こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は”I was wondering if ~.”の意味と4つの使い方【考えを伝えたり丁寧な表現に】についてお話します。Could you 〜?やWould you 〜?は定番な丁寧表現です。今回紹介するフレーズを使いこなせれば上級者の英語話者に一歩近くでしょう。この記事を読めば、スムーズに丁寧な依頼ができるようになります。それでは、まいりましょう。
目次
意味と使い方
会社を出るところで…
よろしければ車に乗せていただけますか?
“I was wondering if ~.”は「よろしければ~していただけますか?」という意味です。控えめに相手に依頼をしたいときに使える便利な英会話フレーズです。
思いを巡らせる
友人と買い物へ行き…
ここでの”wonder”は他動詞で「~かなと思う」という意味です。この”wonder”の使い方は2通りあって、1つは控えめに相手に依頼をするときに、そしてもう1つは「何か思いをめぐらせているとき」に使います。ここでは相手に依頼しているのではなくただ単に呟いているような感じで使えます。
相手に許可をもらう
上司へ…
相手に依頼するときだけでなく、丁寧且つソフトに許可をもらうときにも使うことができます。シンプルにif節の直後に主語”I”を持ってこればいいだけです。”I was wondering if I could ~.”で「~できればと思うのですが。」という意味になります。
“was wondering”が過去形になるわけ
現在の話なのに、なぜ”am”ではなく”was”なのか?、と思われた方いると思います。過去形は前に起こったことや状態だけに使うのではないのです。あえて時制をずらして過去にすることで相手にたいして直接的な言い方を避けソフトなニュアンスになります。
シンプルに言えば、過去形にすることでさらに丁寧になるということですね。”I’m wondering if ~.”と現在形にして使っても丁寧な表現なのでお互いの立場により使い分けましょう。
if節は副詞節それとも名詞節?
まず名詞節や副詞節と言われて分からない方もいると思いますが、要はifのかたまりが名詞または副詞の役割をするということになります。名詞というと主語になったり目的語になったりするものです。また副詞だと動詞や形容詞、副詞、文を修飾するものですね。
結論から言うとこのif節は「もし~なら」という副詞ではなく「~かどうか(を)」という意味の名詞節ifになります。ここでの”wonder”は後ろに目的語を置く他動詞。なので、訳としては「~かどうかを思いめぐらす」のような感じになります。
私はパーティーに行けるかどうか分かりません。
参照:今日から使い分けできる!名詞節ifとwhetherの違いとその使い分け
意思を尋ねる
二人の会話を見てみましょう。
好きな人へ…
今度僕と一緒に映画でもいかがですか?
“”Will you ~?”や”Would you like ~?”よりも 相手に意思をより丁寧且つソフトに尋ねたいのであれば、”I was wondering if you’d like to ~.”「~はいかがですか?」を使いましょう。ちなみに“you’d”は”you would”の省略形です。
“would like to ~”でなぜ丁寧になるの?
“would like to”で「~したいと思う」という意味になりますがなぜ丁寧な表現になるのか知っていますか?”would”は”will”の過去形です。過去形は丁寧な表現をするときにも使いますね。「必ず~する」という”will”の意思がソフトになるのです。だから直訳すると「~をするのが好きだろうか」のようになり、意訳して「~したいと思う」となります。
明日の私のパーティーに来たいですか?
参照:ビジネスでどう使う?I want toとI would like toそしてI would love toの違いとその使い方
類似表現
これらの表現は、相手に頼む際に丁寧で控えめな方法で依頼するのに役立ちます。どの表現を選ぶかは文脈によりますが、いずれも相手に対して柔らかく依頼する際に適しています。
Could you please ~?
- 例: “Could you please pass me the salt?”
- 「お塩を取っていただけませんか?」
参照:時制の違いでかわる!Can you 〜?とCould you 〜?の違いと使い方
Would it be possible for you to ~?
- 例: “Would it be possible for you to send me the report by tomorrow?”
- 「明日までに報告書を送っていただける可能性はありますか?」
参照:お願いや提案に最適!「Would it be possible to 〜?」の意味・使い方と例文
Is there any chance you could ~?
- 例: “Is there any chance you could pick me up from the airport?”
- 「空港まで迎えに来ていただける可能性はありますか?」
I was hoping you could ~.
- 例: “I was hoping you could help me with my presentation.”
- 「プレゼンテーションの手伝いをしていただけるとうれしいのですが。」
参照:教えて!I was hoping that 〜ってなんで過去形使うの?
wonderのイディオム表現
wonderを使った頻度の高いイディオム表現も一緒に覚えておきましょう。
I wonder about
意味: ~について考える、疑問に思う
- 例: “I wonder about the future of our planet.”
- 「私は地球の未来について考える」
No wonder
意味:: それは不思議ではない、当然だ
- 例: “No wonder he’s exhausted; he worked all night.”
- 「彼が疲れ切っているのは当然だ。彼は一晩中働いたんだから」
I wonder what makes/takes
意味:: ~が何によって引き起こされるのか疑問に思う
- 例: “I wonder what makes people happy.”
- 「人々が幸せになるのは何だろうか?」
関連する語彙
Favor(お願い)
- 例: “I was wondering if you could do me a favor and proofread this document.”
- 「この文書の校正をお願いできないでしょうか?」
Assistance(手助け)
- 例: “I was wondering if I could ask for your assistance in preparing for the presentation.”
- 「プレゼンの準備で手助けしていただけないでしょうか?」
Permission(許可)
- 例: “I was wondering if I have your permission to use your idea in the project.”
- 「プロジェクトであなたのアイディアを使わせていただく許可をいただけないでしょうか?」
押さえておくべきポイント
- 丁寧なトーン: この表現は相手に何かをお願いする際に使うので、丁寧で穏やかなトーンが重要です。
- 具体的な内容: 質問やお願いの内容は具体的にし、相手に分かりやすく伝えましょう。
- 柔軟性を示す表現: 他の表現も覚えておくと、状況に応じて柔軟に対応できます。
効率的にアウトプットする方法
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「I was wondering if~」の使い方をマスターすることで、自然な英会話で相手と円滑にコミュニケーションがとれるようになります。ぜひこれらの表現を活用して、さまざまな場面で使いこなしてみてください。それではSee you again!
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