こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
2018年に、僕は「個人が自由に発信できる時代と、英語の重要性」についての記事を書きました。
当時は、
- スマートフォンの普及
- ブログやYouTubeの成長
- 個人でもメディアを持てること
- 会社に属さず働く人が増えること
などを見て、
「これからは個人がもっと自由に発信し、仕事を作れる時代になる」
と感じていました。
それから数年。
2026年の今振り返ると、その流れは止まるどころか、生成AIによってさらに一段進んだと思います。
文章を書く。
画像を作る。
動画を編集する。
プログラムを書く。
市場を調べる。
外国語へ翻訳する。
以前なら専門家やチームが必要だったことの多くを、今では個人でもAIを使いながら進められるようになりました。
つまり、
「個人が会社のような力を持てる時代」
が、かなり現実的になってきています。
ただし、これは単純に「誰でも簡単に成功できる」という話ではありません。
むしろAIによって誰でもコンテンツを作れるようになったからこそ、
「あなた自身だから出せる価値は何か」
が以前より問われる時代になったと思います。
この記事では、
- AI時代に個人でビジネスを始めやすくなった理由
- ブログ・YouTube・SNSは今でも意味があるのか
- AIでコンテンツが増えるほど「経験」が重要になる理由
- オウンドメディアを持つ意味
- AI翻訳がある時代でも英語を学ぶ価値
- 英語×AIで個人の可能性をどう広げられるか
について、長く英語教育とウェブメディアを運営してきた僕自身の視点から考えてみます。
- 1 2018年から変わったこと|「発信できる時代」から「AIと一緒に作れる時代」へ
- 2 AI時代は「何を作れるか」より「何を持っているか」が重要になる
- 3 ブログやYouTubeはもう古い?むしろ「自分の資産」を持つ意味は大きくなった
- 4 AI検索の時代ほど「誰が言っているか」が大切になる
- 5 個人でビジネスを始めるハードルはさらに下がった
- 6 「AIを使える人」と「AIに作ってもらうだけの人」の差も広がる
- 7 では、AI時代に英語を学ぶ意味はなくなったのか?
- 8 AIがあっても英語ができる人の方が情報へ直接アクセスできる
- 9 英語の一番大きな価値は「人と直接つながれること」
- 10 AI×英語は、これから個人にとってかなり強い組み合わせになる
- 11 英語は「完璧にしてから使う」必要はさらに無くなった
- 12 これから個人で仕事を作るなら「AI・発信・英語」をどう考える?
- 13 2018年の僕が考えていた「自由に生きられる時代」は、本当に来たのか
- 14 まとめ|AI時代だからこそ「自分の経験」と「英語」が武器になる
2018年から変わったこと|「発信できる時代」から「AIと一緒に作れる時代」へ
2018年頃でも、個人がブログやYouTube、SNSを通して発信できる環境はすでに整っていました。
でも当時と今で大きく違うのは、
コンテンツを作るための技術的なハードルまで一気に下がったこと
です。
例えば以前なら、
- ウェブサイトを作る
- 記事を書く
- 画像を作る
- 動画を編集する
- データを分析する
- 英語で情報を調べる
といった作業ごとに、それなりの知識や時間が必要でした。
今はAIへ相談しながら、
「まず形にしてみる」
ところまではかなり速く進められます。
僕自身もサイト運営をしているので、この変化はかなり大きいと感じています。
昔なら数時間かかっていた下調べや整理を、AIと一緒に進めることで短縮できることがあります。
だから今は、
アイデアを持っている個人が、それを形にするまでの距離がかなり短くなった
と言えます。
AI時代は「何を作れるか」より「何を持っているか」が重要になる
ただし、AIによって作ることが簡単になると、新しい問題も出てきます。
それは、
誰でも似たようなものを作れる
ことです。
例えば、
「英語を上達させる5つの方法」
「おすすめの勉強法10選」
のような一般的な情報なら、AIに聞けば数秒で答えが返ってきます。
だからこれからは、
単に情報をまとめるだけでは弱くなります。
僕が今、より価値が上がっていると思うのは、
- 自分自身の経験
- 自分で試した結果
- 失敗した過程
- 仕事で得た知識
- 実際のお客さんとの経験
- 独自のデータ
- その人なりの考え方
です。
例えば僕なら、
「英語を話すにはアウトプットが大切です」
とだけ書くより、
自分自身が海外で英語を話せずに苦労したことや、実際に受講生の発話を見てきて何が壁になるのか
を書く方が、AIでは簡単に置き換えられません。
AIは、その経験を整理したり、分かりやすく伝える手助けはできます。
でも、
経験そのものを代わりにしてくれるわけではありません。
僕はここが、AI時代の個人発信ではかなり重要だと思っています。
ブログやYouTubeはもう古い?むしろ「自分の資産」を持つ意味は大きくなった
AIが普及すると、
「もうブログなんて読まれないのでは?」
「検索されなくなるのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
