こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
忙しい現代社会では、「忙しい!」と誰かに伝えたい場面がたくさんありますよね。
英語でもこの「忙しい」を表現する時に、「too busy -ing」と「too busy to」という2つのフレーズがよく使われます。
ただ、この2つにはちょっとした使い分けのコツがあるんです!
この記事では、それぞれの違いと使い方をわかりやすく解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
- 1 英語学習でよくある失敗談
- 2 「too busy -ing」と「too busy to」の違い
- 3 それぞれのニュアンスをもう少し深掘り!
- 4 注意点まとめ
- 5 英語は「インプット」だけじゃなく「アウトプット」で伸びる!
- 6 音声を聞いて練習しよう
- 7 「Can you help me now?」(今、手伝ってくれますか?)に対する返答バリエーション
- 8 よくあるNG表現パターンまとめ
- 9 "too busy -ing"と"too busy to" 練習クイズ!
- 10 実践的な練習問題
- 11 忙しさを表す、似たような英語表現
- 12 さらに知っておきたい関連語彙
- 13 総まとめ
- 14 この記事のまとめ
- 15 この記事のまとめ
英語学習でよくある失敗談
「to」の後に動名詞を使ってしまった!
実は、僕自身も英語学習をしていたころ、「to」の後に動名詞を使ってしまうミスをよくしていました。
例えば、友達に「忙しくて外出できない」と言いたくて、
× I’m too busy going out with my friends.
(友達と外出するのに忙しい?)
と、間違えて言ってしまったことがあるんです。
この言い方だと、「友達と外出することに忙しい」というちょっと変な意味になってしまいます。
本当に言いたかったのは、
〇 I’m too busy to go out with my friends.
(忙しすぎて友達と外出できない)
でした。
この時、「to」の後には必ず動詞の原形を使うっていうルールを、ちゃんと意識していなかったんですね。
学んだ教訓は、
👉 「to」の後ろは動詞の原形!
👉 「-ing」を使うのは、「忙しく何かをしている最中」の時!
このシンプルなルールを意識するようになってからは、
自然に正しい表現ができるようになりました!
ちなみに、忙しさに関する表現だけでなく、時間にまつわる英語表現も正しく使い分けられると、さらに自然な会話ができるようになります!
「later」と「later on」の違いと使い分け方については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください👇
👉 迷わない!「later」と「later on」の使い分け方を徹底解説
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「too busy -ing」と「too busy to」の違い
「too busy -ing」とは?
「too busy -ing」は、今まさに行っている活動に忙しい状態を表します。
ここでの「-ing」は動名詞を使い、特定の行動に没頭している様子を表現します。
例文:
I’m too busy working on the project to answer the phone.
(プロジェクトに取り組むのに忙しくて、電話に出る時間がありません。)
この場合、「working on the project」が忙しい理由になっていて、
その結果「電話に出られない」という状況を表しています。
「too busy to」とは?
一方で、「too busy to」は、忙しすぎて何か別のことができないという意味になります。
「to」の後には、動詞の原形が続きます。
例文:
She’s too busy to go out with her friends.
(彼女は忙しすぎて、友達と外出する時間がありません。)
ここでは、「友達と外出する」という行動が、忙しさのせいでできないことを示しています。
それぞれのニュアンスをもう少し深掘り!
“too busy -ing” のポイント
“too busy -ing” を使うときは、「〜することにとても忙しい」というニュアンスになります。
英語的にまとめると、
I’m too busy these days that I can’t do anything else.
(最近忙しすぎて、ほかのことが何もできない。)
ここでの “-ing” は、
- 動名詞としてなら「すでに経験していること」
- 現在分詞としてなら「今起きていること」
というニュアンスを持っています。
もっと詳しく知りたい方はこちら👇
“too busy to” のポイント
“too busy to + 動詞の原形” を使うときは、「忙しくて〜できない」という意味になります。
英語的にまとめると、
I’m too busy that I can’t date these days.
