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英語表現の小技:「I feel」と「I’m feeling」のニュアンスの違い

こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「I feel」と「I’m feeling」は英語で感情や体調を表す基本的な表現ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。この記事では、これらのフレーズの使い分け方を学びましょう。それではまいりましょう。

 

 

使い分け

「I feel」の使用

  • 用途: 一般的な感情や長期にわたる心の状態を表現する際に使用します。また、自己の性質や傾向について話す時にも使われます。
  • 例文: “I feel happy.”
    • 和訳: 「私は幸せを感じます。」
  • 解説: この例では、話者が一般的に幸せという感情を持っていることを示しています。ここでの「feel」は、長期的な、比較的安定した感情の状態を指します。

「I’m feeling」の使用

  • 用途: 現在、この瞬間の感情や体調を表す際に使用します。特に、その時々で変わりやすい、一時的な状態を示すのに適しています。
  • 例文: “I’m feeling tired.”
    • 和訳: 「私は疲れている感じがします。」
  • 解説: ここでは、話者がその瞬間に疲れを感じていることを表しています。「I’m feeling」は一時的な感覚や状態に焦点を当てるため、その人の感情や体調がどのように変化しているかをより詳細に伝えることができます。

使い分けのポイント

  • I feel: 長期的または一般的な状態や感情に焦点を当てる時。
  • I’m feeling: 現在の一時的または変わりやすい感情や体調に焦点を当てる時。

この使い分けを理解することで、英語での感情や体調の表現がより正確かつ豊かになります。日常会話でのコミュニケーションにおいて、聞き手に対して自分の状態をより適切に伝えることが可能になります。

 

 

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I’m feeling

体調を崩してしまった翌日同僚から…

リョウ
How are you feeling today?
今日は体調どう?

 

 

彼女がLINEで…

ナオミ
I’m feeling lonely. Can I call you?
寂しいの。電話していい?

 

 

グラフ分析

(赤)I feel better (青)I’m feeling better

“I’m feeling 〜”は、確かにfeelの現在進行形です。しかし、feelやsee、like、loveなどの状態動詞は、通常、進行形で使われないことが多いです。これは、状態動詞が継続的な状態や一般的な感情を表すため、基本的に現在形でその瞬間の状態や感情を表現できるためです。例えば、「I feel lonely」や「How do you feel today?」のように、feelを使用して体調や感情を表現することは一般的です。

しかし、「I’m feeling〜」を使うことで、「その瞬間の感情や体調をより強調して伝えたい」というニュアンスを表現できます。この使い方は、特に一時的な感情や変わりやすい体調を示す際に役立ちます。

マクドナルドのキャッチフレーズ

余談ですが、「I like you」や「I love you」という表現は、その時点での感情を表します。一方で、「I’m loving you」や「I’m liking him」といった現在進行形を用いると、進行中の行動や変化していく感情を強調することになり、特定の文脈や広告言語などでは能動的な感情の変化を表す際に使われることがあります。「I’m loving it」は、マクドナルドのキャッチフレーズとしても有名で、このような用法は例外的な状況での言語的な工夫と捉えられます。

総じて、「I feel」は一般的な状態や感情を、「I’m feeling」はその瞬間の、より一時的な感情や体調を強調して表現する際に用いられます。文脈に応じて適切な形を選ぶことが重要です。

 

 

I feel

好きな人へ…

ウィル
I feel excited when I see you.
君と会う時はワクワクするんだ。

 

 

彼氏へ…

ナオミ
Sometimes, I feel that you are not serious about me.
ときどき、あなたが私のこと真剣に思ってないって感じるよ。

 

 

I’m feelingとの違い

「I feel」の現在形は、習慣的に起こることや自分の考えや感情を伝える際に使われます。この文脈では、「I’m feeling」は通常使用されません。「I feel」は一般的な感情や性質、または長期的な状態を示すのに対し、「I’m feeling」はその瞬間の感情や一時的な体調を指します。

例えば、ある人が定期的に感じることや、その人の性格や考え方を表す場合には、「I feel」を現在形で使用します。しかし、一時的な感情やその瞬間の体調を表す際には、「I’m feeling」を使うことが適切です。

I thinkとの違い

「I think」と「I feel」の使い分けについては、確かに「think」は論理的または具体的な考えや結論を伝える際に使用され、一方で「feel」は感情や直感、個人的な意見や反応を表すのに使われます。この区別は、伝えたい内容が主に頭(論理)で考えたことなのか、心(感情)から来ているのかに基づいています。

