こんにちは、RYO英会話ジムです。
butもhoweverも「でも・しかし」を表しますが、文のつなぎ方が違います。 butは「A, but B.」と直接つなぎ、howeverは「A. However, B.」といったん文を区切って使う形から覚えると簡単です。
I wanted to go, but I was busy.
行きたかったけれど、忙しかった。
I wanted to go. However, I was busy.
行きたかった。しかし、忙しかった。
butは会話でも文章でも使えます。howeverは少し改まった説明に合いますが、「butは失礼、howeverなら丁寧」という違いではありません。
それでは、butとhoweverの意味や使い分けを、覚え方のコツと一緒に詳しく見ていきましょう。
- 1 関連記事
- 2 僕のつまずき|butは使える。でも、howeverはいつ使うの?
- 3 butとhoweverの違い|意味より「つなぎ方」に注目
- 4 文頭・文中・文末ではどう使う?カンマの基本
- 5 シーン別英会話|友人との会話から仕事の説明まで
- 6 ビジネスメールではbutとhoweverのどちらが自然?
- 7 音読しよう
- 8 よくある間違い|単語の置き換えだけではうまくいかない
- 9 わかったつもりを、実際に使える英語に変えるには
- 10 似た表現|although・thoughはどう使い分ける?
- 11 使い分けを覚えるコツ|1つの内容を2通りで言ってみよう
- 12 練習クイズ|butとhoweverを使い分けよう
- 13 よくある質問(FAQ)
- 13.1 Q. butとhoweverの一番大きな違いは何ですか?
- 13.2 Q. 文頭にButを置くのは間違いですか?
- 13.3 Q. butとhoweverの前後にはカンマが必要ですか?
- 13.4 Q. howeverは文末にも置けますか?
- 13.5 Q. ビジネスメールでbutを使うと失礼ですか?
- 13.6 Q. howeverは会話でも使いますか?
- 13.7 Q. althoughとbutは一緒に使えますか?
- 13.8 Q. howeverはいつも「しかし」という意味ですか?
- 13.9 Q. butばかり使わないようにするには、どう練習すればいいですか?
- 13.10 Q. 使い分けを理解しても、会話で出てこないときはどうすればいいですか?
- 14 まとめ|butを卒業するより、使い分けの選択肢を増やそう
関連記事
僕のつまずき|butは使える。でも、howeverはいつ使うの?
butばかり使っていて、違いがつかめなかった
以前の僕は、「でも」と言いたいとき、butばかり使っていました。
ところが、ときどきhoweverが出てくるんですよね。どちらも「しかし」と訳せるので、どう使い分ければいいのか迷っていました。
意味は似ている。でも、自分で選ぶときの基準がわからない。
まさに、そこが引っかかっていたんです。butの意味を知らなかったわけではなく、howeverという別の選択肢をどう使えばいいのか、コツを知りたかったんですね。
日本語訳が同じだと、「じゃあ、どちらでもいいのかな?」となりますよね。僕も、その違いがつかみにくかったです。
覚えるコツは、日本語訳より「文の形」を見ること
こうした迷いがある方には、「but=でも、however=しかし」だけで覚えず、文の形までセットにする練習をおすすめします。
- but:I like it, but it’s expensive.
気に入っているけれど、高い。 - however:I like it. However, it’s expensive.
気に入っている。しかし、高い。
まずは同じ内容で、この2つを声に出してみてください。
butではひと続きに伝え、howeverではいったん区切って別の面を付け加える。最初はこの形で十分です。慣れてから、文頭のButや文中のhoweverにも広げていきましょう。
butを使っている自分を直す必要はありません。使える選択肢を、ひとつ増やす感覚で大丈夫です。
butとhoweverの違い|意味より「つなぎ方」に注目
butは、対比する内容を直接つなぐ
butは「〜だけれど」「でも」という意味の接続詞です。難しく考えず、2つの内容をつなぐ言葉と捉えてください。
The room is small, but it’s comfortable.
その部屋は小さいけれど、快適です。
「小さい」という説明に、「でも快適」という別の面をつなげています。
ここで大事なのは、butは必ずしも相手への反論を表すわけではないこと。良い点と気になる点を並べたり、予想と違う結果を伝えたりするときにも使えます。
I was tired, but I finished the report.
