- 1 「〜しようと思っている」は英語でどう言う?
- 2 よくある学習の落とし穴:「I think」を使ってしまった失敗談
- 3 よく使う表現①:I'm thinking about...
- 4 よく使う表現②:I'm planning to...
- 5 よく使う表現③:I intend to...
- 6 まとめ
- 7 「間違いを恐れずに話す力」はどうやって身につける?
- 8 会話例①:友人とのカジュアルな会話で
- 9 会話例②:仕事やキャリアの話で
- 10 会話例③:恋愛や人間関係の相談で
- 11 自然に使いこなすコツ
- 12 まとめ:こんなときに「I'm thinking about」がぴったり!
- 13 音声を聞いて練習しよう
- 14 その他の似た表現
- 15 会話で一緒に使える関連語彙・フレーズ
- 16 まとめ
- 17 よくあるNG表現パターンまとめ
- 18 まとめ:正しく使えば、印象も伝わり方も自然に!
- 19 ✅ 表現力アップの練習クイズ(全5問)
- 20 📝 この記事のまとめ
「〜しようと思っている」は英語でどう言う?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
日常会話でよく使う「〜しようと思っている」。
英語ではどう表現するか、ご存じですか?
この記事では、自然な英語表現とその違い、使い分けについて、わかりやすく解説していきます。
それでは、いってみましょう!
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
よくある学習の落とし穴:「I think」を使ってしまった失敗談
英語を学んでいると、「知ってる単語=使いやすい表現」に自然と頼ってしまうことってありますよね。
実は、ある生徒さんもこの表現でこんな経験をされていました。
こんなはずじゃなかった!ある生徒さんの実体験
以前レッスンでこんなやりとりがありました。
❌ I think going to Canada this winter.
(カナダに行こうと思ってるんです)
一見、間違いに見えないかもしれませんが、実はこれ、「考え中」の意味を表したかったのに、伝わり方が全然違ってしまったんです。
講師が少し困惑した表情で聞き返したのは、「カナダに行くって“信じてる”の?それともすでに決めたの?」というニュアンスの確認。
本人は「まだ考え中です」と言いたかっただけなのに、“I think” を使ったことで“意見”や“断定”として誤解されてしまったんですね。
間違えて気づけたこと=「自分の英語がどう伝わっているか」
この生徒さんがその後に話してくれたのは、
「自分では“正しく伝えたつもり”だったけど、実際には“違う意味”で伝わっていたことに気づけてよかったです。
“知ってる単語を使う安心感”に頼りすぎていたのかもしれません。」
という言葉でした。
ここで大事なのは、「間違えることが悪い」のではなく、「間違えることでしか気づけないことがある」ということ。
実際の会話で失敗するからこそ、表現の本当のニュアンスが身についていきます。
このようなリアルな気づきが得られるのも、実際に英語を使うアウトプットの場があるからこそなんです。
学んだ表現を使ってみる勇気、そしてその結果に気づける環境を、英語学習にはぜひ取り入れてみてくださいね。
💡 あわせて読みたい関連記事
「I’m thinking about」と同じように、“I think” を使った表現で混乱しやすいフレーズとして、「I think so」と「I think so too」の違いもよく話題になります。
▶ もう混乱しない!「I think so」と「I think so too」の違いとその使い分け
こちらの記事では、英会話でありがちな「I think so」と「I think so too」の違いを、会話例と共にわかりやすく解説しています。あわせてチェックしてみてください!
よく使う表現①:I’m thinking about…
どんなときに使う?
「〜しようかと考えている」と、まだ決めかねている時にぴったりの表現です。
軽い決意やアイデアの段階で使われることが多く、友達との雑談などカジュアルな会話でよく登場します。
例:
- I’m thinking about starting yoga.
(ヨガを始めようかと思ってるんだ。)
「I’m thinking about」と「I think about」の違い
生徒さんからもよく聞かれる質問です。
ポイントは、現在進行形か、現在形か。
- I’m thinking about:今まさにそうしようかと「考えている最中」の場合。
- I think about:もっと「定期的に考えること」や「習慣的な思考」の場合。
例:
- I often think about going on a trip to the States for vacation.
(休みにアメリカ旅行に行くことをよく考えるんだ。)
「I’m thinking of…」との違いは?
I’m thinking of… も似ていますが、少しニュアンスが異なります。
- I’m thinking of…:より具体的な行動や選択肢に使います。
例:I’m thinking of buying a car.(車を買おうかと考えてる。) - I’m thinking about…:もう少し広い範囲の思考に使います。
例:I’m thinking about how to solve this problem.(この問題をどう解決しようか考えてる。)
よく使う表現②:I’m planning to…
どんなときに使う?
