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海外現地採用は後悔する?7年働いて分かった向いている人・注意点・キャリアの現実

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RYO英会話ジム代表: 横田涼

セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務。2019年にRYO英会話ジムを創業。
KLab株式会社で翻訳・通訳を担当後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を歴任。
その後、株式会社Alueにて三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供。

これまで数百名以上の「英語で成果を出せる日本人」を育成。

英語を「仕事の成果」に直結させたいプロフェッショナルへ。

  • 会議・交渉・プレゼンで主導できる英語力を強化
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こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。

「海外で働いてみたい」

「現地採用なら、自分でも海外就職できるかもしれない」

そんなふうに考えている方も多いと思います。

僕自身、新卒からフィリピンを中心に海外で現地採用として合計約7年間働きました。

その間には、

  • 海外でキャリアアップしていった人
  • 現地で管理職になった人
  • 海外転職を繰り返して待遇を上げた人
  • 文化に適応できず帰国した人
  • 家族との問題で海外生活を途中で断念した人

など、本当にいろいろな日本人を見てきました。

僕自身も、海外で働く前に想像していたことと、実際に働いてから感じたことにはかなり差がありました。

そこでこの記事では、

「海外現地採用はおすすめです」

という話だけではなく、

  • 現地採用とはどんな働き方なのか
  • 駐在員とは何が違うのか
  • 現地採用で後悔しやすいポイント
  • どんな人が海外勤務に向いているのか
  • 英語力はどのくらい必要なのか
  • キャリアアップするために何を意識すべきか
  • 海外へ出る前に確認しておくこと

まで、僕自身の約7年間の経験をもとに紹介します。

結論|現地採用は「海外に住める仕事」ではなく「自分でキャリアを作る働き方」

最初に、僕が7年間働いて感じたことを一言でまとめると、

現地採用は、会社にキャリアを作ってもらう働き方ではありません。

どちらかというと、

自分で仕事・国・会社・次のキャリアを選んでいく働き方

です。

海外駐在の場合、日本本社との雇用関係を維持したまま海外へ派遣されるケースが一般的です。

一方、現地採用は海外の現地法人や企業と直接雇用契約を結びます。

そのため、

  • 給与
  • 福利厚生
  • 年金
  • 保険
  • キャリアパス

などは駐在員とは大きく異なります。

2026年現在の海外求人情報でも、駐在員は日本本社基準の給与や福利厚生が付くケースが多い一方、現地採用は現地給与基準になる傾向があると説明されています。

ただしその代わり、

働く国や求人を自分で選びやすい

という自由があります。

僕はむしろ、この自由度が現地採用の大きな魅力だと思っています。

そもそも「海外現地採用」とは?駐在員との違い

現地採用とは、

海外にある現地法人や企業に直接採用される働き方

です。

例えば、

日本企業
↓
フィリピン法人
↓
そのフィリピン法人と直接雇用契約を結ぶ

という形です。

一方、海外駐在の場合は、

日本本社
↓
海外拠点へ赴任

という形になります。

大きな違いを整理すると、次のようになります。

項目 現地採用 海外駐在
雇用主 現地法人・海外企業 日本本社
給与基準 現地基準が中心 日本基準が中心
勤務地 自分で選びやすい 会社が決める
福利厚生 会社による 比較的手厚い傾向
キャリア 自分で設計する 本社の人事制度内

