こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
海外旅行や出張へ行く前に、
「ネットがつながらない場所で、英語が分からなくなったらどうしよう?」
と不安になる人もいると思います。
以前は、こういう場面に備えて「オフラインで使える英和辞書アプリ」を一つスマホに入れておくのがおすすめでした。
ただ、今は状況がかなり変わりました。
スマホの翻訳アプリでも言語データをあらかじめダウンロードでき、ネットがない状態で単語や文章を翻訳できるようになっています。
さらにiPhoneなら標準の辞書や翻訳機能も使えます。
そのため現在は、
「オフライン英和辞書を一つ買っておけばOK」ではなく、目的によって辞書と翻訳アプリを使い分ける
方が実用的です。
この記事では、
- 海外旅行でオフライン辞書はまだ必要なのか
- ネットなしで英語を調べる方法
- 英和辞書と翻訳アプリの違い
- Google翻訳をオフラインで使う方法
- iPhoneでオフライン翻訳・辞書を使う方法
- 英語学習なら有料辞書を持つ意味はあるのか
- 海外旅行前に準備しておきたい英語環境
まで整理していきます。
- 1 結論|海外旅行なら「オフライン辞書」より翻訳アプリの準備を優先
- 2 そもそも今でもオフライン英語アプリは必要?
- 3 英和辞書と翻訳アプリは何が違う?
- 4 海外旅行ならGoogle翻訳をオフライン設定しておく
- 5 iPhoneなら標準の翻訳アプリもオフラインで使える
- 6 iPhoneには英和辞書も最初から追加できる
- 7 それでも有料の英和辞書アプリを買う意味はある?
- 8 英語初心者なら無料辞書でも大丈夫?
- 9 オフライン辞書アプリを選ぶなら何を見る?
- 10 本格的に英語を勉強するなら定番辞書アプリも候補
- 11 旧記事でおすすめしていた「デイリーコンサイス」は今どう?
- 12 海外旅行では「辞書」より先に準備したい3つのこと
- 13 翻訳アプリがあるなら英語を勉強しなくてもいい?
- 14 辞書・翻訳アプリは「答えを見る道具」で終わらせない
- 15 海外で言えなかった英語こそ、一番覚えやすい
- 16 オフライン英語についてよくある質問
- 17 まとめ|オフライン辞書は不要になったのではなく「役割が変わった」
結論|海外旅行なら「オフライン辞書」より翻訳アプリの準備を優先
海外旅行や短期出張が目的なら、僕ならまず、
Google翻訳またはiPhoneの翻訳機能で、英語と日本語を事前にダウンロードしておきます。
理由は、旅行中に困るのは単語一つより、
- メニューを読みたい
- ホテルで事情を説明したい
- 看板の意味を知りたい
- 相手に文章で伝えたい
といった場面が多いからです。
一方、
「英語を勉強するために単語の意味・品詞・例文・使い方まで詳しく知りたい」
のであれば、辞書アプリにもまだ十分メリットがあります。
そもそも今でもオフライン英語アプリは必要?
「今は海外でもeSIMやWi-Fiがあるし、オフラインなんて必要ないのでは?」
と思うかもしれません。
確かに以前と比べると、海外でネットにつながるハードルはかなり下がりました。
それでも、
- 空港到着直後でまだ通信がつながっていない
- 地下や移動中で電波が弱い
- 現地SIM・eSIMにトラブルが起きた
- 通信量を使いたくない
- 飛行機内などネット環境が限られている
といったことはあります。
だから僕なら、
オフライン機能を「普段使い」ではなく、「海外でのバックアップ」として準備しておきます。
英和辞書と翻訳アプリは何が違う?