疲れていましたが、レポートを仕上げました。
疲れていたら終わらなさそう。でも、実際には終わった。そんな流れですね。
また、butは文だけでなく、単語や短いまとまりもつなげられます。
The instructions are simple but useful.
その説明はシンプルですが、役に立ちます。
この例では、simpleとusefulをつないでいます。howeverを同じ位置に入れるだけでは、この形は作れません。
howeverは、前の内容と対比する説明を加える
「しかし」のhoweverは、副詞として働きます。意味の上では前の内容につながりますが、butのように2つの独立した文を直接つなぐ接続詞ではありません。
まず覚えたいのは、この形です。
The room is small. However, it’s comfortable.
その部屋は小さいです。しかし、快適です。
内容はbutの例とほぼ同じです。ただ、こちらはいったん文を終えてから、対比する内容を示しています。
メールや説明文で、「ここまではこうです。ただし、別の面もあります」と情報を整理したいときに使いやすい形です。
ちなみに、「副詞だから文頭に置ける、接続詞だから置けない」という覚え方はしなくて大丈夫。butも文頭で使えます。違いは、文頭に置けるかどうかだけではないんですね。
会話ならbut、説明を区切るならhoweverを目安に
日常会話で短く「でも〜」と続けたいなら、butが使いやすい基本形です。
I’d love to join you, but I have other plans.
ぜひ一緒に行きたいんだけど、ほかに予定があるんだ。
一方、howeverは、少し改まった説明や文章で対比をはっきり示すときに便利です。
The plan looks good. However, we need more time to review the costs.
その計画は良さそうです。ただし、費用を検討するにはもう少し時間が必要です。
ただし、これは選びやすくするための目安です。butはビジネスメールや正式な文章でも使えますし、howeverも会議やプレゼンなどの話し言葉で使えます。
「相手が上司だから必ずhowever」と決めるより、短くつなぐか、いったん区切って説明するかで考えると、迷いにくくなりますよ。
| 表現 | 主な意味 | 形・使い分けの目安 |
|---|---|---|
| but | でも・〜だけれど | 文や語句を直接つなぐ。会話にも文章にも使える |
| however | しかし・ただし | 前の内容と対比する説明を加える。まずは「文. However, 文.」で覚える |
| although | 〜だけれども | 「Although+文, 文.」などの形で、ある事実を認めつつ別の内容を伝える |
| though | 〜だけれども・でもね | althoughに近い使い方のほか、会話では文末でも使える |
文頭・文中・文末ではどう使う?カンマの基本
文頭のButは使っていい
Butで文を始めても、文法的に間違いではありません。
I wanted to help. But I didn’t know what to do.
助けたかった。でも、何をすればいいかわからなかった。
会話の返答でも自然に使えます。
But I already sent it.
でも、もう送りましたよ。
前の発言を受けて「でも」と続ける形ですね。書き言葉でも使われるので、「会話だから特別に許される」と考える必要はありません。
ただ、学校の課題や職場の文書で書き方の指定がある場合は、その指定に合わせましょう。文法上の可否と、その場の文章スタイルは別です。
Butの直後には、通常、カンマを置きません。
- 基本の形:But I disagree.
でも、私はそうは思いません。
howeverの「However,」につられて、毎回「But,」にする必要はありません。なお、途中に補足を挟む場合などは別です。
howeverの文頭・文中・文末の置き方
「しかし」のhoweverは、文頭以外にも置けます。同じ内容で比べてみましょう。
| 位置 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 文頭 | However, we need more time. | ただし、もう少し時間が必要です。 |
| 文中 | We do, however, need more time. | ただ、もう少し時間が必要なのは確かです。 |
| 文末 | We need more time, however. | もう少し時間が必要ですけれども。 |
文頭なら後ろにカンマ、文中に挟むなら前後にカンマ、文末なら前にカンマ、というのが基本です。
文中の例ではdoでneedを強めています。「ほかの点はよくても、時間は必要です」といった説明に使えます。
文末のhoweverも正しい使い方です。 ただ、初めからすべて使おうとしなくて大丈夫。まずは読み手にも関係が伝わりやすい「However,+文」を練習しましょう。
1文で書くなら「; however,」も使える
2つの独立した文を、howeverを使って1文にまとめたい場合は、セミコロン「;」が使えます。
The room is small; however, it’s comfortable.
