こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
昔、英語を聞いていて「カッパコフィーって何?」と思ったことがあります。
何か新しい単語を聞いたのかな、と思いました。
でも、あとで英文を見てみると、
a cup of coffee
だったんです。
正直、
「え? a cup of coffeeって、こんな音になるの?」
とかなりショックでした。
aも知っている。
cupも知っている。
ofも知っている。
coffeeも知っている。
全部、中学校レベルの単語です。
それなのに、
4つがつながった瞬間、「カッパコフィー」という知らない言葉のように聞こえた。
このときも、
「英語って、単語を知っているだけじゃ全然聞けないんだな…」
と絶望しました。
でも今振り返ると、
僕が知らなかったのはa cup of coffeeという表現ではありません。
実際の会話の中で、cup ofやofがどう弱くなり、どうつながって聞こえるかを知らなかった
だけなんです。
この記事では、
- cup ofが「カッパ」のように聞こえる理由
- ofが「オブ」に聞こえない理由
- a cup of coffeeが一つの単語のように聞こえる仕組み
- リエゾン・weak formとの関係
- 実際の音声を使った聞き取り練習
を、できるだけ分かりやすく解説します。
- 1 代表RYOが動画で簡単解説
- 2 cup ofはなぜ「カップ・オブ」に聞こえない?
- 3 僕が「カッパコフィーって何?」となった理由
- 4 ofはなぜ「オブ」に聞こえない?弱形を知ろう
- 5 cupとofはどうつながる?pのあとに母音が続くのがポイント
- 6 音声で確認|a cup of coffeeは実際にどう聞こえる?
- 7 「カッパコフィー」の正体は、リエゾン+弱形
- 8 別の例文でもcup ofの音に慣れよう
- 9 cup ofだけじゃない|ofが弱くなる表現はたくさんある
- 10 「知っている単語しかないのに聞こえない」が一番つらい
- 11 a cup of coffeeが聞き取れるようになる3ステップ練習
- 12 カタカナで覚え直すより「本物の音」を登録しよう
- 13 まとめ|cup ofは「カップ・オブ」という一つの音だけで覚えない
- 14 ofに関連する発音記事
代表RYOが動画で簡単解説
cup ofはなぜ「カップ・オブ」に聞こえない?
まず結論から言うと、
自然な英語では、cupとofを一語ずつ「カップ・オブ」とはっきり区切って発音しないことが多い
からです。
特にポイントになるのが、
- cupの最後のp
- ofの弱い母音
- of自体が弱く発音されること
です。
Cambridge Dictionaryでは、
ofには、
強く読む形
と、
弱く読む形
が掲載されています。
普段の会話では、
ofは「オブ」と一語ずつ強く読むより、かなり弱く発音されることが多い
です。
そのため、
cup of
も、
「カップ・オブ」
という2つの独立した音より、
「カッパ」「カパ」に近い一続きの音
として聞こえることがあります。
僕が「カッパコフィーって何?」となった理由
当時の僕の頭の中では、
a cup of coffee =「ア・カップ・オブ・コーヒー」
という音でした。
学校で一語ずつ単語を覚えていると、
どうしても、
a
cup
of
coffee
という4つの音を別々に待ってしまいます。
でも実際の会話では、
a cup of coffee
全体がかなり滑らかにつながります。
僕の耳には、
「カッパコフィー」
のように聞こえました。
だから最初は、
「cuppa coffeeみたいな知らない表現?」
「coffeeの前に何か知らない単語がある?」
と思っていました。
そして英文を見て、
「え、これa cup of coffeeなの?」
となったんです。
このときも、
知っている英語と、実際に聞こえる英語の音が一致していない
ことに気づきました。
ofはなぜ「オブ」に聞こえない?弱形を知ろう
今回、一番重要なのが、
ofの弱い発音
です。
ofを単独で強く読むと、
「オブ」に近い印象を持つ人もいると思います。
でも、文章の中で強調されないofは、
かなり弱く発音されます。
Cambridge Dictionaryでも、
ofには弱形があることが示されています。
自然な会話では、
母音が「ア」に近い弱い音になり、vも強く目立たなくなる
ことがあります。
さらに速くカジュアルな会話では、
vがほとんど聞こえず、of全体が非常に短い母音のように感じられる
場合もあります。
そのため、
cup of coffee
を、
「カップ・オブ・コーヒー」
として探していると、
ofを完全に聞き逃してしまうことがあります。
cupとofはどうつながる?pのあとに母音が続くのがポイント
もう一つのポイントが、
cupの最後のpと、ofの最初の弱い母音がつながること
です。
British Councilでは、connected speechの特徴として、
単語の最後の子音と、次の単語の最初の母音がつながって発音される
linkingを挙げています。
cupはpで終わります。
ofは弱い母音から始まります。
だから、
cup / of
と区切るより、
cup-of
のように滑らかにつながります。
日本人の耳には、
「カッパ」
のようなまとまりとして聞こえることがあります。
ここでも、
「cup of=カッパ」
と新しいカタカナを丸暗記する必要はありません。
大切なのは、
cupとofの間には、はっきりした切れ目がないことも多い
と知っておくことです。
音声で確認|a cup of coffeeは実際にどう聞こえる?
