こんにちは、RYO英会話ジムです。
「大目に見て」は、英語で Give me a break. と言えます。ただし、この表現は言い方や状況によって、「いい加減にして」「冗談でしょ」という意味にもなります。
Give him a break. He’s still learning.
彼を大目に見てあげて。まだ覚えているところなんだから。
Oh, give me a break! That’s not true.
もう、冗談でしょ!それは本当じゃないよ。
「大目に見て」と「いい加減にして」。同じ英語なのに、ずいぶん違いますよね。使い分けのカギは、前後の会話と声のトーンにあります。
それでは、give me a break の意味と使い分けを、会話と一緒に見ていきましょう。
- 1 関連記事
- 2 僕の失敗談|breakって「休憩」じゃないの?と、思考停止に
- 3 Give me a break の意味は大きく3つ
- 4 シーン別英会話|実際の会話ではこう使います
- 5 音読しよう
- 6 よくある間違いと、仕事で使うときの注意点
- 7 「意味は知っている」を、会話で使える英語に変えるには
- 8 「大目に見る」に近い英語表現3選
- 9 練習クイズ|意味と使い分けを確認しよう
- 10 よくある質問(FAQ)
- 10.1 Q. Give me a break の意味は「大目に見て」だけですか?
- 10.2 Q. Give me a break は失礼な英語ですか?
- 10.3 Q. ビジネスで「今回は大目に見てください」と言うなら?
- 10.4 Q. Give me a break と Take a break の違いは?
- 10.5 Q. Give him a break や Give her a break も使えますか?
- 10.6 Q. Give yourself a break はどういう意味ですか?
- 10.7 Q. Gimme a break と Give me a break は同じですか?
- 10.8 Q. Cut me some slack と Give me a break の違いは?
- 10.9 Q. Give me a break と言われたら、どう返せばいいですか?
- 10.10 Q. 覚えた表現を、自然な会話で使えるようにするには?
- 11 まとめ
関連記事
僕の失敗談|breakって「休憩」じゃないの?と、思考停止に
僕はもともと、breakを「休憩」や「休み」という意味で覚えていました。だから、「大目に見て」と言いたいときにbreakを使う発想が、そもそもなかったんです。
実際に聞いたときも、「break? 休憩のこと?」となって、そこで思考が止まってしまいました。
知っている単語なのに、言っていることがわからない。こういうところ、英語ってややこしいですよね。
でも同時に、単語の訳だけでなく、その奥にあるイメージまで知ると、英語はもっと楽しくなるんだなと感じました。
今回のbreakなら、「負担が続く状態から、ひと息つける余地をもらう」と考えると、「休憩」と「大目に見て」のつながりをイメージしやすくなります。
仕事をいったん止めれば「休憩」。責められたり、厳しく求められたりするのを少し緩めてもらえば「大目に見て」。これは語源の説明ではなく、このフレーズを覚えるためのイメージです。
もちろん、このイメージだけでbreakのすべての意味が説明できるわけではありません。それでも、日本語訳を別々に丸暗記するより、少し身近に感じませんか?
練習するときは、場面も一緒に。
「新人をかばう」「からかわれて困る」など、状況を一つ決めて声に出してみましょう。「このときのbreakは、こんな気持ちなんだ」と結びつけるのがコツです。
Give me a break の意味は大きく3つ
1. 「大目に見て」「そんなに責めないで」
「まだ慣れていないんだから、そんなに責めないであげて」
そんな気持ちを伝えたいときに使えます。自分に対して「少し大目に見てよ」と頼むこともできますよ。
Give me a break. It’s my first time doing this.
大目に見てよ。これをやるのは初めてなんだ。
ここでは、単に「許して」というより、「事情もあるんだから、そんなに厳しくしないで」という気持ちがあります。
ただ、ミスを認める前にこの一言だけを返すと、「責めないでよ」と開き直っているように聞こえることも。「ごめんなさい」の代わりではない、と覚えておくと安心です。
自分ではなく、誰かをかばいたいなら、me の部分を変えればOKです。
Give her a break. She’s doing her best.
彼女を大目に見てあげて。一生懸命やっているんだから。
基本の形は give + 人 + a break。give him a break、give them a break のように使えます。
2. 「勘弁して」「いい加減にして」
何度も同じことを聞かれたり、しつこくからかわれたり。「もう、そのへんにしてよ……」と言いたくなること、ありますよね。そんな場面でも使います。
Give me a break. You’ve asked me that three times already.