ここを最初に分けておくと分かりやすいです。
英和辞書が向いていること
- 単語の意味を細かく調べる
- 品詞を確認する
- 複数の意味を比較する
- 例文を見る
- 似た単語とのニュアンスを確認する
つまり、
「英語を学ぶ」なら辞書
が向いています。
翻訳アプリが向いていること
- 文章全体の意味を知る
- 自分の日本語を英語にする
- 看板やメニューを翻訳する
- 旅行中にすぐ相手へ伝える
つまり、
「その場を乗り切る」なら翻訳アプリ
が便利です。
海外旅行ならGoogle翻訳をオフライン設定しておく
最も手軽な選択肢の一つがGoogle翻訳です。
Google翻訳では、対応している言語を事前に端末へダウンロードしておけば、インターネット接続がない状態でも翻訳できます。
海外へ行くなら、
日本語+英語、または渡航先の言語
を日本にいる間にダウンロードしておくと安心です。
Google翻訳をオフラインで使う準備
- Google翻訳アプリを開く
- 使いたい言語を選ぶ
- 言語データをダウンロードする
- 出発前に機内モードなどで一度動作確認する
ここで最後の確認が意外と重要です。
海外へ到着してから、
「ダウンロードしたつもりだったけど使えない」
となると意味がありません。
iPhoneなら標準の翻訳アプリもオフラインで使える
iPhoneユーザーなら、Apple標準の「翻訳」アプリも選択肢になります。
対応する言語をあらかじめダウンロードしておけば、
インターネットにつながっていなくても端末上で翻訳できます。
文章を入力するだけでなく、対応する環境では音声を使った翻訳もできます。
海外旅行だけのために新しいアプリを大量に入れたくない人なら、まず標準機能を確認してみてもいいでしょう。
iPhoneには英和辞書も最初から追加できる
iPhoneには、辞書を追加して「調べる」機能から単語の意味を確認できる仕組みがあります。
設定から必要な辞書を追加しておけば、
Safariやメモなどで分からない単語を選択し、そのまま意味を確認できます。
そのため、
「旅行中にたまに英単語を調べたいだけ」なら、有料の辞書アプリを買わなくても十分な人もいます。
それでも有料の英和辞書アプリを買う意味はある?
あります。
ただし、
海外旅行のためというより、本格的な英語学習のため
と考えた方がいいでしょう。
無料の翻訳ツールでは、
「この日本語ならこの英語」
という答えはすぐに出せます。
でも英語学習では、
- この単語は可算名詞か
- どの前置詞と使うのか
- フォーマルなのかカジュアルなのか
- 似た単語と何が違うのか
- 実際にどんな文で使うのか
まで知りたいことがあります。
こういうときは、
きちんと編集された英和辞典の情報が役立ちます。
英語初心者なら無料辞書でも大丈夫?
目的によります。
例えば、
restaurantって何だっけ?
receiptってどういう意味?
という程度なら、無料アプリやスマホ標準辞書でも十分です。
一方、
「この単語を自分でも使えるようになりたい」
という場合は、
意味だけで終わらせず、
- 発音
- 品詞
- 例文
- よく一緒に使われる単語
まで確認することをおすすめします。
オフライン辞書アプリを選ぶなら何を見る?
現在はアプリの入れ替わりもあるため、
特定のアプリ一つだけを「これが絶対おすすめ」と決めるより、
次の条件を見る方が失敗しにくい
です。
- 辞書データを端末に保存できる
- 英和と和英の両方が使える
- 例文がある
- 発音を確認できる
- 検索履歴やブックマークがある
- 現在も更新・配信されている
特に「オフライン対応」と書いていても、
すべての機能がオフラインで動くとは限りません。
辞書検索だけ使えるのか、音声も使えるのか、文章翻訳も可能なのかは事前に確認してください。
本格的に英語を勉強するなら定番辞書アプリも候補
英語学習用としては現在も、
- ジーニアス英和辞典
- ウィズダム英和辞典
- コンパスローズ英和辞典
- デイリーコンサイス英和・和英辞典
などの電子辞書・辞書アプリがあります。
複数の辞書をまとめて利用できる辞書アプリ・プラットフォームもあります。
ただし、価格や対応OS、提供形態は変わるため、購入前に現在のApp Store・Google Play・出版社公式サイトを確認してください。
旧記事でおすすめしていた「デイリーコンサイス」は今どう?
この記事を最初に書いた当時、僕は、
デイリーコンサイス英和・和英辞典
を、初中級者が持つコンパクトなオフライン辞書として紹介していました。
現在もLogoVistaでは「デイリーコンサイス英和(第9版)・和英(第8版)辞典」が電子辞書アプリのラインナップに残っています。
辞書として悪くなったわけではありません。
ただ、現在なら、
「海外旅行へ行くから、とりあえずこれを買いましょう」
とは僕は言いません。
旅行だけなら、まず無料で使えるGoogle翻訳やiPhoneのオフライン翻訳・辞書機能を準備します。
そのうえで、
英語学習でも長く辞書を使いたいなら、有料辞書を検討する。
この順番で十分だと思います。
海外旅行では「辞書」より先に準備したい3つのこと
1. 日本語と英語をオフライン保存する
Google翻訳やiPhoneの翻訳アプリを使う場合、出発前に必要な言語をダウンロードしておきます。
2. よく使う英語をスクリーンショット・メモしておく
ホテル名、住所、予約番号、目的地、緊急時に使う英語などは、スマホに保存しておくと安心です。
3. 最低限のフレーズは自分でも言えるようにしておく
アプリがあっても、
Excuse me.
