敗をしたのか?
原因はシンプルで、
「英語表現を単語ごとに直訳して理解しようとした」ことです。
これは、日本人がよくハマる罠ですよね。
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克服のコツ(Tips)
同じ失敗をしないために、僕がやったことをシェアします!
✅ 1. フレーズごと覚える
「beat around the bush」は丸ごとで「遠回しに話す」と暗記。単語ごとに分解しない。
✅ 2. イメージで覚える
「本題を避けて、茂みの周りをうろうろしているイメージ」。こうすると記憶に残ります。
✅ 3. 使う場面を想像する
「相手がはっきり言わない時にイライラする場面」でこのフレーズを口に出して練習。
この体験から学んだこと
👉 直訳にこだわらず、意味と場面で覚える!
英語は「塊で理解する」方がずっとラクで、会話でもサッと使えるようになります。
「beat around the bush」の意味
「本題に入らず、遠回しに話す」という意味です。
つまり、直接的な表現を避けて、回りくどく話すことを指します。
ニュアンス
- 不快なことや言いにくいことを避けたいとき
- 時間稼ぎしたいとき
- 相手にストレートに言うのをためらうとき
日本語でいうと「遠回しに言う」「核心を避ける」に近いです。
文法的なポイント
- 動詞 beat は原形、過去形は beat(読み方は[biːt])
- 進行形にして beating around the bush で使うことが多い
- 命令形で Stop beating around the bush!(遠回しやめて!)とよく言います
よくある使い方・例文
✅ Stop beating around the bush and tell me the truth.
(遠回しに話すのやめて、本当のこと言って。)
✅ He always beats around the bush instead of saying what he really thinks.
(彼は本音を言わずに、いつも遠回しに話す。)
✅ Let’s not beat around the bush. We need to discuss the budget cuts.
(回りくどいことはやめて、予算削減について話そう。)
会話での典型パターン
- イライラして相手に「はっきり言って!」と迫るとき
- Stop beating around the bush. Just answer yes or no.
- 会議や打ち合わせで、無駄な話を切り上げたいとき
- Let’s not beat around the bush and get straight to the point.
イギリス英語との違い
- アメリカ → beat around the bush
- イギリス → beat about the bush
意味は同じです。
よくある間違い
❌ beat the bush と言う → 誤用
❌ 直訳して「茂みを叩く」と解釈 → 意味不明で会話が止まります(←僕も昔やらかしました!)
似た表現
- cut to the chase
(回りくどい話をやめて本題に入る) - get straight to the point
(単刀直入に言う) - don’t hem and haw
(うんぬん言って時間をかけないで)
シーン1:友達に恋愛の本音を聞きたいとき
A: Are you seeing someone lately?
B: Well, I’ve been busy with work, and you know… just trying to…
A: Stop beating around the bush! Are you dating or not?
(A)最近誰かと付き合ってるの?
(B)まあ、仕事が忙しくてね…その…いろいろあって…
(A)遠回しにしないで!付き合ってるの、付き合ってないの?
✅ ポイント
→ 相手が答えをはぐらかすときに Stop beating around the bush! は超自然。
シーン2:ビジネス会議で無駄な前置きをカット
A: Before we talk about the budget, I just want to thank everyone for…
B: Let’s not beat around the bush. How much do we need to cut?
(A)予算の話の前に、まず皆さんに感謝を…
(B)回りくどいことはやめよう。どれだけ削減する必要がある?
✅ ポイント
→ 「時間がない時」や「本題を早く出したい時」に Let’s not beat around the bush が便利。
シーン3:ちょっと怒り気味に真実を迫るとき
A: I saw you with someone yesterday… care to explain?
B: Oh, she’s just a friend, and we were just…
A: Stop beating around the bush. Were you on a date? Yes or no?
(A)昨日誰かと一緒にいるの見たけど…説明して?
(B)ああ、ただの友達で、僕たちはただ…
(A)遠回しやめて。デートだったの?はいかいいえで答えて。
✅ ポイント
→ 「Yes or no」「Tell me the truth」とセットで使うと強調感アップ。
シーン4:プロジェクトのフィードバックで慎重になるとき
A: So, how do you feel about the latest design?
B: Hmm… it’s… interesting, but maybe we could…
A: Please don’t beat around the bush. Just say it. Do you like it or not?
(A)最新のデザイン、どう思う?
(B)うーん…面白いけど、たぶんもう少し…
(A)遠回しはやめて。はっきり言って。好き?嫌い?
