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「やめとこう」は英語で?僕が“We should not.”から“Let’s not.”に変えた理由

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RYO英会話ジム代表: 横田涼

セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務。2019年にRYO英会話ジムを創業。
KLab株式会社で翻訳・通訳を担当後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を歴任。
その後、株式会社Alueにて三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供。

これまで数百名以上の「英語で成果を出せる日本人」を育成。

英語を「仕事の成果」に直結させたいプロフェッショナルへ。

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こんにちは、RYO英会話ジムです。

「いや、やめておこう」は英語で “No, let’s not.” と言えます。相手からの誘いや提案を「今回はやめておこう」と断るときに使える自然な表現です。

例えば、

Let’s go to the mall later.
(あとでモールに行こう。)

No, let’s not. I want to study English a little.
(いや、やめとこう。少し英語を勉強したいんだ。)

のように使います。

それでは、“Let’s not.” の意味や使い方をさらに詳しく見ていきましょう。

 

僕の失敗談|“Let’s”に“not”をつける発想がなかった

僕自身、英語を話し始めたころは、“Let’s”と“not”を一緒に使えるという発想がありませんでした。

なので、「いや、やめておこう」と言いたい場面でも、

We should not.

のように言ってしまうことがよくありました。

もちろん、文法的に完全に間違いというわけではありません。ですが、“We should not.” は「私たちは〜すべきではない」という少し強め・かためのニュアンスになります。

一方で、友人との会話で「今回はやめとこう」「それはやめておこう」という軽い提案なら、

Let’s not.

のほうがずっと自然です。

僕の場合、“Let’s = 〜しよう”という形だけで覚えていて、“Let’s not = 〜しないでおこう”までセットで持っていなかったのが原因でした。

これ、英語学習ではけっこうありがちです。

単語や文法を知っていても、実際の会話で使う形までセットで覚えていないと、いざというときに別の表現で無理やり作ってしまうんですよね。

克服のコツ|肯定形と否定形をセットで覚える

僕が意識するようになったのは、表現を単体で覚えないことです。

たとえば、

Let’s go.
行こう。

Let’s not go.
行くのはやめておこう。

このように、肯定形と否定形をセットで音読しておくと、会話でもかなり出やすくなります。

特に英会話では、文法ルールを頭で考えるより、そのまま使えるかたまりで覚えるほうが実践的です。

もし以前の僕と同じように、つい “We should not.” と言ってしまうなら、今日から “Let’s not.” をひとつのフレーズとして覚えるのがおすすめです。

 

“Let’s not.”の意味と使い方

“Let’s not.” は、「〜するのはやめておこう」「〜しないでおこう」という意味です。

“Let’s” は「〜しよう」という提案を表す表現ですが、その後ろに not を入れることで、

Let’s not + 動詞

「〜しないでおこう」

という否定の提案になります。

たとえば、

Let’s go out tonight.
今夜出かけよう。

に対して、

No, let’s not. I’m tired.
いや、やめておこう。疲れてるんだ。

のように使えます。

基本の形は “Let’s not + 動詞”

文章として使う場合は、次の形が基本です。

Let’s not + 動詞の原形

例:

Let’s not argue about it.
そのことで言い争うのはやめておこう。

Let’s not tell him yet.
まだ彼には言わないでおこう。

Let’s not worry too much.
あまり心配しすぎないようにしよう。

ポイントは、not の後ろには動詞の原形がくることです。

“Let’s not.”だけでも使える

会話では、何を「やめておこう」と言っているのかが明らかな場合、動詞以下を省略して、

Let’s not.

だけで使うこともよくあります。

たとえば、

Do you want to go out tonight?
今夜出かける?

Hmm, let’s not. I’m pretty tired.
うーん、やめておこう。かなり疲れてるんだ。

という感じです。

日本語の「やっぱりやめとこう」「今回はやめておこう」に近い感覚ですね。

“No, let’s not.”はどんなニュアンス?

“No, let’s not.” は、相手の提案を強く拒否するというより、「今回はやめておこう」と提案し返すニュアンスがあります。

たとえば、

Let’s order another pizza.
もう1枚ピザ頼もうよ。

No, let’s not. We already have enough food.
いや、やめておこう。もう十分食べ物あるよ。

このように、相手を否定するというより、

「別の選択をしよう」

という感覚で使われます。

そのため、友人・同僚・家族などとの日常会話でも自然に使えます。

“We should not.”との違い

学習者がよく使ってしまうのが、

We should not.

