こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「英語のスピーキング力を伸ばしたいなら、とにかく話せばいい」
これは、
半分はその通りだと思います。
実際に話す経験は必要です。
でも僕自身、
英語を長く学び、
仕事でも使ってきた中で、
スピーキング力が大きく伸びた時期を振り返ると、
意外なことに、
ものすごく英語を書いていた時期
がありました。
しかも、
英作文の問題集を解いていたわけではありません。
仕事で、
英会話教材のロールプレイを大量に作っていたんです。
自分で英文を書く。
↓
分からない表現を聞く。
↓
英文をチェックしてもらう。
↓
不自然な英語を修正する。
↓
また書く。
この作業を約1年間続けました。
すると、
ライティングだけでなく、
実際に英語を話すときにも変化が出てきました。
特に感じたのが、
英文を作るスピードが上がった
基本的な文法ミスが減った
自然な表現の引き出しが増えた
という3つです。
今回は、
なぜ「書く練習」がスピーキングにもつながったのか。
そして、
現在ならこの方法をどう英会話学習へ取り入れるのか。
僕自身の経験をもとに解説します。
結論|スピーキングを伸ばしたい人ほど「書いてから話す」を使える
最初に結論です。
ライティングだけを続ければ、
自動的に英語がペラペラになるわけではありません。
でも、
自分が話したい内容を一度文章にする
↓
表現・文法を確認する
↓
添削してもらう
↓
声に出す
↓
実際の会話で使う
という流れにすると、
ライティングは、
スピーキングを鍛えるかなり便利な練習になります。
- 1 僕ならライティングを「ゆっくりできるスピーキング練習」と考える
- 2 フィリピン人スタッフと一緒に英文を作っていた
- 3 自分が普段使っている英語なら書ける
- 4 少し違う内容になると止まる
- 5 例えば
- 6 完成後にもチェックしてもらった
- 7 「前にもこれ書いたな」が増えてくる
- 8 自分の中に「英語の型」が蓄積されていった
- 9 特に感じた変化は3つ
- 10 でも、自分で書こうとすると出てこない
- 11 Outputすると穴が見える
- 12 「分からない」が具体的になる
- 13 スピーキング
- 14 ライティング
- 15 つまり「英文を作る過程」を練習できる
- 16 よく使う表現は、そのまま出る
- 17 だから目標は「英訳を速くすること」だけではない
- 18 自分では正しいと思って書く
- 19 修正される
- 20 そこで初めて気づく
- 21 だから違いが目立つ
- 22 例えば
- 23 すると、話すときにも選択肢が増える
- 24 だから「書く」と「話す」は完全に別の世界ではない
- 25 でも共通部分もある
- 26 でも、書くだけでは足りない
- 27 なぜなら会話には別の力も必要だから
- 28 STEP1|まず自分で書く
- 29 STEP2|分からなかったところを残す
- 30 STEP3|添削する
- 31 STEP4|違いを確認
- 32 STEP5|音読
- 33 STEP6|文章を見ずに話す
- 34 普通の日記
- 35 話すための日記
- 36 次に質問を作る
- 37 口頭で答える
- 38 例えばレストラン
- 39 でも教科書をコピーしない
- 40 相手
- 41 自分の回答を書く
- 42 添削
- 43 音読
- 44 最後は見ないで答える
- 45 実際の会話を先にする
- 46 そこで言えなかったことを書く
- 47 レッスン後
- 48 添削・確認
- 49 音読
- 50 次の会話
- 51 自分の発話から作れば
- 52 再利用する可能性も高い
- 53 実は教材開発時代の経験ともつながっている
- 54 共通しているのは「自分で一度英語を作る」こと
- 55 これは大変
- 56 覚えるなら「使える部品」
- 57 そのまま終わらない
- 58 最後に自分の話へ
- 59 初級なら3文
- 60 添削後に話す
- 61 構成
- 62 その後、1〜2分話す
- 63 その後、口頭で説明
- 64 例えば
- 65 そのうえで
- 66 修正
- 67 この差が学習になる
- 68 0〜5分|書く
- 69 5〜7分|添削
- 70 7〜10分|音読
- 71 10〜15分|見ないで話す
- 72 レッスン冒頭
- 73 講師から質問をもらう
- 74 レッスン後
- 75 修正
- 76 次回再利用