勘弁してよ。それ、もう3回も聞いているよ。
この場合は、自分のミスを許してほしいのではなく、「その言動をもうやめてほしい」ということです。強く言えば、いら立ちもはっきり伝わります。
友人同士で笑いながら言う「もう勘弁してよ〜」と、本気で怒って言う「いい加減にして」では、同じ英語でも響きが変わります。
3. 「冗談でしょ」「そんな話、信じられない」
「いやいや、それはさすがに無理でしょ!」
大げさな自慢や、どうにも納得できない言い訳を聞いたときにも出てくる一言です。
Oh, give me a break! You can’t learn a language in one day.
ちょっと、冗談でしょ!1日で言語を身につけるなんて無理だよ。
「冗談でしょ」と訳せますが、純粋に驚いているだけではなく、相手の話を疑ったり、ばかげていると感じたりする反応です。
うれしい報告を聞いて「本当に?」と言いたいだけなら、Really? のほうが合います。
ただ、会話のたびに「これは2番、これは3番」と、きっちり分ける必要はありません。「信じられない、もう勘弁してよ!」という気持ちなら、2と3の両方が含まれますね。
似た表現との簡単な比較
| 表現 | 主な意味 | 使い分けのポイント |
|---|---|---|
| give someone a break | 大目に見る・厳しくしない | Give me a break! は不満や疑いも表す |
| cut someone some slack | 少し大目に見る | 相手の事情を考えて要求や批判を緩める |
| go easy on someone | 手加減する・厳しくしない | 注意、指導、勝負などにも使える |
| let something slide | 問題を見逃す | 特定のミスなどを取り上げずに済ませる |
| take a break | 休憩する | 自分が休憩を取ることを表す |
シーン別英会話|実際の会話ではこう使います
新人のミスを大目に見てほしいとき
トムがまた別の人にファイルを送っちゃったの。
彼を大目に見てあげて。まだここで働き始めて3日目なんだから。
そうね。送る前の確認方法を教えてあげるわ。
自然に使うコツ
「まだ3日目なんだから」のように、理由を一言添えると伝わりやすくなります。大目に見るだけで終わらず、「じゃあ、やり方を教えよう」と続けられるといいですね。
何度もからかわれて「もう勘弁して」
また私の料理の話をみんなにするつもり?
焦げたトーストのところだけだよ。
もう勘弁してよ。ずいぶん前のことでしょ!
自然に使うコツ
親しい相手への軽い不満にも使えますが、声を強めると本気の抗議になります。本当にやめてほしいことを明確に伝えるなら、Please stop. も使えます。
大げさな話に「冗談でしょ」
練習なしでも、明日マラソンを走れると思うよ。
ちょっと、冗談でしょ!階段を上るだけで疲れているじゃない。
わかったよ。まずは短い距離からかな。
自然に使うコツ
「そんなの信じられないよ」とツッコミを入れる感じです。冗談が通じる相手なら使えますが、初対面の人に返すと、話をまともに聞いていないように受け取られることもあります。
音読しよう
- 期限が間に合わなくて
ごめん、今回は大目に見てください。働き初めてからたった3日目なんです。
- 失敗して
ごめんなさい、事故なんです。大目に見てくれますか?
「大目に見る」を英語で言うと?
例えば、失敗した部下のことを愚痴る同僚に対して…
「勘弁して」という意味にもなるよ
- アイヴァンが家に帰ってきて…
また床掃除しなかったの!?いい加減にして。
実際こんな感じで怒られることあります笑
さらに「冗談はやめて」という意味でも使える
友人へ…
タバコ一本ちょうだい。
もうええわ。はやくちょうだい。
よくある間違いと、仕事で使うときの注意点
a を抜いたり、代名詞を間違えたりする
NG:Give me break.
自然な形:Give me a break.
小さなaですが、ここは忘れずに。a breakまでセットで声に出しておくと、会話でも抜けにくくなります。
NG:Give he a break.
自然な形:Give him a break.
give の後ろでは、he ではなく him、she ではなく her を使います。「誰を大目に見るのか」を入れ替えて練習すると、会話で応用しやすくなります。
「大目に見て」を、そのまま丁寧な謝罪にしない
注意したい言い方:Please give me a break.
仕事での謝罪例:I’m sorry I missed the deadline. I’ll send the report by noon.
締め切りに間に合わず、申し訳ありません。正午までにレポートをお送りします。
Please give me a break. は文法的には正しいですが、please を付けても「責めないでくださいよ」という響きが残ることがあります。 Would you give me a break? も、形だけで丁寧さが保証されるわけではありません。
仕事でミスをしたときに伝えたいのは、「責めないで」よりも「申し訳ありません、こう対応します」ですよね。上司や取引先には、まず謝罪して、次にどうするかを添えましょう。
take a break と混同しない
「少し休憩したい」の自然な言い方:
Can I take a short break?
