こんにちは、RYO英会話ジムです。
「昔は〜していた」「以前は〜だった」と英語で言いたいときは、used to + 動詞の原形を使います。
たとえば、
I used to smoke.
昔はタバコを吸っていました。
会話では、何の話をしているか明確なら、
I used to.
昔はね。
のように、後ろを省略することもできます。
日常会話でとてもよく使う表現なので、used toの意味や使い方、be used toとの違いまで、さらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
used toとwouldの違いも整理しておくと、過去の習慣をもっと自然に表現できるようになります。
「どっちを使えばいいの?」と迷いやすい方は、こちらもあわせてどうぞ。
- 1 僕の失敗談|usedを「使う」と考えすぎて、会話で使えなかった
- 2 used toの意味と使い方
- 3 used toの否定文
- 4 used toの疑問文
- 5 used toと過去形はどう違う?
- 6 wouldとの違い
- 7 be used toとの違いには注意
- 8 似た表現をまとめて確認
- 9 used toのシーン別英会話
- 10 used toを自然に使うためのポイント
- 11 音読しよう
- 12 生徒さんのレッスンから見えた|used toのよくある間違いパターン
- 13 間違えることは、むしろ上達のチャンス
- 14 なぜ独学だけでは難しいのか
- 15 「知ってる英語」を「話せる英語」へ
- 16 used toに似た英語表現・関連語彙
- 17 似た表現は「意味の違い」で整理しよう
- 18 used toと関連表現の練習クイズ
- 19 全問できなくても大丈夫!
- 20 よくある質問(FAQ)
- 20.1 Q. used toとはどういう意味ですか?
- 20.2 Q. used toの使い方は?
- 20.3 Q. used toの後ろは動詞の原形ですか?
- 20.4 Q. used toとbe used toの違いは何ですか?
- 20.5 Q. used toとget used toの違いは?
- 20.6 Q. used toの否定文はdidn't used toですか?
- 20.7 Q. used toの疑問文はどう作りますか?
- 20.8 Q. used toとwouldの違いは何ですか?
- 20.9 Q. I used to.だけで「昔はね」という意味になりますか?
- 20.10 Q. used toを知っていても会話で使えないときはどうすればいいですか?
- 21 まとめ
僕の失敗談|usedを「使う」と考えすぎて、会話で使えなかった
僕自身、英語を勉強していた頃、used to がなかなか会話で使えませんでした。
一番の原因は、use=「使う」という動詞のイメージが強すぎたことです。
たとえば、I used to play basketball. と言いたくても、頭の中では「usedってuseの過去形だよな…」と考えてしまい、会話中に一瞬止まっていました。
さらに混乱したのが、toの後ろに動名詞(〜ing)を置いてしまうことです。
× I used to playing basketball.
○ I used to play basketball.
「toの後ろには〜ingが来ることもある」と覚えていたので、used to と be used to が頭の中でごちゃごちゃになっていたんですね。
おそらく同じように、
「usedって“使った”じゃないの?」
「toの後ろは動詞の原形?それとも〜ing?」
と迷った経験がある方もいると思います。
僕の場合、克服できたきっかけは、used toを単語ごとに分解せず、ひとつのかたまりとして覚えたことでした。
used to + 動詞の原形 = 昔は〜していた
これをそのままセットで覚えて、
I used to live in Australia.
I used to play basketball.
I used to smoke.
のように、自分の過去について何度も口に出して練習しました。
Tips|「理解」より「かたまり」で覚える
used toは、会話中に文法を考え始めると意外と出てきません。
なので、まずは
I used to + 動詞の原形
をひとつの型として覚えるのがおすすめです。
そして、自分が昔していたことを3〜5個作って、実際に声に出してみてください。
一方、be used to + 名詞/動名詞は「〜に慣れている」という別の表現です。
この2つを別々の型として口に出して練習すると、少しずつ混乱しなくなります。
僕自身も、頭で完璧に理解してから話せるようになったわけではありません。間違えながら何度も使ったことで、ようやく自然に出てくるようになりました。
used toの意味と使い方
used to + 動詞の原形は、「昔はよく〜していた」「以前は〜だった」という意味です。
ポイントは、過去にはそうだったけれど、今は違うというニュアンスが含まれることです。
たとえば、
I used to play basketball every weekend.