です。

これも文法的には間違いではありませんが、ニュアンスが少し違います。

Let’s not.
→ 〜するのはやめておこう

We should not.
→ 私たちは〜すべきではない

“should not”には、「それはよくない」「そうするべきではない」という判断や忠告のニュアンスが入りやすくなります。

たとえば、

We should not drive after drinking.
飲酒後に運転するべきではない。

のような場面では自然です。

一方、

「今日は外食やめとこう」
「その話は今はやめておこう」

のような軽い提案なら、“Let’s not.”のほうが自然です。

“Don’t.”との違いにも注意

“Let’s not.”と“Don’t.”も似ていますが、立場が違います。

Let’s not talk about it.
その話をするのはやめておこう。

Don’t talk about it.
その話をしないで。

“Let’s not”には、話し手自身も含まれています。

つまり、

「僕たち二人ともやめよう」

というニュアンスです。

一方、“Don’t”は相手に対して、

「あなたはやらないで」

と伝える命令・依頼になります。

ここはかなり大事な違いです。

よくある自然な使い方

“Let’s not.”は、次のような場面でよく使えます。

Let’s not rush.
焦らないでおこう。

Let’s not make a big deal out of it.
大ごとにするのはやめておこう。

Let’s not talk about work tonight.
今夜は仕事の話をしないでおこう。

Let’s not decide anything yet.
まだ何も決めないでおこう。

Let’s not overthink it.
考えすぎないようにしよう。

このように、単に誘いを断るだけでなく、「二人・みんなで何かをしないことを提案する」場面全般で使える表現です。

似た表現との違い

最後に、似た表現も簡単に整理しておきましょう。

表現 意味・ニュアンス
Let’s not. 〜するのはやめておこう Let’s not go.
We shouldn’t. 〜しないほうがいい We shouldn’t stay too late.
Maybe we shouldn’t. 〜しないほうがいいかも Maybe we shouldn’t tell him yet.
I’d rather not. 私はできればしたくない I’d rather not go out tonight.
Why don’t we skip it? 今回はやめておかない? Why don’t we skip dinner out?
Forget it. もういいよ/やめよう Forget it. It’s not important.

特に覚えておきたいのは、

Let’s not. = 「一緒にやめておこう」という提案

という感覚です。

“Let’s”を「〜しよう」だけで覚えるのではなく、“Let’s not = 〜しないでおこう”までセットで覚えると、会話でかなり使いやすくなります。

 

音読してみよう

まずは二人の会話を見てみましょう。

友人へ…

アイヴァン
Let’s go to the mall later.
後でモールに行こう。
リョウ
No, let’s not. I want to study English a little.
いや、やめとこう。少し英語の勉強をしたいんだ。

 

 

“Let’s not.”のシーン別英会話

“Let’s not.”は、相手の提案を断るときだけでなく、「〜するのはやめておこう」と二人で何かをしないことを提案するときにもよく使います。

実際の会話ではどのように使われるのか、シーン別に見てみましょう。

シーン1:今日は外出するのをやめておく

アイヴァン
Do you want to go out tonight?

今夜、出かけない?

マイク
No, let’s not. I’m pretty tired.

ううん、やめておこう。かなり疲れてるんだ。

自然に使うコツ

相手から「〜しない?」と誘われたとき、“No, let’s not.”だけで「今回はやめておこう」と自然に断れます。

そのあとに I’m tired. など理由を一言加えると、ぶっきらぼうにならず、より自然です。

シーン2:その話題について話すのをやめる

アイヴァン
Should we talk about what happened yesterday?

昨日のこと、話す?

マイク
Let’s not talk about it right now.

今はそのことを話すのはやめておこう

自然に使うコツ

何をやめるのかを具体的に伝えたい場合は、

Let’s not + 動詞の原形

の形にします。

Let’s not talk about it. のように覚えておくと、「今はその話やめとこう」という日常会話でかなり使いやすいです。

シーン3:まだ決めないでおく

アイヴァン
Should we book the hotel today?

今日ホテルを予約する?

マイク
Let’s not decide yet. Let’s check a few more places.