これは「もうある程度計画ができている」ときに使います。
「〜するつもり」「予定している」といったニュアンスです。
例:
- I’m planning to visit my grandparents this weekend.
(今週末、おじいちゃんおばあちゃんの家に行く予定なんだ。)
旅行やキャリアの計画など、具体的な行動に近い内容に使うのがポイントです。
よく使う表現③:I intend to…
どんなときに使う?
強い意志や決意を伝えるときに使います。
他の表現よりも、確固たる意志を持っている印象になります。
例:
- I intend to start my own business next year.
(来年、自分のビジネスを始めるつもりなんだ。)
何か大きな目標やライフチェンジのような場面で使うと効果的です。
まとめ
「〜しようと思っている」と一口に言っても、英語ではニュアンスによっていくつか使い分けがあります。
表現 | ニュアンス | 例文 |
---|---|---|
I’m thinking about | まだ考え中、軽い決意 | I’m thinking about learning Spanish. |
I’m thinking of | 具体的な選択肢を検討中 | I’m thinking of changing jobs. |
I’m planning to | 予定がある程度決まっている | I’m planning to take a vacation next month. |
I intend to | 強い意志・決意がある | I intend to run a marathon next year. |
それぞれの表現をしっかり使い分けて、より自然で伝わる英語を話していきましょう!
「間違いを恐れずに話す力」はどうやって身につける?
「I’m thinking about…」のような表現を知っても、実際の会話で自然に使えるようになるには、インプットだけでは足りません。大事なのは、自分の言葉でどんどんアウトプットすること。
でも、こう感じたことはありませんか?
「間違えたら恥ずかしいな…」
「言いたいことがうまくまとまらない…」
「合ってるかどうか自信がない…」
実は、そんな不安やもどかしさこそ、成長のチャンス。
RYO英会話ジムでは、英語を「学ぶ場所」ではなく、英語で“自分を表現する場”として提供しています。
アウトプット中心だから、英語が「使える」に変わる
RYO英会話ジムでは、レッスン中に自分の考えをどんどん発言し、その場でフィードバック&改善。
間違いを恐れるのではなく、「間違えること」そのものを学びの材料にしています。
実際に受講された方からは、こんな声が届いています:
🔹「間違いを指摘されることが、いつの間にか楽しみに変わっていました。」
🔹「”正解を言わなきゃ”というプレッシャーから解放されて、自分の言葉で話せるようになったのが一番の収穫でした。」
🔹「話していく中で、自分のクセや思考の癖にも気づけたのが意外でした。」
知識を詰め込むだけでなく、自分で話しながら“気づける”環境があるからこそ、英語が「話せる」に変わっていきます。
まずは、無料体験でアウトプットの楽しさを体感!
英語を「話すこと」に自信を持ちたい方へ。
実際のレッスンを体験できる無料カウンセリング付き体験レッスンをご用意しています。
あなたの今の英語力をそのままで、まずは一歩踏み出してみませんか?
RYO英会話ジムで、“間違えること”が楽しくなる英語学習を体験してみてください。
会話例①:友人とのカジュアルな会話で
A: Hey, are you going anywhere this summer?
B: I’m thinking about going to Okinawa with my family.
A: Oh nice! That sounds relaxing.
和訳:
A:ねえ、今年の夏はどこか行く予定ある?
B:家族と沖縄に行こうか考えてるんだ。
A:いいね〜!リラックスできそう!
👉 ポイント:
旅行やちょっとした予定など、「まだ確定ではないけど考えてる」というニュアンスで使うのが自然です。
会話例②:仕事やキャリアの話で
A: Are you going to stay at your current job?
B: Actually, I’m thinking about applying for a new position in Tokyo.
A: Wow, that sounds like a big move. Good luck!
和訳:
A:今の仕事、続けるつもり?
B:実は、東京の新しいポジションに応募しようか考えてるんだ。
A:おお、それは大きな決断だね。がんばって!
👉 ポイント:
“Actually,” を使うと、少し意外な話題に自然につなげられます。
会話例③:恋愛や人間関係の相談で
A: So, have you talked to her yet?
B: Not yet. I’m thinking about sending her a message this weekend.
A: Good idea! Take your time.
和訳:
A:それで、もう彼女に話した?