昔は毎週末バスケットボールをしていました。
この文では、「以前は毎週していたけれど、今はしていない」というイメージがあります。
1. 昔よくしていたことを表す
used toは、過去の習慣を表すときによく使います。
I used to go running every morning.
昔は毎朝ランニングをしていました。
She used to drink coffee every day.
彼女は以前、毎日コーヒーを飲んでいました。
We used to hang out after work.
昔は仕事のあとによく一緒に遊んでいました。
このように、何度も繰り返していた行動について使えます。
2. 昔の状態を表す
used toは、行動だけでなく、以前の状態についても使えます。
I used to live in Australia.
以前はオーストラリアに住んでいました。
He used to be very shy.
彼は昔、とてもシャイでした。
This area used to be quiet.
この辺りは以前は静かでした。
特に、
used to be + 形容詞・名詞
の形は日常会話でもよく使われます。
It used to be cheap.
昔は安かったです。
He used to be my boss.
彼は以前、僕の上司でした。
「昔はね」と短く返すこともできる
会話では、何について話しているか明確なら、used toの後ろを省略できます。
たとえば、
Do you smoke?
タバコは吸いますか?
I used to.
昔はね。
この場合、正式には、
I used to smoke.
ですが、smokeを繰り返す必要がないので省略しています。
同じように、
Was this area dangerous?
この辺りは危なかったの?
It used to be.
昔はね。
のような言い方もできます。
短いですが、とても自然な英会話表現です。
used toの否定文
否定文では、
didn’t use to + 動詞の原形
を使います。
I didn’t use to like coffee.
昔はコーヒーが好きではありませんでした。
She didn’t use to exercise much.
彼女は以前、あまり運動をしていませんでした。
ここで注意したいのが、usedではなくuseになることです。
didの中にすでに過去の意味が入っているため、
didn’t used to
ではなく、
didn’t use to
が基本です。
used toの疑問文
疑問文も同じく、
Did + 主語 + use to + 動詞の原形?
の形になります。
Did you use to play soccer?
昔、サッカーをしていましたか?
Did she use to work here?
彼女は以前ここで働いていましたか?
この場合も、didを使うため、usedではなくuseになります。
used toと過去形はどう違う?
普通の過去形でも、過去の出来事を表すことはできます。
たとえば、
I played basketball in high school.
高校時代、バスケットボールをしていました。
一方、
I used to play basketball.
昔はバスケットボールをしていました。
では、used toのほうが「昔はやっていたけれど、今はやっていない」ニュアンスが強くなります。
つまり、
単に過去の事実を伝える → 過去形
昔と今の違いを意識して伝える → used to
と考えるとわかりやすいです。
wouldとの違い
過去の習慣を表す表現として、wouldもあります。
When I was a child, I would play outside every day.
子どもの頃、毎日外で遊んでいました。
この場合はused toとかなり近い意味です。
ただし、wouldは基本的に繰り返していた行動に使います。
そのため、
I used to be shy.
昔はシャイでした。
のような過去の状態には、通常wouldは使いません。
used toのほうが使える範囲が広いので、まずはused toをしっかり使えるようにすると安心です。
be used toとの違いには注意
特に間違えやすいのが、
used to + 動詞の原形
と
be used to + 名詞・動名詞
の違いです。
I used to wake up early.
昔は早起きしていました。
一方、
I’m used to waking up early.