まだ決めないでおこう。もう少しほかのところも見てみよう。

自然に使うコツ

yet(まだ)と一緒に使うと、

Let’s not ~ yet.
「まだ〜しないでおこう」

という便利な形になります。

すぐに結論を出したくない場面や、もう少し考えたいときにぴったりです。

シーン4:考えすぎるのをやめる

アイヴァン
What if something goes wrong tomorrow?

明日何かうまくいかなかったらどうしよう?

マイク
Let’s not overthink it. We’ll be fine.

考えすぎるのはやめよう。きっと大丈夫だよ。

自然に使うコツ

“Let’s not.”は、単に予定をキャンセルするときだけではありません。

Let’s not worry.
心配するのはやめよう。

Let’s not overthink it.
考えすぎるのはやめよう。

のように、相手と自分の両方に「そうするのはやめよう」と呼びかけるときにも自然に使えます。

シーン5:仕事の話は今日はやめておく

アイヴァン
Did you see the email from our manager?

上司からのメール見た?

マイク
Yeah, but let’s not talk about work tonight.

うん。でも今夜は仕事の話をしないでおこう

自然に使うコツ

but + let’s not ~ も会話ではよく使える組み合わせです。

相手の話を一度受け止めてから、

Yeah, but let’s not ~.

と続けることで、いきなり否定するよりも柔らかく伝えられます。

“Let’s not.”は「一緒にやめよう」の感覚で使う

“Let’s not.”を自然に使う一番のコツは、直訳だけで覚えるのではなく、

「僕もあなたも、それはやめておこう」

という感覚で覚えることです。

相手だけに「やめて」と言う “Don’t ~.” とは違い、自分も含めた提案になります。

そのため、

Let’s not go.
行くのはやめておこう。

Let’s not worry about it.
そのことを心配するのはやめよう。

Let’s not decide yet.
まだ決めないでおこう。

のように、日常のちょっとした提案で気軽に使ってみましょう。

 

レッスンで気づいた!“Let’s not.”のよくある間違いパターン

ここからは、RYO英会話ジムの生徒さんとの実際のレッスンを通して気づいた、日本人学習者に多い間違いの傾向をご紹介します。

※特定の生徒さんの発言をそのまま掲載するのではなく、レッスンで繰り返し見られる傾向を一般化しています。

“Let’s not.”自体は難しい表現ではありません。

でも、実際に話してみると、知識として知っていることと、会話中に自然に使えることはまったく別なんですよね。

NG① “We should not.”で全部済ませてしまう

We should not go.

Let’s not go.

“We should not go.”も文法的には間違いではありません。

ただし、意味は「私たちは行くべきではない」に近く、何か理由があって「行かないほうがいい」と判断しているニュアンスが強くなります。

単純に「今日は行くのやめとこう」と提案したいなら、

Let’s not go.

のほうが自然です。

僕自身も昔は、“Let’s”と“not”を組み合わせる発想がなく、“We should not.”を使っていました。

ここは日本人学習者がハマりやすいポイントです。

NG② “Let’s don’t ~.”と言ってしまう

Let’s don’t go there.

Let’s not go there.

“don’t”を使いたくなる気持ちはよくわかります。

普通の否定文では、

I don’t know.

We don’t go there.

のように“don’t”を使うからです。

でも、“Let’s”の否定は、

Let’s + not + 動詞の原形

です。

つまり、“Let’s don’t”ではなく、“Let’s not”と覚えてしまうのが一番です。

NG③ “Let’s not to ~.”にしてしまう

Let’s not to go today.

Let’s not go today.

“want to go”や“decide to go”など、普段から「to + 動詞」をたくさん使っていると、つい“to”を入れたくなることがあります。

しかし、“Let’s”の後ろにはそのまま動詞の原形を置きます。

Let’s go.

↓ 否定にすると

Let’s not go.

シンプルにこれだけです。

NG④ “Let’s not going.”にしてしまう

Let’s not going out tonight.

Let’s not go out tonight.

“今夜は出かけるのをやめよう”と日本語から考えると、“going”を使いたくなることがあります。

でも、ここも同じです。

Let’s not + 動詞の原形

なので、

Let’s not go out tonight.

が自然です。

NG⑤ 相手の誘いに“No, I don’t.”と答えてしまう

相手:

Let’s go out tonight.
今夜出かけようよ。

No, I don’t.

No, let’s not.

“Yes / No”の疑問文に慣れていると、反射的に“I don’t.”と言ってしまうことがあります。

でも、“Let’s ~.”は質問ではなく提案です。

そのため、「いや、やめとこう」と返すなら、

No, let’s not.