- 77 最初から速かったわけではない
- 78 僕が感じたのは「ゼロから英文を作る時間が短くなった」感覚
- 79 会話で考えること自体は普通
- 80 大切なのは「いつも基本文で止まるかどうか」
- 81 まず簡単な英文にする
- 82 簡単にする
- 83 必ず口へ戻す
- 84 一度に1〜3個でいい
- 85 書く
- 86 TOEICなどで基礎知識はある
- 87 オンライン英会話でもいつも同じ表現になる
- 88 文法ミスも気になる
僕ならライティングを「ゆっくりできるスピーキング練習」と考える
会話では、
数秒のうちに返答する必要があります。
でも、
ライティングなら、
一度止まれます。
「この言い方で合っているかな?」
「もっと自然な表現はないかな?」
「この文法、よく分かっていないな」
と確認できます。
つまり、
会話では一瞬で流れてしまう自分の弱点を、ゆっくり観察できる
んです。
25歳ごろ、仕事で英会話教材を作ることになった
僕が以前働いていた会社で、
英語教材の開発に携わっていたころの話です。
当時、
フレーズ教材を作っていて、
会話形式のロールプレイを大量に作成する仕事がありました。
フィリピン人スタッフと一緒に英文を作っていた
英語に堪能なフィリピン人スタッフと、
教材を作っていました。
最初は、
僕が日本語で内容を考えて、
英語部分はスタッフへ任せることもできました。
でも、
プロジェクトを効率よく進めるため、
僕自身も英語で会話文を書くことになりました。
正直、最初はかなり時間がかかった
当時の僕は、
留学やワーキングホリデーも経験していて、
日常英会話ならある程度できました。
でも、
英語を話せることと、自然な会話文を正確に書けることは別でした。
自分が普段使っている英語なら書ける
例えば、
How was your weekend?
What are you going to do tomorrow?
のような、
慣れている表現なら書けます。
少し違う内容になると止まる
「これって英語ではどう言うんだ?」
「文法的には合っている気がするけど、不自然じゃない?」
ということが、
何度も出てきました。
最初の1ヶ月くらいは、
かなり時間がかかった記憶があります。
分からない英語は、その場で聞いた
仕事なので、
一つの英文で30分悩むわけにはいきません。
分からなければ、
フィリピン人スタッフへ聞きました。
例えば
「こういうニュアンスを言いたいんだけど、英語ならどう言う?」
「この英文って自然?」
「この前置詞でいい?」
という感じです。
完成後にもチェックしてもらった
さらに、
作ったロールプレイ全体を確認してもらいます。
そこで、
文法ミス。
不自然な語順。
英語ではあまり使わない表現。
より自然な言い回し。
などを修正してもらいました。
当時やっていた流れを整理するとシンプル
僕がやっていたことは、
だいたいこの4つでした。
1. 会話形式の英文を書く
まず、
自分で作ってみる。
2. 分からないところを質問する
最初から答えを見るのではなく、
一度自分で英語を作る。
3. 全体をチェックしてもらう
文法だけでなく、
自然さも確認。
4. 修正文を見る
「自分の英文」と「より自然な英文」の違いを確認。
これを、
ほぼ毎日のように繰り返しました。
1年くらい続けると、明らかに書くスピードが変わった
最初は、
一文作るたびに止まっていました。
でも、
何百、何千という英文に触れていくうちに、
以前チェックしてもらったパターンが、
次の文章でも使えるようになりました。
「前にもこれ書いたな」が増えてくる
例えば、
以前なら、
「〜することになっている」
をどう表現するか毎回迷っていた。
一度確認。
↓
何度か使う。
↓
そのうち自然に出る。
自分の中に「英語の型」が蓄積されていった
これが、
かなり大きかったです。
そして、不思議なことにスピーキングにも変化が出た
教材開発を始めて数ヶ月すると、
英語を話しているとき、
以前より文章が作りやすくなっていることに気づきました。
特に感じた変化は3つ
① 英文を作るスピードが上がった
以前なら、
会話中に、
“Hmm… I… I want…”
と考えていたところが、
以前より早く文章になる。
② 文法ミスが減った
ライティングで何度も直された文法が、
会話でも少しずつ安定しました。
③ 自然な表現が増えた
自分では思いつかなかった表現を、
添削で大量に見ていたので、
会話でも使えるものが増えてきました。
なぜ「書くこと」が話すことにつながったのか?
