こんにちは、RYO英会話ジムです。
into / in、onto / on、to / toward の違いは、「移動」を表すか、「場所・方向」を表すかで考えるとわかりやすいです。
- into = 中へ入る動き
- in = 中にいる状態
- onto = 上へ移動する動き
- on = 上にある状態
- to = 目的地まで向かう
- toward = その方向へ向かう
たとえば、
She walked into the room.
彼女は部屋の中へ歩いて入りました。
She is in the room.
彼女は部屋の中にいます。
また、
The cat jumped onto the table.
猫はテーブルの上に飛び乗りました。
The cat is on the table.
猫はテーブルの上にいます。
さらに、
I walked to the station.
私は駅まで歩きました。
I walked toward the station.
私は駅の方向へ歩きました。
特にポイントなのは、into / onto は「動き」、in / on は「位置」、そして to は到達点を意識し、toward は方向だけを表すことです。
それでは、into / in、onto / on、to / toward の違いと使い方をさらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
at・in・onの基本的な使い分けも整理しておきたい方は、こちらもあわせてどうぞ。
- 1 僕の失敗談|intoはわかる。でもontoとtoward(s)がずっと曖昧でした
- 2 into / in・onto / on・to / towardの意味と使い方
- 3 シーン別英会話|実際の会話ではこう使います
- 4 よくある間違い|「意味はわかる」のに、会話では前置詞がズレやすい
- 5 実際の受講生事例|TOEIC850点でも「細かな間違い」が課題だったマサヤさん
- 6 RYO英会話ジムが「話して終わり」にしない理由
- 7 「なんとなく話せる」で止まってしまうのは、もったいない
- 8 似た英語表現・関連語彙
- 9 練習用クイズ|前置詞の使い分けをチェック
- 10 よくある質問(FAQ)
- 10.1 Q. intoとinの一番大きな違いは何ですか?
- 10.2 Q. ontoとonはどう使い分けますか?
- 10.3 Q. toとtowardの違いは何ですか?
- 10.4 Q. towardとtowardsはどちらが正しいですか?
- 10.5 Q. intoとin toは同じですか?
- 10.6 Q. ontoとon toは同じ意味ですか?
- 10.7 Q. 動きがある場合は必ずintoやontoを使いますか?
- 10.8 Q. towardはビジネス英語でも使えますか?
- 10.9 Q. intoとthroughはどう違いますか?
- 10.10 Q. 前置詞を「知っている」だけでなく、会話で自然に使えるようになるには?
- 11 まとめ|「位置」と「動き」をイメージすると前置詞はわかりやすい
僕の失敗談|intoはわかる。でもontoとtoward(s)がずっと曖昧でした
僕自身、英語を勉強していたとき、intoは比較的イメージしやすかったのですが、ontoになると急に使い方が曖昧になっていました。
intoなら、
go into the room
部屋の中に入る
のように「中へ」という動きをイメージできます。
一方でontoは、意味を見れば「〜の上へ」だとわかるものの、実際の会話であまり聞いた記憶がなく、自分で使う感覚がいまひとつつかめませんでした。
さらにtowardsも同じでした。
「〜の方向へ」という意味なのはなんとなくわかる。でも、
これは少しフォーマルな表現なのか?
それとも普通のカジュアルな会話でも使えるのか?
このあたりが僕の中ではかなり曖昧でした。
前置詞って、単語帳では「into=〜の中へ」「onto=〜の上へ」「toward=〜の方向へ」と簡単に書かれています。
でも実際に話そうとすると、「inじゃダメ?」「onじゃダメ?」「toとtowardは何が違う?」となりやすいんですよね。
僕もまさにそこで引っかかっていました。
特に日本語では、
「部屋に入る」
「テーブルに飛び乗る」
「駅に向かう」
のように「に」で表せてしまうことが多いため、英語にするときに前置詞の違いを意識しづらいのも、覚えにくい理由の一つです。
ちなみにtoward / towardsは、フォーマル専用の表現ではありません。日常会話でも普通に使えます。
towardとtowardsは基本的に意味は同じで、アメリカ英語ではtoward、イギリス英語ではtowardsが比較的よく使われます。
具体的に「これで克服した」という一つの体験があるわけではありませんが、こうした前置詞は日本語訳を丸暗記するより、動きと位置をセットで比べるとかなり整理しやすくなります。
覚えるときのコツ
まずは、次のようにペアで声に出してみてください。
I walked into the room.
