- 1 実は僕も失敗した!“wait”だけで乗り切ろうとして…
- 2 「Wait a second」と「Wait a minute」の違いとは?
- 3 Wait a second:ほんの数秒だけ待ってほしいとき
- 4 Wait a minute:少し長めに待ってほしいとき
- 5 まとめ:違いを意識して使い分けよう!
- 6 「知ってる」だけじゃ話せない…だからアウトプットが大事!
- 7 会話での使い方|自然なシーン別フレーズ
- 8 自然に使うコツは「トーン」と「状況」
- 9 音声を聞いて練習しよう
- 10 よくあるNG表現パターン
- 11 まとめ:シンプルな表現こそ、使い方で印象が変わる!
- 12 ✅ 表現チェッククイズ|「Wait a second」と「Wait a minute」の使い分け
- 13 その他の似た表現|「ちょっと待って」を伝える英語フレーズ
- 14 関連語彙|「待つ」や「間を置く」に関する表現
- 15 まとめ|「ちょっと待って」を英語で自然に伝えるコツ
実は僕も失敗した!“wait”だけで乗り切ろうとして…
英語学習を始めたばかりの頃、
レストランで「ちょっと待ってください」と言いたくて、
とっさに出てきたのが “Wait!” だけ。
店員さんはちょっとびっくりした顔で「Oh… okay…」と引き下がってしまい、
その場の空気が一瞬ピリッとしたのを覚えています。
日本語だと「ちょっと待ってね〜」くらいの軽い感じでも、
英語で “Wait!” とだけ言うと、命令っぽくて少しキツく聞こえるんですよね。
この経験から学んだのは、
伝えたい気持ちは同じでも、「言い方次第で印象が大きく変わる」ということ。
それ以降は、“Wait a second.” や “Can you wait a minute?” など、
やわらかく伝えられる表現を意識して使うようになりました。
👉「wait」を使った表現をさらに深掘りしたい方は、こちらの記事もおすすめです!
▶ “will wait”と“will be waiting”の違いと使い分けを徹底解説
「Wait a second」と「Wait a minute」の違いとは?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
英語の日常会話でよく使われる
「Wait a second」と「Wait a minute」。
どちらも「ちょっと待って」と言いたいときの表現ですが、
実は使い方に微妙な違いがあります。
この記事では、それぞれの意味と使い分けについて
具体例を交えながらわかりやすく解説していきます!
Wait a second:ほんの数秒だけ待ってほしいとき
「Wait a second」は、“ほんの短い間”待ってほしいときに使います。
“second”は「秒」を意味し、だいたい1〜60秒以内のイメージです。
ちょっとだけ何かを取りに行ったり、
すぐに戻ってくるような場面でよく使われます。
例文:
“Wait a second, I’ll grab my jacket.”
(ちょっと待って、ジャケット取ってくるね。)
Wait a minute:少し長めに待ってほしいとき
一方で「Wait a minute」は、少し余裕を持って時間が必要なときに使います。
“minute”は「分」を意味するので、1分〜数分程度の感覚です。
何かを整理したり、話の途中で少し時間を確保したいときにピッタリです。
例文:
“Can you wait a minute? I’m finishing up a phone call.”
(ちょっと待ってくれる?電話を終わらせてるところなんだ。)
まとめ:違いを意識して使い分けよう!
- Wait a second:ほんの数秒だけ → 急ぎの対応やサッと動くときに
- Wait a minute:少し長め(1〜5分) → 考えたり、何かを終えてから対応したいときに
どちらも便利な表現なので、場面に合わせて自然に使い分けられると英語力がグンとアップしますよ!
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実際に話しながら学ぶことで、理解とスピーキング力の両方が鍛えられます。
「知ってる」だけじゃ話せない…だからアウトプットが大事!