早起きすることに慣れています。
では、意味がまったく違います。
used to + 動詞の原形
→ 昔は〜していた
be used to + 名詞・動名詞
→ 〜に慣れている
形が似ているため、ここはセットで整理しておくのがおすすめです。
似た表現をまとめて確認
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| used to + 動詞の原形 | 昔は〜していた | I used to live in Cebu. |
| be used to + 名詞 / -ing | 〜に慣れている | I’m used to living abroad. |
| get used to + 名詞 / -ing | 〜に慣れる | I got used to working remotely. |
| would + 動詞の原形 | 昔よく〜した | We would play outside after school. |
| 過去形 | 過去に〜した | I lived in Australia for two years. |
used toは、ただ過去を説明するだけではなく、「昔はそうだったけど、今は違う」という変化を自然に伝えられる便利な表現です。
まずは、自分の過去について、
I used to live…
I used to play…
I used to work…
のように、3〜5個ほど文を作って声に出してみると、会話でも使いやすくなります。
used toのシーン別英会話
シーン1:昔の趣味について話す
友人同士で、昔やっていたスポーツについて話している場面です。
若い頃、何かスポーツしてた?
うん、昔はバスケットボールをしていたよ。
自然に使うコツ
I used to + 動詞の原形は、自分の昔の趣味や習慣について話すときにぴったりです。
たとえば、
I used to play soccer.
昔はサッカーをしていました。
I used to go running every morning.
昔は毎朝ランニングしていました。
のように、「昔はやっていたけれど、今はもうやっていないこと」を思い浮かべると使いやすくなります。
シーン2:昔住んでいた場所について話す
海外生活や引っ越しの話をしている場面です。
ずっとここに住んでるの?
いや、以前はオーストラリアに住んでいたよ。
自然に使うコツ
used toは、繰り返していた行動だけでなく、過去の状態にも使えます。
特に、
I used to live…
以前は〜に住んでいた
I used to work…
以前は〜で働いていた
は自己紹介や雑談でもかなり使いやすい形です。
シーン3:「昔はね」と短く答える
タバコについて話している場面です。
タバコ吸う?
昔はね。
いつやめたの?
5年くらい前かな。
自然に使うコツ
この I used to. は、ぜひ覚えておきたい使い方です。
相手がすでに、
Do you smoke?
と聞いているので、
I used to smoke.
と全部言わなくても、smokeを省略して「昔はね」と答えられます。
会話では、このように同じ言葉を何度も繰り返さず、省略することで自然に聞こえます。
シーン4:昔と今の違いについて話す
久しぶりに訪れた街について話している場面です。
この辺、今はすごくにぎやかだね。
うん。昔はもっと静かだったよ。
自然に使うコツ
used to beは、人や場所の昔の状態を話すときによく使います。
たとえば、
It used to be cheaper.
昔はもっと安かった。
He used to be shy.
彼は昔、シャイだった。
のように使えます。
「昔はこうだった。でも今は違う」という比較をするときに、とても相性のいい表現です。
シーン5:昔苦手だったことについて話す
仕事での変化について話している場面です。
プレゼン、すごく上手だね。
ありがとう。昔はすごく緊張してたんだ。
本当に?想像できないな。
自然に使うコツ
used toは、自分の変化や成長を話すときにも便利です。
たとえば、
I used to be shy.
昔は人見知りでした。
I used to hate speaking English.
昔は英語を話すのが嫌いでした。
のように言えば、今との違いが自然に伝わります。
雑談だけでなく、自己紹介や仕事の会話でも使いやすい表現です。
used toを自然に使うためのポイント
used toを使うときは、難しく考えすぎず、「昔は○○だったな」と思った瞬間に使ってみるのがおすすめです。
特に最初は、
I used to play…
I used to live…
I used to work…
I used to be…
この4つの形から始めると、会話でかなり使いやすくなります。
そして、usedを「use=使う」と一語ずつ考えるのではなく、used to + 動詞の原形をひとつの型として覚えるのがポイントです。
音読しよう
まずは二人の会話を見てみましょう。
上司へ…
たばこは吸いますか?
昔はね。でも数年前に辞めたよ。
“It used to be.”も覚えておこう!
