こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
英語を勉強していると、
つい、
他人の英語力と自分を比べてしまうことがあります。
「あの人、同じ時期に始めたのに自分より話せる」
「自分より発音がきれいだな」
「TOEICは同じくらいなのに、なんであんなにスラスラ話せるんだろう」
「自分は全然伸びていない気がする」
こんなふうに感じたことはありませんか?
僕自身、
かなりあります。
僕も英語が上手な人を見ると、普通に劣等感を感じていた
英語を本格的に学び始めたころだけではありません。
ある程度話せるようになってからも、
自分より英語が上手な人を見ると、
「自分はまだまだだな」
と感じることがありました。
- 1 特に通訳の仕事をしていたころは比較しやすかった
- 2 自分との違いがよく見えた
- 3 正直、劣等感もあった
- 4 特に「自分より上の人」と比べやすい
- 5 だから「比較しないようにしよう」は難しい
- 6 発音はすぐ分かる
- 7 流暢さも分かりやすい
- 8 語彙も分かる
- 9 ① 自分を下げる比較
- 10 ② 学ぶための比較
- 11 例えば
- 12 頭の中では
- 13 そこで一度
- 14 感情そのものと、自分を分ける
- 15 「比較するなんて最低だ」
- 16 二重に苦しくなる
- 17 これでは学習に戻れない
- 18 僕ならもっとシンプルに考える
- 19 例えば
- 20 具体的にする
- 21 さらに
- 22 あるいは
- 23 通訳時代の同僚を見て
- 24 でも途中から
- 25 例えば相手が
- 26 自分なら
- 27 なら
- 28 相手には相手の背景がある
- 29 条件が違う
- 30 もちろん差はある
- 31 見るべきは
- 32 英語が上手な人を見た
- 33 一つだけ
- 34 最後は自分へ戻る
- 35 例えば
- 36 他人はコントロールできない
- 37 でも自分の行動は変えられる
- 38 例えば
- 39 これでは比較がマイナスになる
- 40 または
- 41 または
- 42 YouTube
- 43 英語が上手い人が大量に出てくる
- 44 その人の全部は見えない
- 45 でも本当に知りたいのは
- 46 自分より話せない人を見る
- 47 一時的には気分がよくなる
- 48 どれも使い方次第
- 49 「あの人には負けたくない」
- 50 でも
- 51 ただし
- 52 ① 今、何に反応した?
- 53 ② その人と自分の条件は同じ?
- 54 ③ その人の何を真似できる?
- 55 ④ 1ヶ月前の自分と比べたら?
- 56 ⑤ 今日何をする?
- 57 そして劣等感もあった
- 58 むしろ
- 59 例えば
- 60 今:
- 61 以前:
- 62 今:
- 63 以前:
- 64 今:
- 65 TOEICが同じでも
- 66 ① 比較していることに気づく
- 67 ② 比較する自分を責めない
- 68 ③ 何が羨ましいのか具体的にする
- 69 ④ 一つだけ盗む
- 70 ⑤ 最後は過去の自分と比べる
- 71 昔
- 72 今
特に通訳の仕事をしていたころは比較しやすかった
当時、
英語環境で長く育った同僚がいました。
発音。
表現。
反応速度。
自然な言い回し。
かなりレベルが高かったんです。
自分との違いがよく見えた
僕は、
20代前半から本格的に英語を学び直したタイプです。
一方、
相手には、
長い英語環境での経験がある。
背景が違うと分かっていても、
同じ職場で英語を使っていると、
どうしても比べます。
正直、劣等感もあった
「あんなふうに自然に話せたらな」
「自分の英語、まだ固いな」
「全然レベルが違うな」
と思いました。
でも、
この経験から学んだことがあります。
比較そのものをなくす必要はない。
問題なのは、
比較したあとに何をするか
なんです。
結論|英語力を比較してしまうこと自体は問題ではない
最初に、
一番伝えたいことです。
他人と比較してしまったからといって、
「自分は性格が悪い」
「こんなこと考えちゃダメだ」
と思う必要はありません。
人はそもそも他人と比較する
心理学には、
social comparison theory(社会的比較理論)
という考え方があります。
人は自分の能力や態度を評価するとき、他人との比較を使うことがあるとされています。
特に「自分より上の人」と比べやすい
長年の研究をまとめたメタ分析でも、人は自分より優れていると感じる相手へ向かう「上方比較」をする傾向があり、その結果、自分の能力についてネガティブな感情が生まれることがあると報告されています。