当時は、
単純に、
「ライティングをやるとスピーキングも上がるんだ」
と思っていました。
今なら、
もう少し細かく説明できます。
理由①|自分が「何を言えないのか」が見える
英語を読むだけでは、
分からないことがあります。
例えば、
ある英文を読んで、
「全部分かる」
と思った。
でも、自分で書こうとすると出てこない
これが、
かなり重要です。
理解できる英語と、
自分で作れる英語は、
同じではありません。
Outputすると穴が見える
第二言語習得では、話す・書くといったoutput(産出)によって、学習者が自分の言語知識の不足に気づく可能性があることが研究されています。近年の研究でも、第二言語を実際に産出することが、学習者に自分の言語的な問題を認識させ、その後のインプットへ注意を向ける契機になるという「noticing」の役割が検討されています。
「分からない」が具体的になる
例えば、
「会議を延期することになった」
と書こうとする。
でも、
英語が出てこない。
ここで初めて、
自分はこの表現を知らない
と分かります。
これが、
かなり質の高い学習材料になります。
理由②|ライティングなら「考える時間」がある
スピーキングとライティングの大きな違いは、
時間です。
スピーキング
相手:
“What do you think about this proposal?”
あなた:
……
ずっと考えているわけにはいきません。
ライティング
What do I think about this proposal?
↓
I think…
↓
いや、
In my opinion…
↓
理由は?
↓
The main reason is…
と、
ゆっくり組み立てられます。
会話中にはできない「英文の点検」ができる
例えば、
時制は?
主語は?
動詞は?
前置詞は?
もっと簡単に言えない?
この表現は自然?
と考えられます。
つまり「英文を作る過程」を練習できる
ただし、
昔の記事では、
「日本語を考える→英語へ訳す→話す」
がスピーキングの基本フローだと書いていました。
今は、
そう単純には考えていません。
スピーキングは必ず日本語から英訳しているわけではない
英語に慣れてくると、
すべての発話で、
日本語文を完成させ、
それを英語へ翻訳しているわけではありません。
よく使う表現は、そのまま出る
I think…
It depends.
That makes sense.
The main reason is…
など、
慣れた表現は、
いちいち日本語から翻訳しません。
だから目標は「英訳を速くすること」だけではない
重要なのは、
英語の語順・表現のまとまり・文の型を、使える形で増やすこと
だと今は考えています。
ライティングは、
その型を丁寧に作る練習として使えます。
理由③|自分の英文と自然な英文を比較できる
僕の教材開発経験で、
かなり大きかったのが、
添削
です。
自分では正しいと思って書く
例えば、
“Let’s discuss about the problem.”
と書く。
修正される
“Let’s discuss the problem.”
そこで初めて気づく
「あ、discussのあとにaboutはいらないんだ」
ということです。
自分の答えを作ってから修正を見るのがポイント
最初から、
正しい英文を読むだけでも、
インプットにはなります。
でも、
自分で一度作ると、
「自分ならこう言っていた」という答え
があります。
だから違いが目立つ
<your>
I discussed about it with my manager.
<revised>
I discussed it with my manager.
この差を見ると、
自分の癖がかなり分かりやすい。
産出した言語に対してフィードバックを受け、修正版を産出することは、第二言語学習における学習機会になり得ると研究されています。
理由④|書くことで「使いたい表現」のストックが増える
僕が教材を作っていたころ、
大量の会話文を書いていました。
当然、
自分が普段使わない表現にも出会います。
例えば
提案。
断り。
確認。
謝罪。
予定変更。
意見。
同意。
反対。
こうした場面の英文を何度も作る。
すると、話すときにも選択肢が増える
以前:
I think it’s good.
その後:
I think that makes sense.
I agree with you to some extent.
