こんにちは、RYO英会話ジムです。
“pull one’s leg” は、「人をからかう」「冗談を言ってだます」という意味の英語表現です。直訳すると「足を引っ張る」ですが、日本語の「人の邪魔をする」という意味では使わないので注意しましょう。
たとえば、信じられない話をされたときに、
Are you pulling my leg?
からかってるの?/冗談でしょ?
のように使えます。
また、
I’m just pulling your leg.
ちょっとからかっただけだよ。
のように、自分が冗談を言っていたことを伝えるときにも使えます。
“pull one’s leg” は、友人や同僚とのカジュアルな会話でよく使われる表現です。
それでは、“pull one’s leg” の意味や使い方、日本語の「足を引っ張る」との違いをさらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
“pull one’s leg” のように、直訳だけでは意味がつかみにくい英語表現は他にもあります。
“Get out of here!” も、「ここから出ていけ!」だけでなく、会話では意外な意味で使われることがあります。
- 1 僕の失敗談|直訳したら、相手の反応と全然合わなかった
- 2 “pull one’s leg”の意味と使い方
- 3 “pull one’s leg”の意味と使い方
- 4 音読しよう
- 5 シーン別英会話|“pull one’s leg”は実際の会話でこう使います
- 6 よくある間違い|“pull one’s leg”で日本人がつまずきやすいポイント
- 7 独学だけだと、自分の「クセ」に気づきにくい
- 8 実際の受講生事例|話せる。でも「細かなミス」を直せなかったマサヤさん
- 9 「話した英語」をそのままにしない仕組み
- 10 「なんとなく話せる」で止まるのは、もったいない
- 11 “pull one’s leg”の似た英語表現・関連語彙
- 12 練習用クイズ|“pull one’s leg”と似た表現を使い分けよう
- 13 よくある質問(FAQ)
- 13.1 Q. “pull one’s leg”とはどういう意味ですか?
- 13.2 Q. “Are you pulling my leg?”はどんなときに使いますか?
- 13.3 Q. “pull my leg”のlegはなぜ単数形なのですか?
- 13.4 Q. “pull one’s leg”のone’sには何を入れますか?
- 13.5 Q. “pull one’s leg”は日本語の「足を引っ張る」と同じ意味ですか?
- 13.6 Q. “pull one’s leg”と“Are you kidding me?”の違いは何ですか?
- 13.7 Q. “pull one’s leg”と“tease”の違いは何ですか?
- 13.8 Q. “pull one’s leg”はビジネスでも使えますか?
- 13.9 Q. “pull one’s leg”の過去形はどうなりますか?
- 13.10 Q. 覚えた英語表現を実際に話せるようにするにはどうすればいいですか?
- 14 まとめ
僕の失敗談|直訳したら、相手の反応と全然合わなかった
僕が “pull one’s leg” を初めて聞いたとき、かなり混乱しました。
というのも、言葉をそのまま見れば 「人の足を引っ張る」 ですよね。
なので僕も最初は、日本語と同じように「邪魔をする」「足を引っ張る」という意味だと思っていました。
ところが、実際の会話では相手の反応がどう考えてもその意味と合わないんです。
「足を引っ張るって意味じゃないの?」と、頭の中で少し混乱したのを覚えています。
これは日本人にとって、かなり引っかかりやすい表現だと思います。日本語にも「足を引っ張る」という表現があるので、どうしてもその意味に引っ張られてしまうんですよね。僕もまさにそうでした。
実際には、“pull one’s leg” は「からかう」「冗談を言ってだます」という意味です。
覚えるコツ
僕のように直訳で混乱しやすい表現は、単語だけで覚えるよりも、会話ごと覚えるのがおすすめです。
たとえば、
Are you pulling my leg?
からかってるの?/冗談でしょ?
のように、実際に使う形で何度か声に出してみると、意味と場面がつながりやすくなります。
また、日本語の「足を引っ張る」とは別物とセットで整理しておくと、さらに混乱しにくくなります。
“pull one’s leg”の意味と使い方
“pull one’s leg” は、「人をからかう」「冗談を言って信じ込ませる」という意味のイディオムです。
単なる「冗談を言う」よりも、相手に一瞬「え、本当?」と思わせるような、軽いからかいのニュアンスがあります。
たとえば、友人から信じられない話を聞いたときに、
Are you pulling my leg?
からかってるの?/冗談でしょ?
