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ダルビッシュ有はなぜ英語が話せるようになった?大人の英語上達に学べる5つのこと

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RYO英会話ジム代表: 横田涼

セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務。2019年にRYO英会話ジムを創業。
KLab株式会社で翻訳・通訳を担当後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を歴任。
その後、株式会社Alueにて三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供。

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こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。

「海外に長く住めば、自然と英語が話せるようになる?」

「大人になってからでも英語は伸びる?」

「ダルビッシュ有選手は、どうやってあれだけ英語を話せるようになったの?」

英語を勉強している方なら、気になるテーマではないでしょうか。

ダルビッシュ有選手は、メジャーリーグへ移籍した当初から流暢に英語で記者会見をしていたわけではありません。

移籍当初は通訳を介して取材を受けることが多く、その後少しずつ英語を使う機会を増やしていきました。

そして2019年には、英語で記者対応すること自体を自分の成長につなげようと積極的に挑戦しています。

ESPNの取材を紹介したABC7 Chicagoの記事では、

「もっと英語を話せるようになりたい」

という趣旨の発言もしています。

ただし、ここで一つ注意があります。

現在もダルビッシュ選手は、公式な場面では通訳を使うことがあります。

実際に2025年12月のMLB公式記事でも、通訳を介して今後のキャリアについてコメントしています。

つまり、

「英語が話せるようになった=通訳を一切使わなくなった」

という単純な話ではありません。

むしろダルビッシュ選手の英語習得から学べるのは、

  • 大人になってからでも英語は伸ばせる
  • 完璧になる前から英語を使う
  • 周りの人が使う英語を真似する
  • 自分から英語を使う環境に入る
  • 必要に応じて通訳も使い分ける