友人から…
フィリピンってとても危ないんでしょ?
生徒さんのレッスンから見えた|used toのよくある間違いパターン
ここからは、RYO英会話ジムのレッスンを通して僕が気づいた、日本人学習者によくあるused toの間違いパターンを紹介します。
文法としては知っていても、実際に話してみると、
「動詞の形を間違えた」
「be used toと混ざった」
「意味は通じるけど、言いたかった意味と違った」
ということは珍しくありません。
特に、ある程度英語を話せる人ほど、小さなミスや不自然な言い回しがそのままクセになっているケースがあります。
NG① used toの後ろを〜ingにしてしまう
❌ I used to playing basketball.
⭕ I used to play basketball.
(昔はバスケットボールをしていました。)
used toの後ろは「動詞の原形」です。
これは僕自身もよく混乱したポイントです。
toを見ると、別の表現と混ざってしまい、つい〜ingを置きたくなることがあります。
まずは、
used to + 動詞の原形
をひとつのセットとして覚えてしまいましょう。
NG② be used toと混ざってしまう
❌ I’m used to wake up early.
⭕ I’m used to waking up early.
(早起きすることに慣れています。)
ここは本当によく混乱します。
used to + 動詞の原形
→ 昔は〜していた
be used to + 名詞 / 動名詞
→ 〜に慣れている
なので、
I used to wake up early.
昔は早起きしていました。
と、
I’m used to waking up early.
早起きすることに慣れています。
では、意味がまったく違います。
形が似ているからこそ、頭で理解するだけでなく、実際に両方を声に出して使い分けることが大切です。
NG③ 肯定文なのにuse toと言ってしまう
❌ I use to live in Australia.
⭕ I used to live in Australia.
(以前はオーストラリアに住んでいました。)
肯定文では、基本的にused toです。
発音するとused toは「ユーストゥ」のようにつながって聞こえるため、会話ではuseなのかusedなのか分かりにくくなります。
そのため、書くときに間違える方もいます。
まずは、
I used to live…
I used to work…
I used to play…
のような定番の形で覚えておくと使いやすいです。
NG④ didn’t used toにしてしまう
❌ I didn’t used to like coffee.
⭕ I didn’t use to like coffee.
(昔はコーヒーが好きではありませんでした。)
didn’tが入ると、過去の意味はすでにdidが持っています。
そのため、
didn’t + use to
となります。
疑問文も同じです。
⭕ Did you use to play soccer?
(昔、サッカーをしていましたか?)
used toそのものは知っていても、否定文や疑問文になった瞬間に形が崩れるのは、レッスンでも見かけるパターンです。
NG⑤ 1回だけの出来事にもused toを使ってしまう
❌ I used to go to Tokyo yesterday.
⭕ I went to Tokyo yesterday.
(昨日、東京へ行きました。)
used toは、基本的に昔の習慣や状態を表します。
「昨日東京へ行った」のような、1回だけ起きた出来事には普通の過去形を使います。
一方で、
⭕ I used to go to Tokyo every month.
