- 1 ちょっと恥ずかしい失敗エピソード:"head"って…頭のことじゃないの?
- 2 どこ行くの?英語で自然に聞くならこのフレーズ!
- 3 ネイティブっぽい言い方:Where are you headed?
- 4 他にもある!「どこ行くの?」を表す言い方
- 5 まとめ
- 6 英語は「間違えてナンボ」。だからこそアウトプット重視の環境を。
- 7 「Where are you headed?」のネイティブっぽい会話例
- 8 自然に使うための3つのコツとフレーズ集(和訳つき)
- 9 まとめ
- 10 よくあるNG表現パターンとその理由
- 11 ✅ ワンポイントアドバイス
- 12 音声を聞いて練習しよう
- 13 その他の「どこ行くの?」英語表現集
- 14 まとめ
- 15 ✅ 練習クイズ:「Where are you headed?」使いこなせるかな?
- 16 🔍 この記事のまとめ
ちょっと恥ずかしい失敗エピソード:”head”って…頭のことじゃないの?
実は私も、英語学習を始めたばかりの頃にちょっとした勘違いをしてしまったことがあります。
ある日、アメリカ人の友人に、こう聞かれました。
“Where are you heading?”
当時の私は「head=頭」としか知らなかったので、心の中でこう思ってしまいました。
「えっ、私の“頭”がどこに向かってるかってどういう意味?」
「もしかして、何を考えてるのか?ってこと?」(←かなり混乱)
その場で聞き返す勇気もなく、「う、うん…あっち…?」と曖昧にジェスチャーでごまかしてしまいました。
後で調べて、”head” には「進む・向かう」という動詞の意味があると知って、ようやく腑に落ちました。あのときの気まずさは、今でも忘れられません(笑)
この経験から学んだことは、「知っている単語でも、意味はひとつじゃない」ということ。
それ以来、表現の背景や使われ方を意識して英語を学ぶようになり、理解も深まるようになりました。
ちなみに、「I’m going to the beach」と「I’m going to go to the beach」のように、似た表現のニュアンスの違いに迷ったことがある方は、こちらの記事も参考になります👇
👉 「I’m going to the beach」と「I’m going to go to the beach」の違いを徹底解説!
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どこ行くの?英語で自然に聞くならこのフレーズ!
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
日常会話でよく使う「どこ行くの?」という質問、英語ではどう言えば自然なのでしょうか?
今回は、ネイティブがよく使う言い回し「Where are you headed?」を中心に、意味や使い方を詳しく解説していきます!
ネイティブっぽい言い方:Where are you headed?
「どこ行くの?」とカジュアルに聞きたいとき、“Where are you going?” もOKですが、もっと自然でネイティブっぽい言い方が “Where are you headed?” です。
“head”は「頭」じゃないの?
たしかに、”head” と聞くと「頭」を思い浮かべるかもしれませんね。でも、動詞として使うと「向かう・進む」という意味になります。
🔹 Where are you headed? は、実は “Where are you headed for?” の “for” が省略された形。
旅行などにも使えますよ!
例:
I’m headed for Bali.
(バリに向かってるよ)
“headed”は過去形?それとも…?
間違いやすいポイントですが、“headed” は過去分詞です。
🔸 見分け方は簡単。前にbe動詞(am/is/are)があれば過去分詞と判断できます。
発音は「ヘッディッド」のように、軽く言うのがポイントです。
他にもある!「どこ行くの?」を表す言い方
カジュアルな場面で使える、似た意味の表現を2つご紹介します。
1. Where are you heading?
これも「どこ行くの?」という意味で、“Where are you headed?”とほぼ同じです。
違いがあるとすれば、地域的な使われ方。
🔹 アメリカ英語:Where are you headed?
🔹 イギリス英語:Where are you heading?
どちらを使ってもOKですが、覚えておくと便利です。
2. be off to / be on the way to
この2つも自然な表現です。
- be off to 〜:〜へ出発する
- be on the way to 〜:〜へ向かっている途中
例:
I’m off to the gym.(ジムに行くところだよ)
I’m on the way to work.(仕事に向かってる途中)
これらについては、別記事で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
「どこ行くの?」と英語で自然に聞くなら、以下の表現がおすすめです。
- Where are you headed?(アメリカ英語)
- Where are you heading?(イギリス英語)
- I’m off to 〜 / I’m on the way to 〜(自分の行き先を伝えるとき)
これらをマスターすれば、ネイティブとの会話がもっとスムーズになりますよ!
