こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は、英語を流暢に話すために知っておくべき8つのコツについてお話します。この記事を読めば、流暢に話すためのマインドセットを学ぶことができます。それでは、まいりましょう。
目次
日本語のレベルで考えないこと
英語を初めてまだ浅い方は、英語を話すときに必ず毎回日本語から考えて、それを英語に訳すことをします。この作業自体は、英語を始めたばかりだと当たり前なのですが、1つ認識を変える必要があります。それは考える日本語レベルをぐーんと下げて英語に訳すことです。なぜならネイティブの日本語レベルで、英語を考えること自体かなり無謀な作業しているからです。
ネイティブの日本語を直訳するということは、それだけ英訳するときに、語彙力が豊富でないといけません。例えば「彼女は魅力的ですね。」と言いたくて、「魅力的」が分からなければ、そこで止まってしまいます。なのでもっと日本語のレベルを下げましょう。日本語で言いたいことが100%伝わらなくてもいいです。言いたいことの周辺で言うことが、英語初心者にとってもっとも大事なことになります。
彼女が魅力的ということは、たくさんの人に好かれる要素があります。では”Everybody will like her.”「みんな彼女のことが好きになるだろう。」でOKです。これぐらいの簡単な単語なら、なんだか言えそうではないですか。初めの段階で言いたいことを100%伝えるのは無理です。諦めてください。なので小学生レベルの日本語で英訳して、簡単な単語で伝えてみましょう。そうすれば言いたいことが意外とスラスラ出てくる自分に気づくでしょう。
勉強よりもとにかく話す機会を作ること
今まで英語学習を始める方をたくさん見てきて思ったのが、まず卓上の勉強してしまうことです。教材をいくつか揃えて、さぁ、机に向き合って英会話の練習!って、このやり方は、ひじょーに非効率的です。なぜなら英語を話せるようになるためには、まず話さないといけないからです。私たち日本人はすでに英語を中学校から高校、長い場合だと大学と大学院に至るまでやってきています。なので、ある程度の基礎力が着いているんです。だから、卓上の勉強をするのではなく、まず話す機会を作って、実践で英語を話す感覚を身に着けていきましょう。
英語が流暢に話せるようになるためには、卓上の勉強が必要なのではなく、実践の場で英語を話して、間違えて、それを正していくことがもっとも重要です。だけど、われわれ日本人は、テスト勉強のための英語勉強しかしてこなかったので、ついつい実践英語のときも、卓上の勉強をすれば、英語が話せるようになると勘違いしてしまいがちです。
卓上の勉強よりもまず話す機会をどんどん作っていきましょう。ツールは、英会話カフェ、オンライン英会話や、言語交換サイト、外国人がよくいる出会い系アプリTinderなど、あまりお金を使わずに、英語を話す機会は求めれば、たくさんあります。そういうところで英語を話す機会をどんどん作っていくことが、流暢に話せるようになるための大切なマインドです。
文法のことを意識しすぎないこと
上手く話したいと思いすぎると、文法のことをついつい話している最中でも考えてしまうことがあります。でもそれ自分を苦しめるだけです!会話でもっとも大事な要素は、テンポです。テンポを完全に無視して、文法のことをばかり考えて話していると、会話の空気や流れが読みにくくなります。そうなると、相手も楽しくありませんし、イライラしてしまいます。なので、英語への抵抗感がある程度なくなるまでは、とにかく文法のことは意識せずに言いたいことをできるだけ伝えること、聞くことに集中してください。
そうすることで、ブロークン英語であってもコミュニケーションの質は一気に上がります。ある程度話すのに慣れてきたら、そこで文法をある程度意識しながら、少しずつ正しい英語に改善していくことをオススメします。
ミスして当たり前!恥ずかしさや恐れと向き合うこと
英語を話し始めたころは、必ずこの2つの感情に向き合うことになります。恥ずかしさは、日本語レベルと英語レベルが違いすぎることで起こるギャップによって生じるものです。日本語ではもちろん、ネイティブレベルですが、英語を話すと途端に幼稚園レベルの英語になって、コミニケーションレベルが低い人に格付けされるかのような気分になったりします。そして、恐れです。この恐れはミスをすることに対して起きる恐怖です。
「こう言ったら、もしかして相手に変にとられるかも。」や、「こう表現してみて、通じなかったらどうしよう。」と感じて、なかなか英語で自分の言いたいことを発言できないのです。私もその一人でした。海外で働き始めたころは、その恐れが強すぎて積極的に英語で発言をして意見を相手に伝えることができませんでした。ただあるときから、「発言して、間違えて、その間違いを今後に活かそう」とひしひしと感じざる終えなくなりました。なぜなら話さないと一向に英語のレベルは上がらないからです。