私は部屋の中へ入りました。
I’m in the room.
私は部屋の中にいます。
さらに、
The cat jumped onto the table.
猫がテーブルの上に飛び乗りました。
The cat is on the table.
猫はテーブルの上にいます。
このように、「動く文」と「そこにいる文」をセットで練習すると、前置詞の違いを感覚的につかみやすくなります。
into / in・onto / on・to / towardの意味と使い方
この6つは、まず大きく次の3組に分けるとわかりやすいです。
- into / in → 中へ動くのか、中にいるのか
- onto / on → 上へ動くのか、上にあるのか
- to / toward → 目的地まで向かうのか、その方向へ向かうのか
ここから一つずつ見ていきましょう。
intoとinの違い|「中へ」と「中に」
intoは、外から中へ入っていく動きを表します。
一方、inは「すでに中にいる・ある」という位置や状態を表します。
She walked into the office.
彼女はオフィスの中へ歩いて入りました。
この場合は、オフィスの外から中へ移動しています。
それに対して、
She is in the office.
彼女はオフィスにいます。
こちらは「今どこにいるのか」を表しているだけで、移動そのものには注目していません。
つまり、
into = 外 → 中
in = 中にいる
とイメージするとわかりやすいです。
もう一つ見てみましょう。
He put his phone into his bag.
彼はスマホをバッグの中に入れました。
スマホがバッグの外から中へ移動するのでintoです。
His phone is in his bag.
彼のスマホはバッグの中にあります。
すでに中にある状態なのでinを使います。
ontoとonの違い|「上へ」と「上に」
ontoは、何かの表面や上へ移動する動きを表します。
一方、onは何かの表面や上にある位置を表します。
The cat jumped onto the sofa.
猫がソファの上に飛び乗りました。
猫が床などからソファの上へ移動しています。
一方、
The cat is on the sofa.
猫はソファの上にいます。
こちらは、すでにソファの上にいる状態です。
つまり、
onto = 下・別の場所 → 上
on = 上にいる・ある
という違いです。
ontoは日常会話でも普通に使われます。
特に、
jump onto ~
〜に飛び乗る
climb onto ~
〜によじ登る
step onto ~
〜の上に乗る
など、「何かの上に移動する動作」と相性がいい表現です。
なお、会話では文脈によってonが動きを表すこともあります。
Put it on the table.
それをテーブルの上に置いて。
この場合、実際には「テーブルの上へ移動させる」動きがありますが、英語ではonが自然に使われます。
そのため、動きがあれば必ずontoになるわけではありません。
ontoは特に「上へ移動する動き」をはっきり見せたいときに使う、と考えておくと自然です。
toとtowardの違い|「目的地」と「方向」
この2つは少し性質が違います。
toは、どこを目的地として向かっているのかを表します。
I’m walking to the station.
私は駅まで歩いています。
この文では、stationが目的地です。
一方、towardは「その方向へ進んでいる」という意味です。
I’m walking toward the station.
私は駅の方向へ歩いています。
駅の方向には向かっていますが、必ずしも駅まで行くとは限りません。
ここが大きな違いです。
たとえば、
He ran toward me.
彼は私の方へ走ってきました。
これは「私のいる方向に走った」という意味です。
一方、
He ran to me.
彼は私のところまで走ってきました。
こちらは、実際に「私のところ」が到達点になっています。
ざっくり言うと、
to = ゴールを意識する
toward = 方向を意識する
と考えるとわかりやすいです。
towardとtowardsはどちらを使えばいい?
towardとtowardsは、基本的に意味も使い方も同じです。
どちらも、
「〜の方へ」
「〜に向かって」
という意味で、日常会話でも仕事でも使えます。
一般的には、
- アメリカ英語 → towardがよく使われる
- イギリス英語 → towardsがよく使われる
という傾向があります。
ただし、どちらを使っても意味は問題なく通じます。
She walked toward the door.
She walked towards the door.
どちらも、
彼女はドアの方へ歩いていきました。
という意味です。
「towardsはフォーマル」「towardはカジュアル」といった違いではないので、そこは気にしなくて大丈夫です。
関連表現の簡易比較表
| 表現 | 主な意味 | ニュアンス・使い分け |
|---|---|---|
| into | 〜の中へ | 外から中への移動 |
| in | 〜の中に | 中にいる・ある状態 |
| onto | 〜の上へ | 上や表面への移動 |
| on | 〜の上に | 上や表面にある状態 |
| to | 〜へ、〜まで | 目的地・到達点を意識する |
| toward / towards | 〜の方へ | 方向を表し、到着するとは限らない |
このように整理すると、6つをバラバラに覚えるより、かなり区別しやすくなります。
シーン別英会話|実際の会話ではこう使います
部屋を探しているとき|intoとin
マイク見なかった?
