こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日はbe動詞直後のoverは形容詞それとも副詞?についてお話します。overと聞くとcome overやover the mountainのように副詞や前置詞のイメージが強いですが、be動詞の直後にくるoverはなんかしっくりこない感覚を覚えないでしょうか。この記事を読めば、英語の文法力がさらにアップしていきます。それではまいりましょう。
overについて軽く使い方を説明しよう
何について話していたのか聞かれて…
電話で次のミーティングについて話したよ。
こちらはoverの直後に名詞が来ているので、前置詞として考えられますね。このoverをonや(by) usingと置き換えるとさらに明確に前置詞として理解できると思います。このように前置詞としてのoverにはその他にもduringやmore thanと置き換えれる意味が存在し非常に便利な単語です。
昨日の夜は何をしていたのか聞かれて…
友人たちを夕食に招待したよ。
副詞は形容詞(例: very tall)、副詞(例: too quickly)、動詞(例: run fast)の意味をさらに特定する役割を持ちますね。overにはあるところからどこかへ向かっていくコアイメージがあります。だからこのようにoverにはto your home(副詞句)という意味でinvite(動詞)に場所を特定して意味をプラスしている副詞ということが理解できます。
is overのoverは副詞なの?
同僚にチャットで…
会議はもうすぐ終わるよ。
取り掛かっている仕事の期限が迫っていて…
やっと本題に入りますが、結論から言うとsomething is overのoverは副詞ではなく形容詞です。もしくは形容詞的に使われる過去分詞として考えてもよいです。なぜならfinishedやcompeltedという形容詞と置き換えることが可能だからです。will be finishedやwill be completed、またget this job doneとするとわかりやすいですね。ちなみに形容詞とは名詞(例文の場合は主語や目的語にあたる)の性質や状態を説明するものですね。会議の状況は「終わった状態」であると理解するとわかりやすいです。
ただし、日本語のいくつかの英語学習サイトを調べるとis overのoverを副詞として捉えて補語にもなると紹介しているのを拝見しますが、アメリカやイギリスなどの英語本場の辞書では、is overのoverは形容詞として紹介されています。どちらも正しい捉え方なのかもしれませんが、つまりは形容詞として考えたほうがスッキリするでしょう。
over /ˈoʊvɚ/ adjectiveLearner’s definition of OVERnot used before a noun: having reached the end : finished
When is this class over? And before we knew it, the storm was over. Those days are over.
まとめ
形で覚えて終えばよい話ではありますが、このように文法をしっかりと理解して学習を進めることで、文章構成力も養われます。結果的により英語を話せるスキルが付くので、文法を理解した上でアウトプットすることをお勧めいます。
副詞に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。以上がスッキリ!be動詞直後に来るoverは形容詞それとも副詞?でした。それではSee you around!
コメントを残す