のほうが自然です。

間違えることは、むしろ伸びるチャンスです

こうしたミスを見ると、「こんな簡単な文法も間違えるのか……」と思うかもしれません。

でも、僕はまったく逆だと思っています。

間違えたからこそ、自分がどこでつまずいているのかが初めて見えるからです。

僕自身も、英語を話せるようになるまでにたくさん間違えてきました。

“We should not.”のように、意味は伝わるけれどもっと自然な表現があるケースも何度も経験しています。

そこで大事なのは、間違えないことではありません。

実際に話す → 間違える → 修正する → もう一度使う。

僕もこの繰り返しを続けたからこそ、少しずつ自然な英語が身についていきました。

なぜ独学だけでは難しいのか

英語学習で難しいのは、自分の英語の「ちょっとした不自然さ」に自分では気づきにくいことです。

文法的に完全な間違いなら気づけても、

「意味は通じるけど、ネイティブならあまりこう言わない」

「間違いではないけど、この場面なら別の表現のほうが自然」

という部分は、一人ではなかなか判断できません。

特に、ある程度なんとなく話せるようになった人ほど、この壁にぶつかります。

言いたいことは伝わる。会話もできる。

だからこそ、そのままにしていると同じ言い方・同じミスを何年も繰り返してしまいます。

なんとなく話せる人こそ、中途半端なところで終わらせないことが大切です。

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“Let’s not.”に似た英語表現・関連語彙

“Let’s not.”以外にも、「やめておこう」「しないほうがいい」「今回はやめておきたい」と伝える表現はいくつかあります。

大切なのは、全部を同じ日本語訳で覚えないことです。

それぞれのニュアンスを知っておくと、場面に合わせて自然に使い分けられるようになります。

1. We shouldn’t ~.

「〜しないほうがいい」「〜すべきではない」

“We shouldn’t ~.”は、何か理由や判断があって「それはしないほうがいい」と言うときに使います。

“Let’s not ~.”よりも、アドバイスや判断のニュアンスが少し強めです。

アイヴァン
Should we drive there tonight?

今夜そこまで車で行く?

マイク
We shouldn’t drive. The roads are really bad.

車で行かないほうがいいよ。道路状況がかなり悪いから。

自然に使うコツ

「単にやめよう」なら “Let’s not.”、「理由があって、しないほうがいい」なら “We shouldn’t.” と考えるとわかりやすいです。

2. Maybe we shouldn’t ~.

「〜しないほうがいいかも」

“We shouldn’t.”よりも少し柔らかく伝えたいときに便利です。

相手の意見を真っ向から否定せず、少し控えめに反対したいときによく使えます。

アイヴァン
Let’s tell everyone about the plan now.

今みんなに計画を伝えようよ。

マイク
Maybe we shouldn’t tell them yet.

まだ彼らには言わないほうがいいかも

自然に使うコツ

ビジネスでも日常会話でも、意見を柔らかく伝えたいときは Maybe をつけるだけで印象がかなり変わります。

3. I’d rather not.

「できればしたくない」「遠慮しておきたい」

“I’d rather not.”は、自分自身の希望として断るときに使います。

“Let’s not.”が「一緒にやめよう」という提案なのに対して、“I’d rather not.”は「私はやめておきたい」という自分側の気持ちです。

アイヴァン
Do you want to go to the party tonight?

今夜パーティーに行かない?

マイク
I’d rather not. I’m pretty tired.

できればやめておきたいな。かなり疲れてるんだ。

自然に使うコツ

誘いを断るときに No. だけだと少し直接的ですが、I’d rather not.なら柔らかく大人っぽい印象になります。

4. Why don’t we skip ~?

「〜は今回はやめておかない?」

“skip”には「飛ばす」「省く」という意味があります。

予定や食事、イベントなどを今回はなしにするときに自然です。

アイヴァン
Should we go out for dinner tonight?

今夜、外食する?

マイク
Why don’t we skip dinner out tonight?

今夜の外食はやめておかない?

自然に使うコツ

skip + 名詞で覚えると使いやすいです。

skip lunch
昼食を抜く

skip the meeting
会議を欠席する

skip the trip
旅行を今回は見送る

のように使えます。

5. Let’s leave it for now.

「今はそのままにしておこう」

何かを完全にやめるのではなく、今はいったん保留にするニュアンスです。

仕事や話し合いでもかなり使いやすい表現です。

アイヴァン
Do you want to decide this today?

