こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「tag along」は「誰かに付いていく」「同行する」という意味です。
例えばこんな風に使います:
✅ Can I tag along with you?
→ ついていってもいい?
ちょっとカジュアルな表現なので、場面によっては使い方に気をつけましょう!この記事では、「tag along」の詳しい使い方や注意点をわかりやすくお伝えします。
ちなみに、似た表現として 「come」と「come over」の違い も知っておくと、英語表現の幅が広がりますよ!詳しくはこちらの記事で解説しています:
▶︎ 「come」と「come over」の違いとは?使い方のコツを解説
僕の失敗談:「tag along」って何!?初めて聞いてパニックに
実は僕も、「tag along」 を初めて聞いたとき、全く意味がわからず、頭が真っ白になった経験があります。
昔、友達と出かける話をしていたときに、彼が “You can tag along if you want.” って言ったんです。でもそのときの僕は、
「タグ?ロン?え、何のこと!?」
と完全に意味不明。結局、その場で聞き返すしかなくて、
“Sorry, what does tag along mean?”
と恐る恐る質問しました。
友達は笑いながら「一緒に来てもいいよ、って意味だよ」と教えてくれたんですが、ネイティブがさらっと使う表現って、こんなふうに突然出てきて焦ることがありますよね。
それ以来、「tag along」=「誰かに付いていく、同行する」 という意味をしっかり覚えました。同じ失敗をしないよう、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
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「tag along」の意味と使い方を詳しく解説
「tag along」の意味
「tag along」 は、「誰かに付いていく」「同行する」 という意味を持つカジュアルな表現です。
- 自分から誘われたわけではないけれど、誰かと一緒に行動する時に使われます。
- 日本語で言う「ついていく」「同行する」に近いイメージです。
- 親しい間柄やカジュアルな会話でよく使われます。
ただし、場合によっては 「邪魔かもしれない」「歓迎されていないかも」 というニュアンスが含まれることもあるため、使う場面には少し注意が必要です。
「tag along」の使い方
「tag along」は、以下のように会話で使われます👇
✅ Can I tag along with you?
→ ついていってもいい?
✅ Do you mind if I tag along tonight?
→ 今晩、一緒に行ってもいいですか?
✅ My little brother always wants to tag along when I go out with my friends.
→ 私が友達と出かけるとき、弟がいつもついてきたがるんだ。
また、with の代わりに after や behind などを使って表現することもあります。
例:
- She tagged along after us.
→ 彼女は私たちの後をついてきた。 - The dog kept tagging along behind its owner.
→ 犬が飼い主の後をずっとついて歩いていた。
注意したいポイント
- カジュアルな表現 なので、フォーマルな場面では使わない方が無難です。
- 時に お荷物扱い のニュアンスを帯びることもあるので、相手との関係性を考えて使いましょう。
- 過去形は tagged along になります。発音は「タグド アロング」よりも、ネイティブは「タガロン」のように軽く言うことが多いです。
音声を聞いて練習しよう
夫が出張で数日北海道へ行くことになり….
上司が顧客さんと仕事終わりに会食をすると言っていて…
ランチの時間になり同僚から…
急いで!行くよ。エマにはついてきてほしくないの。彼女がうっとうしいの。
シーン別会話例と「tag along」を自然に使うコツ
シーン① 友達の買い物に同行したいとき
A: Hey, I’m heading to the mall this afternoon.
(ねぇ、今日の午後モールに行くんだ。)
B: Oh cool. Can I tag along?
(いいね!一緒に行ってもいい?)
A: Sure! I’d love the company.
(もちろん!一緒に行ってくれると嬉しいよ。)
シーン② 仕事仲間との飲み会に参加したいとき
A: We’re grabbing drinks after work with the team.
(仕事終わりにチームで飲みに行くんだ。)
B: Sounds fun! Do you mind if I tag along?
(楽しそう!僕も一緒に行ってもいいかな?)
A: Not at all. The more the merrier!
(全然いいよ。多い方が楽しいしね!)
シーン③ 誘いたくない人がついてきそうなとき
A: Are you leaving for lunch now?
