こんにちはRYO英会話ジムです。今日は、一生モノの英語を身につけるには2段階アウトプットが必須であることについてお話します。
英語を伸ばすにはただアウトプットをすればよいという簡単なことではありません。適切なアウトプット方法を理解してアウトプットしましょう。この記事を読み終えるころには、さらに英語を効率的に伸ばすことができるようになります。それでは、まいりましょう。
目次
ペラペラになるには短期記憶と長期記憶を知っておこう
ペラペラになるには短期記憶と長期記憶を知っておきましょう。
その前に運動記憶についてお話します。運動記憶というのは体が覚える記憶のことです。例えば、水泳や野球、ピアノなどの運動技能を上達させるにはこの運動記憶を強化する必要があると言われています。また英会話もちょうどスポーツと同じだと言われています。
英会話も知識だけ詰め込んでも使いこなせないように実践で体や口を動かして初めて身についていきます。なぜなら同じことを言いますが、スポートと英会話は同じだからです。
そこで今回の本題ですが、この運動記憶を効率的に強化するには、短期記憶と長期記憶の2種類を意識してアウトプットすると非常に効率的にスピーキング力を伸ばすことができます。つまり運動記憶がどんどん強化されていくということです。
さらに習慣的に行えば、一生モノの英語を身につけることもできます。なぜなら最終的に長期記憶に入ってくれるからです。
個人的にも大学時代に幸運なことに無意識にやっていたことでしたが、これからお伝えする方法を行ったことで他の人より飛躍的に英語力を伸ばすことができました。それでは具体的にどういったことをやればいいのか見ていきましょう。
1. 実践で話して一時的に口に英語を覚えさせよう
短期記憶とは、一時的に体が覚える記憶のことです。短期記憶を作るために、まずは実践的に話す練習をどんどんしましょう。スポーツでも体をまずは動かさないと上手くなりませんよね。
ポイントは、教材の読み合わせとかではなくて、シーンやテーマを設定した上で、教材がないところから、自分の言葉で気持ちや考えを伝えるトレーニングをすることです。
では、なぜ教材に沿ってやる英会話ではダメかというと、それはあくまでも話す勉強であって、話すトレーニングではないからです。だから知識は積み上がっていっても、一向に瞬発力や流暢性、発話量、文法力が実践レベルで上達しないということが起こります。
シーンやテーマを設定した上で、教材がないところから、自分の言葉で気持ちや考えを伝えるトレーニングをやることで、短期的ではありますが、体が英語を覚えていきます。
だからまずは話すトレーニング、つまりアウトプットをする機会をできるだけ増やしましょう。
2.アウトプットしてインプットしていこう
アウトプットしていくと、自分が言いたかったことと実際に言ったことのギャップが常に生まれていきます。なぜなら、体がまだ正しい文法や自然ないい回しを覚えていないからです。言い換えると、すでに知識として知っている語彙や表現を適切な場面で口についてでてくるレベルで使いこなせていないからです。
例えば、後になってこう言えたはずなのにと思ったり、知っていた表現なのになぜか口から出てこなかったり、簡単に言えたはずなのに言えなかったり、アウトプットをすることでそういったギャップを感じることが多くなります。
その後に大事になってくるのが、「改善」です。今足りていないところを把握してインプットしていきます。例えば、「どう思いますか?」と言いたくて、How do you think?と言ったとします。そして実際はWhat do you think?が正解です。じゃあその違いを調べて論理的に理解してインプットする必要があります。RYO英会話ジムでいうところの講師から発言内容を添削してもらって、できてないところをインプットする作業です。
サッカーやバスケットボールなどでも同じで、試合に出て自分がイメージしていたようにパスできなかったり、シュートできなかった場合は体に正しい動きが身についていないことになりますよね。
このようにアウトウットしてインプットしていきましょう。
3. 正しい英文や言い回しを音読して長期記憶へ
結論から言うと、第二段階のアウトプットとして、できなかったところから正しい英文や言い回しを音読していきます。これが長期記憶(体が半永久的に覚えた記憶)を作ります。
流れとしては、第一段階のアウトプット⇨できてないところをインプット⇨音読で口に覚えさせる
毎日10分でもいいので、音読をやるのがベストです。このフローを習慣にすることで、体が正しい英語を覚えていくようになります。音読の方法については、英語力(瞬発力と流暢性)アップに効果的な音読の時間と回数そして期間よりご覧ください。
スポーツも同じで試合で自分がイメージした通りの動きを出すには、日々の自主練の繰りがあるからです。元プロ野球選手のスーパースターであるイチロー選手も準備に関してこんな名言を残しています。
ハイレベルのスピードでプレイするために、ぼくは絶えず体と心の準備はしています。自分にとっていちばん大切なことは、試合前に完璧な準備をすることです
僕自身も、実践でスムーズに自分の言いたいや言えなかったことを言えるように、日常に特化したフレーズやこう言いたかった表現を記したメモ帳を毎日ある一定の数を繰り返し声に出して読んだり、またアルクのレーディング教材も毎日お題1つを10回程度音読で繰り返すことを2年間続けて、短期から長期記憶にしていきました。
それぐらいすると実践で言いたいことが反射レベルで効率よく出てくるようになり、いわば「体が覚えた」状態へと変化し一生モノの英語が身につくようになります。つまり長期記憶に入ったということです。
まとめ
最後に簡単にまとめておきますね。一生モノの英語を身につけるには話すトレーニングをする際に短期記憶と長期記憶を意識したトレーニングをする必要があります。
それは1つがまず実践でどんどんアウトプットすること、そしてできなかったところをインプットして、2つ目が音読を繰り返すことで「体が覚えた」状態へしていくことでした。
理解できたら、このメソッドを実践でどんどん落とし込んでいきましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が一生モノの英語を身につけるには2段階アウトプットが必須でした。それでは、See you around!
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