のように使えます。
“pull one’s leg”のニュアンス
この表現で大切なのは、悪意のある「だます」ではなく、基本的には冗談として相手をからかうという点です。
たとえば、
I won the lottery yesterday.
昨日、宝くじに当たったんだ。
と言われて、どうも信じられないときに、
Are you pulling my leg?
からかってるの?
と返すイメージです。
相手を本気でだまして損をさせるような場面には、通常この表現は使いません。
よく使う形は “Are you pulling my leg?”
実際の会話では、特に
Are you pulling my leg?
という形をよく使います。
相手の話を聞いて、
- 本当に?
- 冗談でしょ?
- からかってる?
と思ったときに使える便利なフレーズです。
また、自分が冗談を言っていたことを伝えるなら、
I’m just pulling your leg.
ちょっとからかっただけだよ。
と言えます。
ここでの one’s の部分には、「誰をからかっているのか」に合わせて my / your / his / her などが入ります。
pull my leg
私をからかう
pull your leg
あなたをからかう
pull his leg
彼をからかう
という形です。
日本語の「足を引っ張る」とは意味が違う
ここは特に注意したいポイントです。
“pull one’s leg” を直訳すると「人の足を引っ張る」ですが、日本語の「人の邪魔をする」「成功を妨げる」という意味ではありません。
たとえば、
「彼はいつもチームの足を引っ張っている」
と言いたいときに、
He is always pulling the team’s leg.
とは言いません。
このように言うと、「彼はいつもチームをからかっている」というような、まったく別の意味になってしまいます。
日本語の「足を引っ張る」は、文脈によって hold someone back や cause problems for someone などを使う方が自然です。
カジュアルな会話で使う表現
“pull one’s leg” は、友人や家族、親しい同僚との会話で使いやすいカジュアルな表現です。
ビジネスの場でも、関係性ができている相手との軽い会話なら使われることがありますが、フォーマルな場面では少しくだけた印象になります。
そのため、初対面の相手や重要な商談などでは、無理に使う必要はありません。
似た表現との違いをざっくり比較
| 表現 | 主な意味 | ニュアンス・使い分け |
|---|---|---|
| pull one’s leg | 人をからかう | 相手を一瞬信じさせるような軽い冗談 |
| kid someone | 人をからかう | 日常会話で非常によく使うカジュアルな表現 |
| joke | 冗談を言う | 幅広く使える一般的な表現 |
| tease someone | 人をからかう | 相手の特徴などをネタにして軽くからかうことも多い |
| Are you serious? | 本気なの? | 冗談かどうかに限らず、驚いたときにも使える |
“pull one’s leg” は、「冗談で相手をちょっと信じ込ませる」というニュアンスを押さえておくと、他の表現との違いがわかりやすくなります。
“pull one’s leg”の意味と使い方
“pull one’s leg” は、「人をからかう」「冗談を言って信じ込ませる」という意味のイディオムです。
単なる「冗談を言う」よりも、相手に一瞬「え、本当?」と思わせるような、軽いからかいのニュアンスがあります。
たとえば、友人から信じられない話を聞いたときに、
Are you pulling my leg?
からかってるの?/冗談でしょ?
のように使えます。
“pull one’s leg”のニュアンス
この表現で大切なのは、悪意のある「だます」ではなく、基本的には冗談として相手をからかうという点です。
たとえば、
I won the lottery yesterday.
昨日、宝くじに当たったんだ。
と言われて、どうも信じられないときに、
Are you pulling my leg?
からかってるの?
と返すイメージです。
相手を本気でだまして損をさせるような場面には、通常この表現は使いません。
よく使う形は “Are you pulling my leg?”
実際の会話では、特に
Are you pulling my leg?
という形をよく使います。
相手の話を聞いて、
- 本当に?
- 冗談でしょ?
- からかってる?
と思ったときに使える便利なフレーズです。
また、自分が冗談を言っていたことを伝えるなら、
I’m just pulling your leg.
ちょっとからかっただけだよ。
と言えます。
ここでの one’s の部分には、「誰をからかっているのか」に合わせて my / your / his / her などが入ります。
pull my leg
私をからかう
pull your leg
あなたをからかう
pull his leg
彼をからかう
という形です。
日本語の「足を引っ張る」とは意味が違う
ここは特に注意したいポイントです。
“pull one’s leg” を直訳すると「人の足を引っ張る」ですが、日本語の「人の邪魔をする」「成功を妨げる」という意味ではありません。
たとえば、
「彼はいつもチームの足を引っ張っている」
と言いたいときに、
He is always pulling the team’s leg.