どちらが上・下という話ではありません。

「自由度を取るか」「待遇や安定を取るか」

という違いだと考えると分かりやすいです。

僕が7年間見て感じた「現地採用で後悔しやすい人」の特徴

ここからが、この記事で一番伝えたいところです。

僕自身も海外で働きましたし、多くの日本人スタッフを見てきました。

その中で、

現地採用を楽しめる人と、かなり苦しくなる人にはある程度共通点がある

と感じています。

1. 「日本では普通こうする」に強くこだわる人

僕がフィリピンで働き始めたとき、一番最初に感じたのが、

「仕事に対する価値観が日本とはかなり違う」

ということでした。

例えば、

  • 仕事中でもよく会話する
  • 残業をあまりしない
  • 家族の予定をかなり優先する
  • 上司との距離感が日本より近い

などです。

最初は、

「日本だったらこうするのに」

と思う場面もありました。

でも、それを毎回相手に押しつけていたら、おそらくかなりストレスがたまっていたと思います。

実際、僕と同じ時期に海外で働き始めた日本人の中には、

日本の仕事文化との違いになかなか適応できず、数年で日本へ戻った人もいました。

ここで大切なのは、

「日本のやり方が悪い」

「海外のやり方が正しい」

ということではありません。

その国では、その国なりの理由があってその働き方が成り立っています。

まず観察して理解する。

その上で、自分が取り入れるものと、変えた方がいいものを考える。

この柔軟性はかなり重要だと思います。

2. 駐在員と待遇を比べ続けてしまう人

現地採用でよく出てくるのが、

「駐在員はあれだけ給料をもらっているのに……」

という不満です。

これは気持ちは分かります。

同じ海外オフィスで働いていても、

  • 給与
  • 住宅
  • 海外手当
  • 一時帰国費
  • 子どもの教育費

などにかなり差があることがあります。

ただ、現地採用と駐在員はそもそも雇用形態が違います。

駐在員は日本本社から会社の都合で派遣される一方、現地採用は基本的に自分でその求人と国を選んでいます。

そのため、

待遇だけを横並びで比較すると、どうしても不満がたまりやすくなります。

僕自身は、

「駐在員と同じ待遇をもらえない」

と考えるより、

「今の経験を使って次にどう待遇を上げるか」

を考えた方が前向きだと思っています。

例えば、

  • 管理職を目指す
  • 他社へ転職する
  • より給与水準の高い国へ移る
  • 日本本社採用に切り替える
  • 専門スキルを身につける

などです。

現地採用の強みは、

転職も含めて比較的自由にキャリアを作れること

だと思います。

3. 「海外で働けばキャリアになる」と考えている人

これはかなり注意した方がいいです。

海外で働いたという事実だけで、将来のキャリアが自動的に強くなるわけではありません。

僕自身も海外勤務をしていて感じましたが、

帰国したときに問われるのは、

「海外にいました」

ではなく、

「海外で何をして、何ができるようになったのか」

です。

例えば、

  • ローカルスタッフを何人マネジメントしたか
  • 売上をどれだけ伸ばしたか
  • 新規事業を立ち上げたか
  • 海外顧客との交渉経験があるか
  • 英語で会議を進行できるか