(昔は毎月東京へ行っていました。)
なら自然です。
「昔はよく〜していた」「以前は〜だった」というイメージがあるかどうかを判断基準にするとわかりやすいです。
間違えることは、むしろ上達のチャンス
ここまで読んで、
「自分もやってた……」
というミスがあったとしても、まったく気にする必要はありません。
僕自身も、usedをどうしても「use=使う」という動詞として考えてしまったり、toの後ろに〜ingを置いたりして、かなり混乱しました。
それでも話せるようになったのは、間違えなくなってから英語を使ったからではありません。
逆です。
たくさん使う → 間違える → 修正する → また使う。
これを何度も繰り返したからです。
英語学習では、間違いを避けることより、間違いを見つけて改善できる環境を作ることのほうがずっと大切だと思っています。
なぜ独学だけでは難しいのか
独学でも、文法や単語を「知る」ことはできます。
でも、実際に話している自分の英語が、
「文法的には微妙」
「意味は通じるけど不自然」
「もっとシンプルに言える」
と、自分自身で毎回気づくのはかなり難しいです。
しかも、間違えるのが怖くなると、そもそものアウトプット量まで減ってしまいます。
英語って、「知っている」と「話せる」の間に大きな壁があります。
だからこそ、話して、間違えて、その場で改善する。このサイクルが欠かせません。
実際、RYO英会話ジムを受講された方の中には、英語学習やオンライン英会話の経験があり、TOEIC700点台でも「瞬時に表現できない」「会議や1on1では苦戦する」という課題を抱えていた方がいました。
6ヶ月間、スピーキングテストやアウトプット、復習を繰り返した結果、Stage 3からStage 8まで伸び、会議で論理的に意見を伝えたり、フリーディスカッションを自然に続けられるようになっています。TOEICも50点アップし、830点を取得されています。
また、TOEIC905点を持ちながら英会話の実践経験に課題を感じていた受講生も、3ヶ月間のアウトプット+添削を通してStage 4からStage 8へ。以前はメールのほうが楽だった状態から、会話のほうが気楽に感じられるようになったと変化を実感されています。
ここが大事です。
なんとなく話せる人こそ、そこで中途半端に終わらせないでほしい。
ある程度伝わるようになると、細かな文法ミスや不自然な表現は相手もわざわざ直してくれません。
そのまま何年も話し続けることもできます。
でも、一度アウトプットをきちんと見直すと、まだまだ伸ばせる部分が見えてきます。
「知ってる英語」を「話せる英語」へ
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used toに似た英語表現・関連語彙
used toと一緒に覚えておくと便利な表現を紹介します。
似ているようで意味や使い方が少しずつ違うので、違いを意識しながら会話で使うのがおすすめです。
1. be used to ~|~に慣れている
be used to + 名詞 / 動名詞で、「~に慣れている」という意味になります。
used to + 動詞の原形とは、意味も文の形も違うので注意しましょう。
そんなに早く起きるの、大変じゃない?
そうでもないよ。早起きには慣れているよ。
自然に使うコツ
ポイントは、toの後ろに名詞または動名詞(~ing)を置くことです。
I’m used to working late.
遅くまで働くことに慣れています。
I’m used to the weather here.
ここの天気には慣れています。
used to + 動詞の原形と混ざりやすいので、
used to do = 昔は~した
be used to doing = ~することに慣れている
とセットで覚えると整理しやすいです。
2. get used to ~|~に慣れる
get used to + 名詞 / 動名詞は、「~に慣れる」という変化を表します。
be used toが「すでに慣れている状態」なのに対して、get used toは慣れていくプロセスにフォーカスします。
新しい仕事どう?
だんだん良くなってるよ。新しいシステムにも慣れてきたよ。
自然に使うコツ
環境が変わったときによく使います。
I’m getting used to living abroad.
海外生活に慣れてきています。
You’ll get used to it.
そのうち慣れるよ。
特に You’ll get used to it. は、相手を励ますときにもよく使う自然なフレーズです。
3. would|昔よく~した
wouldも、過去に繰り返していた行動を表すことができます。
子どもの頃、放課後は何してた?
暗くなるまでよくバスケットボールをしてたよ。
自然に使うコツ
wouldは、昔の思い出を語るときに自然です。
ただし、used toと違って、基本的には繰り返していた行動に使います。
たとえば、
I used to be shy.
昔はシャイでした。
は自然ですが、
I would be shy.
では、同じ意味にはなりません。
過去の「状態」まで表したいときは、used toのほうが使いやすいです。
4. no longer ~|もう~ではない
no longerは、「もう~ではない」「もはや~しない」という意味です。
used toとは逆方向から、昔と今の変化を表せます。
まだ街の中心部で働いてるの?
いや、もうそこで働いていないよ。
自然に使うコツ
no longerは少しフォーマルな響きがあるので、仕事や文章でも使いやすい表現です。
日常会話では、
I don’t work there anymore.