とは言いません。
このように言うと、「彼はいつもチームをからかっている」というような、まったく別の意味になってしまいます。
日本語の「足を引っ張る」は、文脈によって hold someone back や cause problems for someone などを使う方が自然です。
カジュアルな会話で使う表現
“pull one’s leg” は、友人や家族、親しい同僚との会話で使いやすいカジュアルな表現です。
ビジネスの場でも、関係性ができている相手との軽い会話なら使われることがありますが、フォーマルな場面では少しくだけた印象になります。
そのため、初対面の相手や重要な商談などでは、無理に使う必要はありません。
似た表現との違いをざっくり比較
| 表現 | 主な意味 | ニュアンス・使い分け |
|---|---|---|
| pull one’s leg | 人をからかう | 相手を一瞬信じさせるような軽い冗談 |
| kid someone | 人をからかう | 日常会話で非常によく使うカジュアルな表現 |
| joke | 冗談を言う | 幅広く使える一般的な表現 |
| tease someone | 人をからかう | 相手の特徴などをネタにして軽くからかうことも多い |
| Are you serious? | 本気なの? | 冗談かどうかに限らず、驚いたときにも使える |
“pull one’s leg” は、「冗談で相手をちょっと信じ込ませる」というニュアンスを押さえておくと、他の表現との違いがわかりやすくなります。
音読しよう
友人が…
見て、このランボルギーニ買ったんだ。
からかってんの?本当に自分で買ったの?
“cause trouble for someone”「人の足を引っ張る」
部下へ…
またミスったの?チームの足を引っ張ってどうするの?
すみません。もう二度としません。
同じような表現2選
“You must be joking.”
友人から…
さっき君が可愛い子と話してたの見たよ。彼女誰?
彼女は俺の彼女だよ。
冗談でしょ?
“kid someone”
同僚と…
ナオミに俺がトムクルーズに似てるって言われたよ。
シーン別英会話|“pull one’s leg”は実際の会話でこう使います
友人との会話で|信じられない話を聞いたとき
I got two free tickets to Hawaii.
ハワイ行きの無料チケットを2枚もらったの。
Are you pulling my leg?
からかってるの?
No, I’m serious. My company gave them to me.
いや、本当だよ。会社からもらったの。
自然に使うコツ
Are you pulling my leg? は、相手の話が「本当とは思えない」ときに自然に使えます。怒って問い詰める感じではなく、「え、冗談でしょ?」と軽く驚く場面と相性がいい表現です。
職場で|同僚に冗談を言われたとき
The boss said we can all go home after lunch today.
上司が今日はランチのあと、みんな帰っていいって言ってたよ。
Really? You’re not pulling my leg, are you?
本当に?からかってるんじゃないよね?
Okay, okay. I’m joking.
わかった、わかった。冗談だよ。
自然に使うコツ
You’re not pulling my leg, are you? のように言うと、「まさか冗談じゃないよね?」という柔らかい確認になります。親しい同僚との軽い会話では使いやすいですが、フォーマルな会議などでは避けたほうが自然です。
友人を軽くからかったあとで
I heard your favorite restaurant is closing next week.
君のお気に入りのレストラン、来週閉店するって聞いたよ。
What? Seriously?
え?本当に?
Relax. I’m just pulling your leg.
落ち着いて。ちょっとからかっただけだよ。
自然に使うコツ
自分が冗談を言ったあとなら、I’m just pulling your leg. が便利です。just を入れることで「ちょっと冗談を言っただけ」という軽い感じが出しやすくなります。
よくある間違い|“pull one’s leg”で日本人がつまずきやすいポイント
“pull one’s leg” は、一度意味を知れば難しい表現ではありません。
ただ、RYO英会話ジムのレッスンでもよく感じるのが、知識として意味を知っていることと、実際の会話で自然に使えることは別だということです。
特に、日本語からそのまま英語にしようとすると、こんな間違いが起こりやすくなります。
NG① “pull my legs” と複数形にしてしまう
❌ Are you pulling my legs?
⭕ Are you pulling my leg?
からかってるの?