僕自身、メディアを運営しているので、この問題はかなり現実的です。
実際、検索のあり方は変わっています。
検索結果のリンクを一つずつ開くのではなく、AIが複数の情報をまとめて答える場面も増えています。
これは、ウェブサイト運営者にとって簡単な変化ではありません。
でも一方で、
「自分自身の情報発信拠点を持つ価値」がなくなったとは思っていません。
むしろ、
- 自分の考え方を蓄積する
- 自分の専門性を伝える
- 過去の経験を体系化する
- サービスについて詳しく説明する
- 検索やAIから初めて知ってもらう
- SNSから興味を持った人が詳しく調べる
ための場所として、ウェブサイトの役割は残ります。
SNSだけの場合、そのサービスのルールやアルゴリズムが変われば、突然届きにくくなることもあります。
だから僕は、
SNSやYouTubeで人と出会い、自分のサイトへ考え方や実績を蓄積する
という組み合わせは、今でもかなり重要だと思っています。
AI検索の時代ほど「誰が言っているか」が大切になる
昔のSEOでは、
検索キーワードをうまく入れたり、情報を網羅したりすることで上位を狙える時代もありました。
でも今は、
同じような一般情報を量産するだけでは、差が出にくくなっています。
しかもAI自身が一般情報をまとめられるようになりました。
そうなると読者がわざわざ元の記事まで見に行く理由は、
「答えを知りたいから」
だけではなく、
「この人の経験を知りたい」「この人は実際どうだったのか知りたい」
という方向へ強くなっていくと思います。
これは英語学習の記事でも同じです。
例えば、
「シャドーイングとは何か」
という情報だけならAIでも説明できます。
でも、
「20年間英語を使ってきた人が、シャドーイングをどのように使い、どこに限界を感じたのか」
となると、話は違います。
だから僕自身も、これからの記事では、
一般情報+実体験
をさらに意識していきたいと思っています。
個人でビジネスを始めるハードルはさらに下がった
AI以前でも、個人でビジネスを始める費用はかなり下がっていました。
今はさらに、
- 市場調査
- ネーミング
- ウェブ制作
- 文章作成
- 翻訳
- デザイン
- 顧客対応
- 簡単なシステム開発
までAIが補助してくれます。
つまり、一人でも以前の小さなチームくらいの仕事を進められる場面が増えています。
これは、個人で事業を始めたい人にとってかなり大きなチャンスです。
ただ、
「始めやすくなった」ことと「成功しやすくなった」ことは同じではありません。
誰でも作れるということは、競争相手も増えるからです。
だからこそ、
何を売るのか。
誰の問題を解決するのか。
自分にはどんな経験があるのか。
なぜ自分から買う理由があるのか。
というビジネスの基本は、むしろ以前より重要になっています。
「AIを使える人」と「AIに作ってもらうだけの人」の差も広がる
生成AIは非常に便利です。
ただ、全部をAIへ丸投げすればいいということでもありません。
AIが出した文章が、
- 本当に正しいのか
- 現場感覚と合っているか
- 自分のお客さんに適しているか
- 古い情報ではないか
- 重要なニュアンスを落としていないか
を判断する必要があります。
つまり、
AI時代ほど、人間側の専門知識や判断力が重要になる
とも言えます。
僕もAIを使いますが、
「AIに全部やってもらう」
というより、
自分が持っている経験や知識を、AIを使ってより速く形にする
という使い方の方が強いと感じています。
では、AI時代に英語を学ぶ意味はなくなったのか?
ここで英語学習メディアとして、一番考えたいテーマがあります。
今はAI翻訳があります。
文章を入れれば、日本語から英語へかなり自然に訳してくれます。
海外の記事も、日本語で要約できます。
それなら、
「もう英語を勉強しなくていいのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
僕は、英語の役割はなくなるのではなく、
「英語を暗記する価値」から「英語を使って世界と直接つながる価値」へ変わっている
と思っています。
AIがあっても英語ができる人の方が情報へ直接アクセスできる
ウェブ上では、今でも英語の情報量は非常に大きいです。
例えば、
- AI
- プログラミング
- SaaS
- マーケティング
- スタートアップ
- 投資
- 科学
など、新しい分野では英語で先に情報が出ることも珍しくありません。
もちろんAIに翻訳させれば内容を理解することはできます。
でも英語が分かれば、
原文をそのまま読み、自分でニュアンスを判断し、必要な情報だけをすぐ拾える
という強みがあります。
これは、AIがあるからこそ逆に重要になる部分でもあります。
AIの回答について、
「この言い方は本当に原文と同じニュアンス?」
「海外では実際にどう議論されている?」
と確かめるとき、英語ができれば一次情報へ直接戻れます。
英語の一番大きな価値は「人と直接つながれること」
そして、僕はここが一番重要だと思っています。
AI翻訳がどれだけ進化しても、
人間同士の関係まで全部AIへ任せるわけではありません。
海外の取引先と雑談する。
