こんにちは、RYO英会話ジムです!
英語には似たような意味の言葉がたくさんありますが、ちょっとした違いがあることも多いですよね。
今回はその中から、「come」と「come over」の違いについてわかりやすく解説していきます。
💡【実体験】”come over”を間違えて使ってしまった失敗エピソード
英語を勉強し始めた頃、アメリカ人の友人にこんなふうに言ったことがあります。
“Can I come to your house?”(あなたの家に行ってもいい?)
一見、間違っていないように思えますが、相手の反応は少し戸惑った様子。
後からわかったのは、「come to your house」だと、ちょっとフォーマルすぎたり、押しつけがましく聞こえてしまうこともあるという点です。
その時に友人がやんわりと教えてくれました。
“Oh, you mean like ‘Can I come over?’ That sounds more natural.“
このやり取りで、「come over」の方がもっと自然で、カジュアルな響きがあるということを実感。
それ以来、友達の家に行くときは「come over」を使うようにしています。
このような失敗も、振り返るととてもいい学びになりますね。
みなさんも、実際に使ってみる中での発見を楽しんでいきましょう!
👉 「come」と「go」の違いもあやふやかも?そんな方は、こちらの記事もおすすめです!
🔗 5秒でわかる!ComeとGoの違いを一発で理解する方法
「come」と「come over」の違いとは?
✅ come
「come」は、シンプルに「来る」という意味。
使い方はとても広く、目的地や状況に応じて表現が変わります。
たとえば…
-
I’m coming home.(家に帰るよ)
-
I’m coming to the party.(パーティーに行くよ)
このように、特定の場所やイベントに向かうときによく使われます。
✅ come over
一方で、「come over」は、「(誰かの家などに)遊びに来る」というニュアンス。
親しい関係の中で使うことが多く、招待されたり、誰かを招いたりするときによく登場します。
たとえば…
-
Can you come over to my place?(うちに遊びに来ない?)
このように、「come over」はカジュアルで社交的な雰囲気があるのが特徴です。
🎯 まとめ
-
come:場所や状況に応じて「来る」
-
come over:親しい相手に「遊びに来る」
つまり、「come」はもっと一般的な「来る」という意味で、
「come over」は、親しみを込めた表現として、「うちに寄ってく?」のようなイメージです。
どちらもとてもよく使う表現なので、場面に応じてうまく使い分けてみてくださいね!
🎬【実際の英会話シーン】”come”と”come over”はこう出てくる!
シチュエーション①:友達を自分の家に誘うとき
A: Hey, do you have any plans this weekend?
B: Not really. Why?
A: I’m having a little get-together. Want to come over?
👉 このシーンでは、「come over」がとても自然。
カジュアルに「うちに来ない?」と誘っている感じです。
シチュエーション②:イベントに参加する意志を伝えるとき
A: We’re organizing a beach clean-up next Saturday. Wanna join?
B: Sounds great! I’ll come for sure.
👉 この場合は、comeを使って「行くよ!」と伝えています。
特に目的地が明確なとき(イベント・場所など)にはcomeが使われやすいです。
✅【会話で自然に使うコツ】
①「come over」は親しさがカギ
→ 友達や家族など近い関係の人に対してのみ使うのが自然。
逆にビジネスの場や、あまり親しくない人には不向き。
✖️ Can you come over to my office tomorrow?
→ 少し違和感あり(→この場合は just “come to the office” の方が自然)
②「come」は目的地にフォーカス
→ 「どこに来るか」に意識がある時に使います。
招待だけじゃなく、予定や移動の意思を伝える時にも◎
✅ I’m coming to Tokyo next week.
✅ Are you coming to the meeting tomorrow?
🎯 まとめ
-
come over:カジュアルで親しい人に使う「うちに来る?」「遊びに来て!」
-
come:目的地や予定に対しての「来る」
会話の中で「誰に」「どんな目的で」話しているかを意識すると、自然に使い分けられるようになりますよ!
音声を聞く
あなたのオフィスに行くよ。
今夜私の家に遊びに来てくれる?
3時のミーティングに行くよ。
💬【会話で使える!】”come” & “come over” に対する返答バリエーション
英会話では、「来てくれる?」という誘いに対して、どう返すかもとても大切です。
ここでは、肯定・否定・条件付き・質問返しなど、よく使われる返答例を紹介します。
🔹1. “Come” を使った場合の返答例
例文:
👉 “Can you come to my office for a moment?”
(ちょっと私のオフィスに来てもらえる?)
✅ 肯定的な返答
“Sure, I’ll be there in a few minutes.”
(もちろん、数分でそちらに行きます)
→ 柔らかくて自然な肯定表現。
❌ 否定的な返答
“I’m sorry, I’m tied up right now. Can we meet later?”
(ごめん、今ちょっと立て込んでて…後で会える?)
→ 丁寧に断りつつ、代替案を出すのがポイント。
❓ 質問返しの返答
“Is it urgent or can it wait until after lunch?”
(急ぎ?それともランチ後でも大丈夫?)