日本語で考えると「足」は2本あるので、つい legs と言いたくなるかもしれません。
しかし、このイディオムでは基本的に legは単数形です。
pull someone’s leg というひとかたまりで覚えてしまうのがおすすめです。
NG② 今からかわれているのに “You pull my leg?” と言う
❌ You pull my leg?
⭕ Are you pulling my leg?
からかってるの?/冗談でしょ?
相手が今まさに冗談を言っている場面では、Are you pulling my leg? が自然です。
日本語では「からかってるの?」だけで成立するので、英語でも単語を並べて You pull…? と言いたくなりますが、実際の会話ではこの形で覚えておくとスムーズです。
NG③ 日本語の「足を引っ張る」の意味で使ってしまう
❌ He always pulls my leg at work.
※「彼は仕事でいつも私の足を引っ張る」と言いたい場合
この英文では、「彼は仕事でいつも私をからかう」という意味に聞こえてしまいます。
日本語の「足を引っ張る」は、状況によって、
⭕ He’s holding me back.
彼に足を引っ張られている。
⭕ He keeps causing problems for the team.
彼はチームにいつも問題を起こしている。
などと表現したほうが自然です。
日本語と英語で同じ「足」が出てくるからこそ、意味まで同じだと思い込んでしまいやすいんですよね。
僕自身も、英語を話し始めたころはこうした間違いを何度もしてきました。
でも、大切なのは間違えないことではありません。
話す → 間違える → 修正する → もう一度使う
この流れを何度も繰り返したことで、少しずつ自然な表現が口から出るようになっていきました。
独学だけだと、自分の「クセ」に気づきにくい
英語を勉強していると、
「意味は知っている」
「文法も勉強した」
「例文を見れば理解できる」
という状態までは、一人でもかなり進めます。
難しいのは、それを自分が話すときに正しく使えているかを判断することです。
会話になると、知っているはずの文法を間違えたり、日本語の感覚で不自然な表現を作ったりします。
しかも、自分では自然だと思って話している表現ほど、自分自身では間違いに気づきにくいものです。
特に「なんとなく英語で会話できる」レベルになってくると、会話そのものは成立するので、細かなクセがそのまま残ることもあります。
だからこそ大切なのが、実際にアウトプットした英語を第三者に見てもらい、その場で修正することです。
間違えること自体はまったく問題ありません。
むしろ、間違いを見つけて改善できる環境があるかどうかが、その先の伸びを大きく左右します。
実際の受講生事例|話せる。でも「細かなミス」を直せなかったマサヤさん
今回、複数の受講生事例を見直した中で、この話と特に重なるのがマサヤさんです。
受講前のマサヤさんはTOEIC850点。ロンドンで勤務し、英語メールや会議など、すでに英語を使う環境にいました。
つまり、英語がまったく話せない初心者ではありません。
一方で、細かな文法ミスや不自然な表現を直したくても、それを指摘してもらえる環境がないことに課題を感じていました。過去にはフィリピン留学やオンライン英会話の経験もありましたが、自分の弱点をどう改善すればいいのかが見えにくい状態でした。
そこで取り組んだのが、毎日1時間のレッスンをベースにしたアウトプットです。
実践的なロールプレイとフィードバックを繰り返しながら、細かな文法ミスや不自然な表現もその都度修正していきました。
その結果、評価は Stage 7からStage 9へ。発言への自信が増え、論理的な形で意見を伝えながら、会話をリードできるレベルへ変化しています。本人も、英語を話す抵抗が減り、「口が自然と英語に慣れてきた」と振り返っています。
ここで大事なのは、単に新しい単語を大量に覚えたから伸びた、という話ではありません。
すでに持っていた英語力を、実際に使いながら修正していったことがポイントです。
「話した英語」をそのままにしない仕組み
RYO英会話ジムでは、ただたくさん英語を話して終わりにはしません。
たとえば、レッスン中に話した内容をその場で可視化・添削します。
自分では、
「ちゃんと言えていたはず」
と思っていた英文でも、文字として見ると、
「ここ、時制が違っていたんだ」
「この言い方、意味は通じるけど不自然だったんだ」
と気づくことがあります。
そして、修正した表現を確認して終わるのではなく、もう一度アウトプットする。
この繰り返しによって、
話す → 気づく → 修正する → 使い直す
という改善サイクルを作っています。
さらに、たくさん話すだけではなく、一人ひとりの弱点に合わせて改善するポイントを変えていくのも大切にしています。
文法でつまずいている人と、語彙は十分だけれど表現が不自然な人では、やるべきことは同じではないからです。
マサヤさんの場合も、アウトプット量を確保しながら、実践的なフィードバックによって細かなミスや不自然な表現を修正していく取り組みが行われました。