だから「比較しないようにしよう」は難しい
英語を学んでいる以上、
他人の英語を聞きます。
上手な人にも会います。
SNSを見れば、
流暢に英語を話す人も大量にいます。
比較を完全にゼロにするより、
比較したあとに自分をどう戻すか
を学んだほうが現実的です。
英語学習で比較が苦しくなりやすい理由
特に英語は、
他人との差が見えやすいです。
発音はすぐ分かる
話し始めた瞬間、
「あ、この人かなり上手い」
と感じます。
流暢さも分かりやすい
自分:
“Umm… I think… maybe…”
相手:
“I think the main issue is…”
と、
スムーズに出てくる。
語彙も分かる
自分が知らない表現を、
普通に使っている。
だから「自分の不足」が一気に見える
英語は、
勉強時間そのものより、
実際に話した瞬間の差が目立ちます。
だから、
比較から劣等感につながりやすいんです。
でも、比較には2つの使い方がある
僕なら、
比較を、
この2つに分けます。
① 自分を下げる比較
「あの人は上手い」
↓
「自分はダメだ」
↓
「才能がない」
↓
「もう嫌だ」
② 学ぶための比較
「あの人は上手い」
↓
「何が違う?」
↓
「使っている表現?」
↓
「反応速度?」
↓
「話す量?」
↓
「一つ真似してみよう」
同じ比較でも、最後が違う
一つは、
自己評価で終わる。
もう一つは、
行動につながる。
僕は、
ここをかなり意識するようになりました。
STEP1|まず「今、比較している」と気づく
比較しているとき、
意外と自覚がありません。
例えば
誰かの英語を聞く。
↓
モヤモヤする。
頭の中では
「発音いいな」
「自分より若いのに」
「なんであんなに話せるんだ」
となっている。
そこで一度
「あ、今この人と自分を比較してるな」
と気づきます。
気づくだけで少し距離ができる
「自分はダメだ」
と完全に飲み込まれている状態と、
「今、自分はそう感じている」
では、
少し違います。
感情そのものと、自分を分ける
「劣等感を感じている」
のと、
「自分は劣っている」
は、
同じではありません。
STEP2|比較した自分を責めない
昔の記事では、
「比較する自分を受け入れる」
「自分を許す」
という表現をしていました。
この考え方は、
今でも大切だと思っています。
「比較するなんて最低だ」
と思うと、
今度は、
比較している自分を責め始めます。
二重に苦しくなる
① 英語力の比較で落ち込む
↓
② 落ち込んでいる自分まで責める
これでは学習に戻れない
だから、
僕なら、
「まあ、そりゃ比べるよな」
くらいに考えます。
英語学習では「自分への厳しさ」が強すぎることがある
最近の研究では、self-compassion(自分に対して過度に批判的にならず、自分の困難を受け止める姿勢)と英語学習不安との関連も研究されています。
2026年に中国の大学生1,287人を対象にした研究では、self-compassionが高いほど英語学習不安が低い傾向が報告されました。ただし、これは相関を含む質問紙研究なので、「self-compassionを持てば必ず不安が消える」とまでは言えません。
僕ならもっとシンプルに考える
「今はまだできない」
と、
「自分には能力がない」
を分ける。
これだけでも、
かなり違います。
STEP3|「何が羨ましいのか」を具体的にする
ここから、
比較を学習材料に変えます。
例えば
「あの人の英語うまいな」
では、
まだ曖昧です。
具体的にする
何が上手い?
発音?
語彙?
流暢さ?
文法?
説明力?
質問力?
相手との関係づくり?
ユーモア?
「上手い」を分解すると、自分が欲しいものが見える
例えば、
「発音が羨ましい」
と思った。
さらに
何が違う?
音?
リズム?
イントネーション?
あるいは
「話すスピードが羨ましい」
なら、
よく使うフレーズがまとまりで出ているのかもしれない。
比較対象を「先生」に変える
これが、
僕自身かなり役立った考え方です。
通訳時代の同僚を見て
最初は、
「自分とはレベルが違う」
と感じていました。
でも途中から
「今の表現いいな」
「なんでそこでその言葉が出るんだろう?」
「自分ならどう言っていた?」
という見方をするようになりました。
比較から「観察」へ変える
これができると、
劣等感だけで終わらなくなります。
例えば相手が
“That’s a good point, but I see it a little differently.”