のほうがカジュアルです。
no longer = もう~ではない
not ~ anymore = もう~ない
と覚えておくと便利です。
5. back then|当時は、その頃は
back thenは、「当時は」「その頃は」という意味です。
used toと一緒に使うと、昔の話がかなり自然になります。
この辺って、昔からこんなに高かったの?
いや。当時は、もっとずっと安かったよ。
自然に使うコツ
昔の思い出や過去との比較をするときに便利です。
Back then, I didn’t speak much English.
当時は、あまり英語を話せませんでした。
Things were different back then.
当時は今とは違いました。
used toと組み合わせることで、「昔の話をしている」ことがより明確になります。
6. these days / nowadays|最近は、今では
used toで昔の話をしたあとに、今との違いを表すときに便利なのがthese daysやnowadaysです。
今も毎週末出かけてるの?
あまり行かないかな。昔はよく出かけてたけど、最近は家にいることが多いよ。
自然に使うコツ
used toは、今との比較を入れるとさらに自然になります。
たとえば、
I used to go out a lot, but these days I prefer staying home.
昔はよく出かけていましたが、最近は家にいるほうが好きです。
のように、
used to ~, but these days ~
という形で覚えておくと、会話を広げやすくなります。
似た表現は「意味の違い」で整理しよう
似た表現を一気に覚えようとすると混乱しやすいので、まずは次のイメージで整理してみてください。
- used to do → 昔は~していた
- be used to doing → ~することに慣れている
- get used to doing → ~することに慣れる
- would → 昔よく~した
- no longer → もう~ではない
- back then → 当時は
- these days / nowadays → 最近は、今では
特に、昔と今の変化をセットで話すと、used toは一気に使いやすくなります。
I used to ~, but now ~.
まずはこの形から、自分の昔と今を比べて話してみるのがおすすめです。
used toと関連表現の練習クイズ
ここまで学んだ表現を、クイズで確認してみましょう。
答えを見る前に、「なぜその形になるのか」まで考えてから選ぶと、会話でも使える知識として定着しやすくなります。
クイズ1
「昔は毎週末テニスをしていました。」として正しい英文はどれでしょう?
A. I used to playing tennis every weekend.
B. I used to play tennis every weekend.
C. I was used to play tennis every weekend.
答え:B. I used to play tennis every weekend.
used to + 動詞の原形で「昔は〜していた」という意味になります。
I used to play tennis every weekend.
昔は毎週末テニスをしていました。
Aの used to playing は形が間違っています。used toの後ろには動詞の原形を置きます。
Cの be used to は「〜に慣れている」という別の表現なので、この意味では使えません。
クイズ2
「早起きすることに慣れています。」として自然なのはどれでしょう?
A. I used to wake up early.
B. I’m used to waking up early.
C. I’m used to wake up early.
答え:B. I’m used to waking up early.
be used to + 名詞 / 動名詞で「〜に慣れている」という意味です。
I’m used to waking up early.
早起きすることに慣れています。
Aの I used to wake up early. は「昔は早起きしていました」という意味になります。
Cは、be used toの後ろに動詞の原形wakeを置いているため不自然です。ここではwakingを使います。
クイズ3
「新しい仕事にだんだん慣れてきました。」に最も近い英文はどれでしょう?
A. I’m getting used to my new job.
B. I used to my new job.
C. I would my new job.
答え:A. I’m getting used to my new job.
get used to ~は「~に慣れる」という意味です。
さらに I’m getting used to ~ とすると、「だんだん慣れてきている」という変化を表せます。
Bのused toは、そのまま名詞を後ろに置いて「慣れる」という意味にはできません。
Cのwouldも、この意味では使えません。
クイズ4
次の空欄に入る最も自然な表現はどれでしょう?
When I was a child, I □ play outside until it got dark.