「なんとなく話せる」で止まるのは、もったいない
英語は、知識を増やせば増やすほど話せるようになるとは限りません。
むしろ、
知っている。意味もわかる。でも会話になると出てこない。
ここで止まっている人はかなり多いです。
だからこそ、
実際に話す → 間違える → 改善する → もう一度話す
ところまでやってみてください。
“pull one’s leg” のような表現も、意味を一度読んで終わるのではなく、実際の会話で使ってみることで、少しずつ「知っている英語」から「使える英語」に変わっていきます。
もし今、「なんとなく話せる」状態で伸び悩んでいるなら、そこで止まってしまうのはもったいないです。
自分では見えなかったクセに気づき、修正し、もう一度使う。
その積み重ねで、英語はまだまだ変わります。
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“pull one’s leg”の似た英語表現・関連語彙
“pull one’s leg” と似た表現はいくつかありますが、どれも完全に同じではありません。
ここでは、実際の会話で特に使いやすく、違いを知っておくと便利な4つを紹介します。
“kid someone”|人をからかう・冗談を言う
kid someone は、「人をからかう」「冗談を言う」という意味のカジュアルな表現です。
“pull one’s leg” とかなり近い意味ですが、kid のほうが日常会話では幅広く使いやすいのが特徴です。
特によく使われるのが、
Are you kidding me?
冗談でしょ?
I’m just kidding.
冗談だよ。
という形です。
“pull one’s leg” は「相手をちょっと信じ込ませてからかう」というニュアンスが出やすいのに対して、kid はもっと広く「冗談を言う」「ふざける」という感覚で使えます。
自然に使うコツ
会話では Are you kidding me? や I’m just kidding. の形で覚えておくとすぐ使えます。
かなりカジュアルなので、友人・家族・親しい同僚との会話に向いています。
I’m thinking about quitting my job tomorrow.
明日、仕事を辞めようかなと思ってる。
Are you kidding me?
冗談でしょ?
Yeah, I’m just kidding.
うん、冗談だよ。
“tease someone”|人をからかう・いじる
tease someone も「人をからかう」という意味ですが、“pull one’s leg” とは少しタイプが違います。
“pull one’s leg” は、嘘っぽい話をして相手を一瞬信じさせるようなからかいに向いています。
一方、tease は相手の特徴や行動をネタにして、軽くいじるような場面でよく使われます。
たとえば、友人が新しい髪型にしたときに、それを軽くからかうような場面です。
ただし、tease は言い方や内容によっては相手を傷つけることもあるので、関係性には注意が必要です。
自然に使うコツ
Don’t tease me.
からかわないでよ。
I’m just teasing you.
ちょっとからかっただけだよ。
のような形がよく使われます。
“pull one’s leg” よりも、相手そのものをネタにする感じが強いと覚えておくと使い分けやすいです。
Nice shirt. Did your grandma pick it for you?
いいシャツだね。おばあちゃんに選んでもらったの?
Hey, stop teasing me. I like this shirt.
ちょっと、からかわないでよ。このシャツ気に入ってるんだから。
I’m just teasing you.
ちょっとからかっただけだよ。
“joke”|冗談を言う
joke は、「冗談を言う」という最も基本的で幅広い表現です。
“pull one’s leg” のように、必ずしも相手をだましたり、からかったりする必要はありません。
単純に面白いことを言ったり、真面目な発言ではなかったことを伝えたりするときにも使えます。
そのため、「からかう」よりも広い意味で使える表現と考えるとわかりやすいです。
自然に使うコツ
よく使うのは、
I’m joking.
冗談だよ。
I was only joking.
ただの冗談だったんだよ。
などです。
相手が自分の発言を本気に受け取ってしまったときにも便利です。
You have to buy everyone lunch today.
今日はみんなにランチをおごらないとね。
What? Why me?
え?なんで僕が?
Relax. I’m joking.
落ち着いて。冗談だよ。
“Are you serious?”|本気なの?/本当なの?
Are you serious? は、“Are you pulling my leg?” と似た場面で使えることがあります。
ただし意味は少し違います。
Are you pulling my leg?