今ちょうど会議室の中に入ったところだよ。
あ、じゃあ今は会議室の中にいるの?
うん。20分くらいここにいるよ。
自然に使うコツ
「入る」という動きを伝えたいならgo / walk / come + intoが使いやすいです。
一方、現在いる場所を答えるなら、I’m in ~.の形をそのまま使えるようにしておくと会話で便利です。
家で猫を探しているとき|ontoとon
猫どこ?
今ベッドの上に飛び乗ったよ。
また?いつもベッドの上にいるね。
自然に使うコツ
ontoは、jump onto / climb onto / step ontoなど、上へ移動する様子がはっきり見える動詞と一緒にすると使いやすくなります。
一方で「今どこにある・いる?」と位置を伝えるときはonが基本です。
駅の近くで道を確認するとき|toとtoward
駅まで行くの?
そういうわけじゃないよ。駅の方向へ歩いてるけど、近くのカフェに行くんだ。
なるほど。途中まで一緒に歩くよ。
自然に使うコツ
「最終的にどこへ行くのか」を言うならgo to ~が基本です。
一方、目的地そのものではなく「そっちの方向へ進んでいる」と言いたいときには、walk toward ~ / head toward ~が自然に使えます。
よくある間違い|「意味はわかる」のに、会話では前置詞がズレやすい
RYO英会話ジムで実際にレッスンをしていると、前置詞は「意味を知らないから間違える」というより、知識として知っていても、話す瞬間にうまく使い分けられないケースがよくあります。
into / in、onto / on、to / towardもまさにそのタイプです。
たとえば、こんなズレが起こりやすいです。
NG:I went to inside the room.
自然:I went into the room.
部屋の中に入りました。
日本語の「部屋の中に行く」をそのまま組み立てようとすると、to insideのように言いたくなることがあります。
でも、「外から中へ入る」という移動なら、intoだけでその動きを表せます。
また、
△:I walked in the room.
意図が「部屋に入った」なら:I walked into the room.
この2つは似ていますが、意味が変わります。
walk in the roomなら「部屋の中で歩く」、walk into the roomなら「歩いて部屋の中に入る」です。
文法的に完全な間違いではなくても、前置詞一つで自分が伝えたい状況とズレてしまうことがあります。
ontoも同じです。
△:The cat jumped on the bed.
動きをはっきり伝えるなら:The cat jumped onto the bed.
猫がベッドの上に飛び乗りました。
会話ではonが使われることもありますが、「別の場所からベッドの上へ移動した」ことを明確にしたいならontoがわかりやすいです。
そしてtoとtowardでは、
I walked to the station.
駅を目的地として歩きました。
I walked toward the station.