(子どもの頃、暗くなるまでよく外で遊んだものです。)
A. would
B. am used to
C. get used to
答え:A. would
wouldは、過去に繰り返していた行動について「昔よく~した」という意味で使えます。
When I was a child, I would play outside until it got dark.
子どもの頃、暗くなるまでよく外で遊んだものです。
Bのbe used toは「~に慣れている」、Cのget used toは「~に慣れる」という意味なので、この文脈には合いません。
クイズ5
「彼は昔、とてもシャイでした。」として最も自然なのはどれでしょう?
A. He would be very shy.
B. He used to be very shy.
C. He got used to being very shy.
答え:B. He used to be very shy.
used toは、過去の習慣だけでなく、昔の状態についても使えます。
He used to be very shy.
彼は昔、とてもシャイでした。
wouldは過去の繰り返し行動には使えますが、このような単純な「昔の状態」を表す場合にはused toが自然です。
Cは「シャイであることに慣れた」という別の意味になってしまいます。
クイズ6
「私はもうそこで働いていません。」として自然なのはどれでしょう?
A. I no longer work there.
B. I used to work there now.
C. I’m getting used to work there.
答え:A. I no longer work there.
no longer ~で「もう~ではない」「もはや~しない」という意味になります。
I no longer work there.
私はもうそこで働いていません。
Bはused toが過去を表すのに対してnowが「今」を表すため、意味が矛盾します。
Cは「慣れる」という意味のget used toの形としても不完全です。後ろに動作を置くなら working が必要です。
クイズ7
次の会話の空欄に入る自然な表現はどれでしょう?
A: Do you still go out every weekend?
B: Not really. I used to, but □ I stay home more.
A. these days
B. used to
C. back then
答え:A. these days
these daysは「最近は」という意味なので、昔と今を比較するときにとても便利です。
I used to, but these days I stay home more.
昔はそうだったけど、最近は家にいることが多いです。
Bのused toをもう一度入れると文法的につながりません。
Cのback thenは「当時は」という過去の表現なので、「昔は~、でも当時は~」となってしまい、今回の今との比較には合いません。
クイズ8
「当時は、今よりずっと安かった。」という意味に近いのはどれでしょう?
A. Back then, it was much cheaper.
B. These days, it used to be much cheaper.
C. I’m used to it being cheaper.
答え:A. Back then, it was much cheaper.
back thenは「当時は」「その頃は」という意味です。
Back then, it was much cheaper.
当時は、もっとずっと安かったです。
Bのthese daysは「最近は」という現在に近い表現なので、used toとの組み合わせが不自然です。
Cは「それが安いことに慣れている」という意味になり、伝えたい内容が変わってしまいます。
クイズ9
次の否定文として正しいものはどれでしょう?
「昔はコーヒーが好きではありませんでした。」
A. I didn’t used to like coffee.
B. I didn’t use to like coffee.
C. I don’t used to like coffee.
答え:B. I didn’t use to like coffee.
否定文では、
didn’t + use to + 動詞の原形
の形を使います。
I didn’t use to like coffee.
昔はコーヒーが好きではありませんでした。
didn’tの時点ですでに過去になっているので、Aのようにusedにはしません。
Cはdon’tとusedが組み合わさっており、文法的に不自然です。
クイズ10
次のうち、「昔は海外に住んでいましたが、今は日本に住んでいます。」を最も自然に表しているものはどれでしょう?
A. I’m used to living abroad, but I live in Japan now.
B. I used to live abroad, but I live in Japan now.
C. I get used to living abroad, but I live in Japan now.
答え:B. I used to live abroad, but I live in Japan now.
used to ~, but now ~は、昔と今の変化を伝える定番の形です。
I used to live abroad, but I live in Japan now.
昔は海外に住んでいましたが、今は日本に住んでいます。
Aのbe used toは「海外生活に慣れている」という意味です。
Cのget used toも「海外生活に慣れる」という意味なので、「昔住んでいた」という内容にはなりません。
全問できなくても大丈夫!
used to周辺の表現は、
used to do
be used to doing
get used to doing
と形がとても似ているので、最初は混乱して当然です。
大切なのは、答えを覚えるだけではなく、実際に自分のことについて英文を作って声に出すこと。
たとえば、
I used to ~.