(最近忙しすぎて、デートする暇がない。)
ここでの “to”(不定詞) は、
- これから起こる行動
つまり、未来志向のニュアンスが含まれています。
もっと詳しく知りたい方はこちら👇
注意点まとめ
「too busy -ing」と「too busy to」には続く動詞の形に注意しましょう。
- 「-ing」 の場合 → 動名詞を使います
- 「to」 の場合 → 動詞の原形(不定詞)を使います
また、「too busy to」の場合は否定的な意味(できない)が含まれるので、
ポジティブに活動中であることを言いたい時は「too busy -ing」を選びましょう!
ちょっとした補足
ちなみに、「I’m busy to ~.」という表現、
文法的には間違っていなくてもネイティブはほぼ使いません。
これは英語の「コロケーション(単語同士の自然な組み合わせ)」に合わないからです。
自然な表現を目指すなら、必ず「too busy」を使うようにしましょう!
英語は「インプット」だけじゃなく「アウトプット」で伸びる!
英語表現を学ぶとき、つい「正しく理解すること」だけに集中してしまいがちですよね。
でも実は、間違えながらでもアウトプットを重ねることこそが、本当の上達への近道なんです。
僕たちRYO英会話ジムでは、まさにこの「アウトプット重視」のスタイルを大切にしています。
生徒さんたちからは、こんな嬉しい声をいただいています。
生徒さんの声(一例)
「最初は間違えるのが怖かったけど、レッスンでどんどん話してみるうちに、完璧を目指さずに”まず伝える”大切さに気づきました。その結果、仕事でも英語で自信を持ってやり取りできるようになりました!」(30代・会社員)
「受け身の勉強ばかりだった自分が、RYO英会話ジムを始めてから“使う英語”を意識できるようになり、TOEICのスピーキングスコアも大幅アップ!」(20代・大学院生)
このように、「間違えてもOK」「とにかく発信する」という体験を通じて、
多くの生徒さんが自分の英語力に自信を持ち、次のステップへ進んでいます。
「英語をもっと自然に話せるようになりたい」
「正しいだけじゃなく、実際に使える英語力を手に入れたい」
そんなあなたは、ぜひ一度RYO英会話ジムの無料体験レッスンを試してみてください!
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音声を聞いて練習しよう
電話で友人へ…
旅行の準備でめちゃ忙しいよ。
同僚が…
同僚が…
「Can you help me now?」(今、手伝ってくれますか?)に対する返答バリエーション
忙しいときでも、相手を気遣いながら断る英語表現を知っておくと安心です。
ここでは、そんなシーンで使える自然な返答例を、和訳つきでご紹介します!
返答バリエーション 1
英語:
Sorry, I’m too busy working on something right now.
和訳:
ごめんなさい、今は何かに取り組んでいてとても忙しいんです。
解説:
この表現では、「too busy working on something」を使って、
「今この瞬間に特定の作業に集中している」ことを伝えています。
「right now」を加えることで、忙しさが一時的であるニュアンスもプラスでき、
相手に対して誠実な印象を与えることができます。
返答バリエーション 2
英語:
I wish I could, but I’m too busy to spare any time.
和訳:
手伝いたいのは山々ですが、時間を割く余裕が全くありません。
解説:
こちらは、「too busy to spare any time」を使って、
「どんなに小さな時間も見つけられないほど忙しい」ことを丁寧に伝えています。
さらに、「I wish I could」(できたらいいんだけど)というクッションフレーズを添えることで、
協力したい気持ちはあるけれど今は無理、という配慮ある断り方になります。
これらの返答パターンを覚えておくと、
忙しいときでも丁寧に断ることができるので、
相手との良好な関係を保ちながら英語でのやり取りがぐっと楽になります!
よくあるNG表現パターンまとめ
1. 「to」の後に動名詞(-ing形)を使ってしまう
NG例:
❌ I’m too busy going out with my friends.
→ 「外出するのに忙しい」という意味になり、ニュアンスがズレてしまいます。
正しくは:
✅ I’m too busy to go out with my friends.