発言するのに、3秒以上かかったって、話す間をできたり、ブロークンでも、どんどん発言して、間違いに気づき、そこから改善していくことが大事なんです。恐れずに恥ずかしがらずに、どんどん発話する勇気を持ちましょう。
ブロークンでも英語で発言したことをプラス評価する
「間違えたくない、なるべく綺麗な英語で話したい」という意識が強すぎると、間違えたときにネガティブな感情を感じやすくなります。そうすると、発言すること自体がハードルの高いものになってしまい、英語を話すことが楽しくなくなってしまう病に陥ってしまいます。そうではなく「間違えてもいいから、発言することに価値がある」と考えてください。なぜなら、間違えることが、上達の最大の秘訣だからです。間違えるためには、発言をどんどんしないといけません。だから発言する度に、英語上達の一歩を踏んでいることにプラスの評価を自分にしてあげてください。そうすることで、発言することに対して、もっと気持ちが楽になります。
完璧な英語なんてない
世界中で今、英語が頻繁に使われています。日本にいると、英語イコールネイティブ英語というイメージがこびりついていますが、海外に出てみると、本当に様々な国の人たちが英語を話しています。非ネイティブスピーカーは全体の80%と言われるぐらい多いのです。僕が住んでいるコンドミナムで、イタリア人や、ベトナム人、シンガーポール人、台湾人など様々な人と話す機会がありますが、みんな完璧な英語は話せません。
文法だってオリジナル、発音だってオリジナルです。だけど、みんな「伝わる英語」を話しています。そういう現実を考えたときに、私たち日本人は英語の発音や文法を完璧に話そうとしすぎる傾向があります。それがダメとは言いませんが、そこにこだわる必要は全くありません。第二言語として英語を話す上で、まず目指すところは、「伝わる英語」を身につけることです。
日常に英語を取り入れる工夫をする
英語学習を始めるにあたって、張り切って色々な教材を買って、1日2時間しようとか、オンライン英会話レッスンを毎日受けようとか、頑張るのはとても素晴らしいことだと思います。しかし、いままで英語とまったく触れていなかった人が、一気にそこまでハードルをあげてしまうと、どこかでエンジンがストップしてしまう可能性は大変高いです。なので、時間や物の量に意識を向けるのではなく、日々の日常の中で、できるだけ自然な形で英語に触れられる環境を作るのがベストだと考えています。
きっかけ作りは、なんでもいいんです。例えば、携帯の言語を英語にしてみるのはどうですか?それだと、必ず嫌でも英語に触れる機会が毎日あります。最初は慣れないと思いますが、携帯に表示される英語は、難しくないので数日すれば読むのに慣れてくるでしょう。あと自分の趣味の中に英語を取り入れるのはどうですか?小説を読むのが好きであれば、英語の小説の本を1冊だけ、ある程度時間をかけて少しずつ読むのもいいと思います。それだけでも、かなり英語力がつきます。私の場合であれば、お笑いが好きだったり、英文法に興味があるのでそれらに英語を取り入れています。お笑いであれば、海外(アメリカやイギリズ)のお笑い番組をみたり、英文法であれば、あえて英語で書かれた英文法の記事を読んだりします。
ポイントは、自分が普段自然にやっている、または当たり前にやっていることの中に英語を取り入れることです。それが、英語学習を習慣化させる一つのコツです。そうすると、そもそも興味のある分野なので、少々英語が難しく感じても、なんとかやってみようと思えるものです。
英語を上達するために必要なのはこれだけ!
僕自身、英語をすでに10年ほど話しています。今では、ネイティブとも、英語を第二言語として話す人とも、まったく不自由なく楽しく会話をすることができます。なぜそこまで上達できたのか?それは、ある一つのフローを固守したからです。
それは、「話す」→「間違える」→「直す」→「改善する」を繰り返し続けたからです。とにかく、話しまくる。そして、その中で、間違えに気づかせてもらい、また気づき、自分で意識して直して、改善していくのです。世間では、聞くだけでペラペラ英語が話せるようになるなんていう広告文句を歌っているところもありますが、僕からしたら、詐欺もいいところです。
なんでもそうですが、上達に近道はありません。仕事だって、まず行動して、ミスして、直して、改善していきますよね。それと英語もまったく同じです。このフローをしっかりと守りながら英会話を楽しめば、あなたも必ず流暢に英語が話せるようになります!
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少し長かったですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これから英語を始めるなら、この8つの心得を意識して、忘れそうになったら、また思い出しながら効率よく楽しんで学んでいきましょう!それでは、See you next time!
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