こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は教科書には載ってない”notice”と”realize”の違いとその使い方についてお話します。どちらも「気づく」という意味ですが、使い分けに困ったことはありませんか。ネイティブの人たちはこの二つの使い分けをしっかりしています。ぜひ覚えて帰ってください。この記事を読めば文法力がさらにアップします。それではまいりましょう。
realizeは頭を使って気づく場合に使う
夫から…
先生が…
たくさんの生徒さんが英語の前置詞の使い方に混乱しているのに気づいたんだ。
realizeは頭で考えて、気づくものに対して使います。例文1の場合は、出かけるという行為自体は目で気づきますが、以前より出かけるようになったというのは目を閉じていても頭で考えて気づけることですよね。だからrealizeを使います。例文2に関しても同様です。気づくという言葉を使うときに、使う場面として目で見て「気づく」場合と、頭で考えて気づく場合があります。つまり目で見て気づくものに対しては使えないということになります。例えば、友人が散髪したことに気づくのは頭ではなく目で気づくことですよね。その場合はrealizeは使いません。そのあたり気をつけてrealizeを使うようにしましょう。
またrealizeの別の使い方として、当時は気づかなかったけど後で思い返したときに気づく場合にもよく使います。
当時どこかで会ったような気がしたけど思い出せなくて…
noticeは「目」で見て気づく場合に使う
彼女から髪を染めたんだと言われて…
本当に?気づかなかったわ。
なんで同僚のマイクがいないのか聞くと…
彼がとても疲れているのに気づいたから。だから帰宅するよう提案したんだ。
noticeの場合は、目で見て気づくものに対して使われます。例文1に関しては相手が髪を染めたのか、染めてないのかは頭ではなく目で見て気づくことですよね。つまり五感で感じれることです。例文2に関しても相手が疲れているかは目で見ないと気づけないことです。いずれも目を閉じているとしたら気づくことができない出来事です。だからnoticeを使います。
ちなみに余談ですが、知り合いに偶然道端で会って、その人だと気づく場合はnoticeでもrealizeでもなくrecoginizeを使います。
友人から声をかけられて…
まとめ
realizeは目を閉じていて気づけることに対して使い、noticeは目を閉じていたら気づけないことに対して使います。さらに知り合いや顔見知りの人に会った際に、その人だと気づく場合はrecognizeを使います。インプットできたでしょうか。今度はレッスンや実践の場でどんどんアウトプットしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が教科書には載ってない”notice”と”realize”の違いとその使い方【recognizeとの違いもわかる】でした。それではSee you around.
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