こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は英語の記憶力を上げる4つのコツとRYO英会話レッスンの活用法も絡めたいと思います。今レッスンを受けてくださっている生徒さんには、ぜひ参考にしながら活用していただけたらと思っています。
ここに書いてある通りにやると流暢に話せる成長速度がさらに上がります。もちろんRYO英会話レッスンを受けたことがない方にもどういった方法でやれば効果的なのかも合わせて簡単に説明しているのでぜひ参考にしてみてください。それでは、まいりましょう。
目次
「記憶力がない」は言い訳
よく「記憶力がなくて、ダメだわ。」という言葉を、英語を学習している方から聞きます。とても気持ちはわかります。なぜなら僕もそうだったからです。特に、高校時代、英語に挫折し、本当に記憶力がないと思ってしまいました。でもそれは間違いでした。思い返せば、記憶力を定着させるために必要なことは一切していませんでした。そら挫折するわ、と言わざるおえません。そして「記憶力がない」は言い訳にすぎませんでした。
もし一度でもそう言ってしまったことがある方は「記憶力は作るもの」と肯定的に受け止めましょう。そうすればやるべきことは見えてきます。ではそのやるべきことをご紹介する前にある3つのことをご紹介します。それは記憶の3段階です。まずは記憶力を上げるためのロジックを押さえておきましょう。
記憶の3段階を知ろう
記憶には3段階あります。今回注目したいのは「長期記憶」です。この記事で紹介しているコツはここへ到達するための作業だと思ってください。それでは、一つずつ見てきましょう。
1: 感覚記憶
まずは感覚記憶。これは1秒〜2秒程度記憶が保たれるものです。日々僕たちは膨大な情報を見たり聞いたりしています。でもその中でも記憶に残るのって本当にすくないです。なぜなら、特に意識を向けていないからです。ようはどうでもいいってやつですね。なので特に意識して目や耳を傾けない限りこの感覚記憶で終わってしまいます。数秒後にはもう記憶には残っていないんです。
2: 短期記憶
そして、次の段階にあるのが短期記憶です。感覚記憶の中でも注意をはらったもの。例えるとその日にレッスンで学んだことはこの短期記憶です。数秒から数カ月程度、脳に記憶として保たれると言われています。ですが復習しない限りどんどんその記憶は消滅していきます。
3: 長期記憶
3つ目が長期記憶です。これがこの記事でキーとなる記憶です。まず、長期記憶に貯蔵できることでどうなるのかです。半永久的に脳に貯蔵されます。実家の電話番号の暗記や自転車の乗り方なんかは、まさにこの長期記憶です。それを、英語学習にも活用すると、人より倍に流暢に話せるようになったり効率よくどんどん英語力を伸ばすことができるようになります。
これを知っている前提で学習をしている方としないない方とでは、将来的に大きな差ができます。知っててやっている人はほとんどいないと思うので、周りに差をつけるならは今のうちです(笑)長期記憶に定着させるコツに関しては、後ほどお伝えしますね。
記憶力を上げる前にここでミスらない
伸ばしたいところを決めましょう。記憶力を効果的に上げるためには、脳に「これは必要!」と思ってもらわないといけません。それと同時にあなたが興味がある、または目的を持ってできる分野またはジャンルがいいんです。そうすればモチベーションも上がるし脳にも記憶してもらいやすくなるからです。だからまず自分が伸ばしたいところを決めましょう。それは、ビジネス英語ですか?それとも旅行英語ですか?