(忙しすぎて、友達と外出できない。)
ポイント!
👉 「to」の後には必ず動詞の原形を使いましょう!
2. 「too busy -ing」で未来の予定を表そうとする
NG例:
❌ I’m too busy meeting my friend tomorrow.
→ 「明日友達と会うことに今忙しい」という、意味が伝わりにくい表現になります。
正しくは:
✅ I’m too busy to meet my friend tomorrow.
(明日友達と会う余裕がないくらい忙しい。)
ポイント!
👉 「-ing」は今していることを表すのに使い、未来の予定には向きません!
3. 「I’m busy to 〜」だけで使ってしまう
NG例:
❌ I’m busy to finish my homework.
→ 文法的にはギリギリOKでも、英語圏の人にはとても不自然に聞こえます。
正しくは:
✅ I’m too busy to finish my homework.
(忙しすぎて宿題を終える時間がない。)
ポイント!
👉 「忙しくて何かができない」と言いたいときは、必ず「too busy」をセットで使いましょう!
4. 「too busy -ing」の意味を勘違いする
NG例:
❌ I’m too busy studying, so I will not study anymore.
→ 「勉強して忙しいからもう勉強しない」という、矛盾した意味になってしまいます。
正しくは:
✅ I’m too busy studying to do anything else.
(勉強に忙しすぎて、ほかのことができない。)
ポイント!
👉 「too busy -ing」は何か別のことができないというニュアンスで使います!
“too busy -ing”と”too busy to” 練習クイズ!
次の英文の空欄に入る正しい形を選びましょう!
(”too busy -ing” か “too busy to + 動詞の原形”)
クイズ①
I’m ___________ (study) for the exam to go out with friends.
解説:
「試験勉強に取り組んでいて友達と遊びに行けない」という状況なので、今している活動に没頭していることを表すため、-ing形を使います!
クイズ②
She’s ___________ (reply) to your message right now.
解説:
「あなたのメッセージに返信できないほど忙しい」という意味なので、できない行動を表すため、too busy to + 動詞の原形の形を使います!
クイズ③
We were ___________ (prepare) for the meeting to answer the call.
解説:
「会議の準備に追われていて電話に出られなかった」という意味なので、準備している最中の活動を示すため、-ing形を使います!
クイズ④
I’m ___________ (finish) my report by tonight.
解説:
「今夜までにレポートを仕上げる余裕がない」という意味なので、未来志向(これからやるべきことができない)を表すため、too busy to + 動詞の原形を使います!
クイズ⑤
They’re ___________ (work) on a big project to join the event.
解説:
「大きなプロジェクトに取り組んでいるのでイベントに参加できない」という場面。今取り組んでいる活動を表現するため、-ing形を使います!
実践的な練習問題
自分がとても忙しい状況を「too busy -ing」と「too busy to」を使って2文作成してください。
「too busy -ing」を使った文
- 作成文:I’m too busy working on my report to go out for lunch.
- 和訳:レポートの作成に忙しすぎて、ランチに出かける時間がありません。
この文では、「working on my report」が現在行っている具体的な活動を示しており、「too busy -ing」の形を用いています。この活動により、「go out for lunch」という別の活動ができないことを明示しています。
「too busy to」を使った文
- 作成文:I’m too busy to answer all these emails today.
- 和訳:今日はこれらすべてのメールに返信するのに忙しすぎます。
ここでは、「answer all these emails」が行いたいができない活動を示しており、「too busy to」の形を通じて、忙しさがその障害になっていることを表しています。
練習問題のポイント
これらの例文を通じて、「too busy -ing」は現在進行中の活動による忙しさを、「too busy to」は忙しさによって妨げられている別の行動を示すために使われることが理解できます。日常生活で遭遇するさまざまな状況をこれらの表現を使って説明することで、英語の自然な使い方を身につけることができます。
忙しさを表す、似たような英語表現
英語には、「忙しい!」を伝えるフレーズがたくさんあります。
ここでは、”too busy”以外にもよく使われる表現をまとめました。
ニュアンスの違いを知っておくと、さらに自然な英語が話せますよ!