I see your point, but…
というように、
使える表現の候補が増えていきます。
第二言語学習でも「話す・書く」はどちらもOutput
第二言語習得研究では、
outputは、
話すことだけを意味しません。
speakingとwritingの両方
が言語産出として扱われます。
学習者が実際に言語を産出することは、単に流暢さの練習になるだけでなく、自分の不足への気づき、言語形式について考えること、表現を試すことなどにつながる可能性があると整理されています。
だから「書く」と「話す」は完全に別の世界ではない
もちろん、
同じスキルではありません。
ライティングには、
考える時間があります。
スピーキングには、
瞬発力。
発音。
聞き取り。
相手とのやり取り。
が必要です。
でも共通部分もある
語彙。
文法。
表現。
文章構成。
伝えたい意味を英文へする力。
この部分は、
かなり重なっています。
ただし「ライティングだけ」でスピーキングは伸ばしきれない
ここは、
かなり重要です。
昔の記事では、
ライティングがスピーキングに非常に効果的だと、
やや強く書いていました。
今でも、
効果的な方法の一つだと思っています。
でも、書くだけでは足りない
毎日英語日記を書く。
↓
半年。
↓
突然英会話がペラペラ。
とはなりません。
なぜなら会話には別の力も必要だから
相手の英語を聞く。
瞬時に反応する。
聞き返す。
言い換える。
割り込む。
質問する。
話題を広げる。
こうした能力は、
実際のコミュニケーションでも鍛える必要があります。
だから僕なら「書く→話す」までセットにする
例えば、
「最近の仕事」について、
英語で5文書きます。
STEP1|まず自分で書く
Today, I had a meeting…
と、
今の英語力で書きます。
STEP2|分からなかったところを残す
日本語でもOKです。
「納期を前倒しする」
だけ書いておく。
STEP3|添削する
講師。
AI。
辞書。
教材。
などを使って、
自然な英文へ直します。
STEP4|違いを確認
なぜ直された?
どこが不自然だった?
を確認。
STEP5|音読
修正文を、
声に出します。
STEP6|文章を見ずに話す
ここが重要です。
書いた文章を、
丸暗記して読むのではなく、
同じ内容を自分の言葉でもう一度話します。
「英語日記」より「話すためのライティング」にする
英語日記も、
良い勉強法です。
ただ、
スピーキングを伸ばす目的なら、
少し工夫します。
普通の日記
Today I woke up at 7 a.m.
I ate breakfast.
I went to work.
話すための日記
Today was pretty stressful because we had an unexpected problem at work.
We were supposed to finish the project this week, but…
と、
実際に誰かへ話したくなる内容
を書きます。
書いたあと「それについて質問されたら?」まで考える
例えば、
“I had a difficult meeting today.”
と書いた。
次に質問を作る
Why was it difficult?
What happened?
How did you handle it?
口頭で答える
これだけで、
ライティングから会話練習へ移せます。
スピーキングを伸ばすなら「ロールプレイ・ライティング」もおすすめ
僕が教材開発でやっていた方法に、
かなり近いです。
例えばレストラン
A:
“Are you ready to order?”
B:
“Yes, I’d like…”
でも教科書をコピーしない
自分なら、
何を注文する?
どんな質問をする?
トラブルが起きたら?
まで作ります。
ビジネス英語なら、さらに相性がいい
例えば、
海外会議を想定します。
相手
“Why did the project fall behind schedule?”
自分の回答を書く
“The main reason was…”
と、
まず文章を作る。
添削
より簡潔で、
伝わる英文へ修正。
音読
口へ馴染ませる。
最後は見ないで答える
これをやります。
僕なら特に「言えなかったこと」を書く
現在、
僕が一番おすすめするのは、
ゼロから英作文のお題を探すことではありません。
実際の会話を先にする
オンライン英会話。
仕事。
AI英会話。
外国人との会話。
そこで言えなかったことを書く
例えば、
レッスン中、
「昔はもっと内向的だった」
と言えなかった。
レッスン後
自分で英文を書く。
“I used to be more introverted.”