→「からかってるの?」
Are you serious?
→「本気なの?」「本当なの?」
という違いです。
つまり、Are you serious? は相手が冗談を言っていると決めつけているわけではありません。
単純に、驚くような話を聞いて「それ本当?」と確認するときに使えます。
そのため、“pull one’s leg” よりも使える場面が広い表現です。
自然に使うコツ
良いニュースにも悪いニュースにも使えます。
驚いたときに反射的に、
Seriously?
と短く返すことも非常によくあります。
I got promoted today.
今日、昇進したの。
Are you serious? That’s amazing!
本当なの?すごいじゃん!
Yeah. My manager told me this morning.
うん。今朝マネージャーから言われたよ。
この4つをざっくり整理すると、
相手を冗談で信じ込ませる → pull one’s leg
カジュアルに「冗談でしょ?」→ kid
相手を軽くいじる → tease
単純に「冗談を言う」→ joke
「本当なの?」と確認する → Are you serious?
という感覚で使い分けると、会話でも迷いにくくなります。
練習用クイズ|“pull one’s leg”と似た表現を使い分けよう
第1問
友人が「宝くじで1億円当たった」と言いました。冗談で自分をからかっているのではないかと思ったとき、最も自然な表現はどれでしょう?
A. Are you teasing me?
B. Are you pulling my leg?
C. Are you joking someone?
D. Are you serious me?
正解:B. Are you pulling my leg?
解説:
Are you pulling my leg? は、「からかってるの?」「冗談でしょ?」という意味で、相手が本当らしく冗談を言っている場面にぴったりです。
Aの Are you teasing me? は「私をいじってるの?」という意味で、相手の特徴や行動をネタにしてからかう場面のほうが自然です。
Cの Are you joking someone? は不自然です。joke は通常この形で「人をからかう」という使い方はしません。
Dの Are you serious me? も文法的に不自然です。「本当なの?」なら Are you serious? と言います。
第2問
次のうち、日本語の「彼はいつもチームの足を引っ張っている」という意味で使うと不自然な英文はどれでしょう?
A. He keeps causing problems for the team.
B. He’s holding the team back.
C. He’s always pulling the team’s leg.
D. He often makes things harder for the team.
正解:C. He’s always pulling the team’s leg.
解説:
pull one’s leg は「人をからかう」という意味なので、Cは「彼はいつもチームをからかっている」という意味になります。
Aは「チームに問題を起こしている」、Bは「チームの前進を妨げている」という意味で、日本語の「足を引っ張る」に近い表現です。
Dも「チームにとって物事を難しくしている」という意味なので、この文脈では自然です。
第3問
次の会話の( )に最も自然に入る表現はどれでしょう?
Mike: I got promoted today.
Ivan: ( ) That’s great!
A. Are you serious?
B. I’m just teasing you.
C. Are you pulling my leg all the time?
D. Don’t kid someone.
正解:A. Are you serious?
解説:
ここでは、昇進したというニュースを聞いて驚きながら「本当なの?」と確認しています。そのため、Are you serious? が最も自然です。
Bの I’m just teasing you. は「ちょっとからかっただけだよ」という意味なので、話し手の立場が合いません。
Cは文法的には作れますが、all the time がこの場面では不自然です。
Dの Don’t kid someone. はこの会話では意味が合いません。「冗談でしょ?」なら Are you kidding me? が自然です。
第4問
相手の新しい髪型を軽くいじったあと、「ちょっとからかっただけだよ」と言いたいとき、最も自然なのはどれでしょう?
A. I’m just teasing you.
B. I’m just pulling your leg every day.
C. I’m serious.
D. I’m causing trouble for you.
正解:A. I’m just teasing you.
解説:
tease someone は、相手の見た目や行動などをネタにして軽くいじる場面で自然に使えます。
Bの pull your leg も「からかう」という意味ですが、相手を一瞬信じさせるような冗談で使われやすく、今回の「髪型をいじる」という場面では tease のほうが自然です。また every day も不要です。
Cの I’m serious. は「本気だよ」という逆の意味になります。
Dの cause trouble for you は「あなたに迷惑をかける」という意味で、からかうとは違います。
第5問
次のうち、最も自然な英文はどれでしょう?
A. Are you pulling my legs?
B. You pull my leg?
C. Are you pulling my leg?
D. Are you pull my leg?
正解:C. Are you pulling my leg?