こういった表現も、知識として知っているだけではいざというときに出てこないことがよくあります。
実際、「Wait」のようなシンプルな単語ほど、シーンに合った自然な使い方を身につけるには練習が必要です。
RYO英会話ジムでは、実際に声に出して話すアウトプット中心のレッスンを行っています。
学んだ表現をその場で使ってみて、講師からフィードバックをもらう中で、
「自分のクセに気づけた」「思い込みで使っていた英語が実は不自然だった」といった声も多くいただいています。
ある受講生の方は、「毎回自分の発言を“見える化”されることで、同じミスを繰り返さなくなった」と話されていました。
まさに、アウトプットと修正を繰り返すことでこそ、本当に使える英語が身についていくんです。
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会話での使い方|自然なシーン別フレーズ
■「Wait a second」の自然な使い方
🔹 急に話しかけられたときに一瞬待ってもらいたいとき
A: Hey, do you have a minute?
B: Wait a second, let me finish this message.
(ねえ、ちょっといい?)
(ちょっと待って、このメッセージだけ送らせて。)
🔹 何かを取りに行くときに
A: Let’s head out!
B: Wait a second, I forgot my phone.
(出発しよう!)
(ちょっと待って、スマホ忘れた。)
🔹 カジュアルな雰囲気で言い直すときに
A: I think he’s from Australia.
B: Wait a sec, wasn’t he from New Zealand?
(彼、オーストラリア出身じゃなかった?)
(いやちょっと待って、ニュージーランドじゃなかったっけ?)
■「Wait a minute」の自然な使い方
🔸 話の流れを一度止めて考えたいときに
A: So we’ll need to book the hotel today.
B: Wait a minute, didn’t we already book it last week?
(じゃあ今日ホテル予約しないとね。)
(ちょっと待って、先週もう予約してなかったっけ?)
🔸 相手に少し時間をもらいたいときに
A: Can you help me with this?
B: Sure, but wait a minute, I’m on a call right now.
(これ手伝ってくれる?)
(いいよ、でもちょっと待って、今電話中なんだ。)
🔸 何かに気づいたときに思わず出るフレーズとして
A: Let’s go to that new Italian place.
B: Wait a minute… isn’t it closed on Mondays?
(あの新しいイタリアン行こうよ。)
(あれ?ちょっと待って…月曜って休みじゃなかった?)
自然に使うコツは「トーン」と「状況」
- Wait a secondは、フレンドリーでテンポのある会話で◎
→ 一瞬の「待ってて」にピッタリ。 - Wait a minuteは、相手の行動を止めたり、少し考えたいときに使うと自然
→「ん?ちょっと待ってよ?」というニュアンスが出せる。
どちらも語尾を強く言いすぎないようにすると柔らかく聞こえます。
フレーズだけでなく、表情や声のトーンも大切です!
音声を聞いて練習しよう
今すぐ行動できること
彼女へ…
コンビニに行ってくるよ。
突然なにか大事なことを思いついたとき
会議中に…
相手の意見に反対するときの前置き
同僚の意見に対して…
省略することがある
家を出る際に…
ちょっと待って。コートとってくるよ。
くだけた言い回しで、”second”を省略することがよくあります。「セコンド」を「セック」のように発音します。
wait a momentも同じ意味?
レストランで…
お会計お願いします。
少々お待ちください。
“wait a moment”も同じ意味で使うことができます。が“moment”という言葉自体、ビジネスやフォーマルな場面で使われます。日常会話では”wait a minute”や”wait a second”を使うのが自然でしょう。
よくあるNG表現パターン
❌「Wait!」だけで言い切ってしまう
→ 命令口調に聞こえてしまい、場面によっては失礼な印象に。
✔️代わりに:
“Wait a second.” や “Can you wait a minute?” など、丁寧さを加えるのがポイント。
❌「Please wait a second.」など、過剰に丁寧にしすぎる
→ 間違いではないが、カジュアルな会話ではやや不自然。
✔️代わりに:
日常会話では、“Wait a sec.” や “Hang on a second.” のように、より口語的な言い方が自然です。
❌「Wait one second.」「Wait one minute.」のように数字をつける
→ 文法的にはOKでも、ネイティブはほとんど使わない。
✔️代わりに:
“Wait a second.” “Wait a minute.” のように、“a” を使う方が自然でこなれて聞こえます。
❌「Wait for me a second.」のように語順が不自然
→ 意味は通じるけれど、ネイティブの自然な語順とは異なる。
✔️代わりに:
“Wait a second for me.” またはもっと自然に
“Hang on, I’ll be right there.” と言う方が◎
まとめ:シンプルな表現こそ、使い方で印象が変わる!