B:まだ。週末にメッセージ送ろうかなって考えてるところ。
A:いいね!ゆっくりで大丈夫だよ。
👉 ポイント:
このように「迷ってる気持ち」や「軽い決意」も自然に伝えられます。
自然に使いこなすコツ
コツ①:動詞は「動作」に関するものと組み合わせる
I’m thinking about の後には、よく 動詞のing形(動名詞) を使います。
- ✅ I’m thinking about starting a YouTube channel.
(YouTubeチャンネルを始めようかと考えてる。) - ✅ I’m thinking about quitting my job.
(仕事を辞めようかと考えてる。) - ✅ I’m thinking about joining a gym.
(ジムに入ろうかと考えてる。)
コツ②:「今まさに考えてる」という“一時的な思考”を意識する
未来の話をしていても、「まだ決まってない感」や「悩んでる雰囲気」を出したいときにぴったりです。
例:
- ✅ I’m thinking about taking a break from social media.
(SNSから少し離れようかなって考えてる。)
コツ③:日常会話では “Right now” や “These days” を入れるとさらに自然
- ✅ Right now, I’m thinking about moving to a smaller place.
(今のところ、小さい部屋に引っ越そうか考えてる。) - ✅ These days, I’m thinking about learning how to cook.
(最近、料理を習おうかって考えてるんだ。)
まとめ:こんなときに「I’m thinking about」がぴったり!
シチュエーション | 英語表現 | 和訳例 |
---|---|---|
軽く予定を伝えたいとき | I’m thinking about going to Kyoto. | 京都に行こうか考えてる。 |
アイデアを共有したいとき | I’m thinking about starting a podcast. | ポッドキャスト始めようかと考えてる。 |
決意はまだしていないが話したいとき | I’m thinking about changing careers. | 転職しようかと考えてる。 |
音声を聞いて練習しよう
妻へ…
来年南米を旅行するためにスペイン語を学ぶ予定です。
何があっても、今年の終わりまでに私の小説を完成させるつもりです。
その他の似た表現
① I’m considering…(〜することを検討している)
✅ 「I’m thinking about」よりもややフォーマルで、もう少し真剣に検討している印象を与えます。
例文:
- I’m considering changing jobs.
(転職を検討しています。)
使い分けのポイント:
→ まだアイデア段階なら “I’m thinking about”、
→ 本気で比較検討している段階なら “I’m considering” が自然です。
② I’m debating whether to…(〜するかどうか迷っている)
✅ 2つ以上の選択肢で迷っている時に使う表現です。
例文:
- I’m debating whether to go back to school or keep working.
(学校に戻るか、このまま働き続けるか迷っています。)
使い分けのポイント:
→ 「迷い」のニュアンスをしっかり出したいときに使えます。
③ I’m on the fence about…(〜についてまだ決めかねている)
✅ カジュアルな表現で、まだ判断がつかない・どちらにも決めていない状態を表します。
例文:
- I’m on the fence about moving to another city.
(別の街に引っ越すかどうかまだ決めかねている。)
使い分けのポイント:
→ 少しくだけた表現なので、友達との会話にぴったりです。
会話で一緒に使える関連語彙・フレーズ
英語表現 | 意味・使い方 | 例文 |
---|---|---|
Right now | 「今のところ」考えている | Right now, I’m thinking about getting a new laptop. |
These days | 「最近」〜を考えてる | These days, I’m thinking about changing my routine. |
Still not sure | 「まだはっきり決めていない」 | I’m thinking about it, but I’m still not sure. |
Leaning towards | 「〜の方向で考え始めている」 | I’m leaning towards taking some time off. |
Weighing my options | 「選択肢を比較している」 | I’m weighing my options before making a decision. |
まとめ
「I’m thinking about…」はとても便利な表現ですが、微妙なニュアンスの違いを理解して、他の言い回しも使えるようになると、会話の幅が一気に広がります。
どんなときにどの表現がぴったりか、ぜひこの記事でチェックした例文を声に出して練習してみてくださいね!
よくあるNG表現パターンまとめ
「I’m thinking about…」「I’m planning to…」などを使うときの、注意すべき間違いポイントを整理!
❌ NG①:「I think 〜ing」を使ってしまう
間違い:
I think going to Canada this winter.
理由:
「I think」の後には通常、文(主語+動詞)を置く必要があります。
動名詞(〜ing)を直接続けるのは文法的に不自然です。
正しい言い方:
✅ I’m thinking about going to Canada this winter.
✅ I think I will go to Canada this winter.