オンライン会議でその場で意見を言う。
外国人の友達と冗談を言う。
海外で人を雇う。
パートナーと交渉する。
現地の人と信頼関係を作る。
こういう場面では、
自分自身の言葉で直接コミュニケーションできること
に大きな意味があります。
僕自身、英語が話せたことで、
海外で働き、
外国人と友達になり、
仕事を作り、
最終的には国際結婚までしました。
これは翻訳ツールだけでは作れなかった関係だと思っています。
AI×英語は、これから個人にとってかなり強い組み合わせになる
僕がこれから特に可能性を感じているのが、
AIと英語の掛け算
です。
例えば、
日本にいながら、
- 海外の記事を調べる
- 海外市場を分析する
- 外国人へインタビューする
- 英語で海外企業へ連絡する
- 海外向けサービスを作る
- 外国人とオンラインで仕事をする
- 日本の情報を海外へ発信する
といったことができます。
そこでAIを使えば、
調査。
アイデア整理。
翻訳。
下書き。
データ分析。
などのスピードを上げられます。
つまり、
AIが作業能力を広げ、英語が市場と人間関係を広げる。
この二つを組み合わせると、個人でもかなり大きな範囲で活動できるようになります。
英語は「完璧にしてから使う」必要はさらに無くなった
AI時代になって、英語学習でも変わったと思うことがあります。
以前より、
完璧な英語を身につけてから世界へ出る必要がなくなった
ことです。
例えば、
メールを書くときはAIにチェックしてもらえる。
知らない単語はすぐ確認できる。
会議前には英語でロールプレイできる。
自分が言った英語を修正してもらえる。
だから、
「英語力が足りないからまだ海外へ出られない」
ではなく、
今持っている英語を使いながら、AIも活用して少しずつできる範囲を広げる
という進め方ができます。
これは、以前より英語を使い始めるハードルがかなり下がったということです。
これから個人で仕事を作るなら「AI・発信・英語」をどう考える?
もし今の僕が、ゼロから個人で仕事を始めるなら、次の3つを意識します。
1つ目は、自分だけが持っている経験を作ること。
AIが一般情報を作れるからこそ、実際にやった経験が強くなります。
2つ目は、その経験を自分のメディアに残すこと。
ブログ、YouTube、SNSなどを使って、自分が何をしてきた人なのかを積み上げます。
3つ目は、英語を使って情報と人の範囲を広げること。
最初から流暢である必要はありません。
AIも使いながら、英語圏の情報を読み、人と話し、少しずつ自分の活動範囲を広げていけばいいと思います。
この3つが組み合わさると、
経験 × 発信 × AI × 英語
という、かなり強い個人の資産になります。
2018年の僕が考えていた「自由に生きられる時代」は、本当に来たのか
2018年の僕は、
「これからは個人が自由に発信し、会社だけに依存せず働ける時代になる」
と書いていました。
今振り返ると、
方向としてはかなり進んだ
と思います。
YouTube、SNS、ブログ、オンラインサービス。
そして生成AI。
個人が自分の知識や経験を世界へ出す手段は、2018年よりはるかに増えました。
でも、
自由になったから楽になったわけではありません。
選択肢が増えた分、
「自分は何をするのか」
「何を価値として提供するのか」
を自分で決める必要があります。
だから僕は、
AI時代は「何でもできる時代」というより、「自分で選び、作れる人の可能性が大きく広がった時代」
なのだと思います。
まとめ|AI時代だからこそ「自分の経験」と「英語」が武器になる
2018年頃は、スマートフォンとSNSによって、個人でも自由に発信できること自体が大きな変化でした。
2026年の今は、そこへ生成AIが加わっています。
文章。
画像。
動画。
プログラミング。
翻訳。
リサーチ。
個人ができることは、さらに増えました。
一方で、
AIが誰でも使えるからこそ、
一般情報そのものの価値は下がり、「その人にしかない経験」の価値は上がっている
と僕は感じています。
そして英語も同じです。
AI翻訳によって、
「英語ができなければ何もできない」
という壁は低くなりました。
でも、
英語ができれば、AIを通さず世界の情報と人へ直接アクセスできます。
僕自身、英語を学んだことで、
海外で暮らし、
外国人と仕事をし、
ビジネスを作り、
国境を越えた人間関係を作ることができました。
だから今は、
「AIがあるから英語はいらない」
ではなく、
「AIがあるからこそ、英語を使える人はさらに遠くまで行ける」
と考えています。
AIで作業能力を広げる。
英語で情報と人間関係を広げる。
そして、自分自身の経験を発信する。
僕はこの組み合わせが、これから個人で仕事や人生の選択肢を広げていくうえで、かなり面白いものになると思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2018年にこの記事を書いた頃から比べても、個人が持てる道具は驚くほど増えました。
でも最終的に問われるのは、
「その道具を使って、自分は何をするのか」
なのだと思います。
それでは、See you around!































コメントを残す