駅の方向へ歩きました。
という違いがあります。
「駅の方へ歩いただけ」なのにtoを使ってしまうと、相手には駅そのものを目的地にしているように聞こえることがあります。
こうした間違いは、単語の意味を知らないから起こるわけではありません。
むしろ、意味は知っている。でも会話中に一瞬で選ぼうとすると、いつもの前置詞を使ってしまう。
ここが英会話の難しいところです。
僕自身も、英語を話し始めたころは何度も間違えました。
でも、
話す → 間違える → 修正する → もう一度使う
この流れを何度も繰り返すことで、少しずつ「頭で考えて選ぶ英語」から「自然に口から出る英語」に変わっていきました。
英語は、間違えないことより、間違ったあとにどう修正するかの方が大切だと感じています。
自分の間違いほど、自分では意外と気づけない
独学で難しいのが、ここです。
intoとinの違いを文法書で読めば、「なるほど」と理解できます。
ところが実際の会話になると、考える時間はほとんどありません。
知識として知っていても、とっさに正しく使えなかったり、自分では自然だと思っている言い方を何度も繰り返してしまったりします。
特に「なんとなく英語は話せる」という中級者になるほど、会話自体は成立するので、細かな前置詞・文法・語順・表現のクセがそのまま残りやすくなります。
だからこそ大切なのが、実際に話した英語を第三者に見てもらい、その場で「ここはこうするともっと自然」と修正することです。
間違えること自体は問題ありません。
改善できる環境があるかどうかが大切です。
実際の受講生事例|TOEIC850点でも「細かな間違い」が課題だったマサヤさん
今回、複数の受講生事例を見た中で、特にこの話と重なるのがマサヤさんです。
受講前のTOEICスコアは850点。
フィリピン留学やCambly、RareJobなどで英語を学んだ経験もあり、ロンドン勤務で英語メールも使っていました。
つまり、英語初心者ではありません。
それでも本人が感じていた課題の一つが、「細かいミスや不自然な表現を直したいのに、なかなか指摘してもらえない」ことでした。
これは、中級以上になってくると特に起こりやすい問題です。
大きな文法ミスがなく、相手にも意味が伝わると、会話はそのまま進んでしまいます。
でも実際には、
「意味は通じるけれど、もっと自然な言い方がある」
「細かな文法ミスがクセになっている」
といった改善ポイントが残っていることがあります。
マサヤさんは3ヶ月の短期集中プランで、毎日1時間のレッスン、実践的なロールプレイとフィードバック、細かな文法ミスや不自然な表現の修正に取り組みました。
その結果、Stage 7からStage 9へ上がり、論理的に意見を伝えながら会話をリードできるレベルへ。本人も、英語を話すことへの抵抗がかなり減り、単語や表現が以前よりスムーズに口から出るようになったと振り返っています。
ここで大切なのは、マサヤさんがintoやontoを使えるようになった、という話ではありません。
実際に話す量を増やし、自分では気づきにくい細かなズレを修正し、それを再びアウトプットしたことがポイントです。
前置詞のような細かい使い分けも、同じ考え方で身につけていくことができます。
RYO英会話ジムが「話して終わり」にしない理由
RYO英会話ジムでは、レッスン中に受講生が話した内容をその場でテキスト化し、文法ミスや不自然な表現を添削しています。
つまり、
「今の英語、合っていたかな?」
で終わらず、
自分が実際に言った英語 → より自然な英語
をその場で比較できます。公式サイトでも、発言をリアルタイムで見える化し、添削・フィードバックする仕組みが紹介されています。
さらに大切にしているのが、圧倒的にアウトプットすることです。
英語は、正しい英文を見ただけではなかなか口から出るようになりません。
一度覚えた表現を、実際に使ってみる。
間違えたら修正する。
そして、修正した英語をもう一度口に出す。
RYO英会話ジムでは、この「話す → 間違える → 修正する → もう一度話す」という流れをレッスンの中で繰り返します。
さらに、レッスン後には自分が実際に間違えた内容を振り返れるパーソナル復習ノートや、添削された英文を音声でも確認できるMY音声ファイルを活用できます。
一般的な教材を最初から復習するのではなく、「自分が実際に間違えた英語」を中心に復習できるのがポイントです。
into / inやonto / onのような細かな違いも、知識として一度理解して終わりではなく、
実際に使う → 間違いに気づく → 正しい形で言い直す
ところまでやることで、少しずつ自分の英語になっていきます。
「なんとなく話せる」で止まってしまうのは、もったいない
英語学習では、単語や文法を増やすことももちろん大切です。
ただ、ある程度知識がついてくると、次に必要になるのは持っている英語を実際に使える形に変えることです。
特に、
「言いたいことはだいたい伝わる」
「会話自体はできる」
「でも、いつも同じ簡単な言い方になる」
「細かなミスが合っているのかわからない」
という方ほど、もう一段伸びる余地があります。
知っている英語を、使える英語へ。
そのためには、
実際に話す → 間違える → 改善する → もう一度話す
ここまでをセットで繰り返していくことが大切です。
「なんとなく話せる」で止まっているなら、そこで終わらせてしまうのはもったいないと思います。
もし本気で英語を変えたい方は、まず無料体験から。
現在、無料コンサル&レッスン体験は毎月5名限定で受け付けています。
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マサヤさん以外にも、英語初心者の方、仕事で英語を使っている方、TOEICでは高得点でもスピーキングに悩んでいた方など、さまざまな受講事例を掲載しています。
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似た英語表現・関連語彙
into / in、onto / on、to / towardの違いがわかってきたら、「中から外へ」「上から離れる」「中を通る」「横切る」といった動きもセットで覚えておくと便利です。
ここでは、実際の会話でもよく使う4つに絞って見ていきましょう。
out of|〜の中から外へ
out ofは、「中から外へ出る」という動きを表します。
intoが、
外 → 中
なのに対して、out ofは、
中 → 外
という逆方向のイメージです。
たとえば、
She walked out of the room.
