こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「フィリピンは英語が通じる国と聞くけど、本当にどこでも英語で大丈夫?」
「マニラのタクシーやGrabでも英語は通じる?」
これからフィリピン旅行やマニラ駐在を予定している人なら、気になるところだと思います。
僕自身、フィリピンにはトータルで約7年間住み、仕事でも日常生活でも英語を使ってきました。
結論から言うと、
マニラでは英語で生活することは十分可能です。ただし、「フィリピン人はみんな英語がペラペラ」というイメージで行くと、少し違います。
タクシー運転手、Grabドライバー、レストランスタッフ、ホテルスタッフ、会社員など、相手の仕事や生活環境によって英語力にはかなり差があります。
僕は以前、実際にマニラのタクシー運転手さんと英語で話している様子を2本の動画にしました。面白いことに、一人はかなりシンプルな英語、もう一人はかなり流暢な英語を話しています。
この記事ではその実体験をもとに、
- フィリピンでは本当に英語が通じるのか
- マニラのタクシー・Grabで必要な英語
- なぜ人によって英語力に差があるのか
- ホテル・レストラン・モールではどの程度通じるのか
- マニラ駐在で英語力は伸びるのか
- 英語が聞き取れないときの対処法
まで、実際に暮らした経験から紹介します。
- 1 結論|マニラでは英語で生活できる。でも全員が流暢ではない
- 2 実際の動画|マニラのタクシー運転手でも英語力はかなり違う
- 3 「フィリピン人は全員英語が話せる」は少し違う
- 4 マニラのタクシー・Grabでは英語は通じる?
- 5 タクシー・Grabで実際によく使う英語
- 6 英語が伝わらないときは「もっと簡単に言い直す」
- 7 マニラではホテル・レストラン・モールで英語は通じる?
- 8 コンビニやローカル店でも「簡単な英語」で十分だった
- 9 なぜフィリピンでは英語が広く使われている?
- 10 英語力と仕事には関係がある?
- 11 タガログ語を少し話すだけで距離が一気に縮まった
- 12 フィリピン旅行なら英語初心者でも大丈夫?
- 13 「ブロークン英語でも通じる」を実感できた
- 14 マニラ駐在で英語力は自然に伸びる?
- 15 タクシー運転手との会話も立派な英会話練習になる
- 16 相手の英語が聞き取れないときはどうする?
- 17 フィリピンで英語を使って気づいた「話せる」の本当の意味
- 18 まとめ|フィリピンでは英語は通じる。でも大切なのは「相手に合わせる力」
結論|マニラでは英語で生活できる。でも全員が流暢ではない
まず一番知っておいてほしいのは、
「英語が通じる」と「英語がペラペラ」は別
ということです。
フィリピンでは英語が公用語の一つとして使われています。
学校、仕事、行政、メディアなど、日常のさまざまな場面で英語に触れる機会があります。
そのため、日本と比べると英語でコミュニケーションできる人に出会う確率はかなり高いです。
ただし実際に生活してみると、
相手によって英語の語彙、発音、流暢さ、理解力にはかなり差があります。
これは当たり前のことでもあります。
日本人でも、仕事によって敬語、専門用語、文章力に差があるのと同じです。
実際の動画|マニラのタクシー運転手でも英語力はかなり違う
まずは、僕が実際に撮影した2本の動画を見てみてください。
同じマニラのドライバーでも、かなり違うと思いませんか?
一人目のドライバーとは、簡単な単語や短い英文を中心にコミュニケーションしています。
一方、もう一人のドライバーはかなり自然に英語を話していました。
当時話を聞くと、その方は外国人駐在員のドライバーとして働いた経験もありました。
僕がフィリピンで長く暮らして感じたのは、
英語を日常的に使う仕事をしている人ほど、会話もかなりスムーズになる傾向がある
ということです。
「フィリピン人は全員英語が話せる」は少し違う
日本ではよく、
「フィリピン人はみんな英語がペラペラ」
と言われます。
僕も住む前は、少しそんなイメージを持っていました。
でも7年間生活してみると、実際はもっと幅があります。
例えば、
簡単な日常英語なら問題なく理解できるけれど、長い説明になると苦手な人。
聞き取りはできるけれど、返事はタガログ語交じりになる人。
仕事で毎日英語を使っていて、ほとんど困らず会話できる人。
本当にさまざまです。
だから、
「フィリピンだから誰にでも難しい英語で話して大丈夫」ではありません。
マニラのタクシー・Grabでは英語は通じる?