という、かなり現実的な英語学習法です。

今回は、英語コーチとしての視点も交えながら、

ダルビッシュ選手の英語上達から、日本人学習者が何を学べるのか

を考えていきます。

結論|ダルビッシュ選手から学べるのは「完璧になる前に使うこと」

最初に結論をいうと、

ダルビッシュ選手の英語習得で特に参考になるのは、

英語が完璧になるまで待たず、とにかく使っていること

だと思います。

多くの日本人学習者は、

「もう少し文法を勉強してから」

「もう少し単語を増やしてから」

「もっと発音が上手になってから」

と考えがちです。

でも、英語は実際に使わないと、

知識として分かる状態から、瞬時に使える状態にはなかなか変わりません。

ダルビッシュ選手も、最初から完璧な英語で記者会見をしていたわけではありません。

間違える可能性があっても、

実際に英語を使う量を増やしていった。

ここが大きいと思います。

ダルビッシュ有選手の英語は最初から流暢だったわけではない

ダルビッシュ選手がMLBへ移籍した当初は、基本的に通訳を介して取材を受ける場面が多くありました。

その後、少しずつ英語を使う機会を増やしていきます。

2015年には、

もっと英語を学ぶ必要がある

という考えを話し、英語を使えるようになればチームメートとのコミュニケーションもしやすくなるという趣旨の発言をしています。

当時の発言については、Sportsnetの記事でも紹介されています。

ここで重要なのは、

MLBに移籍した瞬間から英語が話せたわけではない

ということです。

世界トップクラスのプロスポーツ選手でも、

少しずつ英語を使えるようになっていったわけです。

2017年|あえて通訳なしで英語を使う環境へ

2017年には、ダルビッシュ選手がシカゴ・カブスの球団関係者との約3時間半の面談に、

あえて通訳を連れて行かなかった

ことが報じられています。

AP通信を掲載したKSLの記事によると、その理由について、

英語に関して、自分をより難しい環境に置きたかった

という趣旨の説明をしています。

さらに、約3時間半の面談後にはかなり疲れたことも明かしています。

これは英語学習としてかなり興味深いです。

楽な環境ではなく、あえて英語を使わざるを得ない環境へ入った

からです。

僕自身も海外で約7年間働きましたが、

英語を伸ばすうえで、

「英語を使わなくても何とかなる環境」と「英語を使わないと仕事が進まない環境」

にはかなり差があると感じています。

2019年|英語で記者対応すること自体をトレーニングに

2019年になると、ダルビッシュ選手は英語で記者対応することにも積極的になります。

ESPNの取材を紹介したABC7 Chicagoでは、

もっと英語を話せるようになりたい

一方で、

緊張すると英語が出にくくなる

ということも話しています。

これも英語学習者にはかなり参考になります。

英語力が上がっても、

緊張すると言葉が出なくなる

ことはあります。

これは、

「英語ができない」

というより、

本番で瞬時に英語を取り出す経験がまだ足りない

ということがあります。

だからこそ、

実際に英語を使う。

緊張する。

うまく言えない。

また使う。

この繰り返しが重要です。

現在も通訳を使う|これは「英語力が低い」という意味ではない

ここは旧記事から一番大きく修正した部分です。

2019年当時の記事では、

「通訳が必要なくなった」

という方向で紹介していました。

ただ、現在もダルビッシュ選手は公式な取材などで通訳を使うことがあります。

例えば、2025年7月のMLB公式記事では、シーズン初登板後のコメントを通訳を介して伝えています。

また、2025年12月のMLB公式記事でも、右肘のリハビリや今後の現役生活について通訳を介してコメントしています。

しかし、

通訳を使う=英語が話せない

ではありません。

過去には、Sports Illustratedでも、ダルビッシュ選手の英語力について触れられています。

それでも、

  • 専門的な内容
  • 誤解されたくない発言
  • 記者会見
  • 契約やケガなど重要な話

では、通訳を使うメリットがあります。

これはビジネス英語でも同じです。

英語が話せる人でも、「重要な場面では正確性を優先する」ことがあります。

だから、

「通訳を使った=英語力が低い」

と判断するのは適切ではありません。

ダルビッシュ選手の英語が伸びた理由1|英語を使う量が圧倒的に多い

最も大きいのは、

英語を日常的に使う量

でしょう。

メジャーリーグで生活すれば、

  • チームメート
  • コーチ
  • スタッフ
  • トレーナー
  • 球団関係者

とのコミュニケーションで英語を使います。

ただし、

海外に住んでいるだけでは英語は伸びません。

日本人だけと過ごしていれば、海外にいても日本語中心で生活できます。

ダルビッシュ選手の場合は、

仕事そのものが英語を使う環境

だったことが大きいと思います。

僕自身も海外で約7年間働きましたが、

海外在住者でも、

英語が大きく伸びる人と、何年いてもあまり変わらない人がいました。

違いの一つは、

どれだけ実際に英語を使っているか

だと感じています。

理由2|人が使っている英語を徹底的に真似する

ダルビッシュ選手の英語習得について、特に参考になるのが、

周囲の人が使う英語を真似する

という考え方です。

英語は、単語と文法を頭の中で組み合わせるだけではありません。

実際の会話では、

  • よく使う言い回し
  • 相づち
  • 言葉のつなぎ方
  • イントネーション
  • リズム

があります。

これらは、

実際に英語を話す人を真似することで身につきやすい

です。

僕自身も、英語を身につける過程ではこの方法をかなり使いました。

「自分ならどう英文を作るか」

だけでなく、

「英語を話す人は実際にどう言っているのか」

をそのまま取り入れる。

これは実践英語ではかなり重要です。

理由3|完璧な文法を待たなかった

日本人の英語学習でかなり多いのが、

文法的に正しい英文を作ってから話そうとする

ことです。

もちろん文法は必要です。

特に仕事で複雑な説明をするなら、

中学レベルを中心とした基本文法はかなり重要です。

ただ、

文法知識が増えることと、英語が瞬時に出ることは別

です。

例えば、

I went there yesterday.

という英文を作るために、

「goの過去形だからwentで……」

と毎回考えていたら、会話は止まってしまいます。

最終的には、

考えなくても口から出る状態

を作る必要があります。

そのために必要なのがアウトプットです。

理由4|英語を使うこと自体を「練習」にした

ダルビッシュ選手の例で特に面白いのが、

英語の勉強時間と、英語を使う時間を分けすぎていない

ことです。

記者対応。

球団との面談。

チームメートとの会話。

こうした実際の場面そのものを、

英語を伸ばす機会として使っています。

これは一般の英語学習者にもできます。

例えば、

  • 英会話レッスン
  • 外国人との仕事
  • 英語会議
  • 英語プレゼン
  • 海外旅行

で、

「完璧になってから使う」

のではなく、

使いながら覚える

という考え方です。

「海外に住めば英語が話せる」は半分正しく、半分間違い

ダルビッシュ選手の英語を見ると、

「やっぱり海外に長く住めば話せるようになるんだ」

と思うかもしれません。

でも僕は、

海外に住んだ期間より、英語を使った量の方が重要

だと思っています。

僕自身も海外で長く働きましたが、

海外在住の日本人でも、

  • 英語がかなり伸びる人
  • 何年いてもあまり変わらない人

がいました。

海外に10年いても日本語だけで生活する人より、

日本にいながら毎日英語で話している人の方が伸びる可能性もあります。

ダルビッシュ選手から学ぶ「大人の英語上達法」

ここまでを英語学習者向けに整理すると、

かなりシンプルです。

大人が英語を伸ばす5つのポイント
  1. 基礎文法・語彙を身につける
  2. 英語を大量に聞く
  3. 実際に使われている表現を真似する
  4. 完璧になる前から話す
  5. 英語を使わざるを得ない環境を作る

特に、

「勉強する→いつか話す」ではなく、「勉強する→すぐ使う」

に変えることが重要です。

日本にいながら同じ環境を作るには?

もちろん、

ダルビッシュ選手のように毎日アメリカ人チームメートと過ごす環境は、普通の人にはありません。

でも似た仕組みは作れます。

例えば、

  • 週3〜5回英会話する
  • 毎日5分音読する
  • 仕事について英語で話す
  • 覚えた表現を次のレッスンで必ず使う
  • 自分の発言を添削してもらう

などです。

重要なのは、

英語に触れる時間だけでなく、自分が英語を作って口から出す時間を増やすこと

です。

動画を見るだけ。

単語帳を見るだけ。

リスニングするだけ。

では、自分から話す能力はなかなか伸びません。

英会話では「真似→使う→修正」のサイクルが強い

ダルビッシュ選手の英語習得を見ていて、

僕が特に参考になると思うのが、

真似すること

です。

例えば誰かが、

That makes sense.