彼女は部屋から出ていきました。
また、場所だけでなく、
Take your phone out of your bag.
バッグからスマホを出して。
のように、物を中から取り出すときにもよく使います。
自然に使うコツ:
go out of / walk out of / get out of / take ~ out ofなど、外へ移動する動詞とセットで覚えると実際の会話で使いやすくなります。
マイクはどこ?
今ちょうど会議室から出たところだよ。
ちょうどよかった。話したいことがあるんだ。
off|〜から離れて、〜から降りて
offは、onの反対方向をイメージするとわかりやすいです。
onが「何かの上・表面にある」のに対して、offはその表面から離れる動きや状態を表します。
The phone fell off the table.
スマホがテーブルから落ちました。
また、電車やバスを降りるときにも、
get off the train
電車を降りる
get off the bus
バスを降りる
のようによく使います。
自然に使うコツ:
乗り物では、電車・バス・飛行機などにはget off、車やタクシーにはget out ofが一般的です。この組み合わせごと覚えておくと便利です。
ここで降りるんだっけ?
うん。ここでバスを降りよう。
through|〜を通り抜けて
throughは、「ある空間の中を通って、反対側へ進む」というイメージです。
intoは中に入る瞬間に注目しますが、throughは中を通って進んでいく流れまで含みます。
We walked through the tunnel.
私たちはトンネルを通り抜けました。
トンネルの入口から入り、中を進んで、反対側へ抜けていくイメージです。
そのほか、
walk through the door
ドアを通り抜ける
drive through the city
街を車で通り抜ける
などにも使えます。
自然に使うコツ:
トンネル・ドア・森・人混みなど、「中を通って進む」感覚がある場所で使うと自然です。「中に入る」だけならinto、「中を通り抜ける」ならthroughと考えてみてください。
駅まで近道ある?
うん。公園を通り抜けて行けるよ。
across|〜を横切って、〜の向こう側へ
acrossは、「ある場所の一方から反対側へ移動する」という意味です。
walk across the street
道路を横切る
swim across the river
川を泳いで渡る
のように使います。
throughとの違いは、イメージするとわかりやすいです。
through → 空間の中を通る
across → 面やエリアを端から端へ横切る
たとえばトンネルならthrough、道路ならacrossが自然です。
自然に使うコツ:
across the street / across the road / across the riverなど、「向こう側まで渡る」という場面でよく使われます。
カフェはどこ?
道を渡った向こう側だよ。
あ、見えた。
練習用クイズ|前置詞の使い分けをチェック
ここまで学んだ表現を、実際の場面をイメージしながら確認してみましょう。
問題1
「私は今、会議室の中にいます。」
最も自然な英文はどれでしょう?
A. I’m into the meeting room.
B. I’m in the meeting room.
C. I’m toward the meeting room.
D. I’m through the meeting room.
解説:
inは「中にいる」という位置を表すので正解です。
Aのintoは「中へ入る動き」を表すため、be動詞とこの意味では使いません。
Cのtowardは「〜の方向へ」です。
Dのthroughは「〜を通り抜けて」という意味なので、この文脈には合いません。
問題2
スマホがテーブルの上から床に落ちました。
My phone fell ( ) the table.
A. into
B. toward
C. off
D. across
解説:
fall off ~で「〜から落ちる」という意味になります。テーブルの表面から離れて落ちるのでoffが自然です。
Aのintoは「中へ」、Bのtowardは「〜の方向へ」、Dのacrossは「〜を横切って」という意味なので、この状況には合いません。
問題3
トンネルの入口から入り、反対側まで歩いて抜けました。
We walked ( ) the tunnel.
A. through
B. on
C. toward
D. across
解説:
throughは「空間の中を通り抜ける」という意味なので、トンネルにはぴったりです。
Bのonは「〜の上に」、Cのtowardは「〜の方向へ」です。
Dのacrossは「一方から反対側へ横切る」という意味ですが、トンネルのような内部空間を通る場合はthroughが自然です。
問題4
「駅に行くわけではありません。ただ駅の方向へ歩いています。」
I’m not going to the station. I’m just walking ( ) it.