少し休憩してもいいですか?
take a break は「休憩する」、give someone a break は「相手に休みや負担の軽減を与える」という違いがあります。
ただし、give のほうが必ずイディオムになるわけではありません。
Let’s give the team a ten-minute break.
チームに10分間の休憩を取ってもらいましょう。
このように、文字どおり休憩を与える意味でも使えます。「give だから休憩ではない」と丸暗記せず、時間の指定や状況も見てくださいね。
「意味は知っている」を、会話で使える英語に変えるには
「文法は合っているはずなのに、ちょっときつく聞こえたかも?」
今回のような表現では、そんなことも起こります。でも、自分の言い方が相手にどう届くかは、一人ではなかなかわからないんですよね。
僕自身も、英語を話し始めたころは何度も間違えました。話す → 間違える → 修正する → もう一度使う。この繰り返しで、少しずつ自然に話せるようになっていきました。
独学で表現を増やすことは大切です。ただ、「自分では自然だと思っている言い方」や、会話になると出てくる細かなクセは、第三者に聞いてもらうことで見つけやすくなります。
英語に触れていても、実際に話す練習が足りなかったヒロシさん
受講生のヒロシさんは、以前からある程度英語に触れていたものの、話せるようにならないと感じていました。そこで、実際に話し、間違いを改善し、再挑戦する機会が足りなかったと気づいたことが、入会のきっかけになっています。
受講当初はかなり緊張していたそうですが、Ivan講師の話しやすい雰囲気のおかげで、英語を話すことへの恐怖感や違和感を比較的早い段階で克服できたと振り返っています。さらに、スピーキングテストやコンサルテーションで、成長や今後の課題を客観的に確認できる点も挙げています。
英語に触れる時間はあるのに、会話になるとうまくいかない。ヒロシさんの話に、「自分も近いかも」と感じた方もいるのではないでしょうか。
だからこそ、安心して話せる場と、自分の課題に気づける機会を持ってほしいと思います。
RYO英会話ジムでは、アウトプットを重ねながら、発言内容の可視化・添削を通して自分の英語を振り返ります。課題に合わせて次の練習につなげることで、「話して終わり」にしない学習を支えています。
「なんとなく話せる」まで来たなら、そこで止まるのはもったいないですよね。間違えても大丈夫。気づいて直して、もう一度使ってみる。その積み重ねで、使える言葉を増やしていきましょう。
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「大目に見る」に近い英語表現3選
Cut me some slack.|少し大目に見てよ
「こっちの事情も少しわかってよ」というときに使える、カジュアルな表現です。相手への要求や批判を、少し緩める気持ちがあります。give me a break の「大目に見て」に近いですが、「冗談でしょ」という反応としてそのまま置き換えるものではありません。
このルールを覚えるのに時間がかかっているね。
少し大目に見てよ。このゲームは初めてなんだ。
自然に使うコツ
cut me some slack の形で覚えましょう。自分の事情を理解してほしいときに使えますが、これも正式な謝罪の代わりになる表現ではありません。
Go easy on him.|彼にあまり厳しくしないで
「そんなに厳しくしないで」「初心者だから手加減してね」。そんなときに使いやすい表現です。すでに起きたミスだけでなく、これからの接し方にも使えるのが便利です。
テニスは初めてなの。手加減してね!
もちろん。ゆっくり始めよう。
自然に使うコツ
人を続けるときは go easy on + 人。go easy me と、on を抜かないようにしましょう。
I’ll let it slide this time.|今回は大目に見るよ
「今回はいいよ。でも、次は気をつけてね」
そんなふうに、小さなミスや問題を今回は見逃すときに使います。相手への厳しさ全体より、特定の問題を見逃すことに焦点があります。
ごめん、本を返すのが1週間遅れちゃった。
今回は大目に見るよ。次は一言知らせてね。
自然に使うコツ
見逃す側が言うと、「今回は許す」という立場も伝わります。目上の人の小さなミスに対して軽く言うと、上から目線に聞こえる可能性があります。
練習クイズ|意味と使い分けを確認しよう
Q1. 新人をかばって「彼を大目に見て」と言いたいとき、文法的に正しいのは?
A. Give he a break.
B. Give him a break.
C. Give him break.
D. Give a break him.
give + 人 + a break の形です。Aはheをhimにする必要があります。Cはaが抜けています。Dはこの形では語順が違います。give a break to himという形ならtoが必要ですが、ここではBの形で覚えましょう。
Q2. 「練習なしで明日マラソンを走れるよ」という大げさな話に、Oh, give me a break! と返しました。ここでの意味は?