これ、今日決める?

マイク
Let’s leave it for now and think about it tomorrow.

今はいったん保留にしておこう。明日また考えよう。

自然に使うコツ

for now = 今のところ、今はいったん

という感覚です。

「やめる」よりも、あとでまた戻ってくる可能性があるときにぴったりです。

6. Let’s drop it.

「その話はもうやめよう」

“drop it”は、話題や議論をそこで打ち切るときに使います。

“Let’s not talk about it.”よりも少し強めに聞こえることがあります。

アイヴァン
But I still think you were wrong.

でも、やっぱり君が間違ってたと思うよ。

マイク
Okay, let’s drop it.

わかった、もうこの話はやめよう

自然に使うコツ

少し感情的になっている会話や、これ以上話しても意味がないときに使われます。

柔らかく言いたいなら、

Let’s leave it for now.

のほうが無難です。

7. Never mind.

「やっぱりいいや」「気にしないで」

“Never mind.”は、何かを頼もうとしたけれど必要なくなったときや、「もういいよ」と言いたいときによく使います。

“Let’s not.”とは少し違いますが、「やっぱりやめておこう」という流れで出てくる関連表現です。

アイヴァン
What were you going to ask me?

何を聞こうとしてたの?

マイク
Never mind. It’s not important.

やっぱりいいや。大したことじゃないから。

自然に使うコツ

“Never mind.”は「一緒にやめよう」という提案ではなく、自分が言おう・頼もうとしていたことを取り下げるイメージです。

使い分けは「誰の意思か」で考えるとわかりやすい

似た表現が多くて迷ったときは、誰の意思を表しているのかで整理するとスッキリします。

表現 主なニュアンス
Let’s not ~. 一緒に〜するのはやめよう
We shouldn’t ~. 私たちは〜しないほうがいい
Maybe we shouldn’t ~. 〜しないほうがいいかも
I’d rather not. 私はできればしたくない
Let’s leave it for now. 今はいったん保留にしよう
Let’s drop it. その話はもうやめよう
Never mind. やっぱりいいや/気にしないで

まずは全部覚えようとせず、“Let’s not.”、“I’d rather not.”、“We shouldn’t.”の3つから使い分けられるようになると、会話の幅がかなり広がります。

 

“Let’s not.”と関連表現の練習クイズ

ここまで学んだ表現を、実際の会話をイメージしながら復習してみましょう。

ポイントは、単純に日本語訳を当てるのではなく、「この場面ならどの表現が一番自然か」を考えることです。

Quiz 1

友人から「今夜出かけよう」と誘われました。でも疲れているので、「いや、今日はやめておこう」と提案したいとき、最も自然なのはどれでしょう?

A. No, I don’t.
B. No, let’s not.
C. No, we don’t.
D. No, let’s don’t.

答え:B. No, let’s not.

“Let’s not.”は、「〜するのはやめておこう」と相手と自分の両方を含めて提案するときに使います。

No, let’s not. I’m tired.
(いや、今日はやめておこう。疲れてるんだ。)

Aの“I don’t.”は、“Let’s ~.”という提案への返答としては不自然です。

Cの“We don’t.”は「私たちは〜しない」という習慣や事実を表す形なので、この場面には合いません。

Dの“Let’s don’t.”は文法的に誤りです。否定するときはLet’s not + 動詞の原形にします。

Quiz 2

「今日はそのことについて話すのはやめておこう」と言いたい場合、正しい英文はどれでしょう?

A. Let’s not talk about it today.
B. Let’s don’t talk about it today.
C. Let’s not to talk about it today.
D. Let’s not talking about it today.

答え:A. Let’s not talk about it today.

基本の形は、

Let’s not + 動詞の原形

です。

そのため、

Let’s not talk about it today.
(今日はそのことについて話すのはやめておこう。)

となります。

Bの“Let’s don’t”は使いません。

Cは“not”のあとに“to”を入れる必要はありません。

Dの“talking”ではなく、動詞の原形“talk”を使います。

Quiz 3

天気がかなり悪いため、「今日は車で行かないほうがいいよ」と判断を伝えたいとき、一番自然なのはどれでしょう?