A. into
B. toward
C. in
D. out of
解説:
towardは「〜の方向へ」という意味で、そこを最終目的地にしているとは限りません。
Aのintoは「中へ」、Cのinは「中に」、Dのout ofは「中から外へ」という意味です。今回の「方向」を表すのはtowardです。
問題5
「彼らは川のこちら側から向こう岸まで泳いで渡りました。」
They swam ( ) the river.
A. across
B. in
C. onto
D. out of
解説:
acrossは「一方から反対側へ横切る」という意味なので、川を泳いで渡る場合に自然です。
Bのinなら「川の中で泳いだ」という意味になります。
Cのontoは「〜の上へ」、Dのout ofは「〜の中から外へ」なので、今回の状況には合いません。
よくある質問(FAQ)
Q. intoとinの一番大きな違いは何ですか?
A. intoは「中へ入る動き」、inは「中にいる・ある状態」を表します。
She walked into the room.なら「部屋に入った」、She is in the room.なら「部屋の中にいる」という違いです。
Q. ontoとonはどう使い分けますか?
A. ontoは「上へ移動する動き」、onは「上にある状態」を基本に考えるとわかりやすいです。
The cat jumped onto the bed.は「ベッドに飛び乗った」、The cat is on the bed.は「ベッドの上にいる」です。
Q. toとtowardの違いは何ですか?
A. toは目的地、towardは方向を表すのが基本です。
I walked to the station.なら駅が目的地ですが、I walked toward the station.なら駅の方向へ歩いただけで、到着したとは限りません。
Q. towardとtowardsはどちらが正しいですか?
A. towardもtowardsも正しく、意味は基本的に同じです。
アメリカ英語ではtoward、イギリス英語ではtowardsが比較的よく使われます。フォーマル・カジュアルの違いではないため、どちらも日常会話で使えます。
Q. intoとin toは同じですか?
A. intoとin toは別物です。 intoは「〜の中へ」という前置詞ですが、inとtoがたまたま隣り合う場合もあります。
I went into the room.は「部屋に入った」。一方、I came in to talk.なら「話すために入ってきた」です。
Q. ontoとon toは同じ意味ですか?
A. ontoとon toも別の形です。 ontoは「〜の上へ」という意味ですが、onとtoが別々の役割を持つ場合があります。
たとえば Let’s move on to the next topic. は「次の話題に進みましょう」という意味で、ontoにはしません。
Q. 動きがある場合は必ずintoやontoを使いますか?
A. いいえ。動きがあってもinやonを使う自然な表現があります。
たとえば Put the book on the table. は「本をテーブルに置いて」で、ontoにする必要はありません。動きだけで機械的に判断しないことが大切です。
Q. towardはビジネス英語でも使えますか?
A. はい。towardは日常会話でもビジネスでも自然に使えます。
方向だけでなく、目標への進展にも使われます。
We’re working toward our goal.
私たちは目標の達成に向けて取り組んでいます。
Q. intoとthroughはどう違いますか?
A. intoは「中へ入る」、throughは「中を通り抜ける」ことに重点があります。
He walked into the tunnel.ならトンネルに入り、He walked through the tunnel.ならトンネルを通って反対側へ進んだイメージです。
Q. 前置詞を「知っている」だけでなく、会話で自然に使えるようになるには?
A. 実際に話し、間違いに気づき、修正した表現をもう一度使うことが大切です。 知識だけでは、とっさの会話で使えないことがあります。RYO英会話ジムでも、アウトプットと発言内容の添削を重視し、この改善サイクルを繰り返しています。
まとめ|「位置」と「動き」をイメージすると前置詞はわかりやすい
今回のポイントを最後に整理しておきましょう。
- into / in:intoは「中へ」、inは「中に」
- onto / on:ontoは「上へ」、onは「上に」
- to / toward:toは「目的地」、towardは「方向」
- through / across:throughは「中を通り抜ける」、acrossは「一方から反対側へ横切る」
- 前置詞は日本語訳だけでなく、「どこからどこへ動くのか」をイメージすると使い分けやすい
まずは今日紹介した表現を、実際の会話で1回でも使ってみてください。知っているだけの英語を、口から出せる英語に変えていくことが大切です。
アウトプットしながら、自分の英語を改善していきたい方は、無料体験から始めてみてください。







































