こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「on cloud nine」というフレーズを聞いたことはありますか?これは英語のイディオムで、大変幸せな状態を表す表現です。今回は、日常生活で使える「on cloud nine」の意味や使い方を、わかりやすく解説していきます。それではまいりましょう。
目次
意味
「on cloud nine」という表現は、「非常に幸せである」または「極度の満足感や喜びを感じている」状態を意味します。このイディオムは、個人が大きな成功を収めたり、何か特別な良いニュースを受け取ったりしたとき、または人生の特別な瞬間や幸せな出来事を経験したときによく使われます。感情の高揚や満足感を表すのに適した表現で、日常会話や文学、メディアなど幅広いコンテキストで用いられます。
使う場面
on cloud nine」は、人が極度の幸福感を体験している状態を表す表現で、日常生活や特別な瞬間における大きな成就や幸せな出来事を指します。このフレーズは、英語圏で広く用いられ、個人の成果や幸せな出来事を祝福する際に特に適しています。以下は、より具体的な使用例です。
成功したとき:
昇進や賞を受賞した時: 仕事での大きなプロジェクトを成功させた後や、業界内での賞を受賞した際に、「I’m on cloud nine after being promoted to manager!」(マネージャーに昇進して、本当に幸せです!)のように表現することができます。
個人的な幸せ:
結婚や赤ちゃんの誕生を祝う時: 大切な人との結婚や、待望の赤ちゃんの誕生など、人生の大きな節目を迎えた時に、「We’re on cloud nine since we got married!」(結婚してからずっと幸せの絶頂です!)のように使います。
意外な良いニュース:
宝くじに当たった時など: 予期せぬ幸運、例えば大金を手に入れた時や、予想外の良い知らせを受けた時に、「I was on cloud nine when I found out I won the lottery!」(宝くじに当たったと知った時、本当に夢のようでした!)と感情を表すのに適しています。
このフレーズは、相手に自分の幸福感や成功を伝えるのに最適で、聞く人にもその喜びを共有するポジティブな影響を与えます。
例文
ロックダウンがついに解除された話をしていて…
最近昇進した同僚について話していて…
長年付き合っていた彼氏からプロポーズされて友人へ…
最高に幸せ!
- “After getting the promotion, I was on cloud nine.” (昇進が決まって、私は大変幸せだった。)
- “They were on cloud nine when they heard about the pregnancy.” (妊娠がわかった時、彼らはとても幸せだった。)
- “Winning the lottery put me on cloud nine.” (宝くじに当たったことで、私は天にも昇る気持ちだった。)
前置詞のonと伴ってon cloud nineという形で文では使われます。身近な単語で意味を言うと、very happyやvery excitedと同じ意味になります。なのでon cloud nineで形容詞的に使うと考えるとわかりやすいかと思います。
語源
「On cloud nine」の語源には複数の説がありますが、最も広く受け入れられているのは、米国の国立気象局が使用していた雲の分類システムに由来するというものです。この分類では、雲は1から9までの数字で分類され、最も高い雲(約10,000メートル)が「雲の9番」とされていました。この最も高い雲を意味する「9番」が、非常に幸せな状態、つまり「天にも昇るような喜び」を象徴する言葉として使われるようになったとされています。
もう一つの説は、仏教の伝承に由来するとするものです。この説によると、「cloud nine」は極楽、つまり仏教における最高の幸福状態を象徴しているとされます。
これらの説は確固たる証拠に基づくものではなく、語源については諸説ありますが、いずれにせよ「on cloud nine」が「非常に幸せな状態」を意味することに変わりはありません。
略語
「On cloud nine」というフレーズには特定の略称はありません。通常、この表現はそのままの形で使われます。イディオムやフレーズは、その意味と響きを保つために通常は省略されません。したがって、「on cloud nine」を使う際は、フレーズ全体を使うのが一般的です。略して使うとその特有の意味やニュアンスが失われてしまう可能性があります。
スラング?
「On cloud nine」はスラングというよりは、イディオム(慣用句)に分類されます。イディオムは言葉の直接的な意味とは異なる、特定の文化や言語における独特の意味を持つ表現です。「On cloud nine」は、文字通りには「9番目の雲の上にいる」という意味ですが、実際には「非常に幸せ」という意味で使われます。
スラングは通常、非公式な文脈で用いられる言葉やフレーズで、特定のグループ内でのみ通用することが多いですが、「on cloud nine」はより広範な文脈で使われるため、一般的なイディオムとして理解されています。また、スラングは時とともに変化しやすいですが、「on cloud nine」は長い期間にわたって一貫した意味を保持しています。
似たような表現
これらのフレーズも、「on cloud nine」と同様に、大きな喜びや幸福感を表すのに使用されます。それぞれの表現は微妙に異なるニュアンスを持っていますが、どれも非常にポジティブな感情を伝えるのに適しています。
Over the moon
意味:非常に幸せ、興奮していることを表す。
- 例文:”He was over the moon when he found out he’d won the trip to Paris.”
- (パリへの旅行が当たったことを知った時、彼は大喜びだった。)
Walking on air
意味:非常に幸せで、浮かれているような状態。
- 例文:”She’s been walking on air since she passed her exams with flying colors.”
- (彼女は成績優秀で試験に合格してから、浮かれている。)
Seventh heaven
意味:「第七天国」と直訳され、非常に幸せな状態を指す。
- 例文:”They were in seventh heaven after the birth of their first child.”
- (第一子の誕生後、彼らは非常に幸せだった。)
関連する語彙とその例文
Ecstatic
非常に幸せで興奮している様子を表す形容詞。
- “She was ecstatic about her new job.”
- (彼女は新しい仕事について興奮していた。)
Jubilant
喜びや幸福感が満ち溢れている様子。
- “The team was jubilant after the victory.”
- (勝利後のチームは大いに喜んでいた。)
Thrilled
非常にわくわくしている、または大喜びしている様子。
-
- “I’m thrilled to be part of this project.”
- (このプロジェクトの一員になれて嬉しい。)
押さえておきたいポイント
- 「on cloud nine」は非常に幸せな状態を表すフレーズ。
- 主に個人的な成就や良いニュースを受けた際に使用される。
- 「Over the moon」や「Walking on air」も同様の意味で使える。
効率的にアウトプットする方法
RYO英会話ジムの業界トップの豊富な50種のアウトプットトレーニングをすると、英語でのコミュニケーションが大幅に改善されます。理由は生徒さんの発言内容を講師がすべてドキュメントに瞬時に文字化して、その後添削まですることで何が不自然で文法的に間違えているのかが一目瞭然となりレッスン内で改善まで持っていくことができます。
合わせて実践レベルに沿った実践コースにて様々なスキルを強化することが可能です。だから英語での会議や外国人の前でも堂々と自信を持って話せるようになっていきます。プラスで音読トレーニングもレッスン外でやることでより効果的に上達します。
今すぐ業界トップのアウトプットトレーニングを体験してみたい方は無料トライアルページをご覧ください。
on cloud nineに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「on cloud nine」は、日常会話であなたの幸せを表現するのに役立つフレーズです。この記事を通して、さまざまなシチュエーションでの使い方をマスターし、英語での表現力を豊かにしましょう。このイディオムを使って、あなたの喜びや幸せを周囲に伝えることができます。どんな小さなことでも、自分の感情を表現するときに「on cloud nine」を活用してみてください。
コメントを残す