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「昔はね」の英語表現とその使い方【useを使います】

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ&オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴:KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社(大手英会話スクールhanaso)に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

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こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は「昔はね」の英語表現についてお話します。この記事を読めば、雑談力がさらにアップします。それではまいりましょう。

 

 

”used to ~”の意味は?

まずは二人の会話を見てみましょう。

上司へ…

ナオミ
Do you smoke?
たばこは吸いますか?
ロバート
I used to. But I quit years ago.
昔はね。でも数年前に辞めたよ。

 

 

“used to ~”は動詞で「よく~した、以前は~だった。」という意味です。この場合”I used to smoke.”と最後まで言いません。なぜなら話題が「たばこを吸うこと」で明確なので、省略して”I used to.”と会話では、表現することが多いです。

 

 

なぜ”used to ~.”で「よく~した、以前は~だった」になるの?

“used to ~”で、なぜこのような意味になるのか、スッと頭に入ってこないですよね。そういう時は一度直訳してみると分かりやすいです。”used”という動詞の後ろに、不定詞の”to”がきていますが、直訳すると「~をすることを利用していた」となりますよね。

「利用していた」ということは習慣的に何かを利用していたという意味になります。”I used to smoke.”を直訳すると「たばこを吸うことをよく利用していた。」となり、過去に習慣的にしていたことを意味し、意訳して「私は以前たばこを吸っていました。」です。

 

 

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“It used to be.”も覚えておこう!

“to”不定詞の後には、動作を表す動詞(go, get, takeなど)だけではなく、状態を表す動詞(like, be, liveなど)も、もちろんきます。その状態動詞の場合に、よく使われる形は”It used be ~.”「以前は~だったよね。」です。その時に「~」の内容が明確であれば、同様に省略することが可能です。下の会話を見てみましょう。

友人から…

マイク
It’s very dangerous in the Philippines, right?
フィリピンってとても危ないんでしょ?
リョウ
It used to be. Nowadays, it’s getting safe.
以前はね。最近は、安全になってきてるよ。

 

 

 

“used to”“be used to”使い分け

似たような表現に”be used to + 名詞/動名詞”「~することに慣れている」があります。この場合の”used”は形容詞で「慣れた」という意味になります。なので、”I’m used to smoking.”「たばこを吸うことに慣れています。」と言ってしまうと、まったく違う意味になるので、使い分けに注意しましょう。これ”used to”と違うと知っていても間違えるくらい形が似ていてややこしいです。しっかりと会話で使い分けられるようになるには、違いを理解しておくことと、会話で実際にトライ&エラーを繰り返すことです。

 

 

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が「昔はね」の英語表現についてでした。機会があれば使ってみましょうね。それではまた会いましょう!

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