それでは、実際の音声を聞いてみましょう。
カフェで注文する場面です。
どうでしょうか。
一語ずつ、
a / cup / of / coffee
とは聞こえなかったかもしれません。
僕が最初に聞いたときは、
「カッパコフィー」
のような一つのまとまりに聞こえました。
ポイントは、
- aが弱い
- cupとofがつながる
- of自体も弱い
- coffeeが比較的はっきり聞こえる
ことです。
つまり、
全部の単語が同じ強さで発音されているわけではありません。
「カッパコフィー」の正体は、リエゾン+弱形
日本の英語学習では、
単語同士がつながる現象を広く、
「リエゾン」
と呼ぶことがあります。
今回のa cup of coffeeでは、
より細かく見ると、
- cupとofのlinking
- ofのweak form
- 速い会話ではvがさらに弱くなることがある
- フレーズ全体の強弱・リズム
が重なっています。
だから、
「単語を4つ並べただけ」ではなく、一つの音のかたまり
として聞こえるんです。
僕自身、
このタイプの英語に何度も遭遇して、
「単語を知っているだけでは、リスニングはできない」
ということを実感しました。
別の例文でもcup ofの音に慣れよう
それでは、別の音声でも確認してみましょう。
大切なのは、
cup。
of。
と分けて発音することではありません。
cup of全体を一つのまとまりとして真似する
ことです。
I’ll have another cup of tea.
レストランで注文する場面です。
ここでも、
cup of
を、
「カップ・オブ」
と一語ずつ待たないことがポイントです。
I’ll make you a cup of coffee.
家に招待した友人へ言う場面です。
コーヒーを一杯作りますね。
この文では、
a cup of coffee
全体を一つのチャンクとして聞いてみてください。
実際の会話では、
こうしたよく使うフレーズほど、
一語ずつではなく、まとまった音として発音される
ことがあります。
cup ofだけじゃない|ofが弱くなる表現はたくさんある
ofは非常によく使われる前置詞なので、
cup of以外でも弱い発音が頻繁に出てきます。
例えば、
- a lot of people
- a piece of cake
- a bottle of water
- a kind of problem
- out of control
などです。
こうした表現でも、
ofだけを、
「オブ!」
とはっきり強く発音するとは限りません。
むしろ、
ofは弱く、前後の重要な単語が強くなる
ことが多いです。
この感覚に慣れると、
リスニングでofを一語ずつ探す必要がなくなってきます。
「知っている単語しかないのに聞こえない」が一番つらい
僕が、
「カッパコフィーって何?」
となったとき、
ショックだったのは、
難しい単語が出てきたことではありません。
むしろ逆です。
a。
cup。
of。
coffee。
全部知っている。
それなのに聞けない。
だから、
「これでどうやって英語を聞き取れるようになるんだ」
と絶望しました。
でも、
can。
him。
not at all。
in that。
this year。
mountain。
そしてa cup of coffee。
こうした経験を一つずつ重ねるうちに、
聞けない理由は、語彙力だけではない
と分かってきました。
実際の会話では、
知っている単語が弱くなり、つながり、別のまとまりのように聞こえる
からです。
a cup of coffeeが聞き取れるようになる3ステップ練習
こうしたフレーズは、
単語単位ではなく、
チャンクとして練習する
のがおすすめです。
僕なら、次の順番で練習します。
STEP 1|文字を見ながら音声を聞く
まず、
a cup of coffee
と分かった状態で音声を聞きます。
「この音がa cup of coffeeなんだ」
と確認してください。
STEP 2|フレーズ全体を真似する
a。
cup。
of。
coffee。
と分けるのではなく、
a cup of coffee全体をそのまま真似します。
ofのvを無理に消そうとする必要もありません。
モデル音声の、
強弱。
リズム。
単語のつながり。
をそのままコピーしてください。
STEP 3|文字を隠して聞く
最後に英文を見ず、
音声を聞いた瞬間に、
a cup of coffeeという意味がそのまま浮かぶか
確認します。
これができれば、
次に似た音が出てきても、
昔の僕のように、
「カッパコフィーっていう新しい単語?」
とはなりにくくなります。
カタカナで覚え直すより「本物の音」を登録しよう
ここで一つ注意したいのが、
「a cup of coffee=カッパコフィー」と新しく暗記しないこと
です。
僕自身、昔は英語の音を聞くたびに、
日本語のカタカナへ置き換えて覚えようとしていました。
でも、
話者によって発音は少し違います。
話す速さによっても変わります。
強調する場所でも変わります。
だから、
「正しいカタカナ」を一つ作ることが目的ではありません。
大切なのは、
a cup of coffeeという文字を見たときに、
実際に聞こえてくる複数の自然な音を受け入れられる耳を作ること
です。
カタカナは、
「こう聞こえることがある」
という最初の補助として使うくらいで十分です。
まとめ|cup ofは「カップ・オブ」という一つの音だけで覚えない
a cup of coffeeが、
「カッパコフィー」
のように聞こえる理由は、
- cupのpとofの弱い母音がつながる
- ofが弱形になる
- 速い会話ではvがさらに弱く聞こえることがある
- フレーズ全体に英語特有の強弱がある
からです。
僕自身、
初めてこの音を聞いたときは、
「カッパコフィーって何?」
と思いました。
新しい単語を聞いたのかと思って、
あとで調べたら、
a cup of coffee。
全部知っている単語でした。
このときは、
「こんな簡単な英語まで聞こえないのか…」
とかなり絶望しました。
でも今なら、
僕が知らなかったのは単語ではなく、
それらがつながったときの「実際の音」だった
と分かります。
まずはこの記事の音声を使って、
文字を見る → 音を聞く → フレーズ全体を真似する → 文字なしで聞く
の順番で練習してみてください。
こうした音のパターンが一つずつ増えてくると、
「知らない英語」に聞こえていた音が、「知っている英語」に変わっていきます。
ofに関連する発音記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。
RYO英会話ジムでは、
「文字なら分かる英語」を、実際に聞ける・話せる英語へ変えること
を大切にしています。
a cup of coffeeのような基本フレーズも、
単語ごとではなく、実際の会話で使われる音のまとまりとして覚える
ことを意識してみてください。
それでは、See you again!









































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