その部屋は小さいですが、快適です。
セミコロンは、内容が近い2つの文を区切りながらつなぐ記号です。メールや文章で見かけたときにわかれば、最初は十分ですよ。
迷ったときは、ピリオドで2文に分ける形を使えば問題ありません。
ここまでの基本形は、次の3つです。
- A, but B.
- A. However, B.
- A; however, B.
AとBは、それぞれ「主語+動詞」があり、単独でも文として成り立つ内容を想定しています。
シーン別英会話|友人との会話から仕事の説明まで
友人の誘いに「行きたいけど、予定がある」
アイヴァンが、マイクを夕食に誘っています。
今夜、私たちと夕食を食べない?
ぜひ行きたいけど、遅くまで仕事なんだ。
大丈夫。また今度ね。
自然に使うコツ
「I’d love to, but…」なら、誘ってくれたことへの前向きな気持ちを伝えてから、参加できない理由を説明できます。単語を難しくするより、伝える順番を工夫する方が役立つ場面です。
会議で、良い結果と課題を整理する
新しいサービスの利用状況を報告しています。
試験運用はどうでしたか?
ほとんどの利用者はサービスを気に入ってくれました。ただし、ログインに苦労した方もいました。
公開前にそこを改善しましょう。
自然に使うコツ
結果をひとつ述べてから、howeverで課題を示すと、報告の流れが整理されます。声に出すときも、最初の文の終わりで軽く間を置くと伝わりやすいですね。
相手の発言に、文頭のButで返す
予約の確認について、2人の認識が違っている場面です。
まだお店を予約しないとね。
でも、今朝予約したよ。僕のメッセージを見なかった?
あ、見逃してた。ありがとう!
自然に使うコツ
文頭のButは、相手の話との食い違いを示すときにも使えます。ただし、強く言うと反発しているように聞こえることも。事実を確認したい場面では、穏やかな声で伝えましょう。
ビジネスメールではbutとhoweverのどちらが自然?
どちらも使えます。相手が顧客だから、必ずhoweverにする必要はありません。
たとえば、納期について伝える場合です。
We can deliver on Friday, but we can’t deliver on Thursday.
金曜日には納品できますが、木曜日には納品できません。
これは、仕事のメールでも問題なく使える文です。
一方、内容を区切って説明したいなら、次の形が使えます。
We can deliver on Friday. However, delivery on Thursday is not possible.
金曜日には納品できます。ただし、木曜日の納品はできません。
後者は、条件や制約を改めて示す書き方です。howeverにしただけで、断り方がやさしくなるわけではありません。
相手への配慮を伝えたいなら、理由や代案を添える方が実用的です。
I’m sorry, but we can’t deliver on Thursday. Would Friday work for you?
申し訳ありませんが、木曜日には納品できません。金曜日ではいかがでしょうか?
butを使ったままでも、十分に配慮は伝えられますよね。
メールでは、次のように考えると選びやすくなります。
- 短い対比を1文にまとめる:but
- 説明を区切って、注意点や異なる結果を示す:however
- やわらかく断る:前置き・理由・代案も工夫する
音読しよう
“but”は接続詞だから文頭におかない?
- 文法的に正しい形
金をかしてほしいと言われて…
- 文頭におく”but”
何で行ったか聞かれて…
みんなバスで行ったよ。でも僕は自転車で行ったんだ。
彼氏と喧嘩をした話になり…
でも彼が好きなの。
“however”は副詞だから文頭における
金持ちの友人について話していて…
上司について…
よくある間違い|単語の置き換えだけではうまくいかない
2つの文を「, however,」だけでつなぐ
❌ I wanted to join, however, I was busy.
✅ I wanted to join, but I was busy.
参加したかったのですが、忙しかったです。
✅ I wanted to join. However, I was busy.
参加したかったです。しかし、忙しかったです。
整った書き言葉では、2つの独立した文を、カンマとhoweverだけでつなぐ形は避けます。howeverは、butと同じ働きで文を接続できないためです。
butをhoweverに替えるときは、句読点も一緒に見直す。 これをセットで覚えましょう。
「simple but useful」のbutをhoweverに替える
❌ The app is simple however useful.