といった実績です。

現在の海外転職市場でも、英語力だけでなく、これまでの専門性や実務経験を重視する求人があります。

だから僕なら、

「海外に行くこと」をゴールにはしません。

海外で、

何を身につけて、3年後・5年後にどんな人材になるのか

まで考えておきます。

4. 英語力を伸ばさず、日本人向け業務だけで終わってしまう人

現地採用には、

日本語が話せること自体が強みになる仕事

があります。

例えば、

  • 日本人顧客対応
  • 日系企業向け営業
  • カスタマーサポート
  • 日本本社との橋渡し

などです。

そのため、英語力がそれほど高くなくても採用される求人はあります。

2026年現在でも、海外転職では英語力だけでなく専門性や職種によって応募可能な求人があるとされています。

ただし、

そこで英語力を伸ばさないまま数年間過ごすのはもったいない

と僕は思っています。

僕自身、海外で働いていて、

英語で

  • 会議する
  • スタッフをマネジメントする
  • 問題を説明する
  • 交渉する
  • 意見を伝える

という経験が、その後のキャリアにかなり役立ちました。

海外で働くなら、

「海外にいるだけで英語が伸びる」と考えず、意識的に使う環境を作る

ことをおすすめします。

5. 即戦力になる「自分の強み」がない人

昔この記事を書いたとき、

「海外採用では即戦力が一番大事」

と書きました。

今は少し表現を変えたいと思います。

正確には、

「英語+何ができる人なのか」が重要

です。

僕が新卒で海外就職できたときは、

  • 海外経験があった
  • 英語で日常的にコミュニケーションできた
  • 海外環境への適応力があった

ことがプラスになったと思います。

ただ、現在海外でより良いポジションを狙うなら、

英語だけでは差別化が難しい

ケースもあります。

例えば、

  • 営業
  • マーケティング
  • IT
  • プロジェクトマネジメント
  • 財務
  • 人事
  • 製造・品質管理
  • 物流

など、

何か一つ専門性があるとかなり強くなります。

現在の海外求人でも、現地法人責任者、営業、IT、物流、管理部門など、実務経験を前提としたポジションが多く見られます。

だから僕なら海外転職前に、

「自分は日本人だから採用される」ではなく、「日本人+何ができるか」

を整理します。

6. 「海外生活」だけを目的にしている人

海外生活が好き。

それ自体は全く問題ありません。

僕自身も海外生活が好きで、今も海外を拠点にしています。

ただ、

仕事まで含めて長く続けたいなら、海外生活だけを目的にすると途中で苦しくなることがあります。

旅行で海外にいるのと、

海外で、

  • 毎朝出勤する
  • 上司と働く
  • トラブル対応する
  • 税金を払う
  • 病院へ行く
  • 生活費を管理する

のは全く違います。

最初の数か月は、

「海外で働いている!」

というだけでも楽しいです。

でも慣れてくると、それが日常になります。

そのとき、

「ここで何をしたいのか」

がないとモチベーションが落ちやすいです。

僕自身は、

「海外で経験を積み、最終的には自分のビジネスを作る」

という目標がありました。

結果的に、海外勤務中に経験した英語教育や仕事の経験が、現在のRYO英会話ジムにもつながっています。

現地採用でうまくいった人に共通していたこと

逆に、

「海外でもどんどん成長しているな」

と感じた人には、いくつか共通点がありました。

一番大きかったのは、自分で動く人です。

例えば、

  • 分からなければ自分から質問する
  • 仕事がなければ自分から探す
  • 待遇に不満があれば転職活動する
  • 英語が弱ければ勉強する
  • 現地スタッフと積極的に関係を作る

といった人です。

日本では、

「会社が育ててくれる」

「上司が仕事を教えてくれる」

という環境もあります。

海外では会社によっては、

「採用したのだから、あとは自分で結果を出して」

に近い文化もあります。

だから僕は、

海外現地採用では自主性がかなり重要

だと感じています。

現地採用に向いている人

僕自身の経験から考えると、次のような人は比較的向いていると思います。

  • 環境の変化を楽しめる人
  • 日本との違いをすぐ否定しない人
  • 自分から動ける人
  • 多少のトラブルを面白がれる人
  • キャリアを自分で作りたい人
  • 英語や現地語を学ぶことが苦ではない人
  • 海外生活そのものが好きな人

逆に、

「会社が全部準備してくれる方が安心」

「給与や福利厚生を日本基準で維持したい」

「海外勤務後は必ず日本本社へ戻りたい」

という人なら、

現地採用より海外駐在の方が合っている可能性があります。

現地採用と駐在では、優劣ではなく働き方そのものが違います。

現地採用でキャリアアップするなら「転職」も普通に考える

これは日本人には意外と重要だと思っています。

僕が海外で働いていたとき、

「一度入った会社でずっと働く」

という発想が強い日本人も多くいました。

でも海外では、

より良い条件や役職があれば転職することは珍しくありません。

現地採用の場合、

転職によって給与やポジションを上げていく

という考え方も持っておいた方がいいです。

もちろん、短期間で転職を繰り返せば必ずプラスになるわけではありません。

ただ、

「今の会社が自分をいつか評価してくれる」

と待ち続けるだけではなく、

自分の市場価値を定期的に確認する

ことは重要だと思います。

出国前に家族・恋人とは必ず話しておいた方がいい

これは仕事とは少し違いますが、実際にはかなり重要です。

僕が海外勤務中に見たケースで、

家族との問題が原因で海外勤務を続けられなくなった人

もいました。

海外で働くという決断は、自分一人だけの問題ではないことがあります。

例えば、

  • 親の介護
  • 結婚
  • 恋人との遠距離
  • 子どもの教育
  • 配偶者の仕事

などです。

実際に僕の周りでも、家族との話し合いが十分でないまま海外へ出て、数か月後に夫婦関係が大きく悪化したケースがありました。

もちろん家庭の事情は人それぞれです。

ただ、

海外に出れば距離によって問題が自然に解決する、ということはほとんどありません。

むしろ距離がある分、問題が大きくなることもあります。

だから出国前に、

「もし○○が起きたらどうする?」

まで話しておくことをおすすめします。

海外現地採用で後悔しないために出国前に確認したいこと

僕が今から海外現地採用に挑戦するなら、最低でも次を確認します。

  1. 給与だけでなく手取りはいくらになるか
  2. 住宅補助はあるか
  3. 医療保険はいつから使えるか
  4. 就労ビザは会社が対応してくれるか
  5. 仕事内容と権限はどこまでか
  6. 日本人以外と英語で働く機会があるか
  7. 昇給・昇進制度があるか
  8. 数年後の転職で使える経験が得られるか
  9. 家族やパートナーが納得しているか

特に、

給与だけで求人を比較しない

ことをおすすめします。

月給が高くても、

  • 家賃が高い
  • 医療保険が弱い
  • ボーナスがない
  • 昇給しない
  • ビザ費用が自己負担

なら、実際の待遇はかなり変わります。

「海外就職=英語ペラペラ」は必要ない

海外就職を考える人から、

「英語がペラペラじゃないと無理ですか?」

と聞かれることがあります。

結論としては、

必ずしもネイティブレベルの英語は必要ありません。

実際、日本人向け営業やカスタマーサポートなど、英語力より日本語力・職務経験が重要な求人もあります。

ただし、

採用される英語力と、海外でキャリアアップするための英語力は別

だと思います。

入社時点では簡単な英語でも仕事ができる。

でも管理職になれば、

  • 部下へ指示する
  • 会議で意見を言う
  • 問題を説明する
  • 交渉する
  • 評価を伝える

必要が出てきます。

だから、

「英語ができなくても応募できる求人」を探すことと、「英語を伸ばさなくていい」は全く別

です。

海外勤務7年を振り返って、現地採用を選んでよかった?

