こんにちは、RYO英会話ジムです。
ビジネス英語でよく使われる「well received」という表現、ご存じですか?
このフレーズを使いこなせると、相手への敬意を示しながら、ポジティブな反応をスマートに伝えることができます。
この記事では、「well received」の意味から使い方、そして使うときの注意点まで、わかりやすくご紹介します。
それでは、さっそく見ていきましょう!
- 1 【やりがちな失敗】「Well received」を送ったのに、相手が微妙な反応だった話
- 2 ✅ 「Well received」の意味
- 3 「Well Received」を使った例文
- 4 💬 「well received」を使った返答のバリエーション
- 5 💬 ビジネス英語は「使ってこそ身につく」——RYO英会話ジムで実践的に学ぶ
- 6 ✨「Well received.」だけで使える?
- 7 📩 ビジネスメールでの「well received」の使い方
- 8 💡「Well received with thanks」の意味と使い方
- 9 実践的な練習問題
- 10 🔁「well received」と似た英語表現3選
- 11 ✅ まとめ
【やりがちな失敗】「Well received」を送ったのに、相手が微妙な反応だった話
実は私自身、以前「Well received」を使って失敗した経験があります。
海外のクライアントと初めてやり取りしたとき、相手から資料が届いたので、すぐに「The document was well received. Thank you!」と返信しました。でも、そのあと相手の返信はなぜかそっけなく、温度感が下がったような印象に…。
後からネイティブの同僚に聞いてわかったのは、「Well received」は少しフォーマルすぎたり、他人行儀に聞こえることがあるということ。特に、相手との関係がまだ浅い場合や、もっとカジュアルなやり取りを求めている相手には、「Got it!」や「Thanks for sharing!」のほうが自然だったりするんです。
この経験から学んだのは、「便利なビジネス表現も、相手との距離感や文脈によって印象が変わる」ということ。
英語表現は、正しい使い方だけじゃなく「どう響くか」まで意識するのがプロへの第一歩なんだと、痛感しました。
ちなみに、「Well received」とよくセットで使われがちなのが「Well noted」という表現。
こちらも意外と誤解されやすく、使い方を間違えると冷たい印象になってしまうこともあります。
詳しくはこちらの記事で、プロが教える「Well noted」の正しい使い方をチェックしてみてください👇
▶️ [ビジネス英語で誤解されない!「Well noted」の正しい使い方ガイド]
✅ 「Well received」の意味
「well received」は、
「よく受け入れられた」「好意的に受け止められた」という意味のフレーズです。
ビジネスシーンでは、以下のような場面で使われます:
- 提案やプレゼンが高評価だったとき
- 商品やサービスが市場で好評だったとき
- メールや報告書で、良いフィードバックを伝えるとき
このように、「well received」は、相手や関係者から良い反応があったことを伝えるときに便利な表現です。
「Well Received」を使った例文
新しい製品ラインは市場によく受け入れられ、売上が大幅に増加しました。
提案は取締役会によく受け入れられ、進行するための承認を得ました。
プロジェクトに関するあなたのフィードバックはよく受け入れられ、私たちのチームにとって非常に貴重でした。
💬 「well received」を使った返答のバリエーション
「well received」は、ポジティブな反応を伝えるときに便利な表現です。以下のような返答で使うことができます。
✅ I’m glad to hear that it was well received.
よく受け入れられたと聞いて嬉しいです。
→ 相手の提案や発表などが好評だったことに対し、共感や喜びを伝えるときに使います。
✅ Thank you for letting me know how well it was received.
どれほどよく受け入れられたか教えてくれてありがとうございます。
→ 丁寧にお礼を伝えるときに使える、少しかしこまった表現です。
💬 ビジネス英語は「使ってこそ身につく」——RYO英会話ジムで実践的に学ぶ
「well received」のような表現を知識として知っているだけでは、実際の仕事の現場でとっさに使いこなすのは難しいものです。
ビジネス英語では、インプット(理解)と同じくらい、アウトプット(実践)を通じた練習が欠かせません。
RYO英会話ジムでは、ただ表現を覚えるのではなく、実際に自分の言葉として話せるようにアウトプット重視のレッスンを提供しています。
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「知っている」から「使いこなせる」へ。
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✨「Well received.」だけで使える?