A. 10分休憩してもいいよ。
B. 私のミスを大目に見て。
C. 冗談でしょ、そんな話は信じられないよ。
D. 私にやり方を教えて。
相手の話を疑っている文脈です。Aのように休憩を許可しているわけではなく、Bのように自分のミスも説明していません。Dの「教えて」という意味もありません。
Q3. 「少し休憩してもいいですか?」の空欄に入る動詞は?
Can I( )a short break?
A. take
B. cut
C. go
D. let
take a breakで「休憩する」です。Bのcutはcut someone some slack、Cのgoはgo easy on someone、Dのletはlet something slideという形で紹介しました。どれも、そのままa short breakの前には入りません。
Q4. 「初めてだから手加減してね」と頼む英文の空欄に入るのは?
It’s my first time. Go easy( )me.
A. at
B. to
C. for
D. on
go easy on someoneで「人に厳しくしない・手加減する」です。この意味ではonを使います。Aのat、Bのto、Cのforには置き換えられません。Go easy on me.をひとかたまりで練習してみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. Give me a break の意味は「大目に見て」だけですか?
A. 「大目に見て」のほか、「いい加減にして」「冗談でしょ」という意味もあります。責められているのか、相手にうんざりしているのか、話を疑っているのかで判断します。日本語訳一つに固定しないのがポイントです。
Q. Give me a break は失礼な英語ですか?
A. 必ず失礼というわけではありませんが、言い方によって強い不満や反発が伝わります。親しい相手との軽いやり取りにも使えますが、上司や初対面の人には慎重に。pleaseを付けるだけで丁寧になるとは限りません。
Q. ビジネスで「今回は大目に見てください」と言うなら?
A. 謝罪が必要な場面では、大目に見てもらう要求より、謝罪と対応を伝えるほうが適切です。たとえば、I’m sorry for the delay. I’ll send it today.(遅れて申し訳ありません。本日中にお送りします。)のように伝えられます。
Q. Give me a break と Take a break の違いは?
A. take a breakは「休憩する」、give someone a breakは「相手に休みや負担の軽減を与える」です。後者は文脈によって「大目に見る」にもなります。Let’s take a break.なら「休憩しましょう」です。
Q. Give him a break や Give her a break も使えますか?
A. はい。大目に見てほしい相手に合わせて、him・her・themなどに変えられます。Give her a break. She’s new here.(彼女を大目に見てあげて。ここに来たばかりなんだから。)のように理由を添えることもできます。
Q. Give yourself a break はどういう意味ですか?
A. 「自分に厳しくしすぎないで」「少し自分を休ませて」という意味で使えます。失敗して落ち込んでいる相手に、Give yourself a break. Everyone makes mistakes.(自分を責めすぎないで。誰でも間違えるよ。)と声をかけられます。
Q. Gimme a break と Give me a break は同じですか?
A. Gimme a break は、give me a break のくだけた発音を表した書き方です。会話のセリフやカジュアルな文章で見かけます。基本の形としてはGive me a break.を覚え、正式な文章ではgimmeを避けるとよいでしょう。
Q. Cut me some slack と Give me a break の違いは?
A. 「大目に見て」という意味では近い表現ですが、いつでも交換できるわけではありません。Cut me some slack.は要求や批判を緩めてほしいときに使います。Give me a break!の「そんな話は信じられない」という反応には、そのまま置き換えられません。
Q. Give me a break と言われたら、どう返せばいいですか?
A. 相手が何を求めているかに合わせて返します。責めすぎたなら、Sorry, I was being too hard on you.(ごめん、厳しく言いすぎたね。)など。冗談を疑われた場面とは対応が違うため、まず前後の話を確認しましょう。
Q. 覚えた表現を、自然な会話で使えるようにするには?
A. 場面を決めて実際に話し、伝わり方を確認して、修正後にもう一度使うことが大切です。RYO英会話ジムでもアウトプットと添削を重視しています。意味だけでなく、誰にどんな気持ちで言うかまで練習してみましょう。
まとめ
- Give me a break.は「大目に見て」「勘弁して」「冗談でしょ」など、文脈で意味が変わる。
- 基本の形は give + 人 + a break。him・her・themにも変えられる。
- カジュアルな表現で、pleaseを付けても必ず丁寧になるわけではない。
- cut someone some slack・go easy on someone・let something slideも、場面に応じて使える。
- 「休憩する」は take a break。give someone a breakにも文字どおり休みを与える用法がある。
まずは「友人をかばう場面」などを一つ思い浮かべて、今日の表現を声に出してみてください。意味と場面が結びつくと、会話でも取り出しやすくなります。
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