こんにちは!RYO英会話ジムのリョウです。
今回は、“See you around” の意味と使い方を、わかりやすくご紹介します。
このフレーズは、友達や知り合いとの別れ際によく使われるカジュアルな英語表現です。直訳すると「またどこかで会おうね」という意味になり、再会のタイミングや場所が決まっていないときによく使われます。
それでは、詳しく見ていきましょう!
📌 学習者がやりがち!「See you around」での失敗エピソード
実は私も…こんな失敗をしました。
英語を学び始めた頃、ネイティブの友達との別れ際に「See you around!」を使ったことがあります。
そのとき私は、「またすぐ会おうね!」という意味で使ったつもりだったのですが、後からその友達に「次いつ会う?」と連絡したら、思ったよりそっけない返事が返ってきました。
あとで知ったのは、「See you around」は再会の予定がないときや、軽く別れを告げたいときに使うフレーズだということ。
つまり、「またすぐ会おうね!」という積極的な意味ではなかったのです。
このとき、「See you around」は便利だけど、使う場面や相手との関係によっては少し距離を感じさせてしまうこともあるんだなと学びました。
🌟 ここから学べること
英語表現は、直訳の意味だけでなく、相手がどう受け取るかも大切。
特に、別れ際のフレーズはその後の関係に影響することもあるので、使い方とニュアンスをしっかり押さえておくことが大事ですね。
“See you around” はどんなときに使う?
“See you around” は、次にいつ・どこで会うか決まっていないときに使うフレーズです。
例えば、近所の友達や同じコミュニティの知人など、「またそのうち会うかもね」という軽い気持ちで別れるときにぴったりです。
これに対して、“See you later” や “See you soon” は、「近いうちにまた会おうね」という具体的な再会の予定や意思があるときによく使われます。
つまり…
フレーズ | 意味・ニュアンス |
---|---|
See you around | またどこかで会おう(予定は決まっていない) |
See you later / soon | また近いうちに(具体的な再会の可能性あり) |
まとめ
✅ “See you around” は、特に再会の予定がないときのカジュアルな別れのあいさつ
✅ 同じ地域やコミュニティ内で、「またどこかで会うかもね」というニュアンス
✅ “See you later” や “See you soon” は、再会の予定や意志があるときに使う
ぜひ、別れ際のちょっとした会話で使ってみてくださいね!
詳しくは、こちらの記事でわかりやすく解説しています!
→頻出のフレーズを徹底解説:See you soon.とSee you later.の違い
“See you around” が使われる3つのシーン
“See you around” は、特に再会の予定がないときや、少し距離を置きたいときに便利な表現です。具体的にどんな場面で使えるのか、3つのケースをご紹介します。
1. 海外で知り合った友人との別れ際
旅行や留学、海外での長期滞在中に出会った友人とは、次にいつ会えるか分からないことがよくあります。お互い住んでいる場所が遠かったり、今後の予定が不透明な場合に、「See you around.(またどこかでね)」と伝えることで、またどこかで偶然会えたらいいねという軽い気持ちを表せます。
2. 知り合いや、あまり親しくない友人と別れるとき
近所や同じコミュニティに住んでいても、そこまで仲が深くない相手に対して、具体的な再会の約束をせずに別れたいときにも使えます。たとえば、職場の人や、顔見知り程度の友人などに、「See you around.」と言えば、「またそのうち会うかもね」という、ほどよい距離感を保つことができます。
3. もう会いたくない人へのやんわりしたお別れ
実はこのフレーズ、もう会うつもりがないときにも、やんわり使えることがあります。
たとえば、会話の中で相手が「We should see each other again soon.(また近いうちに会おう)」と積極的に誘ってきた場合でも、あまり気が進まないときは、「See you around.」と返すことで、具体的な再会の約束を避けつつ、丁寧に会話を終えることができます。
英語には、直接「もう会いたくない」とは言わずに、遠回しに気持ちを伝える表現がいくつかありますが、「See you around.」はそのひとつ。相手に無礼にならずに、距離を取りたい気持ちを伝えられる便利なフレーズです。
例文
1. 海外で知り合った友人
別れ際に…
2. 知り合いやそんなに仲の良くない友人
たまたま道でバッタリ会って…
うん、またね。
3. もう会いたくない人
相性が悪いと気づいて…
うん、またね。
💡 実際に使って、間違えながら覚えよう!〜RYO英会話ジムのご紹介〜
ここまで読んで、「See you around」などの英語表現はニュアンスや使い方が意外と難しいと感じた方もいるかもしれません。
英語学習で多くの方がつまずく理由のひとつは、インプットだけで満足してしまうことです。
本当の意味で英語が身につくのは、実際に自分の口から使ってみて、時には間違えながら覚えていくプロセスの中にあります。
私たち RYO英会話ジム では、そんな「間違える経験」をむしろ歓迎しています。
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実践問題
あなたは新しい職場で数週間働いた後、ある同僚と非常に良い関係を築いてきました。しかし、その同僚がプロジェクトの変更により他の部署に移動することになりました。最後の日、あなたはその同僚に何と言いますか?以下の選択肢から最も適切なものを選んでください。
- A) “Goodbye forever.”
- B) “See you tomorrow.”
- C) “See you around.”
- D) “Let’s make a specific plan to meet next week.”
正解: C) “See you around.”
解説
なぜCが正解なのか:
- A) “Goodbye forever.” は、永遠の別れを意味し、このシチュエーションでは適切ではありません。同僚とは今後も会社内で会う可能性があります。
- B) “See you tomorrow.” は、明日会うことを示唆していますが、同僚が他の部署に移動するため、これも正確ではありません。
- C) “See you around.” はこの状況に最も適しています。これは、会社内で偶然にでもまた会えることを期待していることを示しており、具体的な再会の約束をしないカジュアルな別れの言葉です。
- D) “Let’s make a specific plan to meet next week.” は、具体的な再会の計画を立てることを提案していますが、互いの新しいスケジュールや業務の負担を考慮すると、この提案は現実的ではないかもしれません。
「See you around.」を使う利点: このフレーズは、今後も同じ職場で働きながら、偶然の再会を楽しみにしていることを友好的に表現します。特に新しい職場や大きな組織では、互いの仕事の流れやスケジュールが大きく変わる可能性があるため、このような柔軟で開かれた態度を示すことは、長期的な職場内の関係構築において非常に有効です。
“See you around” と似た意味のフレーズ
別れ際に使える、他の英語表現もご紹介します。状況によって使い分けると、より自然な英語になります。
① Until we meet again.
和訳:「また会う日まで。」
どんな時に使う?
このフレーズは、しばらく会えない相手との別れにぴったり。
たとえば、留学先から帰国するときや、転職してもう会えない同僚との別れなど、感傷的な場面でよく使われます。
ポイント
- 「また会おうね」という温かい気持ちが込められている
- 少しフォーマルで映画やスピーチでもよく聞く表現
② Take care!
和訳:「お元気でね!」
どんな時に使う?
こちらは日常のちょっとした別れ際に使える、とてもポピュラーな挨拶です。
友達・同僚・家族など、誰にでも使える万能フレーズ。
ポイント
- 相手の健康や安全を願う、気遣いのこもった表現
- 「じゃあね!」よりも少し丁寧で優しい印象
🔍 まとめ
フレーズ | ニュアンス・使う場面 |
---|---|
See you around | 再会の予定がないときのカジュアルな別れ |
Until we meet again | 長期間会えない相手への温かい別れ |
Take care! | 相手を気遣う、日常的な別れの挨拶 |
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