はい、「Well received.」は単体でも使えます。
特に、ビジネスメールやチャットなどで簡潔に返信したいときに便利です。
例:
相手:「I’ve sent the final report.」
あなた:「Well received.(受け取りました。内容は好評です)」
このように、短いながらも「確認しました」+「内容に満足しています」というニュアンスが込められています。
ただし注意点として、
この表現は文脈に依存するため、相手によってはもう少し詳しい返答を求めている場合もあります。
そのため、状況に応じて「Thank you. It was well received by the team.(ありがとう。チームでも好意的に受け止められました)」のように、少しだけ補足するのもおすすめです。
💡「Well received with thanks」の意味と使い方
「Well received with thanks」は、ビジネスメールや正式な文書でよく使われる丁寧な表現です。
相手からの情報や書類、提案などをしっかり受け取ったこと、そしてそのことに感謝していることを、簡潔かつ丁寧に伝えることができます。
📝 この表現は、次の2つの要素から成り立っています:
✔️ Well received(よく受け取った)
→ 情報や資料、商品などが問題なく、好意的に受け取られたことを示します。
✔️ With thanks(感謝を込めて)
→ 受け取ったことに対する感謝の気持ちを表します。
✅ 全体の意味は?
「Well received with thanks.」=「確かに受け取りました。ありがとうございます。」
というニュアンスになり、丁寧でプロフェッショナルな印象を与えます。
📧 例文(ビジネスメールでの使用)
Dear [Name],
The documents have been well received with thanks.
We will review them and get back to you shortly.Best regards,
[Your Name]
和訳:
[名前]様
資料は確かに受領し、感謝申し上げます。
内容を確認し、追ってご連絡いたします。
✅ この表現が使えるシーン
- メールで資料や契約書などを受け取ったとき
- 提案や報告へのお礼を伝えたいとき
- フォーマルな印象を残したいビジネスシーンで
⚠️ 注意点
- 「Well received with thanks.」は非常に形式的なので、カジュアルなやり取りでは「Thanks, I received it.」や「Got it, thank you!」などが自然です。
- 単体で使うこともできますが、状況によっては少し補足文を加える方が丁寧に感じられる場合もあります。
実践的な練習問題
問題: あなたは新しいプロジェクト提案を上司にメールで送りました。上司からの返信で「well received」を使った返答を書いてください。
解答: “Thank you for your proposal. It was well received, and we’re looking into the details now.”
🔁「well received」と似た英語表現3選
「well received」はビジネスシーンでよく使われる表現ですが、状況に応じて言い換えやバリエーションがあると便利ですよね。
ここでは、意味が近い3つの表現とその使い方をご紹介します。
1. Favorably received(好意的に受け取られた)
✅ 例文
The client favorably received our proposal, expressing interest in further discussion.
クライアントは私たちの提案を好意的に受け取り、さらなる議論に興味を示しました。
💡 解説
「favorably received」は、受け取った相手がポジティブな感情を持って受け入れたことを表します。
「well received」とほぼ同じ意味ですが、やや丁寧でフォーマルな響きがあります。
特に、相手が内容に興味を持ったり、前向きな反応を示したいときに効果的です。
2. Met with approval(承認された/認められた)
✅ 例文
Our new service model was met with approval by the board.
新しいサービスモデルは取締役会から承認を受けました。
💡 解説
「met with approval」は、何かが正式に認められたり、許可されたときに使う表現です。
プレゼンや新方針などが上層部や関係者に評価され、承認されたときにぴったり。
📝「well received」よりも“承認”という明確なニュアンスを伝えたいときにおすすめです。
3. Greeted with enthusiasm(熱狂的に迎えられた)
✅ 例文
The product launch was greeted with enthusiasm in the market.
製品の発売は市場で熱狂的に迎えられました。
💡 解説
「greeted with enthusiasm」は、非常に好意的で強い反応があったときに使います。
新製品やイベント、サービスのリリースなどで、市場や顧客から大きな反響を得たときに使われます。
✨「well received」よりも、感情がより前面に出た表現です。
📝 まとめ表
表現 | ニュアンス | 適した場面 |
---|---|---|
Well received | 好意的に受け取られた(全般) | 提案・資料・報告など |
Favorably received | 前向きな感情で受け取られた | 商談・提案への関心 |
Met with approval | 正式に承認された | 経営陣・上層部とのやりとり |
Greeted with enthusiasm | 熱狂的に歓迎された | 商品・イベントの反応 |
✅ まとめ
ビジネスシーンで「well received」をうまく使うことで、
相手への敬意を示しつつ、提案やプロジェクトが好意的に受け入れられたことを丁寧に伝えることができます。
この表現を使いこなせれば、あなたのビジネス英語の印象もぐっとアップするはずです。
ぜひこのガイドを参考に、一歩先を行くビジネスコミュニケーションを目指してみてください!