と言っていたとします。

意味を調べて終わりではなく、

自分でも次の会話で使う。

もし使い方がおかしければ、修正してもらう。

そしてまた使う。

つまり、

真似する → 使う → 修正する → また使う

です。

RYO英会話ジムでも、

話す → 添削 → もう一度話す

という流れを重視しています。

理由は同じです。

知っているだけでは、

本番ではなかなか出てこないからです。

大人になってからでも発音は伸ばせる?

ダルビッシュ選手の英語で印象的なのは、

発音やイントネーション

です。

長くアメリカで生活し、日常的に英語を聞いて使っているため、

英語らしいリズムがかなり身についています。

これは、

「大人になったら発音はもう変わらない」

とは限らないことを示す一例だと思います。

ただし、

ネイティブと全く同じ発音を目指す必要はありません。

重要なのは、

  • 相手に伝わる
  • 聞き返されにくい
  • 自分も英語の音を聞き取れる

状態です。

発音練習は、

話すためだけでなくリスニングにも役立ちます。

英語が話せても通訳を使うのはおかしい?

いいえ。

ここはダルビッシュ選手の現在の姿からも学べるポイントです。

英語で日常的にコミュニケーションできても、

重要な場面では通訳を使う

ことがあります。

例えば、

  • 医療
  • 契約
  • 法律
  • 正式な会見
  • センシティブな発言

などです。

これは英語力の問題だけではなく、

誤解を避けるためのリスク管理

でもあります。

ビジネスでも、

「英語で話せるから全部自分でやらなければ」

と考える必要はありません。

必要なところでは通訳や翻訳を使い、

自分で話した方がいいところでは自分で話す。

この使い分けでいいと思います。

ダルビッシュ選手の英語から学べる一番大切なこと

僕が一番参考になると思うのは、

「英語が完璧になったから話し始めたわけではない」

という点です。

むしろ、

英語を使う。

うまく言えない。

疲れる。

緊張する。

それでもまた使う。

この繰り返しです。

これは、英語学習者なら誰でも同じです。

英語が話せる人を見ると、

「この人は才能がある」

と思ってしまうことがあります。

でも実際には、

大量に英語を使った結果、自然に出てくる表現が増えている

ことも多いです。

英語学習についてよくある質問

海外に住めば英語は自然に話せますか?

海外にいるだけでは保証されません。

英語をどのくらい実際に使うかが重要です。

文法が苦手でも英会話はできますか?

簡単な日常会話なら、よく使う表現を覚えることである程度コミュニケーションできます。

ただ、複雑な意見や仕事の説明には基本文法が必要です。

人の英語を真似するのは効果がありますか?

かなりおすすめです。

単語だけでなく、フレーズ・リズム・イントネーションまでまとめて真似すると、実際の会話で使いやすくなります。

英語を話すと緊張して言葉が出なくなります

珍しいことではありません。

ダルビッシュ選手も2019年のESPNの取材で、緊張すると英語が詰まりやすいという趣旨の発言をしています。

練習だけでなく、本番に近い状況で話す経験を増やすことが大切です。

毎日どのくらい話せばいいですか?

長時間でなくても構いません。

5分でも10分でも、

自分から英文を作って口から出す時間

を毎日作る方が重要です。

通訳を使うと英語は上達しませんか?

使い方次第です。

すべて通訳任せにするのではなく、

普段は自分で英語を使い、重要な場面では正確性のために通訳を使う

という方法もあります。

まとめ|英語は「勉強してから話す」のではなく「話しながら伸ばす」

ダルビッシュ有選手の英語習得を見ると、

英語上達には特別な裏技があるわけではないことが分かります。

  • 大量に英語を聞く
  • 周りの人の表現を真似する
  • 完璧でなくても英語を使う
  • あえて英語を使う環境に入る
  • 何度も繰り返す

という、かなり地道な方法です。

そしてもう一つ大事なのが、

英語が話せるようになっても、必要な場面では通訳を使っていい

ということです。

英語学習の目的は、

「通訳を一生使わないこと」

でも、

「ネイティブと同じ英語を話すこと」

でもありません。

自分が必要な場面で、英語を使ってコミュニケーションできること。

そこが大切です。

僕自身も海外で約7年間働きましたが、

英語力が伸びた一番大きな理由は、

勉強時間より、実際に英語を使った時間

だったと感じています。

だから、

「まだ英語力が足りないから話せない」

と思っている方には、

今持っている英語で、まず話してみる

ことをおすすめします。

うまく言えなかったら、

その表現を調べる。

添削してもらう。

そして次にまた使う。

使う → 失敗する → 直す → また使う。

この繰り返しが、

「知っている英語」を「使える英語」へ変えていきます。

それでは、See you around!

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