ここが大事!記憶力を上げる4つのコツ
1: インプット
インプットからお話します。記憶力を上げる前にまず知識をつける必要があります。自分が強化したいところをとにかく定期的にインプットするようにしましょう。インプットの方法はいろいろです。教材中心のオンライン英会話でやるのもあり、市販教材を買って自分でやるのもありです。RYO英会話レッスンでいうと、添削されたスピーチやロールプレイ内容です。できていないところをそのままにしていると結局身につかず終わってしまいます。
そうではなく、もう一度見てインプットしましょう。RYO英会話のレッスンを受けている方は、可能であれば一つか二つ市販教材を買ってインプットしながら武器を増やし、さらにレッスンでアウトプットしたものをまたインプットへ持っていけると、かなり効果的です。
続けやすい方法を見つけて、とにかく5分〜10分でもいいので習慣にすることを意識してみましょう。でも忙しいし、めんどくさくなりませんか?そういうときは、1分だけでもいいんです。ちょっと眺めてみるだけ。それでも一歩を踏んだことになります。「続けること」ができたら勝ちです。
2: アウトプット
次はアウトプットです。これは、わかりやすくいうと実践で話すことです。実践なので言葉通り経験を通じてインプットした英語を使うことがもっとも効果的です。なぜなら記憶メカニズムの一つにエピソード記憶というのがあります。人は経験を通じて言葉をより連想できたり、また記憶により定着すると言われています。
そしてインプットしたものを実践で話すということは、自分のものにすることです。だから単語を覚えるよりまた文を読むより、自分で文を作って伝えることがもっとも記憶に定着しやすいと言われています。RYO英会話レッスンでいうと実践トレーニングになります。実践のレッスンは「経験」、そして何もないところから作っていくことで脳を刺激し定着させるのです。教材中心のレッスンをやっている方は、たまにフリートークのレッスンをランダムに入れるようにしましょう。そうすることで、学んだものがより定着しやすくなります。
3: 声に出して繰り返すこと
声に出して繰り返すことは、記憶を長期記憶に持っていくためにもっとも必要なことです。根本的には、レッスンでやったこと、また覚えたことを「繰り返すこと」が大事です。しかし僕はあえて「音読」も一緒に組み合わせています。
なぜなら、声を出すことで5感を刺激し、さらに記憶に定着しやすくなるからです。なのでできるだけ、音読しましょう。RYO英会話のレッスンでは、生徒さんが作った文章はタイピングしてすべてドキュメント上で、復習できるようにしていますので、それを最大限活用しましょう。他のスクールに所属している場合でも、その日にやったレッスン教材を、部分的に復習するところを決めて、音読練習をしましょう。
4: 英語でイメージすること
3つ目は英語でイメージすることです。これは英語で考えて話すための訓練です。英語でイメージしながら話したり、音読することで単語やフレーズ、そして文を覚えやすくなります。
4: たくさんやらず分割する
最後はたくさんやらずに分割することです。いっぺんにやってしまおうとすることってありませんか。僕は中学のとき塾でやった内容を復習する際、一気にやってしまう傾向がありました。一気にやるくせがついてしまい、復習を習慣化することができませんでした。なぜならめんどくさくなっちゃうんですね笑。量がおおいので。
だからできるだけ復習するところを分割しましょう。復習はほぼ毎日する、まぁ、習慣にすることが最終目的です。なので負担のかからないように5分程度で済むようにやるところを分割していきましょう。きょうは、ここ。あしたは、ここ。そして来週にまた同じところをやったりして、繰り返しも入れていきましょう。2と3、そして4に関しては、別の記事に詳しくまとめているので、ぜひ下のカードを読んでみてください。
最後に:同じものを復習するタイミング
繰り返しやることの大切さはわかりました。では時間的にどのくらい期間をあけてやるべきでしょうか。それは1日後、1週間以内、そして1ヶ月以内、です。それぞれ、5分程度で大丈夫です。何に基づいているのか?
これは、ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスさんが発見しました。彼は人間の記憶について研究していたんですね。そしてエビングハウスの忘却曲線を発表。実際に僕も大学時代にこれをもとに実践したところ、本当に長期的に覚えられるようになりました。そのときにやった単語はすべてとは言いませんが、そこからたくさんの単語を暗記し使えるようになりました。あんなに記憶力がないと思っていた自分がウソのよう。なのでぜひ試してみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が英語の記憶力を上げる4つのコツでした。それでは、See you around!
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