例文から考える

「I feel」の現在形は、習慣的に感じる感情や長期的な考えを示す際、または自分の考えや性格を表すときに使われます。たとえば、「彼女に会うこと」が習慣的な喜びである場合、私たちは「I feel happy when I see her.」と言います。これは習慣的な感情を表しているため、「I’m feeling」ではなく「I feel」を使用します。

また、「自分の考えを伝える際」にも「I feel」を使いますが、これは「I think」と異なり、感情や直感に基づいていることを示しています。例えば、「I feel that we should take a break.」と言うことで、論理的な分析よりも個人的な感情や直感を表現しています。

 

 

I feel you.の意味

「I feel you」は英語のスラング表現で、話し手が相手の感情や状況に共感していることを示します。直訳すると「あなたを感じる」となりますが、実際の意味は「あなたの気持ちが分かる」「その感じ、よくわかるよ」「あなたの言っていることに共感する」という感じです。

この表現は、友人や知人が困難な状況にあるときや、特定の感情を表現したときに使われます。聞き手が話し手の状況や感情を理解し、それに対して同情や共感を示していることを伝えるのに適しています。非公式の会話やカジュアルな文脈でよく使用されるフレーズです。

 

 

実践問題

以下の状況に基づいて、「I feel」と「I’m feeling」のどちらを使うべきかを選び、適切な文を完成させてください。

  1. あなたは友人に自分の一般的な健康状態について話しています。
    • (A) “I feel generally healthy.”
    • (B) “I’m feeling generally healthy.”
  2. あなたは風邪をひいた日に、今の体調を伝えています。
    • (A) “I feel really sick today.”
    • (B) “I’m feeling really sick today.”
  3. あなたが最近ストレスを感じているときに、その状態を説明しています。
    • (A) “I feel stressed lately.”
    • (B) “I’m feeling stressed lately.”
  4. あなたが友人に長期間にわたる幸福感について話しています。
    • (A) “I feel happy with my life.”
    • (B) “I’m feeling happy with my life.”
  5. あるイベントで突然の痛みを感じたときに、その感覚を表現しています。
    • (A) “I feel a sharp pain in my foot.”
    • (B) “I’m feeling a sharp pain in my foot.”
  1. 正解: (A) “I feel generally healthy.”
    • 解説: ここでは一般的な健康状態について話しているため、「I feel」が適切です。これは長期的な状態を示しています。
  2. 正解: (B) “I’m feeling really sick today.”
    • 解説: この状況では、その日の特定の体調を表しているため、「I’m feeling」が正解です。これは一時的な状態を示しています。
  3. 正解: (A) “I feel stressed lately.”
    • 解説: 「最近ストレスを感じている」という状況は、比較的短期間にわたるものの、一般的な傾向を述べているため、「I feel」が適切です。
  4. 正解: (A) “I feel happy with my life.”
    • 解説: 長期間にわたる幸福感について話しているため、「I feel」を使用します。これは一般的な感情の状態を示しています。
  5. 正解: (B) “I’m feeling a sharp pain in my foot.”
    • 解説: この場合は、特定の瞬間に感じている痛みについて話しているため、「I’m feeling」が正解です。これは一時的な感覚を示しています。

 

 

feelingとfeelingsの違い

Feeling

  • 単数形で使用されることが多く、「感覚」や「感じ」という意味で一般的に使われます。これには身体的な感覚(例えば、「cold feeling」寒さを感じる)や、その瞬間の心情や気持ち(例えば、「a feeling of happiness」幸福感)を指す場合があります。
  • また、「感覚」や「直感」という意味でも使われることがあり、具体的な感情よりもあいまいまたは全体的な心の状態を示すことがあります(例:「I have a feeling that something good will happen.」何か良いことが起こる予感がする)。

Feelings

  • 複数形で使われ、「感情」や「気持ち」を複数形で表すときに用いられます。これは、愛、喜び、悲しみ、怒りなど、特定のまたは一連の感情や感情的な反応を指します。
  • 「feelings」は、しばしば人が経験する複雑で多様な感情的な体験を指すために使われます。人間関係や社会的な状況での感情的な交流や反応を説明する際に特によく使用されます(例:「Hurt feelings」傷ついた気持ち、または「Sharing my feelings」私の感情を共有する)。