Could you help me?
Where is …?
I have a reservation.
Could you say that again?
くらいは、そのまま言えると便利です。
翻訳アプリがあるなら英語を勉強しなくてもいい?
ここは今の時代ならではの疑問です。
AIや翻訳アプリの性能が上がっているので、
海外旅行だけなら、昔より英語力が低くても困りにくくなっています。
それでも僕は、
「翻訳できること」と「自分で会話できること」は別
だと考えています。
例えばレストランで、
ちょっとした冗談を言う。
店員さんにおすすめを聞く。
隣に座った人と話す。
道を教えてくれた人にそのまま会話を続ける。
こういうところは、アプリを毎回挟むのと、自分で話すのとでは体験が変わります。
僕自身、海外で長く生活してきましたが、
英語が使えることで一番大きかったのは、「困らなくなること」以上に、人との関係が広がったこと
でした。
辞書・翻訳アプリは「答えを見る道具」で終わらせない
英語学習中なら、旅行中に調べた英語も学習材料にできます。
例えば、
ホテルで「延泊したい」が言えなかった。
アプリで調べた。
そこで終わらず、
その英文を保存する。
あとで声に出す。
次回は自分で言ってみる。
こうすると、
翻訳アプリが「その場を乗り切る道具」から「英語を増やす道具」へ変わります。
海外で言えなかった英語こそ、一番覚えやすい
僕も海外生活を通して何度も経験しましたが、
教科書に載っている例文より、
「あのとき言いたかったのに言えなかった英語」
の方が記憶に残りやすいです。
自分に必要だった言葉だからです。
そのため、旅行や出張では、
分からなかった英語を調べる。
使う。
あとで見返す。
次の機会にもう一度使う。
という流れをおすすめします。
発話 → 言えなかったことを確認 → 修正 → 音読 → 再アウトプット
という学習サイクルにもつながります。
オフライン英語についてよくある質問
Google翻訳はネットなしでも使えますか?
対応する言語データを事前にダウンロードしておけば、オフラインでも翻訳できます。
海外旅行前に、日本語と渡航先で必要な言語を保存しておきましょう。
iPhoneだけでもオフラインで英語を調べられますか?
はい。iPhoneでは辞書を追加でき、Appleの翻訳アプリでも対応言語をダウンロードしてオフライン翻訳を利用できます。
無料の英和辞書アプリでも大丈夫ですか?
単語の基本的な意味を確認するだけなら十分な場合があります。
英語学習で長く使うなら、例文・語法・品詞・発音などが充実した辞書も検討するといいでしょう。
海外旅行なら電子辞書を持っていくべき?
必須ではありません。
現在はスマートフォンでオフライン辞書・翻訳を利用できるので、旅行目的ならスマホだけでも対応しやすくなっています。
オフライン辞書とGoogle翻訳ならどちらがおすすめ?
海外旅行でその場の文章を理解・翻訳したいならGoogle翻訳などの翻訳アプリ、英語学習で単語を深く調べたいなら辞書がおすすめです。
まとめ|オフライン辞書は不要になったのではなく「役割が変わった」
以前は、
「海外へ行くならオフライン英和辞書を入れておこう」
というのが分かりやすい対策でした。
でも現在は、
- Google翻訳のオフライン機能
- iPhone標準のオフライン翻訳
- iPhoneの辞書機能
- 無料のオフライン辞書アプリ
- 本格的な有料辞書アプリ
と選択肢が増えています。
だから僕なら、
海外旅行・出張 → 翻訳アプリをオフライン設定
英語学習 → 必要に応じて辞書を追加
という使い分けをします。
辞書そのものが不要になったわけではありません。
ただ、
「旅行のための必須アプリ」から、「英語を深く学ぶための道具」へ役割が変わってきた
と考えると分かりやすいでしょう。
そして旅行中に分からない英語が出てきたら、アプリで調べて終わりにせず、一度自分でも使ってみてください。
その一つ一つが、自分で話せる英語に変わっていきます。































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