英語は「間違えてナンボ」。だからこそアウトプット重視の環境を。
「Where are you headed?」のような表現も、実際に口に出してみないと、本当の意味で身につきません。
でも、間違うのってちょっと恥ずかしいし、怖い…
そんな気持ち、すごくよくわかります。
だからこそRYO英会話ジムでは、「間違いをチャンスに変える環境づくり」を大切にしています。
実際にジムに通っているある生徒さんは、こんなふうに話してくれました。
「間違ってもすぐにフィードバックがあるし、それを元に“どう言えば伝わるか”を一緒に考えてもらえるのがありがたいです。今では、話すのが怖くなくなりました。」
また別の生徒さんは、
「話せるようになる以上に、“あ、英語ってこう考えるんだ”って気づけたことが、自分の中では一番の収穫です。」
と、英語を使う上での思考や視点の変化を成果として感じてくれています。
RYO英会話ジムでは、「学んだことをどんどん試せる」アウトプット中心のレッスンを通じて、あなたの英語を実践で強くします。
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「Where are you headed?」のネイティブっぽい会話例
会話例①:友達との立ち話
A: Hey! Long time no see.
(やあ、久しぶり!)
B: Yeah! Good to see you. Where are you headed?
(ほんとだね!会えて嬉しいよ。どこ行くの?)
A: Just heading to the gym.
(ジムに向かってるとこだよ。)
会話例②:会社の同僚とエレベーターで
A: Morning! Where are you headed?
(おはよう!どこ行くの?)
B: To the 10th floor. Got a meeting with HR.
(10階。人事とのミーティングなんだ。)
会話例③:旅行中のホテルで
ホテルスタッフ: Where are you headed today?
(今日はどこに行かれるんですか?)
旅行者: We’re off to Kyoto for some sightseeing.
(京都に観光に行くんです。)
自然に使うための3つのコツとフレーズ集(和訳つき)
① 相手が今どこかに向かっている様子のときに使う
ポイント:立って移動していたり、荷物を持っていたらチャンス!
🔹 You look like you’re in a hurry. Where are you headed?
(急いでるみたいだね。どこ行くの?)
② 日常の軽い挨拶+会話のきっかけとして使う
「お疲れ様〜」の代わりにちょっとした会話を始めたいときにも使えます。
🔹 Done for the day? Where are you headed?
(今日はもう終わり?どこ行くの?)
③ トーンはやさしく・フレンドリーに
「詮索」ではなく「興味・会話のきっかけ」として、笑顔で言えば自然に使えます。
🔹 Oh, got plans tonight? Where are you headed?
(お、今夜予定あるの?どこ行くの?)
まとめ
「Where are you headed?」は、ネイティブが毎日使う超自然なフレーズです。
ポイントは、「移動中の人にやさしく聞く」ことと、会話の入り口としてサラッと使うこと。
少しずつ使ってみると、きっと自然に口から出てくるようになりますよ!
よくあるNG表現パターンとその理由
❌ NG①:Where is your head?
✔「head=頭」と覚えているため、直訳でこう言ってしまうケースが多いです。
解説:
この表現は、「あなたの頭はどこ?」という物理的な意味になり、不自然で意味不明になってしまいます。
→ 正しくは、Where are you headed?(どこに向かっているの?)
❌ NG②:Where are you head?
✔ 動詞の活用ミス。「head」をそのまま使ってしまうパターン。
解説:
「head」は動詞なので、「進行形にする」か「受け身っぽく見えるbe + 過去分詞」の形にする必要があります。
→ 正しくは、Where are you heading? または Where are you headed?
❌ NG③:Where do you head?
✔「Where do you go?」の感覚で、doを使ってしまうパターン。
解説:
これは文法的には可能ですが、今この瞬間にどこに向かっているかを聞くときは、進行形または be + 過去分詞を使います。
→ 正しくは、Where are you headed?(今どこに向かってるの?)
❌ NG④:Where are you heading to?(※一応OKだが注意点あり)
✔ 「to」をつけたくなる日本語話者は多いです。
解説:
文法的には間違いではありませんが、「head」自体に「〜に向かう」という意味が含まれているので、「to」は省略されるのが普通です。
→ ネイティブはより自然に Where are you heading? や headed? を使います。
❌ NG⑤:「head=目的地」と誤解して使う
✔「I go to head」や「head is Tokyo」のような使い方をしてしまうことがあります。
解説:
「head」は動詞または動詞の過去分詞形で使うのが自然。名詞として「目的地」と誤解するのは要注意!
✅ ワンポイントアドバイス
- “head”は動詞で「向かう」!
- 「be + headed」=どこかに向かっている最中を表す。
- “Where are you headed?”はカジュアルな「今どこ行くの?」
このようなNGパターンを知っておくことで、「あ、自分も同じ間違いしてたかも!」と気づきやすくなり、より自然な表現が身につきます。
音声を聞いて練習しよう
ばったり会った友人へ…
どこに行くの?
“Where are you heading?”
“Where are you off to?”
