こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は混乱しやすい”nearby”と”near”の違いと使い分けについてお話します。似ているけど実際どのような違いがあるのかわかっていない方は意外と多いです。この記事を読めば英語感覚がさらに高まり、簡単に使い分けられるようになります。それではまいりましょう。
目次
“near”の3つの使い方
まず”near”ですが時間や距離が近いことに対して使うことができます。”near”が便利なのは3つも使い方があるんです。前置詞や形容詞、そして副詞として働くことができます。器用なやつですな。ただ”near”は前置詞としてよく使われることが多いです。
場所や時間の前置詞として
前置詞は名詞や動名詞などの直前にくる品詞でそれらの意味をサポートする役割があります。似た様な表現で言うとちょうど”close to”です。マイクがなんか言ってるので聞いてあげましょう。
妻へ…
マイクの発言を参考にすると、”near”は名詞”door”の直前に来ています。そして「ドアの近くに」と名詞の意味をサポートしています。だから”near”は場所を表す前置詞なんですね。次はリョウがなんか言ってます。
出張先で…
1時近くにホテルにチェックインしたよ。
リョウの場合は、時間に対してです。マイクは場所に対して”near”と使っています。このように時間と場所、両方に使えるんですね。
形容詞としての”near”
形容詞には2つ使い方がある
次は形容詞としての”near”です。形容詞について簡単に説明しておくと2つ使い方があります。1つ目は名詞を修飾するパターン。”a big house”は、形容詞”big”が名詞”house”に修飾しています。2つ目は、動詞の直後において補語の働きをするパターンです。補語は主語や目的語を説明するものです。例えば、”The house is beatiful.”の形容詞”beatiful”は家を説明するものです。これを補語の働きをすると言います。マイクとリョウがなんか言ってますね。
友人へ…
夏が近いね。海へ行く計画立てよう。
上司に…
近い将来、自分のビジネスを始めいると思います。
このように、”near”は”summer”を説明していることになります。”Summer is nearby.”とは言いませんので注意!2つ目も”future”名詞を修飾しています。
時間を表す名詞に修飾
このように形容詞”near”にも2つの使い方があることを覚えておいてください。ただ名詞に修飾する場合は、時間を表す名詞にしか修飾しないことを頭の片隅にいれておきましょう。なので以下例文のようにはいいません。
電話で…
例外あり
ただ例外があります。最上級で”nearest”を場所を表す名詞の前に持ってくる場合は使えます。ナオミの一人ごと聞いてみましょう。
道で…
この辺りで一番近いコンビニはどこですか?
副詞としての”near”
最後は副詞です。主に動詞や形容詞、副詞を修飾します。例えば”very much”「とても」という副詞は、”I like it very much.”のように「とても」は「好き」を修飾しています。このように”near”も”very much”と同じような働きをしてくれます。マイクがなんか言っていますね。
どこに住んでいるか聞かれて…
近くに住んでるんだ。
どこで二人は働いているか聞かれて…
リョウと僕は近くで働いてるんだ。
“nearby”の2つの使い方
一方で”nearby”は距離的に近いことを伝えたいときに使います。なので、時間的に近いことを伝えたいときは、”near”を使う必要があるということになります。
形容詞としての”nearby”
“near”と同じく”nearby”も形容詞として補語や名詞の前において使うことができます。では、マイクとリョウの会話を聞いてみましょう。
- 名詞の前におく場合
同僚へ…
昨晩はどこで食べたの?
近くの中国料理店で食べたよ。
- 補語として使う場合
道で…
その駅はちょうど近くにありますよ。まっすぐ行ってちょうど左に曲がってください。
副詞としての”nearby”
最後は副詞です。ではさっそくナオミとアイヴァンの会話を聞いてみましょう。
道で…
はい、ありますよ。
【おまけ】間違いだけどネイティブは”nearby”を前置詞として使う
間違いなんですが、たまにカジュアルにネイティブは”nearby”を前置詞”near”と同じように使うこともあります。なのでそれを知った上でこのような使い方をしましょう。
兄へ…
まとめ
nearとnearbyの品詞としての役割を理解した上で、レッスンや実践の場で使ってみましょう。まずはアウトプットをして、間違えたら再度復習してまたトライするようにしてください。
効率的にアウトプットする方法
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合わせて実践レベルに沿った実践コースにて様々なスキルを強化することが可能です。だから英語での会議や外国人の前でも堂々と自信を持って話せるようになっていきます。プラスで音読トレーニングもレッスン外でやることでより効果的に上達します。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が、”near”と”nearby”の簡単な使い分けでした。それでは、See you around.
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