→ 状況を確認してから対応する柔軟な表現。
🔹2. “Come over” を使った場合の返答例
例文:
👉 “Why don’t you come over for dinner tonight?”
(今夜、うちにご飯食べに来ない?)
✅ 肯定的な返答
“That sounds great! What time should I be there?”
(いいね!何時に行けばいい?)
→ 乗り気な返答+確認の流れが自然。
❌ 否定的な返答
“I’d love to, but I already have plans tonight. How about another day?”
(行きたいけど、今夜は予定があるんだ。別の日はどう?)
→ 気持ちは前向きに見せつつ、丁寧に断るフレーズ。
⚖️ 条件付きの返答
“I can come over, but I’ll have to leave early. Is that okay?”
(行けるけど、早めに帰らないといけないんだ。それでも大丈夫?)
→ 無理なく参加するスタンスを伝えたいときに便利。
📝まとめ
シーン | 肯定 | 否定 | 質問・条件付き |
---|---|---|---|
come | I’ll be there soon. | I’m tied up. | Is it urgent? |
come over | That sounds great! | I already have plans. | Can I leave early? |
会話でスムーズに反応できるようになるには、こうした返答をいくつか覚えておくのがコツ!
実際に口に出して練習してみてくださいね😊
🗣 英語力アップのカギは「アウトプット×間違い」!RYO英会話ジムで実践しよう
「come」と「come over」のように、英語では似ているけど意味や使い方に違いがある表現がたくさんあります。
頭では理解できていても、実際の会話で使おうとすると出てこなかったり、間違えてしまうことってありますよね。
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🧭【あわせて覚えたい】”come over”と似た表現いろいろ
英語には「立ち寄る」「訪ねる」など、似たような意味を持つ表現がたくさんありますが、使い方やニュアンスに違いがあります。
ここでは、「come over」に近い意味を持つ英語表現を比較しながら見ていきましょう!
🚶♂️ Drop By|ふらっと立ち寄る
📘 例文:
“I might drop by the cafe on my way home.”
💬 和訳: 帰宅途中にカフェにふらっと立ち寄るかもしれません。
🔍 解説:
予定していなかったけど、ちょっと寄っていくという、かなりカジュアルなニュアンス。友人の家やカフェなどに気軽に行くときに使われます。
🛍 Stop By|目的がある立ち寄り
📘 例文:
“Can you stop by the store to pick up some milk?”
💬 和訳: 牛乳を買ってくるためにお店に立ち寄ってくれる?
🔍 解説:
「drop by」と似ていますが、何か特定の目的(買い物、引き取り、用事)があるときによく使われます。
🚗 Swing By|ついでに立ち寄る(やや動きのある表現)
📘 例文:
“I’ll swing by your office around 3 to drop off the documents.”
💬 和訳: 書類を渡すために、3時頃に通りすがりに立ち寄るね。
🔍 解説:
「drop by」や「stop by」とほぼ同じですが、“ついで感”や“流れの中で軽く寄る”といったニュアンスが含まれています。
🏡 Visit|フォーマルな「訪問」
📘 例文:
“I will visit your house tomorrow.”
💬 和訳: 明日、あなたの家を訪れます。
🔍 解説:
少しかしこまった雰囲気や、はっきりした目的・好意的な意図があるときに使われます。ビジネスでもプライベートでもOK。
🕐 Arrive|到着する
📘 例文:
“When will you arrive at the station?”
💬 和訳: いつ駅に到着しますか?
🔍 解説:
移動の終点に着く=目的地に到達することを表します。「訪問」そのものではなく、「到着」のタイミングに焦点がある表現です。
📌 使い分けまとめ
表現 | ニュアンス/使う場面 |
---|---|
come over | 親しい人の家に「遊びに来る」カジュアルな誘い |
drop by | 予定なしにふらっと立ち寄る |
stop by | 用事や目的があって短時間立ち寄る |
swing by | ついでに寄る・軽い流れで立ち寄る |
visit | 正式・丁寧に「訪問する」 |
arrive | 到着する(訪問ではなく、場所に着くこと) |
これらの表現は似ていても、場面や相手との関係性によって自然な使い分けが求められます。
ぜひ会話の中で試して、自分のものにしていきましょう!
✅【まとめ】「come」「come over」&関連表現の使い分け
-
come:基本の「来る」。場所やイベントなど目的地が明確なときに使う。
-
come over:「遊びに来る」。親しい人とのカジュアルな訪問にぴったり。
-
drop by / stop by / swing by:どれも「立ち寄る」を表すが、
- drop by → 気ままにふらっと
- stop by → 目的ありで短時間
- swing by → ついで感、動きがある印象 -
visit:フォーマルな「訪問」
-
arrive:単に「到着する」
さらに、会話の中で自然に使いこなすには、
実際に声に出して使ってみること・間違いを恐れないことがカギ!
英語表現の違いは、頭で理解するだけでなく、アウトプットを通して体に染み込ませていくことが一番の近道です。
ぜひ、今回のフレーズも日常の会話や練習の中でたくさん使ってみてくださいね!
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