と言った。
自分なら
“I don’t agree.”
しか言えなかった。
なら
「あ、この言い方使えるな」
となる。
相手そのものになろうとしなくていい
ここも、
かなり重要です。
相手には相手の背景がある
海外経験。
学習開始年齢。
仕事。
友人関係。
性格。
勉強時間。
これまで使ってきた英語量。
条件が違う
だから、
「同じ英語力でなければおかしい」
とは言えません。
僕と英語環境で育った人を単純比較しても条件が違う
これは、
後になってかなり実感しました。
もちろん差はある
でも、
その差を見て、
「自分には無理」
と結論づけても意味がない。
見るべきは
今の自分が取り入れられるものは何か?
です。
STEP4|比較したら「1つだけ盗む」
ここから、
かなり実践的です。
英語が上手な人を見た
全部真似しようとしない。
一つだけ
今日、
何を盗む?
と考えます。
例えば発音なら
「この単語の発音だけ」。
フレーズなら
“That makes sense.”
を次回使う。
話し方なら
「結論から言う」
を真似する。
質問力なら
“What makes you say that?”
を使う。
一つなら実行できる
比較が、
学習計画へ変わります。
STEP5|他人との比較から「過去の自分との比較」へ戻る
他人を見ることは、
学びになります。
でも、
成長を確認するときまで、
毎回他人を基準にすると、
苦しくなりやすいです。
最後は自分へ戻る
1ヶ月前より、
長く話せる?
以前より、
聞き返せる?
使えるフレーズが増えた?
同じミスが減った?
会話中の沈黙が短くなった?
僕なら「英語力」を細かく見る
「英語が上手くなった?」
だけだと、
分かりにくいです。
例えば
発話量
30秒→1分。
文法
過去形ミスが減った。
語彙
仕事の表現が5つ増えた。
リスニング
聞き返す回数が減った。
コミュニケーション
質問できるようになった。
比較するなら「昨日の自分」と比べる
よく言われる表現ですが、
実際かなり大切です。
他人はコントロールできない
相手が、
明日さらに英語が伸びるかもしれない。
でも自分の行動は変えられる
今日は、
10分音読する。
一つ表現を使う。
昨日言えなかった英語を直す。
これは、
自分で決められます。
英語学習で危険なのは「比較→行動停止」
比較そのものより、
こちらが問題です。
例えば
SNSで、
英語が上手い人を見る。
↓
「自分は全然ダメ」
↓
勉強する気がなくなる。
↓
英語から離れる。
これでは比較がマイナスになる
だから、
僕ならルールを作ります。
比較したら必ず「次の行動」を一つ決める
例えば、
「あの人、質問が上手いな」
↓
今日は、
英語で3回質問する。
または
「あの人、表現が自然だな」
↓
今日気になったフレーズを1つメモ。
または
「発音きれいだな」
↓
1文だけ真似して録音。
比較を行動に変えれば、そこで終わらない
これが、
僕の中ではかなり大きかったです。
SNSの英語学習は比較を強めやすい
今は、
昔より比較する材料が多いですよね。
YouTube
Instagram。
TikTok。
X。
英語が上手い人が大量に出てくる
しかも、
基本的には、
「うまくいった瞬間」
が見えます。
その人の全部は見えない
何年勉強した?
何時間使った?
どんな環境だった?
何回失敗した?
こういう部分は、
見えないことが多いです。
「結果」だけ比較しない
例えば、
流暢な動画を見て、
「自分はダメ」
となる。
でも本当に知りたいのは
その人は、
何をやった?
どれくらい続けた?
どんな環境で話した?
です。
結果ではなく「プロセス」を見る
これは、
かなりおすすめです。
「自分より下の人」を見て安心する必要もない
比較には、
「自分より上」
だけではありません。
自分より話せない人を見る
↓
「自分のほうができる」
と安心。
一時的には気分がよくなる
でも、
それだけでは、
英語は伸びません。
比較の目的を「自己評価」から「学習」に変える
上手い人を見る。
↓
学ぶ。
初心者を見る。
↓
自分の成長を確認する。
昔の自分を見る。
↓
前進を確認する。
どれも使い方次第
比較自体に、
善悪があるわけではありません。
自分と同じくらいの人は「ライバル」ではなく仲間にもなる
英語学習をしていると、
同じレベルくらいの人が、
一番気になることがあります。
「あの人には負けたくない」
と思うこともある。
でも
一緒に練習する。
教材を共有する。
英語で話す。
おすすめの勉強法を交換する。
こともできます。
良い意味で競争を使う
例えば、
「今週はどっちが多く英語を話した?」
くらいなら、
モチベーションになることもあります。
ただし
「相手より上か下か」
だけが目的になると、
疲れます。
僕なら「相手を超える」ではなく「相手から学ぶ」
こちらを選びます。
比較したときに使える5つの質問
今、
誰かの英語を見て、
劣等感を感じた。
そんなときは、
この5つを自分に聞いてみてください。
① 今、何に反応した?