添削・確認
表現を確認。
音読
何度か使う。
次の会話
実際に再利用する。
この順番なら「自分専用の教材」になる
僕は、
この方法がかなり効率的だと思っています。
なぜなら、
一般的な英作文教材では、
誰かが考えた文章を書きます。
自分の発話から作れば
自分が本当に言いたかった英文
です。
再利用する可能性も高い
仕事。
趣味。
家族。
自分の意見。
自分の経験。
何度も話題になります。
RYO英会話ジムの「発話の見える化」も同じ発想
現在RYO英会話ジムでは、
発話 → 見える化 → 添削 → 音読 → 再アウトプット
という流れを重視しています。
実は教材開発時代の経験ともつながっている
当時:
自分で英文を書く。
↓
フィリピン人スタッフが修正。
↓
違いを見る。
↓
何度も同じような会話文を作る。
現在:
生徒さんが話す。
↓
発話を文字で見える化。
↓
講師が添削。
↓
修正文を音読。
↓
再び話す。
共通しているのは「自分で一度英語を作る」こと
ここが大切です。
最初から答えを与えられるのではなく、
まず、
今持っている英語でOutputする。
そこから、
足りないものを見つけます。
ライティングをスピーキングにつなげるなら「全文暗記」はしなくていい
よくあるのが、
添削された長い英文を、
全部暗記しようとすることです。
これは大変
しかも、
少し質問が変わるだけで、
使えなくなることがあります。
覚えるなら「使える部品」
例えば、
“I think one of the main reasons is…”
“From my perspective…”
“What I mean is…”
“If I had to choose…”
のような、
いろいろな会話で使える型です。
一文を3パターンに変えると使いやすくなる
例えば、
添削で、
“The main reason was a lack of communication.”
を学んだ。
そのまま終わらない
“The main reason was a lack of time.”
“The main reason was a lack of staff.”
“The main reason was poor communication.”
と変えます。
最後に自分の話へ
“The main reason we missed the deadline was a lack of staff.”
ここまでやると、
かなり実践的です。
初級者ほど短いライティングでいい
「英作文」と聞くと、
長い文章を書かなければいけないと思うかもしれません。
必要ありません。
初級なら3文
Today was busy.
I had three meetings.
I was very tired.
添削後に話す
文章を閉じて、
今日について話す。
これだけでもOKです。
中級者なら「自分の意見」を書く
例えば、
“Do you think remote work is better than working in the office?”
について、
5〜10文程度。
構成
結論。
理由。
具体例。
反対意見。
まとめ。
その後、1〜2分話す
こうすると、
スピーキングだけでなく、
論理的に説明する力も鍛えられます。
ビジネス英語なら「実際の仕事」を書く
例えば、
今日の会議内容。
進捗。
問題。
原因。
提案。
数字説明。
を英語で書く。
その後、口頭で説明
これが、
かなり実践的です。
仕事で使う可能性が高いので、
翌週そのまま使えることもあります。
AIを使うなら「最初から英文を作らせない」
今なら、
AIもかなり便利です。
でも、
スピーキング練習として使うなら、
いきなり、
「これを自然な英語にしてください」
と日本語だけ渡すより、
一度、
自分で英文を作る
ことをおすすめします。
例えば
自分:
“I think this plan have some problems.”
そのうえで
「自然な英語に添削して、なぜ修正したか教えて」
と聞く。
修正
“I think this plan has some problems.”
この差が学習になる
最初からAIが、
完璧な文章を全部作ってしまうと、
自分がどこで間違えるのか見えません。
僕が今やるなら「5分ライティング→5分スピーキング」
忙しい人なら、
これくらいでもいいです。
0〜5分|書く
今日起きたこと。
仕事。
最近考えていること。
を3〜5文。
5〜7分|添削
AI。
講師。
辞書。
など。
7〜10分|音読
修正文を声に出す。
10〜15分|見ないで話す
同じ内容を、
文章を見ずに話す。
オンライン英会話と組み合わせるなら、さらに使いやすい
例えば、
レッスン前日に、
5〜10文書く。
レッスン冒頭
その内容を、
文章を見ずに説明する。
講師から質問をもらう
予定外の質問にも答える。
レッスン後
言えなかった部分を、
また書く。
修正
音読。
次回再利用
これで、
ライティング→スピーキング→ライティング→スピーキング
の循環になります。
「書くのが遅い=話す才能がない」ではない
僕自身、
教材開発を始めたころは、
英文を書くのにかなり時間がかかりました。
でも、
1年間続ける中で、
かなり速くなりました。
最初から速かったわけではない
分からない。
↓
質問する。
↓
修正される。
↓
次回使う。
これを、
大量に繰り返した結果です。
話すスピードも、同じように少しずつ変わった
英文を書くとき、
以前は毎回考えていた表現が、
繰り返すうちに、
すぐ出るようになる。
すると、
会話でも、
同じように使えることが増えました。
僕が感じたのは「ゼロから英文を作る時間が短くなった」感覚
これが、
スピーキングでかなり大きかったと思います。
ただし「3秒以内に話せなければダメ」ではない
昔の記事では、
3秒以内に発信できないと、
日本語から英語への変換がうまくいっていない、
というように書いていました。
今なら、
これは削ります。
会話で考えること自体は普通
難しい質問なら、
英語が上手な人でも考えます。
内容そのものを考える時間もあります。
大切なのは「いつも基本文で止まるかどうか」
例えば、
毎回、
I think…
のあとで10秒止まる。
過去形を作るだけで止まる。
基本語順を毎回組み直す。
こうした場合は、
よく使う英文の型をもっと練習する価値があります。
ライティングを使うときの注意点①|難しい文章を書きすぎない
日本語では、
かなり複雑な文章が書けます。
そのまま英語にしようとすると、
難しくなります。
まず簡単な英文にする
日本語:
「今回の計画は長期的な収益性という観点では再考の余地があると思います」
簡単にする
“I think we should reconsider this plan because it may not be profitable in the long run.”