✅ ポイント
→ デリケートな話題を避けようとする相手に「ストレートに言って!」と促す場面で自然。
自然に使うコツ
- 怒り・焦り・本題へ誘導 → 「Stop beating around the bush!」が鉄板。
- 会議・交渉で切り替える時 → 「Let’s not beat around the bush.」でスマート。
- セットで覚えるフレーズ
✅ Stop beating around the bush and tell me the truth.
✅ Let’s not beat around the bush and get straight to the point.
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よくあるNG表現パターン
1. 使う場面を間違える
❌ NG:
He beat around the bush during the party because he was dancing around the trees.
(直訳的な文章になり、意味が通じない。)
なぜダメ?
→ 「beat around the bush」は比喩表現であり、実際の「茂みを叩く」シーンでは使いません。
✔ 正しい使い方:
He beat around the bush when I asked him about his salary.
(給料のことを聞いたら、遠回しに答えた。)
2. 時制を間違える
❌ NG:
He is beat around the bush now.
(be動詞+原形は文法的に誤り。)
なぜダメ?
→ 進行形にする場合は「beating」にする必要があります。
✔ 正しい使い方:
He is beating around the bush now.
(彼は今、遠回しに話している。)
3. 直訳してしまう
❌ NG:
Don’t beat around the bush, please say true.
(「true」を使うのは不自然。「真実を言って」→ tell the truth が自然。)
なぜダメ?
→ 英語では「真実を言う」は tell the truth と表現する。
✔ 正しい使い方:
Stop beating around the bush and tell me the truth.
(遠回しにしないで、本当のことを言って。)
+αでよくある間違い
- 語順を崩す:
❌ Around the bush beat he.(完全にNG)
✔ 常に「beat around the bush」の並びで。 - beatを過去分詞に誤解:
❌ He beaten around the bush.
✔ 過去形も beat(読み方は同じ)。
似た英語表現と関連語彙
1. cut to the chase
意味: 「回りくどい話をやめて本題に入る」
コツ: ビジネスや会議で「要点を早く言いたいとき」に使う。
✔ 会話例
A: We’ve been discussing this for 20 minutes…
B: Let’s cut to the chase. How much is the budget?
(A)この件、20分も話してるね…
(B)本題に入ろう。予算はいくら?
2. get straight to the point
意味: 「単刀直入に言う」
コツ: 「遠回しはやめて、率直に」とお願いするときに自然。
✔ 会話例
A: Can you get straight to the point? We don’t have much time.
(A)本題に入ってくれる?時間がないんだ。
3. don’t hem and haw
意味: 「うんぬん言って決断を先延ばしにする」
コツ: 相手が迷っている時に使うと◎。カジュアル寄り。
✔ 会話例
A: Stop hemming and hawing and just say yes or no.
(A)うだうだ言わないで、イエスかノーで答えて。
自然に使うコツまとめ
- ビジネスシーン:
「cut to the chase」「get straight to the point」でスマートに本題へ。 - カジュアル会話:
「Stop beating around the bush」や「Stop hemming and hawing」で強調。 - セットで覚えると便利なフレーズ:
✅ Stop beating around the bush and tell me the truth.
✅ Let’s cut to the chase and decide.
音声を聞いて練習しよう
例文 1:
“John, instead of beating around the bush, I think it’s important we address the issue directly. Are you feeling overwhelmed with your current workload?”
和訳: 「ジョン、遠回しに話すのはやめて、問題に直接取り組むことが重要だと思うよ。今の仕事量で圧倒されている感じはない?」
例文 2:
“Can we stop beating around the bush? How much are you really willing to pay for this car?”
和訳: 「遠回しに話すのはやめましょうか。この車に実際にどれだけ支払う意志がありますか?」
例文 3:
“I feel like we’ve been beating around the bush for too long. It’s time we discussed your performance honestly.”
和訳: 「ずっと遠回しに話してきた気がする。あなたのパフォーマンスについて正直に話し合う時が来たよ。」
これらの例文は、「beat around the bush」がどのように使われるかを示しており、直接的なアプローチを促す文脈で使用されています。
会話例
女の子との2ショット写真がバレて…
浮気してるでしょ?この子誰よ?
友達みたいか感じで前回は彼女の誕生日パーティーに招待してもらったんだ。
「はっきり言う」の英語
cut to the chase
遠回して話してくる相手に…
何を言おうとしてるの?はっきり言って。
get straight to the point
友人へ…
はっきり言わせてもらうわ。あいつはおまえの運命の人やない。
練習クイズ:beat around the bush & 関連表現
Q1. 次の会話に最も自然な表現を入れましょう。
A: We’ve been talking for a while…
B: Let’s ________. We need to make a decision now.
a) beat around the bush
b) cut to the chase
c) hem and haw
d) talk in circles
解説:
「本題に入る」= cut to the chase。
「beat around the bush」は逆で「遠回しに話す」。
自然な文: Let’s cut to the chase. We need to make a decision now.