✅ The app is simple but useful.
そのアプリはシンプルですが、役に立ちます。
simpleとusefulという2つの形容詞を直接つなぐ場合は、butが使えます。
howeverを使いたいなら、文を作り直します。
✅ The app is simple. However, it’s useful.
そのアプリはシンプルです。しかし、役に立ちます。
「どちらも『しかし』だから同じ場所に入る」と考えると、つまずきやすいところです。
althoughとbutを重ねてしまう
❌ Although I was tired, but I kept working.
✅ Although I was tired, I kept working.
疲れていましたが、仕事を続けました。
✅ I was tired, but I kept working.
疲れていましたが、仕事を続けました。
日本語の「疲れていたけれど、でも続けた」の感覚で、両方入れたくなるかもしれません。でも、この基本構文ではalthoughとbutを重ねません。 どちらかの形を選べば大丈夫です。
「butは失礼だから使わない」と決めつける
これは文法ミスというより、使い分けの思い込みです。
△ 相手に配慮したい → とにかくbutをhoweverに変える
○ 相手に配慮したい → 相手の意見を受け止め、理由や別案を添える
I see your point, but I’m concerned about the cost. Could we consider another option?
おっしゃることはわかりますが、費用が気になります。別の選択肢も検討できますか?
butそのものが失礼なのではなく、言い方や前後の内容によって印象が変わります。howeverでも、相手の話を一方的に否定すれば、やわらかい返答にはなりません。
わかったつもりを、実際に使える英語に変えるには
使い分けを読んで理解できても、会話になると、いつもの言い方に戻ってしまうことはありますよね。
僕自身も、英語を話し始めたころは何度も間違えました。話す → 間違いに気づく → 修正する → もう一度使う。 この流れを繰り返すことが、少しずつ自然に話せるようになる助けになりました。
独学でも練習はできます。ただ、自分では自然だと思っている表現ほど、見直すきっかけをつかみにくいものです。「なんとなく話せる」ようになってからも、小さなクセが残ることはあります。
だからこそ、実際に話した内容を第三者と確認し、その場で言い直してみることが役立ちます。間違えることが問題なのではなく、そこから改善できるかが大切なんですね。
「伝えよう」と思って話せるようになった受講生の声
RYO英会話ジムの受講生・ジュンコさんは、音読について調べていたことをきっかけに、当ジムを知ったそうです。
受講後のレビューでは、講師のIvanが明るく話を聞いてくれたことで、英語への恐怖心がやわらぎ、自分から伝えようと思って話せるようになったと振り返っています。また、短い受講期間についても、楽しく効果的な時間だったと感じていることを伝えてくださいました。
一方で、今後の目標として、話すときに自分でハードルを上げてしまう癖を減らし、もっと自信を持ちたいとも書かれています。
すべてできるようになってから話すのではなく、話せる環境の中で、次の課題にも向き合っていく。 そんな学び方が伝わる事例です。
自分の発言を見直せるから、次に試すことがわかる
ジュンコさんのレビューでは、講師が話を聞く姿勢が、話しやすさにつながっていました。
RYO英会話ジムでは、こうした実際のやり取りを大切にしながら、発言内容の可視化・添削と、一人ひとりの課題に合わせた練習を行っています。
たとえば、頭では説明できるのに、会話では文をうまくつなげられない。そんなときは、実際に出てきた英文を見て、「どこで言い直すと伝わりやすいか」を確認します。そのうえで、修正した表現をもう一度使ってみる。知識と実践を行き来できるのが、この練習の良さです。
「なんとなく話せる」で止まっているなら、そこで終わるのはもったいないですよね。難しい単語を増やすだけでなく、今知っている英語を、伝えたいことに合わせて選べる力も育てていきましょう。
もし本気で英語を変えたい方は、まず無料体験から。
似た表現|although・thoughはどう使い分ける?
although|「〜だけれども」と前提を添える
althoughは、ある事実を認めながら、それとは対照的な内容を伝えるときに使います。
Although it was raining, we went out.
雨が降っていましたが、出かけました。
butで言うなら、次の形です。
It was raining, but we went out.