これで十分です。
注意点②|添削を読むだけで終わらない
添削された。
↓
「なるほど!」
↓
終了。
これでは、
ライティング力には多少役立っても、
スピーキングにはつながりにくいです。
必ず口へ戻す
音読。
↓
見ないで言う。
↓
別の例。
↓
実際の会話。
注意点③|すべてのミスを完璧に直そうとしない
長い文章を書けば、
いろいろ修正されます。
10個。
20個。
全部覚えようとすると、
大変です。
一度に1〜3個でいい
今日、
一番使えそうだった表現。
何度も繰り返した文法ミス。
仕事で必要な英文。
これだけ拾います。
注意点④|ライティングだけにならない
一番重要です。
スピーキングが目的なら、
最後は必ず話します。
書く
↓
添削。
↓
音読。
↓
話す。
ここまでを、
一つのセットにします。
僕ならこんな人に特におすすめする
この学習法は、
特に、
「英文を読めば分かるのに、話すと出てこない人」
におすすめです。
TOEICなどで基礎知識はある
でも、
会話になると、
知っている単語しか使えない。
オンライン英会話でもいつも同じ表現になる
I think…
Maybe…
Because…
Good…
だけで、
会話している。
文法ミスも気になる
こういう人は、
一度、
「書く時間」を入れてみると、
自分の英語をかなり丁寧に観察できます。
まとめ|ライティングは「話す前の練習場」として使える
最後にまとめます。
書くだけでスピーキングが伸びるわけではない
ライティングとスピーキングは、
別の技能です。
でも共通する部分は多い
語彙。
文法。
表現。
文の組み立て。
意味を言語化する力。
ライティングでは、会話よりゆっくり英文を作れる
だから、
自分の弱点に気づきやすくなります。
添削が重要
自分の英文と、
より自然な英文を比較します。
添削後は音読する
正しい形を、
口でも使います。
最後は文章を見ずに話す
ここまでやると、
ライティングがスピーキング練習につながります。
特に「実際に言えなかったこと」を書く
これが、
自分専用の教材になります。
僕自身、
25歳ごろ、
仕事で英会話教材を作ることになったとき、
最初は、
こんなにライティングをするとは思っていませんでした。
しかも、
その経験が、
自分のスピーキングにまで影響するとも思っていませんでした。
でも、
自分で英文を作る。
分からない。
聞く。
直される。
違いを見る。
また作る。
ということを約1年間繰り返した結果、
文章を作るスピードも、
文法の正確さも、
使える表現の数も、
少しずつ変わっていきました。
今振り返ると、
単に「ライティングをたくさんしたから」ではありません。
自分でOutputし、分からないことに気づき、フィードバックを受け、修正した英語を繰り返し使ったから
だと思っています。
これは、
現在RYO英会話ジムで行っている、
発話 → 見える化 → 添削 → 音読 → 再アウトプット
という考え方にもつながっています。
もし今、
「単語も文法もある程度分かるのに、話すと簡単な英語しか出てこない」
と感じているなら、
話す量だけをさらに増やす前に、
一度、
自分が言いたいことを英語で書いてみる
のもおすすめです。
書く。
直す。
声に出す。
そして、
話す。
この橋渡しを作ることで、
「知っている英語」が、
少しずつ、
自分で使える英語
へ変わっていきます。








































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