解説:
「からかってるの?」と今まさに行われていることを聞くなら、Are you pulling my leg? が自然です。
Aの legs は複数形になっていますが、このイディオムでは基本的に leg と単数形を使います。
Bの You pull my leg? は、通常この場面では不自然です。
Dの Are you pull… は文法的に誤りで、Are you pulling… とします。
よくある質問(FAQ)
Q. “pull one’s leg”とはどういう意味ですか?
A. “pull one’s leg”は「人をからかう」「冗談で相手を信じ込ませる」という意味です。悪意をもってだますというより、軽い冗談として使われます。
Are you pulling my leg?
(からかってるの?/冗談でしょ?)
Q. “Are you pulling my leg?”はどんなときに使いますか?
A. 相手から信じられない話を聞いて、「それ本当?からかってない?」と思ったときに使います。 驚きながら冗談かどうか確認する、カジュアルな会話にぴったりです。
Are you pulling my leg? You really won the lottery?
(からかってるの?本当に宝くじに当たったの?)
Q. “pull my leg”のlegはなぜ単数形なのですか?
A. このイディオムでは基本的に“leg”を単数形で使います。 実際には足が2本あっても、pull someone’s leg という決まった表現なので、“legs”に変えないようにしましょう。
✅ Are you pulling my leg?
❌ Are you pulling my legs?
Q. “pull one’s leg”のone’sには何を入れますか?
A. からかわれる人に合わせて、my・your・his・herなどを入れます。 たとえば「私をからかう」なら pull my leg、「彼をからかう」なら pull his leg です。
I’m just pulling your leg.
(ちょっとからかっただけだよ。)
Q. “pull one’s leg”は日本語の「足を引っ張る」と同じ意味ですか?
A. いいえ、日本語の「邪魔をする」という意味の「足を引っ張る」とは別物です。 “pull one’s leg” は「からかう」という意味です。「邪魔をする」なら文脈によって hold someone back などを使います。
Don’t let him hold you back.
(彼に足を引っ張られないで。)
Q. “pull one’s leg”と“Are you kidding me?”の違いは何ですか?
A. どちらも「冗談でしょ?」と言えますが、“pull one’s leg”は相手を一瞬信じ込ませるようなからかいに向いています。 Are you kidding me? はもっと幅広い驚きや冗談への反応として使えます。
Q. “pull one’s leg”と“tease”の違いは何ですか?
A. “pull one’s leg”は冗談で相手を信じ込ませる感じ、teaseは相手の特徴や行動を軽くいじる感じです。 見た目や行動についてからかうなら、teaseのほうが自然なことが多いです。
Stop teasing me about my haircut.
(髪型のことでからかわないでよ。)
Q. “pull one’s leg”はビジネスでも使えますか?
A. 親しい同僚との軽い会話なら使えますが、フォーマルな商談や会議ではややカジュアルです。 相手との関係ができている場面で使うのが自然です。初対面や重要な場では、無理に使う必要はありません。
Q. “pull one’s leg”の過去形はどうなりますか?
A. 過去のことなら“pulled one’s leg”になります。 pullの過去形は pulled です。「昨日彼をからかった」なら、次のように言えます。
I was just pulling his leg yesterday.
(昨日はちょっと彼をからかっていただけだよ。)
Q. 覚えた英語表現を実際に話せるようにするにはどうすればいいですか?
A. 実際に話し、間違いに気づき、修正してもう一度使うことが大切です。 意味を覚えるだけでは、会話で自然に出てこないこともあります。
RYO英会話ジムでは、アウトプットした英語をその場で可視化・添削し、修正した表現を再び使う流れを重視しています。「知っている英語」を「使える英語」に変えるには、この繰り返しがとても大切です。
まとめ
今回のポイントを最後に整理しておきましょう。
- “pull one’s leg” は「人をからかう」「冗談で信じ込ませる」という意味
- “Are you pulling my leg?” は「からかってるの?」「冗談でしょ?」という自然な言い方
- 日本語の「足を引っ張る」とは意味が違うので注意
- kid / tease / joke など、似た表現とはニュアンスや使う場面が少しずつ違う
- 覚えるだけでなく、実際に声に出して使うことで会話で出てきやすくなる
まずは今日紹介した表現を、実際の会話で1回でも使ってみてください。
覚えた英語を「知っている」で終わらせず、実際に使える形に変えていきたい方は、こちらからどうぞ。
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