雨が降っていましたが、出かけました。
伝えている出来事は同じです。althoughの文では「雨が降っていたけれど」という前提を先に置き、その後に主に伝えたい内容を続けています。
自然に使うコツ
「Although+主語+動詞, 主語+動詞」の形で練習してみましょう。「Although it was raining.」だけで終わると、通常の文章では話が途中になってしまいます。
旅行は楽しめた?
うん。雨は降ったけれど、とても楽しかったよ。
文末のthough|「でもね」と軽く付け加える
thoughはalthoughに近い使い方ができますが、会話では文末に置いて「でもね」「〜だけどね」と付け加える形も便利です。
The hotel was expensive. The breakfast was great, though.
ホテルは高かった。でも、朝食はすごく良かったよ。
howeverと同じように対比を示せますが、この文末のthoughは、気軽な会話で使いやすい言い方です。
自然に使うコツ
まず言いたいことを伝えてから、別の面を短く補足する場面で試してみてください。althoughは、この文末のthoughとそのまま入れ替えられません。
またあのホテルに泊まりたい?
そうだね。高いんだよね。でも、場所はすごくいいんだ。
使い分けを覚えるコツ|1つの内容を2通りで言ってみよう
「つなぐ」と「区切る」を、同じ例文で練習する
いろいろな例文を別々に覚えるより、最初は同じ内容をbutとhoweverで言い直す方が、形の違いに集中できます。
The bag is nice, but it’s expensive.
そのバッグは素敵ですが、高いです。
The bag is nice. However, it’s expensive.
そのバッグは素敵です。しかし、高いです。
次にbagをhotelやrestaurantに替えてみましょう。自分が最近見たものや行った場所なら、内容をイメージしやすいですよ。
慣れたら、英語を書くときにbutの前のカンマと、howeverの前のピリオドを見比べてください。「意味を覚える」と「文を作る」がつながってきます。
聞くときは「このあと別の面が来る」と捉える
会話や動画でhoweverが聞こえたとき、毎回「しかし」と日本語に置き換えなくても大丈夫です。
「ここから、前の話とは違う面が来るんだな」と捉えて、その後の内容を聞いてみてください。
たとえば、良い結果の報告のあとにhoweverが来たら、課題や例外が続くかもしれません。ただし、必ず悪い話になるわけではありません。悪い条件のあとに、良い結果が続くこともあります。
聞き取った文を、そのまま1つ声に出してみる。さらに、自分の状況に合わせて言い換える。この小さな練習なら、今日からできますね。
練習クイズ|butとhoweverを使い分けよう
第1問:次の空欄に入れて、2つの形容詞を自然につなげられる語はどれ?
The tool is simple( )useful.
その道具はシンプルですが、役に立ちます。
A. however
B. but
C. although
D. though
butはsimpleとusefulを直接つなげられます。howeverは同じ形では語句をつなげられません。althoughとthoughも、この位置で2つの形容詞をbutのように並べる使い方にはなりません。
第2問:「行きたかった。しかし、忙しかった」をhoweverを使って書く場合、句読点の使い方が適切なのはどれ?
A. I wanted to go, however, I was busy.
B. I wanted to go however I was busy.
C. I wanted to go. However, I was busy.
D. I wanted to go; however I, was busy.
最初の文をピリオドで終え、Howeverの後ろにカンマを置く基本形です。Aは独立した2つの文をカンマだけでつないでいます。Bは適切な区切りがありません。Dはカンマの位置が違い、「; however, I was busy.」なら正しい形になります。
第3問:Althoughで始まる文として、標準的な形に完成させるものはどれ?
Although I was tired,( )
疲れていましたが、レポートを仕上げました。
A. but I finished the report.
B. although I finished the report.
C. but finished the report.
D. I finished the report.
Althoughで前提を示した後は、主に伝えたい文を続けます。AとCはalthoughとbutを重ねています。Bはalthoughのまとまりが2つ並び、主となる文がありません。
第4問:文末に「でもね」と付け加える、この記事で紹介した形になるのはどれ?