発音?
語彙?
流暢さ?
② その人と自分の条件は同じ?
学習歴。
海外経験。
仕事。
使用時間。
③ その人の何を真似できる?
一つだけ。
④ 1ヶ月前の自分と比べたら?
何か改善している?
⑤ 今日何をする?
具体的な一つの行動。
これだけで比較の方向が変わる
「自分はダメ」
で終わらず、
「じゃあ今日はこれをやろう」
へ戻れます。
英語が上手な人を見ると落ち込む人へ
僕自身も、
英語が上手な人を見て、
何度も、
「いいな」
「自分もああなりたい」
と思いました。
そして劣等感もあった
これは、
別に消す必要はなかったと思っています。
むしろ
その気持ちが、
「自分ももっと上手くなりたい」
というエネルギーになったこともあります。
ただし、自分を傷つけるためには使わない
「あの人はできる」
↓
「だから自分はダメ」
ではなく、
「あの人はできる」
↓
「自分もここを伸ばしたい」
へ。
比較を「憧れ」に変える
この感覚が、
僕にはかなり合っていました。
RYO英会話ジムでも「他人との順位」より本人の変化を見る
現在、
英語を指導するときも、
「他の生徒さんより上」
という見方より、
本人が以前と比べてどう変わったか
を見ることを大切にしています。
例えば
以前:
質問されても一文。
今:
理由+具体例まで話せる。
以前:
過去形を何度も間違える。
今:
ほとんど自分で修正できる。
以前:
言えなかったら沈黙。
今:
別の簡単な英語へ言い換えられる。
こういう変化が「本当の進歩」
英語力は、
一つの点数だけでは測れません。
TOEICが同じでも
Aさん:
聞くのが得意。
Bさん:
話すのが得意。
Cさん:
仕事のプレゼンが得意。
ということがあります。
だから単純な「上・下」で見ると情報が減る
「あの人のほうが英語が上手い」
ではなく、
「あの人は何が上手い?」
まで見る。
これだけでも、
比較がかなり建設的になります。
まとめ|英語力を比較して落ち込んだら「評価」ではなく「観察」に変える
最後にまとめます。
① 比較していることに気づく
「今、自分は比べている」
と確認します。
② 比較する自分を責めない
比較そのものは、
人間にとって珍しいことではありません。
③ 何が羨ましいのか具体的にする
「英語が上手い」
ではなく、
発音?
流暢さ?
表現?
説明力?
と分解します。
④ 一つだけ盗む
相手の良いところを、
次の自分の行動へ変えます。
⑤ 最後は過去の自分と比べる
自分の成長は、
自分の変化で確認します。
僕自身、比較をやめられたわけではない
今でも、
「この人の英語いいな」
と思うことはあります。
でも、
昔とは少し違います。
昔
「この人は上手い」
↓
「自分はまだダメだ」
今
「この人は上手い」
↓
「何がいいんだろう?」
↓
「これ使ってみよう」
に変わりました。
比較は「自分の価値を決めるもの」ではなく「次の課題を見つけるもの」
この使い方なら、
比較も、
英語学習の味方になります。
もし、
誰かの英語を聞いて、
悔しい。
羨ましい。
自分はダメだ。
と感じたら、
その感情を無理に消そうとしなくて大丈夫です。
一度、
「自分は何を羨ましいと思ったんだろう?」
と見てみてください。
そこに、
今の自分が次に伸ばしたい英語力
が隠れているかもしれません。
比較して落ち込むだけで終わるのではなく、
観察する。
一つ学ぶ。
そして、
自分の英語で試す。
その繰り返しによって、
劣等感は、
少しずつ、
自分を前に進める材料
へ変えていけます。








































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