「busy with」:〇〇に取り組んでいて忙しい
busy withは、特定の活動やタスクに取り組んでいる状態を表します。
例文:
I’m busy with my project.
(私はプロジェクトで忙しい。)
ポイント!
👉 「今メインで集中していること」をサラッと伝えたいときにぴったりの表現です!
「engaged in」:何かに深く関わっている
engaged inは、より専門的な活動や、真剣に取り組んでいることを指します。
研究、学習、仕事など、フォーマルな場面でよく使われます。
例文:
He’s engaged in research.
(彼は研究に没頭している。)
ポイント!
👉 専門性や熱意を感じさせる表現なので、ビジネスやアカデミックな場面でも自然です!
「occupied with」:〇〇に時間や注意を取られている
occupied withは、何かに時間や気を完全に取られている状態を表します。
例文:
She’s occupied with her volunteer work.
(彼女はボランティア活動で忙しい。)
ポイント!
👉 「忙しい」というより、何かにしっかり時間を奪われているニュアンスが強めです!
さらに知っておきたい関連語彙
「Preoccupied」:心が別のことでいっぱい
preoccupiedは、何かに心を奪われて、他のことが手につかない状態を指します。
物理的な忙しさではなく、心理的な集中や悩みを表すのが特徴です。
例文:
She was too preoccupied with her thoughts to notice the time.
(彼女は考えごとに夢中で、時間に気づかなかった。)
ポイント!
👉 心がいっぱいの時に使う英語表現。感情や内面的な集中を表現できます!
「Swamped」:仕事に押しつぶされそうなくらい忙しい
swampedは、大量の仕事やタスクに圧倒されている状態を表します。
特にビジネスの場面でよく使われます。
例文:
We’re swamped with orders this week.
(今週は注文で忙殺されています。)
ポイント!
👉 単なる「忙しい」を超えて、「手が回らないほどやばい!」というイメージです!
総まとめ
それぞれの表現には、微妙なニュアンスの違いがあります!
表現 | 特徴 |
---|---|
busy with | 一般的な活動に関与している |
engaged in | 深い関与・専門的な活動に没頭している |
occupied with | 時間や注意を完全に奪われている |
preoccupied | 心が他のことに集中していて周りが見えなくなっている |
swamped | 仕事やタスクで物理的に圧倒されている |
こういった表現をシーンに合わせて使い分ければ、
あなたの英語表現の幅がぐんと広がります!
この記事のまとめ
「忙しい」を英語で伝えるときは、“too busy -ing” と “too busy to” の使い分けが大切でしたね。
- “too busy -ing” は、今している活動に没頭しているときに使う
- “too busy to” は、忙しすぎて何かができないときに使う
また、似たような表現として、
“busy with”, “engaged in”, “occupied with” などもありました。
それぞれ少しずつニュアンスが違うので、使い分けられるとさらに自然な英語に近づきます!
忙しいときでも、相手への配慮を忘れずに、上手に表現できる英語力を一緒に身につけていきましょう!
英語を話せるようになるには、間違えながらアウトプットすることが一番の近道です。
少しずつ、確実にステップアップしていきましょうね!
この記事のまとめ
「忙しい」を英語で伝えるときは、“too busy -ing” と “too busy to” の使い分けが大切でしたね。
- “too busy -ing” は、今している活動に没頭しているときに使う
- “too busy to” は、忙しすぎて何かができないときに使う
また、似たような表現として、
“busy with”, “engaged in”, “occupied with” などもありました。
それぞれ少しずつニュアンスが違うので、使い分けられるとさらに自然な英語に近づきます!
忙しいときでも、相手への配慮を忘れずに、上手に表現できる英語力を一緒に身につけていきましょう!
英語を話せるようになるには、間違えながらアウトプットすることが一番の近道です。
少しずつ、確実にステップアップしていきましょうね!
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