(もうランチ行くところ?)
B: Yeah, but hurry up. I don’t want Emma to tag along this time. She talks too much.
(うん、でも急いで。今回はエマにはついてきてほしくないんだ。彼女おしゃべりすぎるから。)
A: Got it. Let’s go.
(わかった。行こう。)
「tag along」を自然に使うコツ
✅ 誘うとき → “Can I tag along?” や “Mind if I tag along?” の形が超定番!
✅ 相手を誘うとき → “You can tag along if you want.” とサラッと言うとネイティブっぽい。
✅ 断りたいとき → “I’d rather go alone today.” や “It’s kind of a private thing.” のようにやんわり伝えるのがスマート。
✅ 発音のポイント → 「タグアロング」とはっきり言うより、ネイティブは “タガロン” のように繋げて軽く言うのが自然。
まとめ
「tag along」は気軽に同行を申し出る時にとても便利な表現です。けれど場面によっては遠慮が必要なので、相手との関係性を考えながら使ってみましょう!
「tag along」に関するよくあるNG表現パターン
NG① カタカナ発音で「タグ アロング」と言ってしまう
- 日本語的に「タグ アロング」と区切って発音してしまう人が多いですが、ネイティブはもっと滑らかに 「タガロン」 のように繋げて言います。
- 正しくは: /tæɡ əˈlɔŋ/ (タガロン)
NG② 「go」ばかり使ってしまう
- 「一緒に行く」と言いたいとき、つい go を多用しがち。
- 例えば
❌ Can I go with you?
→ 文法的には間違いではないけれど、ニュアンス的には「tag along」の方が「ついていく」という感じを自然に表せます。 - 言い換え例:
✅ Can I tag along with you?
→ 一緒に付いて行ってもいい?
NG③ 「along」が抜けてしまう
- 「tag along」は set phrase(決まり文句) なので、「along」を落としてしまうと不自然。
- 例えば
❌ Can I tag with you?
→ 不自然で意味が通じづらい。 - 正しくは
✅ Can I tag along with you?
NG④ フォーマルな場でも使ってしまう
- 「tag along」はカジュアルな表現なので、ビジネスの正式な場やフォーマルな会話には不向きです。
- 例えば上司との正式な会議などでは避けるのが無難。
- フォーマルに言いたい場合は
✅ join
✅ accompany
の方が自然です。
NG⑤ “with” の使い忘れ
- 「tag along」には誰に付いていくのかを明確にする必要があります。
- 例えば
❌ Can I tag along?(文脈なし)
→ 誰に付いていくのか不明確。 - 文脈がはっきりしていればOKですが、初めて話題を出す時は
✅ Can I tag along with you?
のように「with + 人」をつけましょう。
「tag along」に似た英語表現と関連語彙
① come along
- 意味: 「一緒に来る」「同行する」
- 「tag along」と似ていますが、こちらの方が 少しフォーマルで、ニュアンスが軽め です。
- 例文:
✅ You can come along if you want.
(よかったら一緒に来ていいよ。)
② join
- 意味: 「参加する」「加わる」
- 物理的に一緒に行く場合も、活動に参加する場合も使えます。
- 例文:
✅ Do you want to join us for dinner?
(夕食に一緒に行かない?)
③ join in
- 意味: 「活動に加わる」「輪に入る」
- tag along より 積極的に参加するニュアンス が強いです。
- 例文:
✅ Feel free to join in on the fun.
(遠慮なく一緒に楽しんでね。)
④ accompany
- 意味: 「同伴する」「同行する」
- フォーマルな場面でも使える、丁寧な表現です。
- 例文:
✅ She will accompany the manager to the meeting.
(彼女はマネージャーに同行して会議に出ます。)
⑤ follow along
- 意味: 「ついていく」「見ながら学ぶ」
- 行動を真似したり、説明を聞きながらついていくときに使われます。
- 例文:
✅ I’ll follow along to see how you do it.
(やり方を見ながらついていくね。)
⑥ participate
- 意味: 「参加する」
- 活動やイベントに積極的に関わることを強調します。
- 例文:
✅ Everyone is encouraged to participate in the discussion.