The hotel is expensive. The location is great,( )
ホテルは高い。でも、場所はすごくいいんだ。
A. though.
B. although.
C. but.
D. but however.
文末のthoughで「でもね」と対比を付け加えられます。althoughはこの文末用法には使えません。butはここで単独で文を終える語ではなく、Dのbut howeverもこの位置では使えません。なお、選択肢にはありませんが、however単独を文末に置く形も文法的に可能です。
よくある質問(FAQ)
Q. butとhoweverの一番大きな違いは何ですか?
A. 文のつなぎ方が違います。 butは文や語句を直接つなぎ、howeverは前の内容と対比する説明を加えます。まずは「I like it, but it’s expensive.(気に入っているけれど、高い)」と「I like it. However, it’s expensive.」の形をセットで覚えましょう。
Q. 文頭にButを置くのは間違いですか?
A. 間違いではありません。「But I already sent it.(でも、もう送りましたよ)」のように、前の発言や文を受けて使えます。会話だけの特例ではなく、文章でも可能です。ただし、課題や職場で書き方の指定がある場合は、それに合わせましょう。
Q. butとhoweverの前後にはカンマが必要ですか?
A. 独立した2文をbutでつなぐ場合は、通常butの前にカンマを置きます。「A, but B.」が基本です。「しかし」のhoweverを文頭に置くなら「A. However, B.」。文中に挟むなら、基本的に前後をカンマで区切ります。
Q. howeverは文末にも置けますか?
A. 文末にも置けます。「We need more time, however.(ただ、もう少し時間が必要です)」のように使います。「文頭だけ」と覚える必要はありませんが、使い始めは「However,+文」の形に絞ると、文章を組み立てやすくなります。
Q. ビジネスメールでbutを使うと失礼ですか?
A. butだけで失礼になるわけではありません。「I’m sorry, but we can’t deliver today.(申し訳ありませんが、本日は納品できません)」のように使えます。丁寧に伝えるには、howeverに替えるだけでなく、理由や代案を添えることも大切です。
Q. howeverは会話でも使いますか?
A. 会話でも使います。 とくに会議やプレゼンなど、情報を整理して対比を示す場面で使いやすい表現です。友人との短いやり取りではbutがなじみやすいことが多いですが、「howeverは書き言葉専用」というルールはありません。
Q. althoughとbutは一緒に使えますか?
A. 「Although A, but B.」という基本構文にはしません。「Although I was tired, I worked.」または「I was tired, but I worked.」とします。どちらも「疲れていたけれど、働いた」。日本語の「けれど、でも」につられて重ねないようにしましょう。
Q. howeverはいつも「しかし」という意味ですか?
A. 「どんなに〜でも」という使い方もあります。「However busy I am, I make time for exercise.(どんなに忙しくても、運動する時間を作ります)」がその例です。この場合は「however+形容詞+主語+動詞」の形で、「しかし」の用法とは分けて覚えます。
Q. butばかり使わないようにするには、どう練習すればいいですか?
A. 同じ内容をbutとhoweverの2通りで作る練習が役立ちます。 ただし、butを減らすこと自体を目標にする必要はありません。「短くつなぐならbut、区切って説明するならhowever」と考え、句読点も含めて形ごと練習しましょう。
Q. 使い分けを理解しても、会話で出てこないときはどうすればいいですか?
A. 自分の話題で使い、修正してもう一度話す練習が大切です。 読むだけでなく、最近の出来事を短く説明してみましょう。RYO英会話ジムでも、アウトプットと発言内容の可視化・添削を重視し、自分の英語を見直しながら練習します。
まとめ|butを卒業するより、使い分けの選択肢を増やそう
- butは、対比する文や語句を直接つなぐ。 会話にも文章にも使えます。
- howeverは、前の内容と対比する説明を加える。 まずは「A. However, B.」で練習しましょう。
- 文頭のButも正しい使い方。 howeverも文頭・文中・文末に置けます。
- butからhoweverに替えるときは、句読点も確認。 単語だけの置き換えにしないことが大切です。
- 丁寧さは単語だけでは決まらない。 理由や代案、声のトーンにも目を向けましょう。
まずは今日の出来事を、butを使って1文で話してみてください。その後、同じ内容をhoweverで2文にする。この小さな練習から始めれば大丈夫です。
知っている英語を、自分の言葉として使えるようにしたい方は、実際の会話で練習してみませんか。































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