「wait」はシンプルだからこそ、語調や組み合わせ方で印象がガラッと変わります。
自然な言い回しを身につけるには、実際の会話の中で何度も使って慣れることが大切です。
✅ 表現チェッククイズ|「Wait a second」と「Wait a minute」の使い分け
次の会話の空欄に入る自然な表現を選んでください。
【クイズ1】
A: Let’s go!
B: ________, I need to tie my shoes.
a) Wait a second
b) Wait a minute
靴ひもを結ぶだけなら、ほんの数秒で終わる行動なので “Wait a second” が自然です。
“second”=「秒」→短い待ち時間に使います。
【クイズ2】
A: Can you help me with something real quick?
B: Sure, but ________. I’m finishing up this email.
a) Wait a second
b) Wait a minute
「メールを終わらせているところだから少し待って」が文脈なので、数分の余裕を求める “Wait a minute” が自然です。
“minute”=「分」→もう少し長めの待ち時間に使います。
【クイズ3】
A: I thought the meeting was at 2 p.m.
B: ________… Isn’t it actually at 3?
a) Wait a second
b) Wait a minute
思い出そうとしていたり、話の流れを止めて「え?ちょっと待ってよ…」というときは、“Wait a minute” を使うのが自然です。
考えを整理するときによく使われます。
その他の似た表現|「ちょっと待って」を伝える英語フレーズ
「Wait」以外にも、英語ではさまざまな「少し待ってほしい」気持ちを伝える表現があります。
ここでは、よく使われる3つの表現と関連語彙を、例文つきで紹介します。
Hold on a moment|少しフォーマルな「ちょっと待って」
意味と使い方:
「Hold on a moment」は、相手に一時的に待ってもらいたいときに使う表現です。
ややフォーマルな場面でも使える、丁寧な響きがあります。
例文:
“Hold on a moment, I need to find the key.”
(ちょっと待っててくれる?鍵を探さなきゃいけないんだ。)
Give me a sec|カジュアルで親しみやすい表現
意味と使い方:
「Give me a sec」は、「Give me a second」の省略形で、カジュアルでフレンドリーな印象です。
気軽に「ちょっと待ってね」と伝えたいときにぴったりです。
例文:
“Hey, can you give me a sec? I’ll be right with you.”
(ちょっと待ってくれる?すぐに行くよ。)
Just a minute, please|丁寧で礼儀正しい表現
意味と使い方:
「Just a minute, please」は、丁寧さを保ちながら「少しだけ待ってください」と伝えるフレーズです。
ビジネスや接客の場面でも安心して使えます。
例文:
“Just a minute, please. I’m almost done with this task.”
(ちょっと待っててくれますか?もう少しでこの仕事が終わります。)
関連語彙|「待つ」や「間を置く」に関する表現
Pause|一時的に止まる・休む
例文:
“Let’s pause for a moment and reconsider our options.”
(ちょっと休憩しましょう。選択肢を再考してみましょう。)
Hesitate|ためらう・躊躇する
例文:
“I hesitate to make a decision without all the information.”
(情報が揃っていないと決断するのはためらいます。)
Briefly|短時間だけ・一時的に
例文:
“I’ll be away briefly, but I’ll be back soon.”
(ちょっと離れますが、すぐに戻ります。)
まとめ|「ちょっと待って」を英語で自然に伝えるコツ
- Wait a second は、短時間(数秒)だけ待ってほしいときに使うカジュアルな表現。
- Wait a minute は、少し長め(1〜数分)待ってほしいときや、考え直したいときに使う。
- Wait! だけで言い切るのは注意! 命令っぽく聞こえるため、丁寧さを加えた表現が◎。
- 他にも「Hold on a moment」「Give me a sec」「Just a minute, please」など、状況に応じたバリエーションを使い分けるのがポイント。
- 関連語彙としては、「pause(止まる)」「hesitate(ためらう)」「briefly(短時間)」なども便利。
👉 英語表現は「知ってる」だけではなく、「使える」ようになることが大切。
そのためには、実際に声に出して練習し、アウトプットの機会を増やすことが成功のカギです!
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