A. We shouldn’t drive today.
B. I’d rather not drive today.
C. Never mind driving today.
D. Let’s drop driving today.

答え:A. We shouldn’t drive today.

“We shouldn’t ~.”は、理由があって「〜しないほうがいい」と判断するときにぴったりです。

We shouldn’t drive today. The weather is terrible.
(今日は車で行かないほうがいいよ。天気がひどいから。)

Bの“I’d rather not”は「私はできればしたくない」という個人的な希望になります。

Cの“Never mind”は、この形では使いません。

Dの“drop”は主に話題・問題などを「もうやめる」というときに使うため、ここでは不自然です。

Quiz 4

友人からパーティーに誘われました。「できれば今日は行きたくないな」と自分自身の希望を柔らかく伝えるなら?

A. We shouldn’t.
B. Let’s drop it.
C. I’d rather not.
D. Never mind.

答え:C. I’d rather not.

“I’d rather not.”は、「私はできればしたくない」「今回は遠慮しておきたい」という自分自身の希望を表します。

Do you want to go to the party?
(パーティー行かない?)

I’d rather not. I’m tired.
できればやめておきたいな。疲れてるんだ。)

Aの“We shouldn’t.”は「私たちはしないほうがいい」という判断です。

Bの“Let’s drop it.”は「その話・問題はもうやめよう」というニュアンスです。

Dの“Never mind.”は「やっぱりいいや」「気にしないで」という意味なので、自分の希望として誘いを断る表現とは少し違います。

Quiz 5

会議で結論が出そうにありません。「今日は決めず、いったん保留にしておこう」と言いたいとき、一番自然なのは?

A. Let’s leave it for now.
B. Never mind.
C. I’d rather not.
D. We don’t.

答え:A. Let’s leave it for now.

“Let’s leave it for now.”は、「今はいったんそのままにしておこう」「保留にしておこう」という意味です。

Let’s leave it for now and discuss it tomorrow.
今はいったん保留にしておこう。明日また話そう。)

ポイントは、完全にやめるのではなく、あとで再び考える可能性があることです。

Bの“Never mind.”は「もういいよ/やっぱりいいや」に近く、保留という意味ではありません。

Cの“I’d rather not.”は自分自身の希望です。

Dの“We don’t.”では「保留にしよう」という提案になりません。

Quiz 6

二人が同じことで言い争っています。「もうこの話はやめよう」と会話を打ち切りたいとき、一番自然なのは?

A. Let’s drop it.
B. Let’s not to do it.
C. I’d rather not it.
D. We shouldn’t it.

答え:A. Let’s drop it.

“Let’s drop it.”は、話題や議論について「もうこの話はやめよう」と言うときに使います。

We’re not getting anywhere. Let’s drop it.
(話が進まないね。もうこの話はやめよう。)

少し強めの表現なので、柔らかく言いたい場合は“Let’s leave it for now.”も使えます。

Bは“Let’s not + 動詞の原形”なので、“to”は不要です。

Cの“I’d rather not”の後ろに直接“it”を置くことはできません。

Dも“shouldn’t”の後ろには基本的に動詞が必要で、この形では使えません。

Quiz 7

誰かに質問しようとしましたが、途中で「やっぱりいいや。大したことじゃないから」と取り下げたいときは?

A. Let’s not.
B. Never mind.
C. We shouldn’t.
D. Let’s drop us.

答え:B. Never mind.

“Never mind.”は、「やっぱりいいや」「気にしないで」という意味で、言おうとしていたことや頼もうとしていたことを取り下げるときに便利です。

What did you want to ask?
(何を聞こうとしてたの?)

Never mind. It’s not important.
やっぱりいいや。大したことじゃないから。)

Aの“Let’s not.”は「一緒に〜するのをやめよう」という提案です。

Cの“We shouldn’t.”は「〜しないほうがいい」という判断です。

Dの“Let’s drop us.”という言い方は、この意味では使いません。

Quiz 8

「まだ上司には言わないほうがいいかも」と、断定せず柔らかく提案したいとき、一番自然なのは?

A. Maybe we shouldn’t tell our boss yet.
B. We don’t tell our boss yet.
C. Let’s not telling our boss yet.
D. I’d rather our boss not.

答え:A. Maybe we shouldn’t tell our boss yet.

