こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「be in the mood for…」は、特定の何かをしたいという気分や欲求を表現する際に使用される表現です。直訳すると「…する気分である」となり、日常会話でよく用いられます。それではまいりましょう。
目次
使う場面
このフレーズは、食べ物、活動、音楽など、特定のものや状況に対する現在の感情や願望を示すのに頻繁に使われます。以下は使用頻度の高い言い回しです:
- 食事や飲み物に関する欲求を示す時
- ある種の活動や趣味をしたいと思っている時
- 音楽や映画のジャンルに対する好みを表す時
例文
映画を見ようと誘われて…
友人と外食することになり…
お寿司を食べたい気分だな。
同僚を飲みに誘いたくて…
- “I’m in the mood for sushi tonight.”(今夜は寿司が食べたい気分だ。)
- “Are you in the mood for a walk in the park?”(公園を散歩したい気分かい?)
- “He’s not in the mood for loud music right now.”(彼は今、大音量の音楽を聴きたい気分ではない。)
いかがでしたでしょうか。be in the mood for 〜で「〜したい気分である」という意味です。moodの直前には冠詞aを持ってきてしまいそうですが、theを使いますので間違わず言えるようにしておいてください。もちろん例文のように否定形や肯定文で使うことができます。ただし実際の会話では比較的否定形で使われることが多いです。
さらにbe動詞の代わりにfeelを使ってfeel in the mood for 〜と表現することもできます。さて同じ意味の表現については、feel like 〜やbe craving for 〜/have a craving for 〜、そして最もシンプルにwant to 〜があります。合わせて覚えておきましょう。
不定詞との利用
冒頭では前置詞for + 名詞または動名詞でご紹介しています。しかしto不定詞を代わりに持ってきて使うこともできます。
妻と喧嘩になりそうで…
友人が落ち込んでいて声をかけると…
このようにmoodの直後にto不定詞を持ってくることで同じように表現することができます。動名詞と不定詞の両方を使いこなせるようにしておきましょう。
be in a moodだと意味が変わる?
「be in a mood」は、「特定の気分や感情状態にある」という意味で使用されるフレーズです。この表現は、単に「気分である」と言うよりも、しばしば特定の、そして多くの場合はネガティブな感情や態度を指すことが多いです。例えば、誰かがイライラしていたり、落ち込んでいたり、他の何か特定の感情的な状態にある場合に使われます。
「be in a mood」は、その人が通常とは異なる態度を示していることを示唆することがあります。このフレーズを使うとき、多くの場合、その人の気分がなぜそうなっているのか、具体的な理由は言及されないことが多いですが、その人の行動や態度から、何か特定の感情に影響されていることが推測されます。
上司の話をしていて…
彼は今日1日不機嫌だわ。
1. “He’s in a mood today, so it might be best to give him some space.”(彼は今日は機嫌が悪いから、少し距離を置いた方がいいかもしれない。)
2. “Why are you in a mood? Did something happen?”(どうしたの?機嫌が悪いけど、何かあったの?)
この表現を使う際は、文脈や話し手の声のトーンが、その人がどのような気分にあるのかをより具体的に示す手がかりとなります。
似たような表現
Feel like…
「…したい」という気持ちをより一般的に表現します。
「I feel like watching a movie.」(映画を観たい気分だ。)
Crave for…
「…が強く欲しい」という、より強い欲求を示します。
「I’m craving for some chocolate.」(チョコレートが無性に食べたい。)
Have a taste for…
「…が食べたい/…したい」という、特定の好みや願望を表します。
「I have a taste for Italian food tonight.」(今夜はイタリアンが食べたい気分だ。)
関連する語彙
Appetite
「食欲」
「I have no appetite for heavy meals in the morning.」(朝は重い食事に食欲がわかない。)
Desire
「欲求」
「She has a strong desire to travel the world.」(彼女は世界を旅する強い欲求がある。)
Preference
「好み」
「My preference is for quiet, relaxing music.」(私の好みは静かでリラックスできる音楽だ。)
押さえておきたいポイント
「be in the mood for…」は現在の気分や欲求を表現する非常に便利なフレーズですが、話す相手や文脈によっては、より公式な状況では避けた方が良い場合もあります。日常会話や親しい間柄での使用に最適です。
moodに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「be in the mood for…」を使いこなせるようになると、自分の感情や欲求をより正確に表現できるようになります。日常生活でのコミュニケーションがよりスムーズに、そして豊かになるでしょう。以上が”be in the mood for 〜”の意味とその使い方【サラっと気持ちを伝える】でした。それではSee you around!
コメントを残す