僕自身について言えば、

現地採用を経験してよかったと思っています。

もちろん、

「もっと待遇が良ければ」

と思った時期もありましたし、

日本との仕事文化の違いに戸惑ったこともあります。

それでも、

  • 海外で仕事をする経験
  • 英語を実際に使う経験
  • 外国人スタッフと働く経験
  • 海外で生活を作る経験
  • 自分でキャリアを選ぶ経験

は、その後の人生にかなり影響しました。

そして結果的に、

その経験が現在の英語コーチング事業や、海外を拠点に働くライフスタイルにもつながっています。

だから、

「海外で一度働いてみたい」

という気持ちが強いのであれば、現地採用という選択肢は十分ありだと思います。

ただし、

「海外なら何とかなる」ではなく、「海外で何を得るか」まで考えてから行く。

これがかなり重要です。

海外現地採用についてよくある質問

現地採用と駐在員はどちらがいいですか?

何を重視するかによります。

給与・福利厚生・日本企業内でのキャリアを重視するなら駐在が合う可能性があります。

一方、

国や仕事を自分で選び、海外で自分のキャリアを作りたい人

には現地採用が向いています。

現地採用は給料が低いですか?

一般に駐在員より現地給与基準になるケースが多いです。

ただし、国・職種・役職・企業によって大きく違うため、「現地採用=低収入」と一括りにはできません。

管理職や専門職になれば待遇が上がるケースもあります。

英語が話せなくても海外就職できますか?

求人によります。

日本人顧客対応など、日本語力や専門スキルを評価する求人もあります。

ただし海外で長期的にキャリアアップするなら、英語力は高めておいた方が選択肢は広がります。

新卒でも海外現地採用はできますか?

僕自身は新卒から海外現地採用でした。

ただし現在は求人によって実務経験を求めるケースも多いため、必ずしも新卒で簡単に採用されるとは限りません。

自分の海外経験、英語力、専門性などを整理して応募することが重要です。

海外現地採用は何年くらい働けばキャリアになりますか?

年数だけでは決まりません。

重要なのは、

その期間に何を経験し、何をできるようになったか

です。

同じ3年間でも、

「日本人顧客に対応していただけ」

なのか、

「現地スタッフをマネジメントして売上改善まで担当した」

のかでは、転職市場での評価は変わります。

海外就職で一番大事なことは何ですか?

僕自身の経験では、

環境の違いを受け入れながら、自分から動けること

だと思います。

英語や仕事のスキルも重要ですが、海外では予定通りに進まないことも多いため、柔軟性はかなり重要です。

まとめ|現地採用で大切なのは「海外へ行くこと」より「その後どうするか」

海外現地採用について、僕自身の約7年間の経験をもとに紹介しました。

特に大切だと思うポイントをまとめると、

  • 日本の常識をそのまま押しつけない
  • 駐在員との待遇比較に時間を使いすぎない
  • 海外勤務そのものをキャリアだと思わない
  • 英語+専門スキルを作る
  • 転職も含めて自分でキャリアを設計する
  • 海外生活だけを目的にしない
  • 家族・パートナーとの問題を出国前に整理する

となります。

僕自身、新卒から海外へ出たことで、

日本にずっといたら経験できなかったことをたくさん経験しました。

一方で、

海外に行けば人生が自動的に変わるわけでもありません。

海外へ行ったあと、

何を学ぶか。

どんな仕事をするか。

誰と働くか。

どんなスキルを身につけるか。

そして次にどこへ進むか。

そこまで含めて、海外現地採用だと思っています。

だからこれから海外就職を考えている方には、

「海外で働きたい」の一歩先にある、「海外で何を得たいのか」まで考えてから挑戦してほしい

と思います。

僕自身は、その経験が今の仕事やライフスタイルにつながりました。

海外現地採用は決して楽な働き方ではありません。

でも、自分で人生やキャリアを選んでいきたい人にとっては、

かなり面白い選択肢の一つ

だと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

これから海外へ挑戦する方の参考になればうれしいです。

それでは、See you around!

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02

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