“Maybe we shouldn’t ~.”は、「〜しないほうがいいかも」と控えめに意見を伝える表現です。

Maybe we shouldn’t tell our boss yet.
(まだ上司には言わないほうがいいかも。)

“Maybe”をつけることで、“We shouldn’t.”より柔らかい印象になります。

Bは「私たちは上司に言わない」という事実・習慣のように聞こえ、この場面では不自然です。

Cは“Let’s not + 動詞の原形”なので、“telling”ではなく“tell”が必要です。

Dは文の形として不自然です。“I’d rather not tell our boss yet.”なら「私はできればまだ上司に言いたくない」という意味になります。

何問できましたか?

今回の表現は、日本語にするとどれも「やめる」「しない」に近く見えます。

でも実際には、

Let’s not ~. → 一緒にやめよう
We shouldn’t ~. → しないほうがいい
Maybe we shouldn’t ~. → しないほうがいいかも
I’d rather not. → 私はできればしたくない
Let’s leave it for now. → 今はいったん保留にしよう
Let’s drop it. → もうその話はやめよう
Never mind. → やっぱりいいや

という違いがあります。

英会話では、意味だけを覚えるより、「誰の意思なのか」「どれくらい強く言っているのか」「完全にやめるのか、一時的に保留するのか」まで意識すると、グッと自然に使えるようになります。

 

よくある質問(FAQ)

Q. “Let’s not.”とはどういう意味ですか?

A. “Let’s not.”は「やめておこう」「〜しないでおこう」という意味です。相手と自分の両方を含めて、「今回はしないことにしよう」と提案するときに使います。

Q. “Let’s not.”の使い方は?

A. 基本は “Let’s not + 動詞の原形” です。たとえば、Let’s not go.(行くのはやめておこう)Let’s not talk about it.(その話はやめておこう) のように使います。

Q. “Let’s not.”だけでも使えますか?

A. はい、使えます。何を「やめておこう」と言っているのかが会話の流れで明らかな場合は、“Let’s not.”だけで自然です。日本語の「うん、やめとこう」に近い感覚です。

Q. “Let’s not.”と“We shouldn’t.”の違いは?

A. “Let’s not.”は「一緒にやめておこう」という提案です。一方、“We shouldn’t.”は「私たちは〜しないほうがいい」という判断やアドバイスのニュアンスが強くなります。

Q. “Let’s not.”と“I’d rather not.”の違いは?

A. “Let’s not.”は二人以上で「やめよう」と提案する表現です。“I’d rather not.”は「私はできればしたくない」という自分自身の希望を柔らかく伝える表現です。

Q. “Let’s don’t.”は間違いですか?

A. はい、“Let’s don’t.”は基本的に使いません。 “Let’s”を否定するときは、“Let’s not + 動詞の原形” にします。正しくは Let’s not go. です。

Q. “Let’s not to go.”は正しい英語ですか?

A. いいえ。“Let’s not”の後ろに“to”は不要です。正しくは Let’s not go. です。“Let’s”の後ろには、肯定文でも否定文でも動詞の原形を置きます。

Q. “No, let’s not.”は失礼になりませんか?

A. 基本的には失礼ではありません。ただ、“No, let’s not.”だけだと少し直接的に聞こえることもあります。I’m tired. など理由を一言加えると、より自然で柔らかい印象になります。

Q. 「その話はやめよう」は英語で何と言いますか?

A. “Let’s not talk about it.” が自然です。もう話題そのものを打ち切りたいなら、“Let’s drop it.” も使えます。後者のほうが少し強めのニュアンスです。

Q. “Let’s not.”のような英語を会話で自然に使えるようになるには?

A. コツは、知るだけで終わらず、実際に話して間違いを直すことです。RYO英会話ジムでは、発言内容をその場で可視化・添削し、「知ってる英語」を「使える英語」に変える練習を重視しています。

 

まとめ|“Let’s not.”を自然に使えるようになろう

今回は、“Let’s not.”の意味・使い方・よくある間違い・似た表現との違いまで詳しくご紹介しました。

ポイントはシンプルです。

Let’s not + 動詞の原形
=「〜するのはやめておこう」「〜しないでおこう」

特に、“We shouldn’t.”や“I’d rather not.”とのニュアンスの違いまで意識できると、会話がさらに自然になります。

そして一番大切なのは、覚えるだけで終わらせず、実際に使って、間違えて、直すことです。

英語は、間違いながら使った分だけ少しずつ自分のものになっていきます。

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