旅行者が一番英語を使う機会の一つが、移動です。
現在のマニラでは、流しのタクシーだけでなくGrabなどの配車アプリを使う機会もかなり多くなっています。
僕なら、初めてマニラへ来る人にはGrabをおすすめします。
理由は、アプリ上で、
- 目的地
- 車両情報
- 料金
- 現在地
などを確認できるため、口頭で細かく説明する必要が減るからです。
つまり、
英語に自信がなくても移動しやすい
ということです。
タクシー・Grabで実際によく使う英語
マニラで車に乗るだけなら、難しい英会話は必要ありません。
例えば、
Could you take me to BGC?
BGCまでお願いします。
Is this the right way?
この道で合っていますか?
Could you drop me off here?
ここで降ろしてもらえますか?
Can you wait here for a minute?
ここで少し待ってもらえますか?
Which entrance should I go to?
どの入口へ行けばいいですか?
くらいで十分対応できます。
相手の英語があまり流暢でない場合は、むしろ、
短く・具体的に・シンプルに話す
方が伝わります。
英語が伝わらないときは「もっと簡単に言い直す」
これはフィリピンに限りませんが、海外で英語を使うときに大切なのが、
一度で伝わらなかったときに別の言い方へ変える力
です。
例えば、
Could you please drop me off right in front of the main entrance?
が伝わらなければ、
Main entrance, please.
でいいんです。
さらに伝わらなければ、スマホの地図を見せればいい。
海外で生活していると、
「正しい英文を言うこと」と「目的を達成すること」は別
だとよく分かります。
マニラではホテル・レストラン・モールで英語は通じる?
僕の経験では、ホテル、レストラン、ショッピングモールなど観光客や外国人と接する機会の多い場所では、英語で困ることは比較的少なかったです。
特に、
- ホテル
- 外資系企業
- BGC・マカティなど外国人の多いエリア
- 国際的なレストラン
- コールセンターやBPO関連
などでは、かなり高いレベルの英語を話す人にもよく会いました。
一方、ローカル色の強い場所へ行くと、
英語は通じても、タガログ語の方が圧倒的に自然
という場面も増えます。
コンビニやローカル店でも「簡単な英語」で十分だった
昔の記事では、
「コンビニやモールのスタッフは英語が得意ではない」
とかなり一括りに書いていました。
今振り返ると、これは少し雑な表現だったと思います。
人によってかなり違います。
ただ、一つ確かなのは、
買い物程度なら高度な英語力は必要ない
ということです。
例えば、
Do you have this in a larger size?
Where can I find this?
Can I pay by card?
くらいの基本英語で、かなりの場面を乗り切れます。
なぜフィリピンでは英語が広く使われている?
フィリピンで英語が広く使われている背景には、歴史や教育制度があります。
現在も英語はフィリピノ語とともに公用語の一つです。
学校教育だけでなく、
- ビジネス
- 行政
- 大学教育
- ニュース
- BPO・コールセンター
などでも英語を使う機会があります。
そのため、
英語が「学校で勉強する外国語」だけではなく、実際に社会で使う言語でもある
という点が、日本とはかなり違います。
英語力と仕事には関係がある?
僕がフィリピンで働いていて特に感じたのが、
仕事によって求められる英語力がかなり違う
ことです。
例えば外国人顧客との対応、外資系企業、BPO、IT、マネジメントなどでは、高い英語力が必要になることがあります。
実際、仕事で毎日英語を使っているフィリピン人の中には、
「英語を外国語として話している」
という感覚をほとんど受けないくらい自然な人もいました。
一方で、英語を仕事でほとんど使わない人なら、必要最低限の会話だけという場合もあります。
昔の僕はこれを、
「職業の階級によって英語力が決まる」
というように説明していました。
でも今なら、
「仕事や教育環境によって、日常的に英語を使う量が違う」
と考える方が自然だと思います。
タガログ語を少し話すだけで距離が一気に縮まった
僕がフィリピンで生活していて面白かったのが、
英語で十分通じる相手でも、少しタガログ語を使うと反応がかなり変わる
ことです。
例えば、
Salamat.
ありがとう。
Magkano?
いくら?
のような簡単な言葉でも、
「タガログ語知ってるの?」
と笑顔になって、そこから会話が始まることがあります。
これは僕自身、かなり何度も経験しました。
英語はコミュニケーションの道具として便利ですが、
相手の母語を少し使うことには、英語とは違う心理的な効果がある
と思います。
フィリピン旅行なら英語初心者でも大丈夫?