❌ NG②:「I’m thinking to + 動詞の原形」
間違い:
I’m thinking to move abroad.
理由:
“think” のあとに “to+動詞の原形” は原則使いません。
“about” や “of” のあとに 動名詞(〜ing) を続けるのが正しい形です。
正しい言い方:
✅ I’m thinking about moving abroad.
✅ I’m considering moving abroad.
❌ NG③:現在形 “I think about” を使って、一時的な考えを伝えようとする
間違い:
I think about quitting my job.(今やめようか迷ってる、のつもり)
理由:
現在形 “I think about” は、日常的・習慣的に考えていることを意味します。
「今考えているところです」という一時的なニュアンスには不自然です。
正しい言い方:
✅ I’m thinking about quitting my job.(今考えてるところです)
❌ NG④:「I’m planning about 〜」のように “about” をつけてしまう
間違い:
I’m planning about going to the gym.
理由:
“plan” は “about” を使いません。
“to + 動詞の原形” を使って、これからやる予定のことを表します。
正しい言い方:
✅ I’m planning to go to the gym.
❌ NG⑤:「intend」のあとに “for 〜” をつけてしまう
間違い:
I intend for go abroad.
理由:
“intend” のあとは、to + 動詞の原形 を続けます。
“for” は不要です。
正しい言い方:
✅ I intend to go abroad.
まとめ:正しく使えば、印象も伝わり方も自然に!
❌ よくある間違い | ✅ 正しい表現 |
---|---|
I think going to Canada. | I’m thinking about going to Canada. |
I’m thinking to change jobs. | I’m thinking about changing jobs. |
I think about quitting soon. | I’m thinking about quitting soon. |
I’m planning about studying abroad. | I’m planning to study abroad. |
I intend for move. | I intend to move. |
これらのNG表現は、「なんとなく言えそう」だからこそ間違えやすいものばかり。
小さな間違いが、伝えたい気持ちや印象に影響することもあるので、「自然に伝わる英語」を意識して使っていきましょう!
✅ 表現力アップの練習クイズ(全5問)
Q1. 次の文のうち、文法的に正しいのはどれ?
A. I’m thinking to change jobs.
B. I’m thinking about changing jobs.
C. I’m thinking changing jobs.
→ “I’m thinking about” の後は動名詞(〜ing)を使います。
“A” は “to” を使っていて誤り。 “C” は “about” が抜けているため不自然です。
Q2. 次の空欄に入る最も自然な表現はどれ?
Right now, I ________ starting a podcast.
A. plan about
B. intend for
C. am thinking about
→ 「今のところ〜しようかと考えている」は “I’m thinking about” がぴったりです。
“plan” や “intend” を使う場合は構文が異なります。
Q3. 「転職するつもりです」を自然な英語で表すと?
A. I’m planning to change jobs.
B. I’m planning about change jobs.
C. I plan changing jobs.
→ “plan to + 動詞の原形” が正しい形です。
“about” や “〜ing” をつけるのは誤りです。
Q4. 「〜するか迷っている」というニュアンスに合う表現はどれ?
A. I’m on the fence about it.
B. I’m thinking surely.
C. I’m deciding it.
→ “on the fence” は「どちらにするか決めかねている」状態を表します。
Bは意味が不明瞭、Cは不自然な構文です。
Q5. 次の文で不自然な箇所はどこ?
I think going abroad next year.
→ “I think” の後には 文(主語+動詞) が必要です。
例えば、“I think I will go abroad next year.” のようにしましょう。
あるいは、「〜しようと思っている」なら “I’m thinking about going abroad next year.” が自然です。
📝 この記事のまとめ
- 「〜しようと思っている」を英語で表すときは、
→ I’m thinking about 〜ing が自然でよく使われる表現。 - 状況によっては、以下の表現も使い分けると◎
→ I’m thinking of 〜:より具体的な行動を検討中
→ I’m planning to 〜:計画がある程度決まっている
→ I intend to 〜:強い意志・決意があるとき
→ I’m considering / I’m on the fence / I’m debating whether to… なども便利! - よくある日本人のNG表現には注意!
→ “I think going 〜” や “I’m thinking to 〜” はNG! - 表現を覚えるだけでなく、実際に使ってみて間違えることが成長への近道!
- たくさんアウトプットして、「知ってる英語」を「使える英語」に変えていこう!
✅ 自分の考えや気持ちを“英語で”伝えられるようになるには、実践あるのみ!
間違いを恐れず、どんどん口に出して練習していきましょう!
コメントを残す