こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は「英語を話したあとに感じる疲労は成長の証」というテーマでお話しします。英語を流暢に話すようになるためには、誰もがこの道を通りますが、なぜ話した後に疲れを感じるのか、そしてその疲労がどのようにあなたの成長に繋がっていくのかを解説します。この記事を通じて、あなたの英語学習がさらに効果的になることを願っています。それでは、早速始めましょう。
このアプローチでは、成長を示す具体的な兆候として「疲労」をロジカルに解釈し、その意味を深掘りすることで、学習者が直面する自然な感覚が実際にはポジティブな進展であることを説得力を持って伝えています。読者に共感を抱かせつつ、学びの過程を前向きに捉える手助けをする内容になっています。
話すトレーニングをすると脳はめちゃくちゃ疲れる
話すトレーニングをすると脳はとても疲れます。なぜなら英語脳はまだあまり開発されていないからです。
例えば一日に数時間レベルである一定の期間に集中的に話す訓練をするように、たくさん英会話レッスンを受講された方や実践的に英語をアウトプットした経験のある人のみ実感できることですが、話すトレーニングをした後にエネルギーを一気に吸い取られたような疲れを感じることです。
実際に、以前、実践形式のビジネス英語研修を大手企業様向けに提供していたとき、生徒さん全員がみんな口を揃えて「最初の2週間は普段の仕事より数倍疲れます!」とよく言っていました。一日8時間缶詰状態で、復習も含めて毎日英語のアウトプットを2〜3ヶ月ほどします。
レベルとしてはTOEIC500点ほどの研修生で、研修が終わる頃には見違えるような英語力になっていました。
僕も今では気持ちよく英語を流暢に話すことができますが、最初のころは僕もそれを経験しました。ひどいときには、そのあともうやる気が起こらないぐらいエネルギーが消費されます(笑)もうぐったりな感じになります。なぜなら僕もその当時、インプットはたくさんやってきたものの英語で話すということはやっていなかったからです。
具体的には1年ぐらいは、ほぼ一日中英語で話して、考えるという環境に自分をおきました。当時教材作成の部長をやっていて、部下がアメリカ人とインド人でした。英語で指示して、英語で会議して、また作成内容も間違いなど説明する必要がありました。
そして家では当時付き合っていた方が外国人でしたので、朝から晩まで英語でした。さらに毎日50分の英会話レッスンもやっていました。だからもうヘトヘトだったのを覚えています。
ではなぜ疲れるのでしょうか。具体的には自分が話したいことや思ったイメージが瞬時にすべて日本語化されています。しかし英語の場合、もともとイメージが直接英語化されずに一旦日本語を介して英語へ行きます。この状態は頭に日本語脳しかない状態なのです。
だから英語脳がないものだから、スペックが追いつかずかなり疲れるという症状ができます。
簡単にいえば普段使わない脳を使っているからです。もう少し具体的に言いますと、英語回路ができる過程や口に自然で正しい形で英語が定着する過程によく起こります。その変化を受け入れるために脳がフル活動します。だから話したあとに枯葉のように疲れ果てるのです(悲)
母国語の場合は超省エネ
一方で母国語、日本語はどうでしょうか。もちろん話す際に疲れを感じることはまずありませんね。なぜならそれは日本語脳がすでに幼少期のころにできており、話す上でも口にスムーズに定着しきっているので、脳はフル活動する必要はないのです。だから母国語を話す際は、超省エネ化されているのです。
英語省エネ化を早める実践トレーニングの効果
では、どうすればその省エネ化の状態へ持っていけるのでしょうか。シンプルに答えはとにかく英語にたくさん触れることです。なぜなら練習量が多ければ多いほど英語脳が発達するからです。
もう少し具体的にいうと以下の通りとなります。
- 英語を聞いて瞬時に理解できるようになること
- 英語でのアウトプットをたくさんすること
- 話して改善して口に自然に定着させること
この3つが英会話の省エネ化につながります。1に関しては、特に音読トレーニングが効果的なので、英語脳を作るのにぜひやってみてください。詳しくは下の記事よりご覧ください。
2と3に関しては、オフラインまたはオンライン英会話スクールや外国人の友達を作ったり英語を話す場を作ることになりますが、ただし省エネ化を早めたい方は話すトレーニングに特化したレッスンを集中的にやったり、また環境に身を置くことをオススメします。
なぜならそれだけ英語で考えること、そして自分の力で話すことに負荷を大きくかけないと成長は飛躍的にしていかないからです。RYO英会話ジムで提供していることがまさにそれにあたりますが、ある程度インプットしたら教材なしの状態で話すことがとても大事になってきます。
教材中心の読み合わせレッスンばかりやっていると、成長を感じないのはシンプルにインプットではなくアウトプットが必要になってきているからです。脳はフル活動させて初めて成長します。そして、さきほど言った3つのことをある程度続ければ、練習量によりますが、遅かれ早かれ省エネ化の時期は必ず訪れます。
実際に僕の周りの話せる人や僕自身もそれを経験してきました。だから英語省エネ化を早めたいのであれば、実践トレーニングを積極的に行っていきましょう。
慣れてくるとエネルギーを100倍節約できる
英語で理解して自分の言いたいこともスムーズに言えるようになっていくにつれて疲れはどんどん減っています。
なぜならこれこそが英語脳の省エネ化です。例えば、僕も始めたころは脳がおかしくなるんじゃないかというぐらいに疲れを感じていました。でも様々なシチュエーションで実践トレーニングを積み重ねたことで、今では疲れを一切感じませんしそれどころか話していて心地よいのです。
だから省エネ化の段階までくると、次は日本語脳と英語脳のスイッチがいとも簡単にできるようになっていきます。僕は今そういった状態まできています。トレーニングで集中的にアウトプットを行えば、初期のレベルにもよりますが最短3ヶ月〜6ヶ月で効果的にレベルアップを測ることは全然可能です。
短期間で習得するのに必要な学習時間については別記事でまとめていますのでどうぞ以下リンクよりご覧ください。ということで、結論として話せるシーンやトピックを着実に少しずつ増やして、小さな成功体験を感じながら英語脳の省エネ化は進めていきましょう。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いかがでしたでしょうか。それでは、この記事のポイントを簡単に振り返ってみましょう。
- 話すトレーニングは脳に大きな負担をかける
英語を話すことは、脳にとってエネルギーを多く消費する作業です。しかし、この疲労は成長の証であり、脳が新しい言語スキルを習得するためにフル稼働している証拠です。 - 母国語は超省エネモード
母国語を話すとき、私たちの脳はほとんどエネルギーを使いません。それは、長年の訓練と経験で、母国語が完全に自動化されているからです。 - 英語の省エネ化を早めるための実践トレーニングの効果
英語を効率的に使うためには、意識的なトレーニングが必要です。このトレーニングを積み重ねることで、英語を話す際のエネルギー消費が徐々に減り、より自然に話せるようになります。 - 慣れてくるとエネルギーを100倍節約できる
繰り返し練習することで、英語を話す際の脳のエネルギー消費は劇的に減少します。最終的には、母国語と同じように、ほとんどエネルギーを使わずに英語を話せるようになるのです。
これらのポイントを押さえて、今後の英語学習に役立てていただければ幸いです。引き続き、共に成長していきましょう!
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英語学習は時に大変で疲れることもありますが、その努力は必ず実を結びます。あなたが感じるその疲れこそが、成長の証です。少しずつでも確実に前進していることを忘れず、焦らず自分のペースで続けてください。どんな小さな進歩でも、それはあなたが積み上げてきた成果です。これからも一緒に頑張りましょう!応援しています!
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