使用例

  • Feeling:「I have a strange feeling in my stomach.」(お腹に変な感じがする。)
  • Feelings:「I need to talk about my feelings.」(私の感情について話す必要があります。)

要するに、「feeling」はしばしば単一の感覚や直感を指すのに対し、「feelings」は複数の感情や、より複雑な感情的な状態を指します。適切な文脈でこれらを使い分けることで、より豊かで正確なコミュニケーションが可能になります。

 

 

似たような表現

I think

  • 例文: “I think this is the best solution for our problem.”
  • 和訳: 「私はこれが私たちの問題に対する最善の解決策だと思います。」
  • 解説: 「I think」を使うことで、話者は自分の考えや意見を表現しています。この場合、客観的な事実や論理的な分析に基づいた意見を示していることが示唆されます。「I think」は、自分の見解が絶対ではないことを認めつつも、ある状況やアイデアについての個人的な考えを伝える際に用いられます。

I believe

  • 例文: “I believe everyone deserves a second chance.”
  • 和訳: 「私は誰もが二度目のチャンスに値すると信じています。」
  • 解説: 「I believe」を使うことで、話者はただの意見を超えた、深い信念や確信を表現しています。この表現は、単に考える(think)よりも、より強い感情的または倫理的なコミットメントを含んでいます。「I believe」は、話者がその信念に強くコミットしており、しばしば個人の価値観や世界観に基づいています。

I seem

  • 例文: “I seem to have lost my way; can you help me?”
  • 和訳: 「道に迷ってしまったようです;手伝っていただけますか?」
  • 解説: 「I seem」は、自分自身についての他人の観察や推測、または自己認識に基づく推測を表します。この場合、話者は自分が道に迷ってしまったという状況を客観的に観察しており、それが外部からどのように見えるか(または見えそうか)を示しています。「I seem」は、確信が持てない時や、自分の状態や行動が外部からどう見えるかを推測する際に使用されます。

 

 

関連する語彙とその例文

Emotion (感情)

  • 例文: “I feel a strong emotion.”
  • 和訳: “私は強い感情を感じています。”
  • 解説: この例文では、「I feel」を使用しています。これは、一般的な感情や心の状態を表す際に用いられる表現です。ここでの「feel」は、現在形で使われており、話者がその瞬間に強い感情を体験していることを示していますが、この感情は長期間にわたることも暗示されています。感情は具体的なものではなく、内心の感じ方を指します。

Mood (気分)

  • 例文: “My mood changes often.”
  • 和訳: “私の気分はよく変わります。”
  • 解説: この文では、話者が自分の気分が頻繁に変化することを表しています。「Mood」は一時的かつ変動しやすい心の状態を指し、この文はその変動性を強調しています。習慣的な気分の変化を示すために現在形が使われており、これは特定の瞬間ではなく、一般的な傾向を述べています。

Sensation (感覚)

  • 例文: “I had a strange sensation.”
  • 和訳: “私は変な感覚がしました。”
  • 解説: 「I had」の過去形を使用することで、過去の特定の瞬間に体験した一時的な感覚を表しています。「Sensation」は五感を通じて得られる具体的な体感や感覚を意味し、この場合、話者が経験した感覚が異常または普通ではないことを示しています。この文は、過去における一時的な体験を述べており、現在の感情や気分とは区別されます。

 

 

押さえておきたいポイント

  • 「I feel」は一般的な状態や長期的な感情を、「I’m feeling」はその瞬間の感情や体調を表します。
  • 「I’m feeling」はより即時性があり、変化しやすい状態を示すことが多いです。
  • 両者は相互に使い分けられることが多く、文脈によって使い分けることが重要です。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。「I feel」と「I’m feeling」はともに日常会話で頻繁に使用される表現です。この記事を通じて、これらのフレーズを正確に使い分け、より自然な英語表現を身に付けましょう。以上がネイティブは知ってる!”I feel”と”I’m feeling”って何が違うの?でした。それではSee you around!

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株式会社KLabにて翻訳兼通訳者として勤務。株式会社Unhoop(大手英会話スクールhanaso)に転職してスタディサプリの有名講師関正生さん監修元、自社メソッドを共同開発し数々のヒット教材を送り出す。またその後講師やカンセリングにも従事。株式会社Alueへ転職後、三菱UFJやUNIQLOなど名だたる大手日系企業対象に短期集中ビジネス英語研修を提供し数百名以上の「英語が話せる日本人」を輩出
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