I’m used to ~ing.
I’m getting used to ~ing.
この3つをそれぞれ自分の経験に置き換えてみるだけでも、違いがかなり定着しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. used toとはどういう意味ですか?
A. used to + 動詞の原形で、「昔は〜していた」「以前は〜だった」という意味です。過去にはそうだったけれど、今は違うというニュアンスを含むことが多い表現です。例:I used to play soccer.
Q. used toの使い方は?
A. 基本形は 主語 + used to + 動詞の原形です。昔の習慣や状態を話すときに使います。例:I used to live in Australia.「以前はオーストラリアに住んでいました。」
Q. used toの後ろは動詞の原形ですか?
A. はい。used toの後ろには動詞の原形を置きます。I used to playが正しく、I used to playingはNGです。toを見ると〜ingを置きたくなりますが、ここはセットで覚えるのがおすすめです。
Q. used toとbe used toの違いは何ですか?
A. used to + 動詞の原形は「昔は〜していた」、be used to + 名詞・動名詞は「〜に慣れている」です。例:I used to wake up early. と I’m used to waking up early. は意味が違います。
Q. used toとget used toの違いは?
A. used toは「昔は〜していた」、get used toは「〜に慣れる」という意味です。例:I’m getting used to my new job. なら「新しい仕事にだんだん慣れてきています」となります。
Q. used toの否定文はdidn’t used toですか?
A. 基本は didn’t use to + 動詞の原形です。didがすでに過去を表しているため、useは原形に戻ります。例:I didn’t use to like coffee.「昔はコーヒーが好きではありませんでした。」
Q. used toの疑問文はどう作りますか?
A. Did + 主語 + use to + 動詞の原形? の形を使います。例:Did you use to play basketball?「昔バスケットボールをしていましたか?」疑問文でもuse toになるのがポイントです。
Q. used toとwouldの違いは何ですか?
A. どちらも過去の習慣に使えますが、wouldは繰り返していた行動に使うのが基本です。used toは過去の状態にも使えるので、I used to be shy.「昔はシャイだった」のようにも言えます。
Q. I used to.だけで「昔はね」という意味になりますか?
A. はい。何について話しているか明確なら、後ろの動詞を省略して I used to. と言えます。たとえば「Do you smoke?」に対して I used to. と答えれば、「昔は吸っていたよ」という意味になります。
Q. used toを知っていても会話で使えないときはどうすればいいですか?
A. 文法を覚えるだけでなく、実際に声に出して間違いを修正することが大切です。RYO英会話ジムでは、発言をその場で可視化・添削し、「知っている英語」を「使える英語」へ変えるアウトプット練習を重視しています。
まとめ
今回は、used toの意味・使い方・よくある間違い・似た表現まで詳しく紹介しました。
ポイントをまとめると、
- used to + 動詞の原形=「昔は〜していた/以前は〜だった」
- be used to + 名詞・動名詞=「〜に慣れている」
- get used to + 名詞・動名詞=「〜に慣れる」
- used toは、昔と今の変化を伝えるときにとても便利
- 文法を知るだけでなく、実際に話して間違い→修正→再アウトプットを繰り返すことが大切
まずは、I used to ~. を使って、自分が昔していたことを3つほど声に出してみてください。
英語は、知っているだけではなかなか話せるようになりません。実際に使って、間違えて、改善することで少しずつ自分の英語になっていきます。
RYO英会話ジムでは、あなたが実際に話した英語をその場で可視化・添削し、「知っている英語」を「使える英語」へ変えるトレーニングを行っています。
間違えて大丈夫です。そこから一緒に改善していきましょう。








































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