(誰でもディスカッションに参加していいんですよ。)
⑦ attend
- 意味: 「出席する」「参加する」
- 学会やミーティングなど、フォーマルな集まり に使われることが多いです。
- 例文:
✅ Are you going to attend the conference next week?
(来週の会議に出席しますか?)
まとめ
「tag along」は、カジュアルに「ついていく」ことを表す便利な表現ですが、場面やニュアンスによって他の表現も使い分けると、英語の幅が広がります!
練習用クイズ
問題①
友達に一緒にショッピングモールへ行きたいと言いたいとき、どれが自然?
A) Can I go you?
B) Can I tag along with you?
C) Can I come with?
✅ 正解:B) Can I tag along with you?
「tag along」は「ついていく」「同行する」というニュアンスを自然に伝えられる表現です。
Aは “go” の後に “with” が抜けており不自然。
Cはカジュアルではありますが、少し省略しすぎで文としては不完全です。
問題②
次のうち、フォーマルな場面で「同行する」を表すのに適した表現はどれ?
A) tag along
B) accompany
C) join in
✅ 正解:B) accompany
「accompany」はフォーマルな場面やビジネスシーンでも使える「同行する」という表現です。
「tag along」はカジュアル過ぎますし、「join in」は活動に加わるニュアンスで、同行とは少し異なります。
問題③
次の文の( )に入る最適な単語は?
My little sister always wants to ( ) when I hang out with my friends.
(妹は私が友達と遊ぶとき、いつもついてきたがるんだ。)
A) attend
B) tag along
C) participate
✅ 正解:B) tag along
「tag along」は誰かにくっついて一緒に行動するニュアンスにぴったりです。
「attend」はフォーマルな「出席する」
「participate」は積極的に「参加する」という意味で、ここでは不自然です。
問題④
「遠慮なく一緒に楽しんでね!」を英語で言うと?
A) Feel free to tag along.
B) Feel free to follow along.
C) Feel free to join in.
✅ 正解:C) Feel free to join in.
「join in」は活動やイベントに加わる、積極的に参加するニュアンスです。
「tag along」はただ付いていくイメージで、「follow along」は観察や学習目的に近いです。
よくある質問(FAQ)
- 「tag along」の意味は何ですか?
→ 「誰かに付いていく」「同行する」という意味で、カジュアルな表現です。 - 「tag along」はフォーマルな場面で使えますか?
→ いいえ。カジュアルな表現なので、フォーマルな場面では「accompany」や「join」を使うのが適しています。 - 「tag along」の発音は?
→ /tæɡ əˈlɔŋ/(タガロンのように滑らかに発音します。) - 「tag along」の例文を教えてください。
→ Can I tag along with you?(ついていってもいい?) - 「tag along」を使う時の注意点は?
→ 場合によっては「お荷物」や「邪魔」というニュアンスになることがあるので、使う相手や場面に注意が必要です。 - 「tag along」と似た表現には何がありますか?
→ come along、join、join in、accompany、follow along などがあります。 - 「tag along」の過去形は何ですか?
→ tagged along です。 - 日本人がよく間違えるポイントは何ですか?
→ 「タグ アロング」とカタカナ発音する、along を抜かして「tag」だけで使ってしまう、go を多用してしまうなどです。 - 「tag along」に対する返答はどんなものがありますか?
→ 肯定例:Sure, you’re welcome to tag along!(もちろん一緒に来ていいよ!)
否定例:Sorry, it’s kind of a private gathering.(ごめんね、ちょっとプライベートな集まりなんだ。) - もっとアウトプットを練習したい場合はどうしたらいいですか?
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まとめ
「tag along」は、「誰かに付いていく」「同行する」 というカジュアルで便利な表現です。友達や家族との日常会話でよく使われますが、使う場面や相手には注意が必要です。似た表現や関連語彙もたくさんあり、使い分けることで英語の表現力がぐっと広がります。発音やよくあるNGパターンも意識しながら、ぜひ自分でも声に出して練習してみてくださいね!
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