Q2. あなたは相手に「遠回しやめて、本当のこと言って」と言いたい。どれが自然?
a) Stop cutting to the chase and tell me the truth.
b) Stop beating around the bush and tell me the truth.
c) Stop hemming and hawing, cut to the chase.
d) Stop get straight to the point, please.
解説:
「遠回しにしないで」= Stop beating around the bush。
a)は逆の意味、d)は文法的にNG(Stop get…)。
Q3. 次の文を完成させてください。
A: If you have feedback, please __________. We don’t have much time.
a) hem and haw
b) cut to the chase
c) beat around the bush
d) talk in circles
解説:
「時間がないので本題に入って」= cut to the chase。
他の選択肢は「遠回し」「うだうだ」という意味で逆。
Q4. 次の文脈に最も自然な表現を選んでください。
文: He kept __________ when I asked about his salary.
a) getting straight to the point
b) cutting to the chase
c) beating around the bush
d) telling it like it is
解説:
「給料を聞かれた時、遠回しに話した」→ beating around the bush。
他は本題に入る・正直に言うという意味なので逆。
Q5. あなたは迷ってうだうだしている相手に「はっきりして!」と言いたい。どれが正しい?
a) Stop hemming and hawing and make a decision.
b) Stop beating around the bush and get lost.
c) Stop cutting to the chase and answer me.
d) Stop talking in circles and do nothing.
解説:
「hem and haw」= うだうだ言って決断を避けること。
b)は意味的に不自然、c)は逆の意味、d)は意図不明。
よくある質問(FAQ)
Q. 「beat around the bush」とはどういう意味ですか?
A. 「beat around the bush」は、「本題に入らず、遠回しに話す」という意味のイディオムです。英語圏でよく使われ、ストレートに言うのを避けるときに使います。特に、答えを濁す場面やデリケートな話題で登場します。
Q. 「beat around the bush」はどんな場面で使いますか?
A. 「beat around the bush」は、はっきり言うのを避けたいときに使います。例えば、悪いニュースを伝えるとき、相手を傷つけたくないとき、または自分が言いたくないことを濁したい場面です。
Q. 「beat around the bush」の正しい使い方は?
A. よく使う形は命令文で、「Stop beating around the bush and tell me the truth.」(遠回しはやめて、本当のことを言って)です。ビジネスやカジュアルな会話の両方で自然に使えます。
Q. 「beat around the bush」はイギリス英語とアメリカ英語で違いがありますか?
A. はい、アメリカ英語では「beat around the bush」、イギリス英語では「beat about the bush」といいます。意味はどちらも同じで「遠回しに話す」です。
Q. 「beat around the bush」と似た英語表現はありますか?
A. あります。例えば「cut to the chase」(本題に入る)や「get straight to the point」(単刀直入に言う)、「hem and haw」(うだうだする)が似た文脈で使われます。
Q. 「beat around the bush」を使った例文を教えてください。
A. 代表的な例は「Stop beating around the bush and answer yes or no.」(遠回しはやめて、はいかいいえで答えて)です。会話で本音を求めるときによく使います。
Q. 「beat around the bush」の時制はどうなりますか?
A. 現在進行形で使うことが多く、「He is beating around the bush.」(彼は遠回しに話している)という形です。過去形もbeatで同じ形を使います。
Q. 日本人がよくする「beat around the bush」の間違いは?
A. よくあるのは、「bush」を「木」などの実物として直訳することや、時制を間違えることです。例えば「He is beat around the bush」は誤りで、「He is beating around the bush」が正解です。
Q. 「beat around the bush」を直訳してしまうとどうなりますか?
A. 「茂みの周りを叩く」となり、意味が通じません。英語のイディオムは直訳ではなく、フレーズ全体の意味で理解することが大切です。
Q. もっと自然に英語を話せるようになるにはどうしたらいいですか?
A. 一番の近道はアウトプットとフィードバックです。知識だけでなく、実際に話し、間違えて、修正していくことで「使える英語」に変わります。RYO英会話ジムでは、アウトプット重視のトレーニングで確実に力を伸ばします。
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まとめ
「beat around the bush」は、英語で「遠回しに話す」「本題を避ける」という意味のよく使われる表現です。
ビジネスや日常会話で、相手が率直に言わない時によく登場します。
使うコツは3つ:
- 直訳せず、フレーズで覚える
- 会話で実際に口に出して練習する
- 関連表現(cut to the chase、get straight to the point)もセットで習得
この表現をマスターすれば、「遠回し」から「本題」へのスイッチをスマートに切り替えられる会話力が身につきます。
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