その他の「どこ行くの?」英語表現集
1. Where are you off to?
カジュアル度:★★★★★
これはとても自然で、日常会話でよく耳にする表現です。
🔹「どこに出かけるの?」というニュアンス
🔹親しい友人や同僚とのやり取りにぴったり
例:
A: Hey, where are you off to?
B: Just heading to the grocery store.
(どこ行くの?/ちょっとスーパーにね)
2. Where are you going off to?
カジュアル度:★★★★☆
“Where are you off to?” に “going” を加えた形で、意味はほぼ同じです。やや冗長に聞こえることもありますが、違和感なく使えます。
3. Where to?
カジュアル度:★★★★★(超シンプル)
めちゃくちゃ短くてラフな言い方。家族や友達との会話に最適です。
🔹1語だけで「どこ行くの?」と聞けるので便利
🔹主に口語で使われます
例:
Where to?
To the café down the street.
(どこ行くの?/あの通りのカフェ)
4. Where are you off out to?
カジュアル度:★★★☆☆(イギリス寄り)
ややブリティッシュな響きのある言い方で、「出かけるところ?」という意味です。アメリカではあまり一般的ではないですが、イギリス英語で耳にすることがあります。
5. Got somewhere to be?
カジュアル度:★★★☆☆(フレンドリーでちょっとからかい風)
直訳すると「行くところあるの?」ですが、軽くツッコミを入れるような場面で使われます。
例:
A: Gotta run!
B: Got somewhere to be?
(もう行かなきゃ!/お、どこか行くの?)
6. Where are you off heading to?
カジュアル度:★★☆☆☆
少し不自然になりがちな表現。ネイティブも使うことはありますが、「off」と「heading」を両方入れるとやや過剰に聞こえることもあるので注意。
まとめ
表現 | カジュアル度 | 特徴 |
---|---|---|
Where are you off to? | ★★★★★ | 一番よく使われるカジュアル表現 |
Where to? | ★★★★★ | 超短縮版で親しい間柄に◎ |
Where are you going off to? | ★★★★☆ | 丁寧に聞こえるが少し長め |
Got somewhere to be? | ★★★☆☆ | 軽いツッコミやジョークっぽい言い方 |
Where are you off out to? | ★★★☆☆ | イギリス寄りの表現 |
Where are you off heading to? | ★★☆☆☆ | やや不自然になる場合もあり注意 |
どの表現も、TPO(使う場面や相手)によって使い分けるのがコツです。
✅ 練習クイズ:「Where are you headed?」使いこなせるかな?
以下のクイズで、今日の表現を楽しく確認してみましょう!
Q1. 「Where are you headed?」の最も自然な意味はどれ?
A. 何を考えているの?
B. 頭はどこにあるの?
C. どこに向かってるの?
D. 誰と一緒にいるの?
👉 「head」は名詞で「頭」ですが、動詞では「向かう」という意味になります。”Where are you headed?” は「どこに行くの?」というカジュアルな表現です。
Q2. 次の会話で空欄に入る最も自然なフレーズはどれ?
A: Hey! Long time no see.
B: Yeah, really! _______________________?
A: Just going to the supermarket.
A. Where’s your head?
B. Where are you off to?
C. Where are you?
D. Where did you head?
👉 「Where are you off to?」は「どこ行くの?」の自然な別の言い方です。友人との日常会話でよく使われます。AとDは不自然な表現。Cは場所を聞いているだけなので、状況に合いません。
Q3. 「I’m headed for Kyoto.」の意味は?
A. 京都に住んでいる
B. 京都出身だ
C. 京都に向かっている
D. 京都で働いている
👉 「be headed for 〜」は「〜に向かっている」という意味。旅行や外出など、目的地に向かって移動している最中によく使われます。
Q4. 「Where to?」はどんな場面で使われる?
A. フォーマルな面接
B. 学校のスピーチ
C. 友達との軽い会話
D. 英文メールの締め
👉 「Where to?」は超カジュアルな一語フレーズ。「どこ行くの?」をサクッと聞く時に使います。親しい間柄の会話で使うのが自然です。
🔍 この記事のまとめ
- 「Where are you headed?」は、ネイティブがよく使うカジュアルな「どこ行くの?」の表現
- “head”は動詞で「向かう」という意味。be動詞+過去分詞で「向かっている最中」を表す
- 類似表現には「Where are you heading?」「Where are you off to?」「Where to?」などがある
- 日本人がよく間違えるのは、”head”=「頭」と思い込んだり、文法的に不自然な使い方をしてしまうこと
- 実際に声に出して使いながら、間違えて覚えていくことが上達への近道!
「知るだけ」で終わらせず、「使って」「間違って」「気づいて」いくことで、自然な英語力がどんどん身についていきます。
一歩ずつ、一緒に楽しく英語を身につけていきましょう!
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