僕はかなり大丈夫だと思います。
むしろ海外で初めて英語を実際に使う場所として、フィリピンはかなり面白い環境です。
理由の一つは、
完璧な英語を話さなくてもコミュニケーションが成立する場面が多い
からです。
フィリピンではさまざまな母語を持つ人が英語を使っています。
そのため、僕自身も生活していて、
「きれいな英語を話さなければ」
というプレッシャーが少しずつ減っていきました。
「ブロークン英語でも通じる」を実感できた
英語学習者にとって、フィリピン生活から学べる大きなことの一つがこれです。
コミュニケーションは、完璧な英文でなくても成立します。
例えばタクシーで、
BGC. High Street. Here.
だけでも状況によっては十分伝わります。
もちろん、英語学習としては正しい英文を身につける方がいいです。
でも実際の会話では、
まず伝える → 相手の反応を見る → 足りなければ言い直す
という柔軟さの方が重要になる場面もあります。
マニラ駐在で英語力は自然に伸びる?
これは、僕自身の経験から強く言いたいところです。
マニラに住んだからといって、勝手に英語がペラペラになるわけではありません。
僕自身、海外で働き始めた頃、英語を話すことへの不安があり、必要最低限しか話さない時期がありました。
英語環境にいるだけなら、
タクシーでは目的地だけ言う。
レストランではメニューを指す。
仕事では必要なことだけ話す。
という生活もできます。
それでは思ったほどスピーキングは伸びません。
タクシー運転手との会話も立派な英会話練習になる
逆に、
日常の小さな場面を英会話の機会として使う
と、海外生活の価値が変わります。
僕はドライバーに、
How long have you been driving?
Is traffic always this bad?
Where are you from?
What time do you usually finish work?
などと聞くことがありました。
そこから家族、仕事、マニラ、地方の話へ広がることもあります。
まさに、今回掲載している動画もそうです。
英会話スクールのレッスンとは違い、
相手が何を返してくるか全く分からない。
これが実践英語の面白さです。
相手の英語が聞き取れないときはどうする?
フィリピンで話される英語にも、人によって発音や話し方の違いがあります。
聞き取れなかったら、分かったふりをする必要はありません。
Sorry?
Could you say that again?
Sorry, I didn’t catch that.
Do you mean …?
と聞けば大丈夫です。
海外で長く暮らして僕が身につけた大事なスキルの一つは、
「聞き取れなかったことを恥ずかしがらずに確認する力」
だったと思います。
フィリピンで英語を使って気づいた「話せる」の本当の意味
日本で英語を勉強していた頃の僕は、
「正しい英文を言える人=英語が話せる人」
というイメージを持っていました。
でもフィリピンで毎日英語を使うようになって、その感覚が変わりました。
本当に必要だったのは、
- 分からなければ聞き返す
- 難しい表現を簡単に言い換える
- 相手の英語レベルに合わせる
- 単語だけでも伝える
- 表情やジェスチャーも使う
- 会話を続ける
ことでした。
つまり、
「英語を知っている」ことより、「持っている英語を使って目的を達成できる」こと
の方が、実生活では重要だったんです。
まとめ|フィリピンでは英語は通じる。でも大切なのは「相手に合わせる力」
フィリピン、特にマニラでは、英語だけでもかなり生活できます。
タクシーやGrab、ホテル、レストラン、ショッピングモール、会社など、英語を使える場面は非常に多いです。
ただし、
全員が同じレベルの英語を話すわけではありません。
実際、僕が撮影した2人のドライバーを見ても、英語の流暢さにはかなり違いがあります。
だからこそ、
相手が流暢なら普通に話す。
伝わらなければ簡単にする。
聞き取れなければ聞き返す。
必要ならスマホの地図を見せる。
そして余裕があれば、少し雑談してみる。
この柔軟さが、実際の英会話では大切です。
僕自身、フィリピンで約7年間暮らしたことで、
英語は「正しく話すための科目」ではなく、「違う人とつながるための道具」
だと強く感じるようになりました。
これからフィリピン旅行やマニラ駐在を予定している人は、英語に自信がなくても、ぜひ実際に使ってみてください。
タクシー運転手とのたった数分の会話でも、日本で英語を勉強しているだけでは得られない経験になると思います。
※この記事は、僕がフィリピン・マニラで約7年間生活した経験と、実際にドライバーと英語で会話した体験をもとにしています。英語力は個人差が大きいため、職業や国籍だけで一括りにできるものではありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、See you around!































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